JP3115187U - 光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】物品10を収納可能で、遮光性を備えた箱本体1と、箱本体1内部で物品10を支持する支持部材2と、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質3と、被覆光触媒粒子に照射可能な位置に配置された、所定波長の光を発する光触媒照射光源4とを有する。支持部材2は、物品10を下方から固定するための凹部2aを有し、被覆光触媒粒子は、箱本体1の内壁の上面、内壁の側面1bにおける支持部材2の凹部2aよりも上側の部位、支持部材2の所定の面の少なくともいずれかに配置されている。
【選択図】図2
Description
チタニアは、光を照射すると酸化還元作用により有機物質を分解するという性質を有していることが知られている。チタニアのこのような光触媒作用を利用すれば、野菜や果物等の生鮮食品から発散されるエチレンガスや、生鮮食品や衣類などの物品及びそれらの物品の周囲に存在する微生物や菌を、分解・除去することができる。この方法は、チタニアと光を利用するだけで繰り返し使用できるという長所がある。
しかも、本考案のように被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質は、光を照射するだけで、吸着した物質を分解するため、繰り返し使用でき、低コスト・省エネルギー的で、かつメンテナンスフリーで長期間使用できる。
微細孔構造を備えた多孔質物質としては、例えば、竹炭や木炭などの炭、ゼオライト、椰子殻活性炭などを用いることができる。
図1は本考案の第一実施形態にかかる光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器を示す図であり、(a)は蓋部を展開した状態の斜視図、(b)は(a)の容器の箱本体の内部に備わる支持部材を上から見た説明図、(c)は(b)に示した支持部材の斜視図、(d)は(a)の容器の箱本体における蓋部の内側を見た説明図である。図2は図1に示した容器の蓋部を閉じた状態において図1(b)のA−A線で切ったときの断面図である。なお、図2では便宜上、蓋部における箱本体内部への開閉部(図1(a)における符号1cで示す部位)は省略して示してある。
第一実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、箱本体1と、支持部材2と、被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質としての炭の粒子3と、光触媒照射光源4を有して構成されている。
また、箱本体1は、例えば、外壁に遮光性塗料が塗布される又は箱本体1を構成する材料に遮光性物質が一体に混入等されていて遮光性を備えており、外部からの光を遮断する機能を備えている。
また、光触媒照射光源4は、LED4aを発光させるための電気を供給する電池(図示省略)と、制御回路(図示省略)を備えている。制御回路は、LED4aの発光する間隔、時間を制御するように構成されている。なお、光触媒照射光源4は、例えば紫外光、青色光などそれぞれ異なる波長の光を発するLEDを複数個備え、制御回路(図示省略)を介して発光させるLEDを選択できるように構成してもよい。
このとき、光触媒照射光源4からは、LED4aを介して所定波長の光が、箱本体1の内壁の上面(即ち、蓋部1aの内側面)と、箱本体1の内壁の側面1bにおける、支持部材2の凹部2aよりも上側の部位と、支持部材2の凹部2a側における凹部2a以外の面とに担持され且つ炭の粒子3に担持された被覆光触媒粒子に照射される。
さらに、炭の粒子3は、生鮮食品10から蒸発した水分も吸着する作用を有する。このため、箱本体1の内部の湿度を微生物が繁殖しない湿度に保つことができる。
このため、第一実施形態の物品の老化防止輸送用容器によれば、生鮮食品10の鮮度を長期間維持することができる。
このようにしても、箱本体1自体が分解されることなく、エチレンガス等を分解・除去することができる。
図3は本考案の第二実施形態にかかる光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器を示す図であり、容器の蓋部を閉じた状態において図1(b)のA−A線に相当する位置の線で切ったときの断面図である。なお、図3では便宜上、蓋部における箱本体内部への開閉部(図1(a)における符号1cで示す部位に相当する部位)は省略して示してある。
第二実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、支持部材2が、箱本体1に密着した状態で収納されるように形成された、例えば発泡スチロールや発泡スポンジなどの不透明な樹脂製発泡体や普通のスポンジなどの成形体で構成されている。
その他の構成及び作用効果は、図1及び図2に示した第一実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器とほぼ同じである。
図4は本考案の第三実施形態にかかる光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器を示す図であり、容器の蓋部を閉じた状態において図1(b)のA−A線に相当する位置の線で切ったときの断面図である。なお、図4では便宜上、蓋部における箱本体内部への開閉部(図1(a)における符号1cで示す部位に相当する部位)は省略して示してある。
