JP3116190U - 飲料封詰容器用注ぎ口挟止体。 - Google Patents

飲料封詰容器用注ぎ口挟止体。 Download PDF

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Abstract

【課題】摘み上げても容器が脱落することはなく、また摘み上げる際、滑り止めの作用をなし作業性の向上に役立つ飲料封詰容器用注ぎ口挟止体の提供。 【解決手段】飲料等を封詰めするための容器の開口頂部全体を覆被且つ挟止するよう樹脂等にて上部から覆うように逆V字状に形成した挟止蓋体2と軸受体9とを支持軸8で係合させ、容器1の開口頂部3に設けた5の突片(A)と挟止蓋体2内部に設けた6の突片(B)との係合、及び開口頂部3に設けた支持軸8と挟止蓋体2に設けた細矩形状の摺動溝7とを係合させ、前記突片双方の係脱により注ぎ口開口頂部3を開放及び閉鎖する。
【選択図】図1

Description

本考案は、紙又は樹脂からなる飲料封詰容器用注ぎ口挟止体に関するものである。
従来より牛乳、果汁等を封詰するための容器においては、その注ぎ口周辺部となる開口頂部が剥き出しの構造となっていて、流通での塵埃汚濁及びスーパー等の店頭で陳列、前出し作業等で従業者の手指が頻繁に前記開口頂部に触れること又一旦開封した後飲み残しを冷蔵庫で保存する際注ぎ口が完全に封止出来ないこと等衛生上懸念される種々の問題があった。
上述の問題点を解決すべくいくつかの考案もあるが例えば挟止体の一端側は容器に枢着させているが他端側は係止する構造とはなっていない(特許文献1参照)。又挟止体の内部に更に挟み込み部を設ける構造のものもある(特許文献2参照)。
実開平2−90220公報 実開平2−144521公報
衛生上の問題点を解決する方法として開口頂部全体を覆被し且つ開封前及び一旦開口開封した後,再閉鎖する際も開口頂部を完全に挟止することができなかった。
特許文献1のものでは、スーパー等店頭での作業性の問題点として、容器に装着された挟止体を摘み上げる際、前記容器が脱落し易い等問題があった。
特許文献2のものでは、飲料容器注ぎ口の開放又は閉鎖が容易に行えず、又構造も複雑で加工性も煩雑であった。
本考案は、容器開口頂部を覆い挟止する挟止体において、開口頂部の一端両側部に支持軸を設け他端両側部には突片(A)を設けて、開口頂部を上部から覆うように逆V字状に形成された挟止蓋体の前記開口頂部一端側の両側に前記支持軸と係合して摺動可能な細矩形状の摺動溝を設けるとともに他端側の両内面に前記突片(B)を設けて前記突片(A)に係合させるようにすることで係脱が自在となり開放又は閉鎖が容易にできるものである。
また、前記支持軸は、軸受体で挟止蓋体の摺動溝と容器の開口頂部の一端を挟み込むように貫通せしめ前記軸受体に止着したものである。
また、前記挟止蓋体は、その両側面に微小半球状の突起を多数配列形成せしめ摘み上げる際の滑り止めの作用をなすものである。
さらに前記挟止蓋体は、その両側面に縦桟、横桟又は湾曲した桟を形成せしめ、挟止蓋体の強度を補強する作用をなすものである。
本案件の挟止体は、突片(A)突片(B)双方の係止と支持軸を容器に固着することにより摘み上げても容器が脱落することはない。また挟止蓋体の両側面に微小突起を設けることにより摘み上げる際、滑り止めの作用をなし作業性の向上に役立つものである。さらに挟止蓋体の両側両周縁と摺動溝縁辺に桟を設け挟止蓋体の耐性向上の作用をなすものである。
