JP3115745U - 動物用微量人工授精器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】動物の膣や子宮頚部の細菌感染や炎症を防止し、しかも低コストに人工授精を行うことのできる動物用人工授精器具の提供。
【解決手段】本発明の動物用微量人工授精器具は、ノズル20の通路とカテーテル10の中心穴の先端の間に、圧縮して凝集する柔らかな弾力性のある受精カバー80を備えており、この弾力性のある受精カバー80の末端がノズルの20先端に固定されている。精液収納容器30がカテーテル20の末端から精液を注入する圧力によって、その柔らかな弾力性のある授精カバー80の伸展部分801が瞬時に自動的にノズルの先端から外側に伸び、先端が子宮に到達するまで無理なく前に伸びて、精液が受精カバー80の先端から子宮に進入する。
【選択図】図8

Description

本発明は動物用微量人工授精器具に関する。本発明の動物用微量人工授精器具は、構造がシンプルで、簡単に使用でき、便利であるという特長がある。動物の精液がすばやくスムーズに子宮あるいは子宮と輸卵管の接続部分まで到達し、人工授精の成功率を大幅に高めることが可能である。また、受精に使用する精液が微量ですむため、精液を無駄にすることがなく経済性も高い。その上、使用の際の安全性も高く、衛生的且つ動物にやさしい設計になっている。
従来の動物用の人工授精器具及び方法は、おおむね以下の通りである。図1、図2を参照いただきたい。これは、ある程度の硬度を持つプラスチック製のカテーテル10及びカテーテル10先端に設けられた外側に突起した柔らかい材質のノズル20からなる。人工授精を実施する際の順序は、このカテーテル10及びノズル20を動物の母体1の膣11に沿って挿入し、先端のノズル20を子宮頚部12の位置にまで達するようにする。次に、動物の精液を入れた容器(バッグあるいは注射器)30の挿入管31をカテーテル10の末端に挿入し、人の手によって精液を入れた容器(バッグあるいは注射器)30を押し続けて、中の精液をカテーテル10を通じて、ノズル20から子宮頚部12に注入する。そして、子宮13が収縮し、子宮頚部12に精液が注入される。この方式の人工授精器具及び方法は、動物に対して人工授精を実施する際に効果はあるものの、以下のような欠点が見られる。
1.カテーテル10が動物の母体11内に挿入された後、その先端のノズル20は、ほぼ子宮頚部12の第一子宮頚環状部分121の位置にまで達する。しかしながら、第一子宮頚環状部分121と子宮13の間はまだ距離があって、子宮13が収縮して子宮頚部12に精液が注入されるものの、ノズル20から大量の精液が射出されて、先に第一子宮頚環状部分121の位置に溜まり、瞬時には子宮13に注入されない。この時、最も発生しやすいのが、第一子宮頚環状部分121に溜まった精液が逆流して、生殖器111から流れ出てしまうケースである。これでは、精液が無駄になるだけでなく、子宮13に注入される精液が減少して人工授精の成功率が低くなってしまう。
2.精液が逆流しやすいという現象は、通常業者が使用する精液が大量に希釈(一般的には5ccを50〜120ccに希釈)されていることや、カテーテル10の内径が大きく、多量の受精用の精液が提供、収納されることに起因する。しかしながら、大量に希釈された精液は明らかに受精の成功率、あるいは、受胎数の低下につながると同時に、大量の精液を使用することは精液の無駄になり、経済的にも問題がある。
3.カテーテル10の精液は直接ノズル20から注入される。このノズル20は動物の母体1の外側から子宮頚部12に伸びる時、体外や膣11内の汚物を一緒に持ち込む可能性がある。このため、人工授精の過程において、動物の膣や子宮頚部が細菌感染したり、炎症を起こしたりする危険性があると共に、子宮内の受精卵の健康にも影響することが考えられる。
4.人工授精の成功率及び安全性を高めるために、通常は専門の担当者(獣医や専門技術者)に依頼してこれを実施する。しかしながら、飼育している家畜が多い場合、このコストは大きな負担となる。
5.担当者がカテーテル10及びノズル20を動物の母体の膣11及び子宮頚部12内に挿入する時、片手でカテーテル10の末端を握り、もう片方の手は精液の入った容器30を持って、押す必要がある。これは、明らかに、操作しにくく、不便である。時間と手間がかかり、けっして理想的だとは言えない。
