JP3115618U - ダブルクッションベッド - Google Patents
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Abstract
【課題】 クッション性に富んで寝心地に優れ、かつ、見栄えにも優れるダブルクッションベッドを提供する。
【解決手段】 左右両側のそれぞれにサイドレール3を備え、クッション材付床盤10とマットレス2を下上に重ねたダブルクッションタイプのベッドであり、下側に位置する下側クッション材付床盤10を、左右のサイドレール3,3の間に、その上端面をサイドレール3の上端面3aにほぼ揃えて配置し、上側に位置するマットレス2を、クッション材付床盤10と左右のサイドレール3の上端面3a,3aにわたって載置する。
【選択図】 図1
【解決手段】 左右両側のそれぞれにサイドレール3を備え、クッション材付床盤10とマットレス2を下上に重ねたダブルクッションタイプのベッドであり、下側に位置する下側クッション材付床盤10を、左右のサイドレール3,3の間に、その上端面をサイドレール3の上端面3aにほぼ揃えて配置し、上側に位置するマットレス2を、クッション材付床盤10と左右のサイドレール3の上端面3a,3aにわたって載置する。
【選択図】 図1
Description
本考案は、クッション性に富んで寝心地に優れ、かつ、見栄えにも優れるダブルクッションタイプのベッドに関するものである。
従来のベッドには、サイドレールの上縁に、スノコ状でバネ効果のある板片を並べた枠体(スラットベースと呼ばれる)を配置し、その上にマットレスを配置したシングルクッションタイプのものや、サイドレールの上縁に天板を配置し、その上に二つのマットレスを二段重ねとしたいわゆるダブルクッションタイプのものがある。これらは、いずれもクッション性の向上を図ることができると言った利点を持つ。
しかし、スラットベースの上にマットレスを載せたシングルクッションタイプのベッドは、スラットベースを使用しているものの、マットレスは一つしか使用していないので必然的にクッション性に欠け、寝心地において問題がある。
また、二つのマットレスを二段重ねとしたダブルクッションタイプのベッドは、二つのマットレスを使用しているので寝心地には優れるものの、当該二つのマットが露出しているので外から視覚され見栄えが落ちる。最近のベッドは、デザイン的には、シンプルなシングルクッションタイプが主流であるため、二つのマットレスが外から視覚される構成のダブルクッションタイプは、デザインに限界があり、見栄えにおいて問題がある。
本考案はこうした問題に鑑み創案されたもので、クッション性に富んで寝心地に優れ、かつ、見栄えにも優れるダブルクッションベッドを提供することを課題とする。
図1乃至図5を参照して説明する。請求項1に記載のダブルクッションベッドは、左右両側のそれぞれにサイドレール3を備え,弾性床盤10とマットレス2を下上に重ねたダブルクッションタイプのベッドであり、下側に位置するクッション材付床盤10を,前記左右のサイドレール3の間に,その上面を該サイドレール3の上端面3aにほぼ揃えて配置し,上側に位置するマットレス2を,クッション材付床盤10上に載置してなるものである。
請求項2の考案に係るダブルクッションベッドは、平行桟14を配置した四角枠13の上面に平板15を固着したところの水平な床板12上に,アンダー緩衝シート23を介在させて、上下方向に撓むコイルスプリング21を水平面上において縦横に配置し,且つコイルスプリング上にアッパー緩衝シート22を介在させて形成したところのクッション部材20を覆う生地11の周縁を床板12の四周壁に固定してクッション材付床盤10を構成し、ベッドの左右両側のサイドレール3,3間において該サイドレールに固着した受桟7上に前記クッション材付床盤10を配置し,クッション材付床盤10の上面と両サイドレール3,3の上端面3a,3aとでほぼ同一水平面を形成させ、クッション材付床盤10上に載せたマットレス2の左右両端が両サイドレール3,3の上端面3a,3aにわたって載置されているものである。
請求項3の考案は、請求項1又は2記載のダブルクッションベッドにおいて、サイドレール3の高さ寸法Hを大きくし、サイドレール3に固着した受桟7の下側に非弾性ボトム12Aの高さに合致した空間hを設けたものである。
請求項1及び請求項2に記載のダブルクッションベッドは、クッション材付床盤10は、ボトムと称される床板の機能と下側マットレスの機能を兼備している。それ故、クッション材付床盤10とマットレス2によって高いクッション性を発揮し、寝心地に優れる。また、クッション材付床盤10がサイドレール3の上端面3aから上方に突出しないので、外から視覚されず、よって、シンプルなシングルクッションタイプと同一の外観性を発揮し、見栄えにも優れる。また、マットレス2を、クッション材付床盤10と左右のサイドレール3の上端面3aにわたって上載しているので、当該上側マットレス2をクッション部材20よりも大型に形成することができ、ゆったり感があり、より寝心地の良いベッドを提供することができる。
請求項3の考案は、請求項1又は2の考案において、サイドレール3の高さ寸法Hを大きくし、サイドレール3に固着した受桟7の下側に非弾性ボトム12Aの高さに合致した空間hを設けたもので、図7に示す如く、サイドレール3を上下反転させて組立て、空間hに非弾性ボトム12Aを嵌込載置し、その上にマットレス2を載せることにより、シングルクッションベッドとして使用することも出来る。
本考案に係るダブルクッションベッドの実施形態を、図1乃至図5に示す。これは、平行桟14を配置した四角枠13の上面に平板15を固着したところの水平な床板12上に、ウレタン等のアンダー緩衝シート23を介在させて、上下方向に撓むコイルスプリング21を水平面上において縦横に配置し、且つコイルスプリング21上にアッパー緩衝シート22を介在させて形成したところのクッション部材20を覆う生地11の周縁を床板12の四周壁に,ホッチキス針状のタッカー釘24によって固定してクッション材付床盤10を構成している。
