JP3115365U - ベビーベッドの昇降柵の支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降させるのに余分な操作を必要とせず、簡素な構造で、不意に落下することのないベビーベッドの昇降柵の支持装置を提供する。
【解決手段】ベビーベッドは、マットの四方を柵で囲い、側面の一つを上下に分割して、上側を昇降可能な昇降柵としている。この昇降柵5は、一般に、上昇位置で保持するため、その縦枠材5aにバネ13により外方へ付勢された係止ロッド10を貫通させて設けるとともに、係止ロッド10が嵌挿する横穴2cを隣接する柵(前柵1および後柵2)の縦部材2aに設けている。本考案は、縦枠材5aと縦部材1a,2aとの間隔が所定の値以上にならないように規制するため、縦部材1a,2aに貫通した縦溝を設けるとともに、縦溝を貫通させて係止する連結部材20を縦枠材5aに固設したものである。
【選択図】図4

Description

本考案はマットの四方を柵で囲い、一方の側面の柵を上下に分割し、上側を昇降可能な昇降柵としたベビーベッドに係り、特に昇降柵の支持装置に関するものである。
図1に示すように、床からある高さに矩形状のマット7を設け、四方を木製の柵で囲ったベビーベッドが広く使用されている。このベビーベッドは、乳児の世話がしやすいように、一方の側の柵(側柵3)を上下に分割し、上側を昇降可能な昇降柵5にするのが一般的である。
昇降柵5には、図2に示すように、昇降柵5の左右端の縦枠材5aの上部位置にバネ13で外方へ付勢した係止ロッド10が設けられており、隣接する前柵1および後柵2の縦部材1a,2aに設けた横穴2cに嵌挿させることによって支持されている。なお、図2は見やすくするため後柵2側のみを示している。また、2bは、昇降柵5に設けた案内部材が嵌合して昇降柵5の昇降を案内するための案内溝である。
この昇降柵5を下降させるときは、左右の係止ロッド10の摘み11を内側に引っ張り、ロッド部12を横穴2cから離脱させる。
このように構成されたベビーベッドでは、柵が前柵1、側柵3および後柵2でコ字状に形成されているので、前柵1や後柵2の昇降柵5寄りが外方へ強く押されると、昇降柵5との間に隙間ができ、係止ロッド10のロッド部12が横穴2cから外れて昇降柵5が落下する危険性がある。そこで、これを防止するため、昇降柵を持ち上げなければ、係止ロッドを内側へ引き込むことができないようにしたものがある(例えば、特許文献1)。
特開2004−344208号 公報
特許文献1の昇降柵の支持装置は、係止ロッドの外端に下向きの係止部を設けるとともに、隣接する柵に該係止部が嵌合する上方に開口したロック溝を形成しており、隣接する柵が外方へ押されても、係止部がロック溝から外れないので、昇降柵が不意に落下することを防止できる。
しかしながら、この支持装置では、昇降柵を下降させるときは、係止ロッドの係止部がロック溝から左右共外れるように昇降柵を持ち上げ、この状態で左右両方の摘みを内側へ引き込むという動作が必要であり、操作が面倒である。また、係止部とロック溝の係脱が確実でスムーズに行えるようにするには、部品や組立てを高精度に作る必要があり、製作費が嵩むという難点がある。さらに、昇降柵を上昇させた位置では、上方へはフリーの状態であるので、昇降柵に触るとガタつくという欠点もある。
そこで、本考案は、昇降させるのに余分な操作を必要とせず、簡素な構造で、不意に落下することのないベビーベッドの昇降柵の支持装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本考案に係るベビーベッドの昇降柵は、次の手段を採った。すなわち、マットの四方を囲む柵の一方の側面を上下に分割して上側を昇降可能な昇降柵とし、該昇降柵の左右端の縦枠材にバネで外方へ付勢した係止ロッドをそれぞれ貫通して設けるとともに、該縦枠材と隣接する柵の縦部材それぞれに該係止ロッドが嵌挿する横穴を設け、該昇降柵を上昇させた位置で該縦部材に支持させるようにしたベビーベッドの昇降柵の支持装置において、該縦枠材と該縦部材との間隔が所定の値以上にならないように規制するため、該縦部材に貫通した縦溝を設けるとともに、該縦溝を貫通させて係止する連結部材を該縦枠材に固設したことを特徴としている。