当然、このような人工授精のステップを効率よくし、もっと動物にやさしい方法に改善するため、当業者は従来の人工授精器具に補助装置を追加して使用している。図3、図4を参照いただきたい。これは動物の前足に似せた弾力性のあるAIバンド(AI Buddy)40を取り付けている。そして、カテーテル10の末端に後部が開いた接続コネクター50が取り付けてある。そして、AIバンド40と接続コネクター50の間には固定ベルト41がある。人工受精を実施する際には、作業者がAIバンド40を動物の母体1の背中にはさむ。発情しているメスはオスの前足と錯覚する。次に、動物の母体1の生殖器111の位置にカバー60を置き、カテーテル10とノズル20がカバー60を経て膣11及び子宮頚部12まで達したら、カテーテルの末端が上に曲がっているのと、直接AIバンド40の固定ベルト41に固定していることにより、精液収納容器30の挿入管31を接続コネクター50に挿入して固定すると、作業者は精液収納容器30を押すだけでよい。この方法は、前述のような従来の人工授精器具が両手で同時にカテーテルと精液収納容器を握って押すといった面倒さ、不便さ、手間、時間のロス等の問題を改善している。しかしながら、その他の、精液が逆流することによる精液の無駄や受精の成功率の低さといった問題、また、動物の母体が対外の汚物が膣、子宮頚部、子宮に流れ込んで、母体や受精卵の健康に影響を及ぼすといった問題、さらに、専門の作業員に依頼する経済的な負担や希望する時間に作業者が調達できない等の問題は依然として存在する。
また、人工授精の成功率を高めるために、当業者は、特許文献1に開示される人工授精器具を提供している。 図4及び図5に示されるように、特許文献1の人工授精器具は、ノズル20の部分に風船16をつけてあり、この風船16は巻いた状態あるいは折り畳んだ状態になっていて、ノズル20の通路の先端に固定してある。そして、周囲には若干の穴29が開いていて、精液がカテーテル10からノズル20に注入されると、この風船16がふくらみ、動物の子宮の収縮によって、その子宮頚部で膨張した風船16も押されて、内部の精液が穴29から外に射精されて人工授精が実施される。確かに、この改良タイプの人工授精器具は、前述の従来の人工授精器具が、体外から汚物を膣、子宮、子宮頚部にもたらして、母体や受精卵の健康に影響を与えるという問題や、従来発生しやすかった精液の大量逆流といった問題は、確かに改善されている。しかしながら、このノズル20が動物の子宮頚部の第一子宮頚環状部分まで達した時、この精液が押される力と露出した風船16は、ノズル20の先端の通路の入り口で膨張するだけである。その位置は第一子宮頚環状部分の付近であるため、精液の入った膨張した風船16と子宮の間にはやはり距離がある。これでは、子宮が収縮して精液が射出されても、すばやく子宮に到達する率は低く、逆流現象も発生する可能性がある。そして、精液を多めに子宮に進入させるためには、そのカテーテル10の内径も大きくしなければならない。しかしながら、これでは、従来の多量の精液を使用して人工授精を実施した時の無駄が改善されたとは言えない。
また、図6、図7を参照いただきたい。これらは、特許文献2に開示される別の人工授精器具を示す図である。カテーテル420の先端のカテーテルの開口部421にカバーフィルム410が挿入されている。そして、カバーフィルム410の縁412が反対方向にカテーテル420の固定環状部分422に固定されている。次に、ノズル40をカテーテル420の先端に挿入すると、カバーフィルム410が固定される。ノズル440がカテーテル420の先端に挿入されると、中間のカバーフィルム410を隔てて、二者がしっかりと結合するという効果がある。これらは、超音波や熱結合を利用してさらにしっかりと固定することが可能である。このタイプの人工授精器具の目的は、精液がカテーテル420の末端に押し出された時、そのカバーフィルム410の先端411がストッキングを脱ぐように外に向かって押し出され、動物の子宮頚部に沿って進入し、さらに、その先端411の開口部から精液が射出されることで、受精の成功率を高くし、汚物を母体にもたらすことがなく、精液の逆流を防ぐことである。確かに、このタイプの人工授精器具は、前述の構造に比べ、優れた点が多い。しかしながら、実施の際において、以下のような欠点が見られる。
1.カバーフィルム410がカテーテル420の先端からカテーテルの開口部421に挿入されて、縁412によってノズル440が固定される。したがって、精液が押される力によって先端411が内から外に押し出される時、まずノズル440の通路の長さBを延びて(図6を参照いただきたい)、動物の子宮頚部に進入しなければならない。このため、カバーフィルム410がスムーズに動物の子宮に達するためには、カバーフィルム410は長くする必要がある。しかしながら、このカバーフィルムが長くなればなるほど、外に押し出してノズルを露出させるための圧力を大きくする必要がある。これは、操作上面倒である。特に、精液を入れた容器が袋状の場合、押し出す力はボトルや注射器には及ばず、実施上困難が生じる。