ベッドの左右両側のサイドレール3,3とへッドボード4とフットボード5との間においてサイドレール3に固着した受桟7上に前記クッション材付床盤10を配置し、クッション材付床盤10の上面と両サイドレール3,3の上端面3a,3aとフットボード5の上端面5aとでほぼ同一水平面を形成させている。
クッション材付床盤10上に載せたマットレス2の左右両端が両サイドレール3,3の上端面3a,3a及びフットボード5の上端面5aにわたって載置されている。9は脚部である。
なお、図1の本実施形態におけるクッション材付床盤10は、二つに分割した分割床盤10a,10aで構成している。
本実施形態に係るダブルクッションベッドは、クッション材付床盤10の上にマットレス2を載せて構成しているので、クッション材付床盤10とマットレスのはたらきによってクッション性に富み、寝心地に極めて優れる。また、クッション材付床盤10がサイドレール3の上端面3aおよびフットボード5の上端面5aから上方に突出していないので、外から視覚されない。従って、シンプルなシングルクッションタイプと同一の外観性を発揮し、見栄えにも優れる。
さらに、マットレス2を、クッション材付床盤10と左右のサイドレール3の上端面3aとフットボード5の上端面5aの全体にわたって上載しているので、マットレス2をクッション材付床盤10よりも大型に形成することができる。これにより、ゆったり感があり、さらに寝心地の良いベッドを提供することができる。
図6に示す如くサイドレール3の高さ寸法Hを大きくし、サイドレール3に固着した受桟7の下側に桐床板等の非弾性ボトム12Aの高さに応じた空間hを設ければ、図7に示す如くサイドレール3を上下反転させて、組立て、空間hに非弾性ボトムAを嵌込載置し、その上にマットレス2を載せることにより、シングルクッションベッドとして使用することも出来る。
なお、本実施形態に係るダブルクッションベッドは、マットレス2を、サイドレール3の上端面3aとフットボード5の上端面5aに載せる大きさとしているが、ベッドの形態に対応させて、ヘッドボード4の高さがサイドレール3と同一であれば、当該ヘッドボード4の上端面にも載せる大きさとすることができる。
2 マットレス
3 サイドレール
3a 上端面
4 ヘッドボード
5 フットボード
5a 上端面
7 受桟
9 脚部
10 クッション材付床盤
10a 分割床盤
11 生地
12 床板
12A 非弾性ボトム
13 四角枠
14 平行桟
15 平板
20 クッション部材
21 コイルスプリング
22 アッパー緩衝シート
23 アンダー緩衝シート
24 タッカー釘
3 サイドレール
3a 上端面
4 ヘッドボード
5 フットボード
5a 上端面
7 受桟
9 脚部
10 クッション材付床盤
10a 分割床盤
11 生地
12 床板
12A 非弾性ボトム
13 四角枠
14 平行桟
15 平板
20 クッション部材
21 コイルスプリング
22 アッパー緩衝シート
23 アンダー緩衝シート
24 タッカー釘
Claims (3)
- 左右両側のそれぞれにサイドレール(3)を備え,クッション材付床盤(10)とマットレス(2)を下上に重ねたダブルクッションタイプのベッドであり、下側に位置するクッション材付床盤(10)を,前記左右のサイドレールの間に,その上面を該サイドレールの上端面(3a)にほぼ揃えて配置し,上側に位置するマットレス(2)を,クッション材付床盤上に載置してなるダブルクッションベッド。
- 平行桟(14)を配置した四角枠(13)の上面に平板(15)を固着したところの水平な床板(12)上に,アンダー緩衝シート(23)を介在させて、上下方向に撓むコイルスプリング(21)を水平面上において縦横に配置し,且つコイルスプリング上にアッパー緩衝シート(22)を介在させて形成したところのクッション部材(20)を覆う生地(11)の周縁を床板の四周壁に固定してクッション材付床盤(10)を構成し、ベッドの左右両側のサイドレール(3,3)間において該サイドレールに固着した受桟(7)上に前記クッション材付床盤(10)を配置し,クッション材付床盤の上面と両サイドレールの上端面(3a,3a)とでほぼ同一水平面を形成させ、クッション材付床盤上に載せたマットレス(2)の左右両端が両サイドレールの上端面にわたって載置されているダブルクッションベッド。
- サイドレール(3)の高さ寸法(H)を大きくし、サイドレールに固着した受桟(7)の下側に非弾性ボトム(12A)の高さに合致した空間(h)を設けた請求項1又は2記載のダブルクッションベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005006455U JP3115618U (ja) | 2005-08-09 | 2005-08-09 | ダブルクッションベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005006455U JP3115618U (ja) | 2005-08-09 | 2005-08-09 | ダブルクッションベッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3115618U true JP3115618U (ja) | 2005-11-10 |
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ID=43277866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005006455U Expired - Fee Related JP3115618U (ja) | 2005-08-09 | 2005-08-09 | ダブルクッションベッド |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3115618U (ja) |
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2005
- 2005-08-09 JP JP2005006455U patent/JP3115618U/ja not_active Expired - Fee Related
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