そして本考案の挟止体は、開口頂部全体を覆被し挟止する形状のため流通過程及び店頭作業で種々懸念される衛生上の問題等は解決される。
図1、図2に示すように容器開口頂部3の一端に装着された支持軸8に挟止蓋体2の一端に設けた摺動溝7を係合させ挟止蓋体2を左右にスライドさせることにより、開口頂部3他端側に設けた突片(A)4と挟止蓋体2他端側の内両面に設けた突片(B)6を係脱することができ、注ぎ口となる開口頂部3を開放又は閉鎖することができる。そして開放した状態で支持軸8を中心に挟止蓋体2を上方に撥ね上げて注ぎ口を開口するものであり、この逆の順序で封止及び閉鎖となる。
以下添付の図面に従って説明する。1は飲料等を封詰めするための容器であり、2は樹脂等にて逆V字状に形成された挟止蓋体2である。
図3に示すように、容器1開口頂部3の一端上辺部に支持軸8を嵌め込ませるための開口5a及び切溝5bとピン穴5とを設け、他端側上辺部の両側に突片(A)4を設けるようにしたものである。また図4(a)は図3に示すC矢視方向から見た図で、開口頂部上辺に設けた突片(A)4の断面は尖端が上向きの三角形であり挟止蓋体2の内面を三角形の傾斜に沿って案内するものである。また突片(A)4には底面4aが形成されている。また、図4(b)に示すピン穴5の上部には切溝5bが設けられ、この切溝5bの上部には傾斜面状の開口5aが設けられている。そして軸受体9に止着された支持軸8は開口5aから押入し、切溝5bを経てピン穴5に嵌め込むことができる。
図5は挟止蓋体2を示すものであり、樹脂等にて逆V字状に形成せしめた挟止蓋体2の図示左側先端部は裾広がり状の面をもつ中央壁2aを挟止蓋体2と一体的に連ねて形成させたものとなっている。また、挟止蓋体2の図示右側後端部には中央壁は設けられない。また挟止蓋体2の下端部は挟止蓋体2と長手方向に平行に斜面2bを設け、開口頂部3を挟止蓋体2で挟被止する際、開口頂部3の先端を斜面2bの斜面に沿って案内するものである。また図5に示すG矢視方向から見た挟止蓋体2の後端上辺部の両面に挟止蓋体2の長手方向と平行に、支持軸8が摺動可能なように摺動溝7を細矩形状に設けたものである。また前記E矢視図方向から見た挟止蓋体2の先端内両面に三角柱状の小片、突片(B)6を前記開口頂部3に設けた突片(A)4に係合可能な位置に設けている。
また図6(a)は、図5のE矢視方向から見た図であり、挟止蓋体2の内両面に設けた突片(B)6の断面は尖端が下向きの三角形であり上面6aが形成されている。また図6(b)は図5のF方向から見た矢視図であり、突片(B)6の上面視形状は、図示右側に尖端をもつ斜面6bを挟止蓋体2先端の内両側に設け、前記開口頂部3の先端を斜面に沿って案内するものである。
図7(a),(b)は挟止蓋体2と軸受体9との組付けを示したものであり、軸受体9の内両面に挟止蓋体2の摺動溝7部を挟み込み支持軸8で摺動溝7両面を貫通させ、支持軸8両端を軸受体9に止着せしめ挟止蓋体2と軸受体9を組付けるようにしたものである。また、図7(b)に示すように軸受体9の側壁9a,9bは中央壁9cにより一体的に連なって形成されたものである。
図2に示すのは、支持軸8を挟止蓋体2と軸受体9に係合させ支持軸8の中央部を容器1開口頂部3図に設けた開口5aから押入し切溝5bを経てピン穴5に嵌め込むことができる。