2.このカバーフィルム410の縁をカテーテル420の固定環状部分422に折り返して固定する時、このカバーフィルム410は一定の張力で引っ張られる状態で、カテーテル420の先端の周囲に固定される。そして、このノズル440もまた緊密な状態でカバーフィルム410の周囲に結合する。したがって、引っ張られた状態のカバーフィルム410はノズル440がはめ込まれる力で押されるとき、カテーテル420の先端の周囲で押し破られることが考えられる(図6に示すCの箇所)。さらに、精液がカテーテル420に押し出される時、破れた箇所は空気が漏れ、カバーフィルム410がスムーズ、且つ、すばやく押し出すことができず、人工授精の成功率が低くなり、失敗することが考えられる。
3.上述のように、カバーフィルム410の破れた箇所Cは完全にノズル440に隠れるため、確実にチェックができず、その製品の質に大きく影響する。さらに、使用上の効果にも大きく影響する。
4.カバーフィルム410はカテーテル420の開口部421内に挿入される。挿入操作を容易にするため、カテーテル420の内径(中が空洞の空間424)はやや大きくなっている。しかしながら、やや大きい管の径は従来の実施例と同様、直接精液の使用量に反映して増加する。したがって、精液の節約には効果がない。
5.人工授精の過程において、動物が傷つくことのを防ぐため、通常、ノズルには柔らかい材質を使用している。しかしながら、人工授精の過程において、操作時の力の入れ具合や、実施中に動物が動き、ノズルの先端が押しつぶされて変形したり、曲がって通路が詰まったりすることがある。このため、カテーテル420の中に設置するカバーフィルム410は、人工授精を実施する際に、スムーズに押し出せない状況が発生しやすいと言える。
アメリカ合衆国特許 第5,899,848号 アメリカ合衆国特許 第6,526,917号
以上述べてきたように、従来の動物用人工授精器具においては、ノズルから大量の精液が射出されて瞬時には子宮に注入されないために、精液が逆流したり、流れ出てしまったりする状況が発生しやすく、この結果、精液が無駄になると同時に、授精の成功率や受胎数が低下していた。本願考案は、このような課題を解決するためになされたものであり、人工受精の際に使用する精液が微量であっても受精の成功率の高い、動物用人工授精器具の提供を課題として行われたものである。
又、従来の動物用人工授精器具においては、実施の過程において、体外や膣内の汚物を子宮に持ち込む可能性があり、動物の膣や子宮頚部が細菌感染したり、炎症を起こしたりする危険性があると共に、子宮内の受精卵の健康にも影響する恐れがあった。更に、通常は専門の担当者(獣医や専門技術者)に依頼して人工授精を実施することが多く、飼育している家畜が多い場合、このコストは大きな負担となっていた。本願考案は、このような課題を解決するためになされたものであり、動物の膣や子宮頚部の細菌感染や炎症を防止し、しかも低コストに人工授精を行うことのできる動物用人工授精器具の提供を課題として行われたものである。
本発明の動物用微量人工授精器具は、ノズルの通路とカテーテルの中心穴の先端に、圧縮された状態で凝集した弾力性のある受精カバーがあって、この弾力性のある受精カバーの末端がノズルの先端に固定されて構成される。その特長は、カテーテルとノズルが動物の膣に挿入され、ノズルが第一子宮頚環状部分の位置まで来た時、精液収納容器がカテーテル末端から精液を注入する圧力によって、その柔らかな弾力性のある受精カバーの伸展部分が瞬時に自動的にノズルの先端から外側に伸び、先端が子宮頚部に沿って、子宮に到達するまで無理なく前に伸びて行き、動物の子宮の収縮に伴って、受精カバーの伸展部分の精液が、先端にあらかじめ設けてある切れ目からスムーズに子宮あるいは子宮と輸卵管の接続部分の2つの通路に進入するようになっている。本発明の受精器具は、精液の逆流を防ぐと同時に、受精の際に使用する精液が微量であるため無駄がない上、人口受精の成功率を高める効果もある。
本発明の動物用微量人工授精器具は、ノズルの通路とカテーテルの中心穴の先端に、圧縮された状態で凝集した弾力性のある受精カバーがあり、その弾力性のある受精カバーの末端はノズルの先端に固定されている。精液がカテーテルに押し出されて、弾力性のある受精カバーが外に伸展すると、子宮頚部に沿って子宮に進入した弾力性のある受精カバーの長さは、ノズル先端から測り、比較的短い。したがって、その弾力性のある受精カバーは外に向かって伸びるときに必要な圧力は小さくてすみ、人工授精を便利にしている。同時に、その弾力性のある受精カバーが伸展して子宮に進入する際も、スムーズであり、人工授精の成功率も高くなるという効果がある。