第三実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、光触媒照射光源4が、箱本体1の内壁における、支持部材2の凹部2aを隔てた下方及び上方の両側に位置する面(即ち、図4の例では、蓋部1aの内側面と、箱本体1の内壁の底面1d)に配置されている。また、被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質としての炭の粒子3は、箱本体1の内壁の上面(即ち、図1の蓋部1aの内側面に相当する面)と、箱本体1の内壁の側面1bにおける、支持部材2の凹部2aよりも上側の部位と、箱本体1の内壁の底面1dと、支持部材2における箱本体1の内壁と接する面以外の表面に担持されている。
その他の構成は、図1及び図2に示した第一実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器とほぼ同じである。
このため、第三実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器によれば、より一層、生鮮食品の鮮度を保つことができる。
図5は本考案の第四実施形態にかかる光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器を示す図であり、容器の蓋部を閉じた状態において図1(b)のA−A線に相当する位置の線で切ったときの断面図である。なお、図5では便宜上、蓋部における箱本体内部への開閉部(図1(a)における符号1cで示す部位に相当する部位)は省略して示してある。
第四実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、図3に示した第二実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器の構成に加えて、第2の支持部材5を有している。
第2の支持部材5は、プチトマトなどの生鮮食品10を上方から固定する第2の凹部5aを有し、箱本体1に収納した状態において箱本体1との間に空間ができるような形状に形成された肉薄の透明な多孔質部材(例えば、多孔質プラスチック成形体)で構成されている。
また、被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質としての炭の粒子3は、図3に示した部位に加えて、第2の支持部材5の表面全体にも担持されている。
このため、第四実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器によれば、より一層、生鮮食品の鮮度を保つことができる。
図6は本考案の第五実施形態にかかる光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器を示す図であり、容器の蓋部を閉じた状態において図1(b)のA−A線に相当する位置の線で切ったときの断面図である。なお、図6では便宜上、蓋部における箱本体内部への開閉部(図1(a)における符号1cで示す部位に相当する部位)は省略して示してある。
第五実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、図2に示した第一実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器の構成に加えて、第2の支持部材5を有している。
第2の支持部材5は、透明な多孔質シート部材で構成されている。そして、隅を支持部材2と箱本体1との隙間に挟み込むことで、プチトマトなどの生鮮食品を上方から固定することができるようになっている。
また、被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質としての炭の粒子3は、図2に示した部位に加えて、第2の支持部材5の表面全体にも担持されている。
このため、第五実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器によれば、より一層、生鮮食品の鮮度を保つことができる。
図7は本考案の第六実施形態にかかる光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器を示す図であり、容器の蓋部を閉じた状態において図1(b)のA−A線に相当する位置の線で切ったときの断面図である。なお、図7では便宜上、蓋部における箱本体内部への開閉部(図1(a)における符号1cで示す部位に相当する部位)は省略して示してある。
第六実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、図4に示した第三実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器とほぼ同様の構成に加えて、第2の支持部材5を有している。
第2の支持部材5は、プチトマトなどの生鮮食品10を上方から固定する第2の凹部5aを有し、箱本体1に密着した状態で収納されるように形成された中空で肉薄の透明な多孔質部材(例えば、多孔質プラスチック成形体)で構成されている。
また、被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質としての炭の粒子3は、箱本体1の内壁の底面1dと、支持部材2における箱本体1の内壁と接する面以外の表面と、第2の支持部材5の内側面と、第2の支持部材5の外側面のうち生鮮食品10側の面全体に担持されている。なお、図4に示した第三実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器とは異なり、被覆光触媒粒子を担持した炭の粒子3は、箱本体1の内壁の上面(即ち、図1の蓋部1aの内側面に相当する面)には備えていない。