図1に示すのは、本考案の挟止体即ち挟止蓋体2と軸受体9とを組付けたものを容器1の開口頂部3に装着したものであり、開口頂部3の図示左側先端部上辺両端に設けた突片(A)4と挟止蓋体2の図示左側先端部内両面に設けた突片(B)6が係止されまた前記容器1開口頂部3の図示右側後端部に設けた支持軸8に挟止蓋体2の図示左側後端部に挟止蓋体2の長手方向と平行に設けた細矩形状の摺動溝7を係合させたものであり、開口頂部を閉鎖することができる。また前記軸受体9の下辺部に設けた折曲り部9dは容器1に止着され、依って前記軸受体9及び支持軸8は固定されることとになり挟止蓋体2を摘み上げても容器1が挟止蓋体2より脱落することはなく、店頭等での作業性にも問題はないものである。また、本考案の挟止体は開口頂部3全体を覆被する構造のため衛生上の問題等も解決されるものである。
図8に示すように、挟止蓋体2の両側面に直径0.5〜1.0mm程度の微小半球状の突起10を多数配列形成せしめ摘み上げる際の滑り止めとなるようにしたものである。
さらに、挟止蓋体2の周縁には縦桟11a,11a、横桟11b,11b、湾曲桟11d,11d,11dを設け当該部分の板厚を厚くするか、又は二重にして強度を補強したものである。また同様に中央部に横桟11cをそして摺動溝7の縁辺にも周縁桟11eを設け前記挟止蓋体2の強度を補強するものである。
挟止蓋体2を容器1に装着し突片(A)4と突片(B)6とを係止させ開口頂部を閉鎖したことを示す側面図である。 挟止蓋体2を開口頂部3のピン穴5に装着したことを示す側面図である。 図3は挟止蓋体2を装着する前の容器1及び開口頂部3とピン穴5及び開口5aと切溝5bを示す斜視図である。 図4(a)は図3のC矢視図であり、図4(b)は図3のD部拡大図である。 挟止蓋体2を示す斜視図である。 図6(a)は図5のE矢視図であり、図6(b)は図5のF矢視図である。 図7(a)は挟止蓋体2を支持軸8で軸受体9に取付けたことを示す側面図である。また図7(b)は支持軸8を軸受体9に止着したことを示す斜視図である。 挟止蓋体2の両側面に微小半球状の突起10、及び桟11(a),(b),(c),(d),(e)を設けたことを示す側面図である。
符号の説明
1 容器
2 挟止蓋体
2a 中央壁
2b 下辺傾斜部
2c 下辺傾斜部
3 開口頂部
4 突片(A)
5 ピン穴及び開口と切溝
6 突片(B)
7 摺動溝
8 支持軸
9 軸受体
9a 側壁
9b 側壁
9c 中央壁
9d 折曲り部
9e 折曲り部
10 微小半球状の突起
11a 縦桟
11b 横桟
11c 横桟
11d 湾曲桟
11e 摺動溝周縁桟

Claims (4)

  1. 紙又は樹脂からなる牛乳、果汁等を封詰めするための容器の開口頂部を挟止する挟止体において、前記容器の開口頂部一端の両側部に支持軸を設け他端の両側部に突片(A)を設けて、開口頂部を上部から覆うように逆V字状に形成された挟止蓋体の前記開口頂部一端側の両側に前記支持軸と係合して摺動可能な細矩形状の摺動溝を設けるとともに他端側の両内面に突片(B)を設けて前記突片(A)に係合させるようにしたことを特徴とする飲料封詰容器用注ぎ口挟止体。
  2. 前記支持軸は、前記開口頂部一端の両側部に軸受体を設け、挟止蓋体の摺動溝及び容器の開口頂部を貫通させ前記軸受体に止着せしめた請求項1に記載の飲料封詰容器用注ぎ口挟止体。
  3. 前記挟止蓋体は、その両側面に微小半球状の突起を多数配列形成せしめた請求項1又は2に記載の飲料封詰容器用注ぎ口挟止体。
  4. 前記挟止蓋体は、その両側面に縦桟、横桟又は周縁角部に湾曲した湾曲桟を形成せしめた請求項1、2又は3のいずれかに記載の飲料封詰容器用注ぎ口挟止体。
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