JP3116207U - チップソー - Google Patents

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Abstract

【課題】 チップのチップ取付部からの脱落を確実に防止し得ると共に、製造コストも低減させることができるチップソーを提供する。
【解決手段】 丸鋸基板2の外周縁部23に複数個のチップ取付部4が形成され、該チップ取付部4にチップ3が固着されているチップソー1において、前記チップ取付部4の開口部はチップソー1の回転方向側の先端が反回転方向側の先端より内周側に位置していると共に両側面41は曲面よりなる凹部又は凸部が形成され、前記チップ3の両側面31には前記チップ取付部4の両側面41と当接する位置に曲面よりなる凸部又は凹部が形成されており、前記チップ3の幅は前記丸鋸基板2の幅よりも厚く形成されていることを特徴とするチップソー1である。
【選択図】 図2

Description

本考案は、丸鋸基板の外周縁部に複数個のチップ取付部が形成され、該チップ取付部にチップが固着されている、チップの脱落を防止することができるチップソーに関するものである。
従来、草刈等に使用される刈払い機用のチップソーとしては、丸鋸素材の周縁部に、その中心側が周縁側より幅広に形成された凹所を設け、この凹所に、基端側が先端側より幅広に形成されたチップをロウ付け固定したものが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。また、丸鋸素材の周縁部に複数個の凹部を形成し、該凹部にチップをそれぞれロウ付け固定したチップソーにおいて、凹部を丸鋸素材の周縁部から中心側に向かって幅広で、底面側に直角を有する略三角形状に形成すると共に、チップを略三角形状に形成し、該チップを丸鋸素材の板厚方向から凹部に嵌合し、チップの直角部を凹部の直角部に当接させてロウ付けしたものが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。これらのチップソーは、チップがチップ座から脱落しないように工夫されたものである。
特開平6−344221号公報 特開平8−229735号公報
しかしながら、これらのチップソーにおいては、チップの脱落は防止することができるものの、チップや該チップに対応して丸鋸素材の周縁部に凹部を成形する金型構造等が複雑となり、製造コストが大幅にアップするという問題点があった。例えば、チップの基端部を大径な凸部に形成する、略三角形状に形成する等、チップ自体の形状が従来のチップの形状に対して大幅に異なるので、これに対応して形成される丸鋸素材の凹部の形状も、従来の形状に比べて大幅に異なることになる。
その結果、従来から一般的に使用されている、先端部に刃先を有する略直方体のチップや、刃先側が細くなるテーパ状のチップ及びこれらに対応する丸鋸素材のプレス金型等は全く使用することができない。従って、新たに構造の複雑な金型を製作しなければならず、また、チップ自体や丸鋸素材のチップ座の形状変更により、チップを丸鋸素材にロウ付けするロウ付け装置用治具の変更も大掛かりとなり、チップソーの製造コストが大幅にアップすることになる。
本考案は、このような問題を解決するためになされたもので、その目的は、チップのチップ取付部からの脱落を確実に防止し得ると共に、製造コストも低減させることができるチップソーを提供することにある。
前記課題を解決するために、本考案では、丸鋸基板の外周縁部に複数個のチップ取付部が形成され、該チップ取付部にチップが固着されているチップソーにおいて、前記チップ取付部の開口部はチップソーの回転方向側の先端が反回転方向側の先端より内周側に位置していると共に両側面は曲面よりなる凹部又は凸部が形成され、前記チップの両側面には前記チップ取付部の両側面と当接する位置に曲面よりなる凸部又は凹部が形成されており、前記チップの幅は前記丸鋸基板の幅よりも厚く形成されていることを特徴とするチップソーとしている。
本考案のチップソーは上記のように構成されているので、チップとチップ取付部の両側面に形成された凹部又は凸部によって、チップのチップ取付部からの脱落を確実に防止することができる。従って、チップの飛散等が防止でき草刈り作業の安全性が向上する。また、従来のチップ及び丸鋸基板の形状を大幅に変更することなく対応し得るため、金型の修正が容易にできる等、製造コストの低減を図ることができるという効果を奏する。
以下、本考案の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案に係るチップソーの平面図、図2は図1のA部拡大図、図3は図2の側面図である。図1において、チップソー1は、鋼板をプレス加工して円板状に形成された丸鋸基板2を有しており、該丸鋸基板2の中心部には取付孔21が貫設されている。また、丸鋸基板2の平面部には、軽量化、低騒音化又はデザイン性を高めるために、多数の貫通孔22が設けられている。前記丸鋸基板2の外周縁部23には複数個のチップ3が円周方向に等間隔でロウ付け固定されている。
チップ3は、図2に示すように、外周縁部23に等間隔で形成された複数個のチップ取付部4に、それぞれロウ付け固定されている。チップ取付部4は、適宜な幅を有する一対の側面41と、該両側面41繋ぐ底面42が形成されており、丸鋸基板2の中心から外周方向に延びる直線に対して所定角度θ(例えば、10°又は35°)傾斜した状態で形成されている。そして、側面41には、曲面形状の凸部44がそれぞれ形成されている。