このため、第六実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器によれば、より一層、生鮮食品の鮮度を保つことができる。
図8は本考案の第七実施形態にかかる光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器を示す図であり、容器の蓋部を閉じた状態において図1(b)のA−A線に相当する位置の線で切ったときの断面図である。なお、図8では便宜上、蓋部における箱本体内部への開閉部(図1(a)における符号1cで示す部位に相当する部位)は省略して示してある。
第七実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、支持部材2が、箱本体1に密着した状態で収納されるように形成された、例えば透明な合成樹脂製のスポンジ状の成形体で構成されている。また、光触媒照射光源4が、箱本体1の内壁における、支持部材2の凹部2aを隔てた下方及び上方の両側に位置する面(即ち、蓋部1aの内側面と、箱本体1の内壁の底面)に配置されている。さらに、例えば、透明な合成樹脂製のスポンジ状の成形体で構成された支持部材5を有している。支持部材5は、プチトマトなどの生鮮食品10を上方から固定する第2の凹部5aを有している。
そして、被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質としての炭の粒子3を、支持部材2及び第2の支持部材5を構成する透明な合成樹脂製のスポンジ状の成形体の内部に備えている。
このため、支持部材5及び第2の支持部材5に担持された被覆光触媒粒子を担持した炭3の粒子を介して、生鮮食品10の周囲すべておいて、光触媒粒子によるエチレンガス等の分解・除去と、炭の粒子による蒸発する水分の吸着作用を発揮させることができる。
このため、第七実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器によれば、より一層、生鮮食品の鮮度を保つことができる。
図9は本考案の第八実施形態にかかる光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器を示す図であり、容器の蓋部を閉じた状態において図1(b)のA−A線に相当する位置の線で切ったときの断面図である。なお、図9では便宜上、蓋部における箱本体内部への開閉部(図1(a)における符号1cで示す部位に相当する部位)は省略して示してある。
第八実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、図8に示した第七実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器における支持部材2と第2の支持部材5が、例えば、ガラス繊維などの透明な繊維を用いて、箱本体1に密着した状態で収納されるように形成された透明な網目状構造体で構成されている。
その他の構成及び作用効果は、図8に示した第七実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器とほぼ同じである。
図10は本考案の第九実施形態にかかる光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器を示す図であり、容器の蓋部を閉じた状態において図1(b)のA−A線に相当する位置の線で切ったときの断面図である。なお、図10では便宜上、蓋部における箱本体内部への開閉部(図1(a)における符号1cで示す部位に相当する部位)は省略して示してある。
第九実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、図3に示した第二実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器とほぼ同様の構成に加えて、第2の支持部材5を備えている。
第2の支持部材5は、光ファイバー6とメッシュ状部材7とを有して構成されている。
光ファイバー6は、箱本体1の内壁における、支持部材2の凹部2aを隔てた上方に位置する面(図10の例では蓋部1aの内側面)に配置されている光触媒照射光源4からの光を取り込む入射端面6aを有するとともに、側面で支持部材2に支持された生鮮食品10を上方から押えることが可能な所定の長さでランダムに配置されている。なお、図10では便宜上、図示を省略したが、光触媒照射光源4と光ファイバー6は、連結部材を介して連結されている。
また、メッシュ部材7は、光ファイバー6を収納している。
そして、第2の支持部材5は、生鮮食品10を押えたときに、生鮮食品の外形に合わせた形状に変形するようになっている。
また、被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質としての炭の粒子3は、図3に示した部位に加えて、第2の支持部材5を構成する光ファイバー6の周囲と、メッシュ部材7に備えられている。
このため、第九実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器によれば、より一層、生鮮食品の鮮度を保つことができる。
このため、第九実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器によれば、生鮮食品10の上部近傍における、光触媒粒子によるエチレンガス等の分解・除去を効率的に行うことができる。