また、本発明の動物用微量人工授精器具は、そのカテーテル末端が直接ノズルの先端の周囲に取り付けてある。通路の入り口には、やや硬いリングで固定してある。したがって、その受精カバーの構造は破れにくいだけでなく、チェックすることも可能であるため、そのノズルの先端が変形や湾曲によって通路がつまることがないという効果がある。
さらに、本発明の動物用微量人工授精器具は、その受精カバーがノズル先端が内側に設置してあり、圧縮して凝集した状態で、カテーテルの中心穴先端とノズルの間にあり、完全にカテーテル内に挿入されているのではない。そのカテーテルの内径は小さくすることが可能で、同時に、受精カバーが押された時、確実に精液が子宮に注入されて逆流することがない。人口授精実施の際の精液は大量に希釈する必要がないため、濃度が濃く、少量をカテーテルに注入するだけでよい。したがって、精液を無駄にすることがなく、受精の成功率や受胎数を高くする効果もある。つまり、人工授精の実施にあたって、微量授精の目的が果たせることになる。
そして、本発明の動物用微量人工授精器具は、受精カバーがノズルの通路に固定された後、通路の入り口部分にある内から外に向かって折り曲げられた導入部分が、精液がカテーテルに押入れられる時、その導入部分がスムーズに内から外に折れ曲がって前に向かって伸展するように助け、人工授精の実施において優れた効果を発揮する。
図8を参照いただきたい。カテーテル10の中心穴101先端とノズル20の通路201の間に、圧縮して凝縮した状態の弾力性のある受精カバー80がある。この弾力性のある受精カバー80は末端でノズル20の先端に固定されて構成される。さらに、図9、図10、図11、図12、図13を参照いただきたい。この弾力性のある受精カバー80は、風船やコンドームの材料によって製造された薄い膜状のカバーで、柔軟性を持たせると共に、伸展性に優れている。この弾力性のある受精カバー80は、伸展部分801及び結束部分802からなる。そのうち、伸展部分801は長い形をしていて、先端の周囲の両側にはそれぞれ切れ込み8011が入っている。結束部分802は、伸展部分801よりやや大きく、先端がやや小さく、厚い、硬い材質のヘッドリング部分8021で、伸展部分801に連結している。末端はやや厚い末端リング部分8022で、この末端リング部分8022の先端には中央に縮小した結束した縁8023がある。
弾力性のある受精カバー80の伸展部分801の外径がノズル20の中心通路201及びカテーテル10の中心穴より小さいため、スムーズにノズルの通路201とカテーテルの中心穴101に挿入できる。
弾力性のある受精カバー80の結束部分802は、ノズル20の先端の固定部分202より小さく、結束部分802先端のヘッドリング部分8021はノズル20の通路201よりやや大きい、結束部分802末端の末端リング部分8022は、ノズルの固定部分202にある、はめ込み部分203にちょうどはまり込むようになっている。
また、本発明の弾力性のある受精カバー80は、伸展部分801先端をノズル20先端の通路の入り口2011に挿入するようになっている。そして、結束部分802先端のやや硬いヘッドリング部分8021は、ノズルの通路の入り口の位置にちょうどはまり込んで支えるようになっている。次に、結束部分802がノズル20の固定部分202よりやや小さいことと、それ自身の弾力のある優れた伸展性を利用して、結束部分802を外に向かって折り曲げて、ノズルの固定部分202の周囲に沿って内側に押し、完全にかぶせるようにする。また、結束部分802末端の末端リング部分8022は、やや厚く、強い締め付け力があり、末端リング部分8022の先端もまた中央に縮小した結束した縁8023があって、強いはさむ力がある。結束部分802がノズルの固定部分202を包み込んで、末端リング部分8022がノズルの固定部分202のはめ込み部分203に対応すると、自然に末端リング部分8022がスムーズ且つすばやくはめ込み部分203にはじかれるように固定される。結束した縁8023がしっかりと締め付けることにより、弾力性のある受精カバー80とノズル20の結合は確実になり、けっして脱落することがない(図11を参照いただきたい)。
弾力性のある受精カバー80の伸展部分801は、ノズル20先端の通路の入り口2011から挿入され、結束部分802がノズルの固定部分202にかぶさって締め付けると、媒介物あるいは機具によって、先端が前から後ろにノズル20の通路201とカテーテル10の中心穴101の先端の位置に圧縮されて凝集される。
弾力性のある受精カバー80の伸展部分801が、圧縮状態で、ノズルの通路201とカテーテル10の中心穴101先端に凝集させる方法は多々ある。本発明では、ピストン9を利用した実施例を採用している。そのピストン9は滑らかな棒状で、はめ込み部分91、固定部分92、そして、中心に貫通する空気穴93が開いている。はめ込み部分91の長さは弾力性のある受精カバー80の伸展部分801の長さにほぼ等しく、直接伸展部分801内に挿入する。固定部分92は、弾力性のある受精カバー80の結束部分802のヘッドリング部分8021よりやや小さく、ヘッドリング部分8021がその周囲にはまり込むようになっている。