連結部材は、できるだけ係止ロッドに近い位置に設けるとよい。なお、係止ロッドより上方に設けてもよい。
昇降柵が垂直に昇降するように、昇降柵の両端の縦枠材と隣接する柵の縦部材に案内手段を設けるが、その構造はとくに問わない。また、案内手段は、連結部材とこれが貫通する縦溝と関係なく設けてもよいが、請求項2に記載のように、昇降柵の縦枠材に縦部材側へ突出する案内部材を付設し、縦部材に案内部材と嵌合する案内溝を設け、貫通した縦溝を案内溝より狭いものとして案内溝内に設けるのが望ましい。
連結部材は、昇降柵の縦枠材と隣接する柵の縦部材との間隔を係止ロッドが横穴から外れるほど大きくならないように規制するためのもので、狭まる側には移動可能である。
連結部材は、縦溝を貫通させて係止して縦枠材と該縦部材との間隔を所定の値以上にならないようにできるものであれば、その構成は特に問わないが、請求項3に記載のように、端部に雄ネジを備えたネジピンと、雄ネジが捩じ込まれる雌ネジを有する頭付ナットとで構成し、雌ネジ部は前記縦枠材内に埋設するのが望ましい。なお、上記の所定の値は、係止ロッドが少なくとも横穴から外れることのない寸法であり、横穴の深さによって決めればよい。
上記のように、本考案のベビーベッドの昇降柵は、縦枠材と縦部材との間隔が所定の値以上にならないように規制するため、縦部材に貫通した縦溝を設けるとともに、縦溝を貫通させて係止する連結部材を縦枠材に固設したので、前柵や後柵が外方へ強く押されることがあっても、前柵および後柵と、昇降柵との間の隙間が大きくなることがない。したがって、昇降柵が落下することがない。
また、昇降柵を下降させる場合は、従来と全く同じく左右の摘みを引くだけでよく、昇降柵を持ち上げるなど格別な操作を必要としないので、簡便である。さらに、構造が簡素で複雑な加工を必要としないので、安価に製造できる。
また、昇降柵の縦枠材に縦部材側へ突出する案内部材を付設し、縦部材に案内部材と嵌合する案内溝を設け、貫通した縦溝を案内溝より狭いものとして案内溝内に設け(請求項2)れば、加工が簡単で、僅かな加工を施すだけで、既に使用されているベビーベッドにも適用できる。
さらに、連結部材は、端部に雄ネジを備えたネジピンと、雄ネジが捩じ込まれる雌ネジを有する頭付ナットからなり、雌ネジ部は縦枠材内に埋設すれば(請求項3)、コンパクトにまとまり、部材が柵から突出することがないので、安全である。
以下、本考案のベビーベッドの昇降柵の支持装置の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
ベビーベッドの全体構成は、上記の従来技術で説明したものと同じである。すなわち、図1に示すように、頭側の前柵1と足側の後柵2と左右の側柵3で、四方を囲み、中にマット7が固定されている。そして、側柵3の一方(図1で手前側)は、上下に分割し、下側は固定柵4、上側を昇降可能な昇降柵5としている。なお、6は、キャスターであり、4aは、マット7の下方に赤ちゃんの用具などを収納するときに使用する扉である。
昇降柵5は、固定柵4の外側にあり、前柵1と後柵2の手前側の縦部材1a,2aに係合して昇降され、支持される。この構成は、昇降柵5の左右とも同じであるので、後柵2側で説明する。
昇降柵5の右端の縦枠材5aの上部位置に貫通孔5bと貫通孔5dが穿設されており、図3に示すように、係止ロッド10と連結部材20がそれぞれ設けられている。そして、昇降柵5の縦枠材5aの下端には案内部材5cが付設されている。
一方、昇降柵5と隣接する後柵2の縦部材2aには、案内部材5cが嵌合する案内溝2bが縦方向に設けられており、その上端に横孔2cが設けられている。そして、案内溝2bの中程より上方へ縦部材2aを貫通した縦溝2dが設けられている。
案内溝2bの下端は、昇降柵5を下降させたとき(図3(a)において2点鎖線で示す)にこれを支持するが、この位置は、昇降柵5の上端がマット7より若干上になるように設定している。また、縦溝2dの幅は、案内溝2bの半分程度にしている。