図11は本考案の第十実施形態にかかる光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器を示す図であり、容器の蓋部を閉じた状態において図1(b)のA−A線に相当する位置の線で切ったときの断面図である。なお、図11では便宜上、蓋部における箱本体内部への開閉部(図1(a)における符号1cで示す部位に相当する部位)は省略して示してある。
第十実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、図5に示した第六実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器とほぼ同様の構成に加えて、さらに、箱本体1の内壁における、支持部材2の凹部2aを隔てた上方に位置する面(図11の例では、蓋部1aの内側面)に配置されている光触媒照射光源4からの光を取り込む入射端面6aを有する光ファイバー6と、光ファイバー6の出射端面6bから出射された光を拡散する拡散板8とを、第2の支持部材5を構成する肉薄の透明な多孔質部材と光触媒照射光源4との間に備えている。なお、図11では便宜上、図示を省略したが、光触媒照射光源4と光ファイバー6は、連結部材を介して連結されている。
なお、第2支持部材5は、その周縁部が折り曲げられており、折り曲げられた周縁部の端面5bで拡散板8を保持することができるようになっている。
また、第十実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器では、被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質としての炭の粒子3は、支持部材2の凹部2a側における凹部2a以外の面と、支持部材5における箱本体1の内壁と接する面以外の表面と、拡散板8の支持部材5側の面に担持されている。
また、第十実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、箱本体1が比較的大きな深さを持っている。
しかるに、第十実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器によれば、光ファイバー6を介して、光量のロスを減少させて光触媒粒子が配置されている領域近傍に光を導くことができ、さらに拡散板8を介して光触媒粒子が配置されている領域に向けて均等に光を照射することができる。
このため、第十実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器によれば、箱本体1が比較的大きな深さを持っていても、光触媒作用を効率的に発揮させることができ、生鮮食品10の上部近傍における、光触媒粒子によるエチレンガス等の分解・除去を効率的に行うことができる。
図12は本考案の第十一実施形態にかかる光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器を示す図であり、容器の蓋部を閉じた状態において図1(b)のA−A線に相当する位置の線で切ったときの断面図である。なお、図12では便宜上、蓋部における箱本体内部への開閉部(図1(a)における符号1cで示す部位に相当する部位)は省略して示してある。
第十一実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、光触媒照射光源からの光を拡散する拡散板8を、第2の支持部材を構成する肉薄の透明な多孔質部材と光触媒照射光源4との間に備えており、光触媒照射光源4からの光が、直接拡散板8に入射するように構成されている。
また、箱本体1の内壁の上面(図12の例では、蓋部1aの内側面)と、箱本体1の内壁の側面1bにおける、拡散板8より上側の部位には、反射膜9が蒸着されている。
その他の構成は、図11に示した第十実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器とほぼ同じである。
このため、第十一実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器によれば、光触媒作用を効率的に発揮させることができ、生鮮食品10の上部近傍における、光触媒粒子によるエチレンガス等の分解・除去を効率的に行うことができる。
図13は本考案の第十二実施形態にかかる光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器を示す図であり、容器の蓋部を閉じた状態において図1(b)のA−A線に相当する位置の線で切ったときの断面図である。なお、図13では便宜上、蓋部における箱本体内部への開閉部(図1(a)における符号1cで示す部位に相当する部位)は省略して示してある。
第十二実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、図5に示した第六実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器の構成における、箱本体1の内壁の上面(図13の例では、蓋部1aの内側面)と、箱本体1の内壁の側面1bにおける、支持部材2の凹部2aよりも上側の部位に、反射膜9が蒸着されており、被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質としての炭の粒子3は、その反射膜9が蒸着された面に担持されている。その他の構成は、図5に示した第六実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器の構成とほぼ同じである。