本発明において、ピストン9によって弾力性のある受精カバー80をノズルの通路201とカテーテル10の中心穴101の先端に凝集させる時、先に弾力性のある受精カバー80をピストン9に挿入する。そして、弾力性のある受精カバーの伸展部分801にある結束部分802のヘッドリング部分8021をそれぞれピストン9のはめ込み部分91と固定部分92にはめる。次に、ピストン9をノズル20の通路の入り口2011から挿入する。弾力性のある受精カバー80の伸展部分801はノズル20の通路201とカテーテル10の中心穴101内に進入する。結束部分802のヘッドリング部分8021は、ノズル20の通路の入り口2011に押し付けられて固定される。そして、結束部分802を反対の向きにノズルの固定部分202の周囲に沿って内側に押す。末端リング部分8022と結束した縁8023は直接ノズル20にあるはめ込み部分203にはめ込んで固定される。これで、弾力性のある受精カバー80をノズル20にかぶせる動作が終了する。次に、ピストン9の中心空気穴93末端から空気を抜く時は、弾力性のある受精カバー80の伸展部分801先端がピストン9のはめ込み部分91先端に吸い付けられる。そして、ピストン9が外に向かって抜かれていくと、弾力性のある受精カバー80の伸展部分801の先端が外に移動して徐々に後ろに押し出されて、伸展部分801が自然に圧縮状になり、ノズルの通路201とカテーテルの中心穴101先端の間に凝集する。
弾力性のある受精カバー80の結束部分802は、しっかりとノズル20先端を締め付け、伸展部分801もまた柔軟な状態で、したがって、ピストン9は外に向かって移動する時、伸展部分801は圧縮されて凝集した形状を形成しやすい。さらに、弾力性のある受精カバー80全体は、ノズル20から脱落することがなく、伸展部分801が圧縮されて凝集した後、ピストン9の空気抜きの動作は停止し、弾力性のある受精カバー80の伸展部分先端は再びピストン9のはめ込み部分91先端に吸い付く。このように、ピストン9は、スムーズに抜いて行くことができ、弾力性のある受精カバー80が速やかに組立操作を完了させる。
図12、図13を参照いただきたい。上述の弾力性のある受精カバー80の伸展部分801は圧縮した状態で、ノズルの通路201とカテーテル中心穴101先端の間に凝集していて、ノズル20の通路の入り口2011にある伸展部分801は、内から外に向かってめくれた導入部分Kがあって、この導入部分Kは、ノズル20の通路の入り口2011と面が揃っているか、露出している。この導入部分Kが外に向かってめくれるようにする方法は多々ある。例えば、ピストン9の先端を内側に向かって、ノズルの通路201にある弾力性のある受精カバーの伸展部分内に伸ばし、その先端の空気穴93を伸展部分801内の周囲の面に張りつける。次に、ピストン9で空気を抜き、その空気穴93が対応する切れ込み8011に吸い付ける。次に、ピストン9を外に向かって移動させて抜いていくと、その吸い付けられた伸展部分801が共に外に向かって引き出される。直接内から外に向かってめくれた、重なった状態の導入部分Kが形成される。
本発明のノズル20とカテーテル10は従来の組み合わせと同様であり、その弾力性のある受精カバー80は組み合わせが完成後、ノズル先端の通路の入り口2011から挿入する。したがって、カテーテル10が摩擦でこすれるといった状況は発生しない。
図15を参照いただきたい。本発明を実施する場合は、従来の操作順序と同様に、ノズル20とカテーテル10をカバー60を通して、動物の母体1の膣11に挿入し、ノズル20をほぼ子宮頚部12の第一子宮頚環状部分121まで挿入する。カテーテル10末端の接続コネクター50もまた、従来のように上に曲がっている。AIバンド40の固定ベルト41に接続し、精液の容器(バッグあるいは注射器)30の挿入管31を接続コネクター50に挿入して、適量の精液をカテーテル10に注入する。
図16、図17を参照いただきたい。精液の入った容器(バッグあるいは注射器)30が精液をカテーテル10に入れる時、圧縮状のノズルの通路201とカテーテル中心穴101先端の間に凝集した伸展部分801は、圧力を受けて自動的に前に押し出される。そして、伸展部分801のノズルの通路の入り口2011の位置は別に内から外に向かってめくれた、展開して導入作用を持つ、導入部分K(図14を参照いただきたい)を持つ。精液が押し出される時の圧力を受けた伸展部分801は、導入部分Kの導入によって、速やか且つスムーズに前方外側に展開する(図16を参照いただきたい)。カテーテル10に注入された精液は直接この伸展部分801内に進入する。