前記チップ取付部4にロウ付け固定されるチップ3は、例えば超硬合金、ダイヤモンド等で構成され、側面31、底面32及び頂部33を有し、該頂部33の先端部分が刃先として機能する。そして、このチップ3の側面31には、曲面形状の凹部34がそれぞれ形成され、この凹部34が前記凸部44に嵌合している。
チップ3は、凹部34を前記凸部44に嵌合させた際に、頂部33が丸鋸基板2の外周縁から所定長さ突出する大きさに設定されていると共に、凹部34の底部間の幅Hは、チップ取付部4の側面間の幅Wより小さく形成されている。なお、図3に示すように、チップ取付部4の板厚はチップ3の板厚よりも薄く形成されており、また、チップ取付部4及びチップ3は板厚方向に直線状に形成されているが、チップ取付部4及びチップ3の少なくとも一方を、板厚方向にテーパ状に形成してもよい。
チップソー1は、例えば次のように製造される。先ず、所定形状に形成された丸鋸基板2を、ロウ付け治具(図示しない)に略垂直状態にセットし、この丸鋸基板2のチップ取付部4に、一方の側面(丸鋸基板2の板厚方向の一方側)からチップ3を嵌合する。その際、チップ取付部4の凸部44にチップ3の凹部34を嵌合させながら行う。チップ3が凸部44に嵌合されたら、加熱コイル(図示しな)を嵌合部分に近接配置し、インバータ(図示しない)を作動させて、嵌合部分を高周波誘導加熱しつつ、嵌合部分にロウ材(図示しない)を当接させる。
これにより、ロウ材が溶融し、この溶融したロウ材が毛細管現象により、チップ取付部4とチップ3の間隙内に侵入して、チップ3がチップ取付部4にロウ付けされる。そして、1個のチップ3をチップ取付部4にロウ付けしたら、丸鋸基板2を所定方向に回転させて、次のチップ取付部4に、前記同様にチップ3をロウ付けする。この作業を丸鋸基板2の全てのチップ取付部4に対して行うことにより、チップ取付部4にチップ3がロウ付け固定されて、チップソー1が製造される。
このようにして製造されたチップソー1は、チップ取付部4の側面41に凸部44を形成すると共に、この凸部44に対応して、チップ3の側面31に凹部34を形成しているため、チップ3をチップ取付部4にロウ付け固定した際に、凹部34が凸部44に嵌合して、チップ3がチップ取付部4の軸方向(外周縁方向)へ移動することが確実に防止される。その結果、チップソー1が回転することによって生じる遠心力がチップ3に作用したり、あるいはチップ3の先端に小石等が当たって過度の衝撃力が加わったとしても、チップ3がチップ取付部4から脱落して飛散することがなくなるので、草刈り作業の安全性が向上し、良好なチップソー1を得ることができる。
また、チップ3及び丸鋸基板2のチップ取付部4には、側面31及び側面41に曲面の凹部34及び凸部447を形成するだけでよいため、従来使用していたチップ金型や丸鋸基板2のプレス金型の側面をわずかに修正するだけで対応でき、新規な金型の製造が不要になる等、チップ3及び丸鋸基板2の製造コストを低減させることができる。
なお、上記実施形態においては、チップ3に凹部34を形成し、丸鋸基板2のチップ取付部4に凸部44を形成したが、チップ取付部4の側面に凹部を形成し、チップ3の側面に凸部を形成してもよい。このように構成しても、凹部と凸部の嵌合により、チップ3のチップ取付部4からの脱落が確実に防止され、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。特に、チップ取付部4に凹部を設けると、丸鋸基板2のプレス金型の修正を容易に行うことができ、製造コストの一層の低減が図れる。
また、上記実施形態においては、チップ3及びチップ取付部4の側面31及び側面41に、凹部34もしくは凸部44をそれぞれ形成したが、例えば一方の側面31のみに凹部もしくは凸部を形成してもよいし、一側面のみに複数個の凹部もしくは凸部を形成することもできる。
なお、上記実施形態においては、凹部及び凸部を曲面に形成したが、本考案はこれに何等限定されるものではなく、例えば四辺形状、三角形状、多角形状等、その他適宜の形状を採用することができる。また、上記実施形態における、丸鋸基板及びチップの形状、チップ取付部の位置関係等は一例であって、本考案の要旨を逸脱しない範囲において、種々変更することが可能であるし、各実施形態を適宜に組み合わせることも当然可能である。
本考案のチップソーは、チップの脱落を防止することができるので、家庭、公園、道路などに生えた雑草を刈り取るのに好適なチップソーとして利用することが可能である。
本考案のチップソーを示す平面図である。 図2のA部拡大図である。 図2の側面図である。
符号の説明
1 チップソー
2 丸鋸基板
3 チップ
4 チップ取付部
21 取付孔
22 貫通孔
23 外周縁部
31、41 側面
32、42 底面
33 頂部
34 凹部
44 凸部
H 底部間の幅
W 側面間の幅

Claims (1)

  1. 丸鋸基板の外周縁部に複数個のチップ取付部が形成され、該チップ取付部にチップが固着されているチップソーにおいて、前記チップ取付部の開口部はチップソーの回転方向側の先端が反回転方向側の先端より内周側に位置していると共に両側面は曲面よりなる凹部又は凸部が形成され、前記チップの両側面には前記チップ取付部の両側面と当接する位置に曲面よりなる凸部又は凹部が形成されており、前記チップの幅は前記丸鋸基板の幅よりも厚く形成されていることを特徴とするチップソー。
JP2005007046U 2005-08-29 2005-08-29 チップソー Expired - Lifetime JP3116207U (ja)

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