係止ロッド10は図4に示すように、上記従来技術(図2)で説明したものと同じであり、摘み11を備え、バネ13が介装され、先端側にロッド12を備えている。なお、貫通孔5bは、外側が大径の段付孔であり、バネ13は大径の孔に位置し、左端は大径の孔の端面に、右端はロッド部12の右端面に係止している。
連結部材20は、六角頭を有し先端部に雄ネジが形成されたネジピン21と、プラスドライバが使用できる頭を備えた頭付ナット22と、ワッシャ23とから構成されている。そして、頭付ナット22にネジピン21をねじ込んだときは、縦枠材5aと縦部材2aとは、一定の隙間(2〜5mm)以上には離間しないように規制される。なお、貫通孔5dは、内側が大径の段付孔であり、頭付ナット22の雌ネジ部が縦枠材5a内に埋設されるようにしている。また、ワッシャ23は、合成樹脂製のものを使用している。
このように構成されているので、昇降柵5が上昇させた位置にあるときは、係止ロッド10のロッド部12が、バネ13に付勢されて横穴2cに嵌挿しており、縦部材1a,2aに支持されている。そして、この状態で、前柵1や後柵2を外方へ強く押したとしても、連結部材20によって縦枠材5aと縦部材1a,2aとが一定の値以上に離れることがないので、ロッド部12が横穴2cから離脱することがない。したがって、昇降柵5は落下することがない。
昇降柵5を下降させるときは、摘み11を掴んで引き込めば、ロッド部12が横穴2cから外れるので、ゆっくり下降させればよい。このとき、昇降柵5の下端は案内部材5cが案内溝2bに嵌合し、上部は係止ロッド10のロッド部12が案内溝2bに嵌合するので、垂直に下降するように案内される。そして、連結部材20は縦溝2dに沿って下降するが、このときも、縦枠材5aと縦部材1a,2aとが一定の値以上に離れることがないので、スムーズに下降する。なお、縦溝2dの幅は、案内溝2bの半分程度で、中心を一致させているので、摘み11から手を離しても、ロッド部12が縦溝2dへ挿通することはない。
本発明を実施したベビーベッドの斜視図である。 同 昇降柵の保持機構を示す断面図である。 同 (a)は昇降柵と隣接する後柵を示す正面図、(b)はA−A視図、(c)は側面図である。 同 連結部材の詳細を示す断面図である。
符号の説明
1 前柵
1a 縦部材
2 後柵
2a 縦部材
2b 案内溝
2c 横穴
2d 縦溝
3 側柵
4 固定柵
4a 扉
5 昇降柵
5a 縦枠材
5b 貫通孔
5c 案内部材
5d 貫通孔
6 キャスター
7 マット
10 係止ロッド
11 摘み
12 ロッド部
13 バネ
20 連結部材
21 ネジピン
22 頭付ナット
23 ワッシャ

Claims (3)

  1. マットの四方を囲む柵の一方の側面を上下に分割して上側を昇降可能な昇降柵とし、該昇降柵の左右端の縦枠材にバネで外方へ付勢した係止ロッドをそれぞれ貫通して設けるとともに、該縦枠材と隣接する柵の縦部材それぞれに該係止ロッドが嵌挿する横穴を設け、該昇降柵を上昇させた位置で該縦部材に支持させるようにしたベビーベッドの昇降柵の支持装置において、該縦枠材と該縦部材との間隔が所定の値以上にならないように規制するため、該縦部材に貫通した縦溝を設けるとともに、該縦溝を貫通させて係止する連結部材を該縦枠材に固設したことを特徴とするベビーベッドの昇降柵の支持装置。
  2. 前記昇降柵の縦枠材に前記縦部材側へ突出する案内部材を付設し、前記縦部材に該案内部材と嵌合する案内溝を設け、前記貫通した縦溝を該案内溝より狭いものとして案内溝内に設けたことを特徴とする請求項1記載のベビーベッドの昇降柵の支持装置。
  3. 前記連結部材は、端部に雄ネジを備えたネジピンと、該雄ネジが捩じ込まれる雌ネジを有する頭付ナットとからなり、該雌ネジ部は前記縦枠材内に埋設したことを特徴とする請求項1記載のベビーベッドの昇降柵の支持装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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