図17を参照いただきたい。精液の容器(バッグあるいは注射器)30が精液をカテーテル10に注入すると、弾力性のある受精カバー80の伸展部分801に精液が入り、ノズル20先端から外と前に向かって伸展し、前方外側に向かって伸びた弾力性のある受精カバーの伸展部分801は動物の母体1の子宮頚部12に沿って、前に押し出され、先端が直接、子宮と、子宮と輸卵管の接続部分の2つの通り道14あるいは子宮13の位置にまで挿入される。そのうち、弾力性のある受精カバーの伸展部分801は、柔軟性があることにより、圧力を受けて前に展開する時、摩擦を生じることなく子宮頚部の湾曲や狭い通り道に沿って無理なく前に伸びていくことができる。したがって、先端をスムーズに子宮頚部12の深い所にある子宮と輸卵管の接続部分の2つの通り道14あるいは子宮13まで挿入することができる。特に、子宮頚部12のデリケートな組織を傷つけたり、痛みを与えたりすることがなく、人工授精の実施に際してより安全で、動物にやさしいという効果がある。
伸展部分801が展開し、先端が子宮13あるいは子宮と輸卵管の接続部分の2つの通り道14に進入した時、子宮の収縮によって、伸展部分801が押され、伸展部分801内の精液が自動的に前に押し出される。伸展部分801先端の周囲には対応する2つの切れ込み8011があって、この2つの切れ込み8011は精液が前に押し出された時、自動的に開くようになっていて(図13、図18を参照いただきたい)、精液が速やかに子宮と輸卵管の接続部分の2つの通り道14あるいは子宮13内に注入される。そして、子宮が収縮を続けるのに伴い、伸展部分801内の精液が徐々に押し出され、カテーテル10の精液も弾力性のある受精カバーの伸展部分801徐々に進入するという、効率の高い人工授精を行なうことが可能である。
弾力性のある受精カバー80の先端にある切れ込み8011は、圧迫を受けない時は、閉じている。したがって、前述の精液がカテーテル10に注入されて、弾力性のある受精カバーの伸展部分801が徐々に外に向かって展開する段階では、切れ込み8011は閉じた状態になっている。伸展部分801が完全に子宮頚部12まで伸び、先端が子宮と輸卵管の接続部分の2つの通り道14あるいは子宮13の位置まで達した時、圧迫を受けて開き、精液が押し出される。したがって、精液が効率よく使用されて、無駄にすることがない。
弾力性のある受精カバー80は製作時に、内外の面に潤滑剤を塗っておくと、ピストン9の挿入やスライドがスムーズになるだけでなく、ノズル先端の固定部分202にかぶせて固定するのに便利である。さらに、子宮頚部12に挿入する際にも潤滑剤があることでスムーズ且つスピーディーに行なえる。
弾力性のある受精カバー80の結束部分802は、末端リング部分8022と結束した縁8023に弾力性があり、きっちりと固定する方式でノズル20先端の固定部分202のはめ込み部分203に固定される。したがって、伸展部分801が圧力を受けて前に外に伸展して、動物の母体1の子宮頚部12及び子宮13に達した時、脱落することがない。
本発明の弾力性のある受精カバー80の伸展部分801は、ノズル20の先端の通路の入り口2011から挿入し、結束部分802は直接ノズル20先端を包み込む。従来のように(図6、図7を参照いただきたい)、カテーテルとノズルのつなぎ目に固定するのではないので、破れにくく、チェックしやすいだけでなく、ノズル20が第一子宮頚環状部分121の位置まで来た時、伸展部分801が子宮13に進入する長さは、ノズル20先端から測ることにより、従来のようにカテーテル先端から延びるのではないため、明らかに伸展部分801の長さが短くて済み、必然的に、伸展部分801が子宮13によって圧迫される動作が、速やか且つスムーズになり、効率がアップする。当然、伸展部分801がノズル通路の入り口2011にある導入部分Kが組み合わさることで、精液を押し出すカテーテル10の圧力は、少なくてすみ、伸展部分801が速やかに、スムーズに伸展し、従来のように、大きな圧迫力を必要としなくてすむという特徴がある。
本発明の弾力性のある受精カバー80の伸展部分801は、ノズル20先端の通路の入り口2011から簡単に挿入できる。さらに、比較的短い長さのため、ノズルの通路201とカテーテル中心穴101先端の間に圧縮された状態で凝集していて、従来のように、比較的長い距離で完全にカテーテル内に挿入しなくてもよい。したがって、本発明の弾力性のある受精カバー80の伸展部分801は径が小さく、同時に、カテーテル中心穴101もまた小さくてすむ。このように、伸展部分801が小さい圧力で精液を速やかに子宮13注入できるということは、自然と、人工授精を実施するに当たり、精液を従来のように大量に希釈する必要がなく、さらに、大量に希釈した後の精液を大きな径のカテーテルに注入することもない、濃度の濃い精液を少量、小さな径のカテーテルに注入するだけでよい。したがって、人工授精を行う際に精液を無駄にすることなく、授精の成功率や受胎数が高くなるという効果があり、微量の精液で受精を行うという目的が達成される。
弾力性のある受精カバー80の結束部分802は、比較的硬い材質のヘッドリング部分8021で、ノズル20先端の通路の入り口2011にはめ込まれて支えている。このノズル20先端は外周が柔軟だが、中心の通路の入り口2011は変形することがない。人工授精を実施する際、ノズルの通路の入り口2011は完全に操作時の力や動物が動いたことで変形したり、折れたりすることがない。勿論、伸展部分801が詰まることもない。したがって、人工授精がスムーズに行なえるという効果がある。
本発明は以下のような優れた点がある。
1、弾力性のある受精カバーの伸展部分がノズル先端の通路の入り口から直接挿入でき、圧縮された状態でノズルの通路とカテーテルの中心穴の先端の間に凝集されていて、その弾力性のある受精カバーの末端はノズルの先端に固定されている。精液がカテーテルに押し出されて、弾力性のある受精カバーが外に伸展すると、子宮頚部に沿って子宮に進入した弾力性のある受精カバーの長さは、ノズル先端から測ることとなり、比較的短い。したがって、その弾力性のある受精カバーは外に向かって伸びるときに必要な圧力は小さくてすみ、人工授精を便利にしている。同時に、その弾力性のある受精カバーが伸展して子宮に進入する際も、スムーズであり、人工授精の成功率も高くなるという効果がある。
2、弾力性のある受精カバーの末端の結束部分は、直接ノズル先端に固定してあり、ノズルとカテーテルのつなぎ目の位置ではない。したがって、破れにくく、チェックしやすいという特長がある。
3、弾力性のある受精カバーの結束部分は比較的硬い材質のヘッドリング部分が、ノズル先端の通路の入り口にはめ込まれている。したがって、ノズル先端は外周が柔軟だが、中心の通路の入り口で変形したり、折れたりすることがなく、人工授精がスムーズに行なえるという効果がある。
4、本発明の弾力性のある受精カバーの伸展部分は、ノズル先端の通路の入り口から簡単に挿入できる。さらに、ノズルの通路とカテーテル中心穴先端の間に圧縮されて凝集していて、完全にカテーテル内に挿入しなくてもよい。したがって、本発明の弾力性のある受精カバーの伸展部分1は径が小さく、同時に、カテーテル中心穴もまた小さくてすむ。同時に、伸展部分が外に伸展して速やかに精液を子宮に注入するので逆流する心配がない。人工授精を実施するに当たり、精液を大量に希釈する必要がなく、濃度の濃い精液を少量、小さな径のカテーテルに注入するだけでよい。したがって、精液を無駄にすることなく、授精の成功率や受胎数が高くなるという効果があり、人工授精の実施において微量授精の目的を果たしている。
5、本発明の動物用微量人工授精器具は、受精カバーがノズルの通路に圧縮された状態で凝集して固定された後、通路の入り口部分にある内から外に向かって折り曲げられた導入部分が、精液がカテーテルに押入れられ、圧迫されて伸展する時、その導入部分が徐々にめくれて伸展するように助け、前に外に伸展する際により速やかに、スムーズに行なえるようにする効果がある。
従来の人工授精器具に精液収納容器を取り付けた状態を示した見取り図である。 図1の人工授精器具を使用して動物のメスに対して人工授権を実施する様子を示した図である。 従来の人工授精器具に接続コネクター及びAIバンドを取り付けて、動物のメスに対して人工授権を実施する様子を示した図である。 アメリカ合衆国特許 第5899848号の人工授精器具の立体図である。 図4の人工授精器具を使用して動物のメスに対して人工授精を実施する様子を示した図である。 アメリカ合衆国特許 第6526917号の人工授精器具のカテーテルを前後に展開した様子を示した図である。 図6A及び図6Bのカテーテルを組み立てる様子を示した図である。 本発明の人工授精器具の平面図である。 本発明の人工授精器具を、カテーテル、弾力性のある受精カバー、及びピストンに分解した状態を示した図である。 本発明の人工授精器具の、弾力性のある受精カバーをカテーテルに挿入した状態を示した図である。 本発明の人工授精器具の、弾力性のある受精カバーの結束部分にノズルを固定した状態を示した図である。 本発明の人工授精器具の、弾力性のある受精カバーの伸展部分が圧縮されて凝集した状態を示した図である。 本発明の人工授精器具の、弾力性のある受精カバーの伸展部分の先端の切れ込み部分の開あるいは閉の状態を示した図である。 本発明の人工授精器具の、弾力性のある受精カバーをノズルに取り付け、外側に折り返した導入部分を形成する状態を示した図である。 本発明の人工授精器具を使用して動物のメスに対して人工授精を実施する様子を示した図である。 本発明の人工授精器具の弾力性のある受精カバーを外側に展開した様子を示した図である。 本発明の人工授精器具を使用して動物のメスに対して人工授精を実施し、受精カバーが展開する様子を示した図である。 本発明の人工授精器具の受精カバーの先端が動物のメスの子宮の位置まで展開した様子を示した図である。
符号の説明
1: 動物の母体
9: ピストン
10: カテーテル
11: 膣
12: 子宮頚部
13: 子宮
14: 子宮と輸卵管の接続部分の2つの通り道
20: ノズル
30: 精液収納容器(バッグあるいは注射器)
31: 挿入管
40: AIバンド
41: 固定ベルト
50: 接続コネクター
60: カバー
80: 弾力性のある受精カバー
91: はめ込み部分
92: 固定部分
93: 空気穴
101: 中心穴
111: 生殖器
121: 第一子宮頚環状部分
201: 通路
202: 固定部分
203: はめ込み部分
410: カバーフィルム
411: フィルム先端
412: 縁
420: カテーテル
421: カテーテルの開口部
422: 固定環状部分
440: ノズル
801: 伸展部分
802: 結束部分
8011: 切れ込み
2011: 通路の入り口
8021: ヘッドリング部分
8022: 末端リング部分
B: 通路の長さ
C: 破れた箇所
K: 導入部分

Claims (8)

  1. カテーテル、ノズル、接続コネクター、弾力性のある受精カバーからなり、そのうち、ノズルがあらかじめカテーテル先端に取り付けてあり、接続コネクターがカテーテル末端に取り付けられて精液の容器(バッグあるいは注射器)の挿入用の管となり、
    弾力性のある受精カバーには伸展部分と結束部分があって、この伸展部分は長い形をしていて、ノズル先端の通路の入り口に内側に向かって挿入され、圧縮された状態でノズルの通路とカテーテルの中心穴先端の間に凝集していて、結束部分はノズル先端の固定部分に固定されていて、伸展部分との接続部分には比較的硬い材質のヘッドリング部分がノズル先端の通路の入り口にはめ込まれて支えていて、
    上述の構造を利用して、精液の容器(バッグあるいは注射器)が精液をカテーテルに注入する時、圧縮された状態で凝集した弾力性のある受精カバーの伸展部分が、ノズル先端から前方外側に向かって伸展して、動物の母体の子宮頚部に沿って、子宮あるいは子宮と輸卵管の接続部分の2つの通り道の位置まで進入するという特長を持つ、動物用微量人工授精器具。
  2. 弾力性のある受精カバーの伸展部分先端の周囲の面が対応する切れ込みになっている、請求項1に記載の動物用微量人工授精器具。
  3. 弾力性のある受精カバーの伸展部分の外径がノズルの通路とカテーテルの中心穴より小さい、請求項1に記載の動物用微量人工授精器具の改良構造。
  4. 弾力性のある受精カバーの伸展部分がノズルの通路とカテーテルの中心穴先端の間にあって、ノズルの通路の入り口の位置にあって、さらに、内側から外に向かってめくれて、重なった導入部分になっている、請求項1に記載の動物用微量人工授精器具の改良構造。
  5. 導入部分がノズル先端の通路の入り口の面とそろっているか、やや外に露出している、請求項4に記載の動物用微量人工授精器具の改良構造。
  6. 弾力性のある受精カバーの結束部分が伸展部分より大きく、末端がやや厚い末端リング部分になっていて、末端リング部分の先端に中央に向かって収縮した結束した縁がある、請求項1に記載の動物用微量人工授精器具の改良構造。
  7. 弾力性のある受精カバーの結束部分がノズル先端の固定部分を包み込んでいて、末端リング部分と結束した縁がノズルの固定部分のはめ込み部分にはめ込まれてしっかりと締め付ける、請求項6に記載の動物用微量人工授精器具の改良構造。
  8. 弾力性のある受精カバーの伸展部分が動物の母体の子宮あるいは子宮と輸卵管の接続部分の2つの通り道の位置まで進入した時、その先端の周囲の両面の2つの対応する切れ込みが子宮の収縮時に圧迫されることで自動的に開いて精液を射出するという特長を持つ、請求項1に記載の動物用微量人工授精器具の改良構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101326200B1 (ko) * 2013-10-07 2013-11-20 정덕수 자궁내 인공수정장치

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