このため、第十二実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器によれば、光量ロスが極力生じないようにして、より一層、光触媒作用を効率的に発揮させることができ、生鮮食品10の上部近傍における、光触媒粒子によるエチレンガス等の分解・除去を効率的に行うことができる。
図14は本考案の第十三実施形態にかかる光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器を示す図であり、容器の蓋部を開いた状態において図1(b)のA−A線に相当する位置の線で切ったときの断面図である。なお、図14では便宜上、蓋部は一部省略して示してある。
第十三実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器は、第2の支持部材5と光触媒照射光源4とが、箱本体1に対して着脱可能な一ユニット11として一体的に構成されている。箱本体1は、光触媒照射光源4も被覆光触媒を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質としての炭の粒子3も備えていない、従来一般に用いられている箱で構成されている。また、支持部材2も被覆光触媒を担持した炭の粒子3も備えていない、従来一般に用いられている支持部材で構成されている。
ユニット11における第2の支持部材5は、プチトマトなどの生鮮食品10を上方から固定する第2の凹部5aを有し、且つ、箱本体1に密着した状態で収納されるように形成された中空で肉薄の透明な多孔質部材で構成されている。
光触媒照射光源4は、第2の支持部材5の内壁における上面に設けられている。また、被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質としての炭の粒子3は、第2の支持部材5の内壁における光触媒照射光源4が配置されている以外の部位と、第2の支持部材5の外壁における第2の凹部5aが形成されている側の面に担持されている。
さらに、第2の支持部材5の外壁における第2の凹部5aが形成されている側の面以外の面には、反射膜9が蒸着されている。
そして、光触媒照射光源4から所定波長の光を生鮮食品10側に向けて照射する。このとき、生鮮食品10の近傍(凹部5a近傍)、上方(第2の支持部材5の内壁における上面)及び側方(第2の支持部材5の内壁における側面)に備えられた炭の粒子3に担持された光触媒粒子が照射されて光触媒作用を発揮し、生鮮食品10の上部近傍においてエチレンガス等を分解・除去する。また、炭の粒子による蒸発する水分の吸着作用を発揮させることができる。
このため、第十三実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器によれば、図1及び図2に示した第一実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器と同様に、生鮮食品10の鮮度を長期間維持することができる。
このため、第十三実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器によれば、光量ロスが極力生じないようにして、より一層、光触媒作用を効率的に発揮させることができ、生鮮食品10の上部近傍における、光触媒粒子によるエチレンガス等の分解・除去を効率的に行うことができる。
例えば、上記各実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器において、支持部材2を、例えば、プチトマトなどの生鮮食品10を下方から固定する凹部2aを有し、且つ、箱本体1に密着した状態で収納されるように形成された中空で肉薄の透明な多孔質部材(例えば、多孔質プラスチック成形体)で構成してもよい。
そして、そのように構成した場合には、図4、図7〜図9に示した第三、第六〜第八実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器のように光触媒照明光源4が箱本体1の内壁における、支持部材2の凹部2aを隔てた下方に位置する面にも配置し、被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質としての炭の粒子3を、支持部材2における箱本体1の内壁と接する面以外の表面に担持するとよい。このようにすれば、図4、図7〜図9に示した第三、第六〜第八実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器と同様の作用効果が得られる。
また、本考案の上記各実施形態の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器においては、光触媒照射光源4を、図示省略した制御回路を介してLED4aが点滅するように構成してもよい。
例えば、ビタミンAとしての効果を示すβカロチンの含有量を増加させるためには、赤色光(波長範囲:620〜760nm)と、青色光(波長範囲:400〜480nm)を同時に照射するようにするとよい。また、例えば、ビタミンCを増加させるためには、紫外光(波長範囲:250〜400nm)を照射するとよい。
一方、光触媒作用を効果的に発揮する波長としては、紫外光が望ましい。また、光を必要以上に農作物に照射すると、農作物の熟成が促進されてしまうことになる。このため、所定のビタミンを増加させることのできる特定波長の光に切り替える場合には、図示省略した制御回路を介して照射時間を制御すればよい。
また、被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質としての炭の粒子3を備えてなるシートを、箱本体1の内壁、支持部材2又は第2の支持部材5、における所定の面へ着脱可能に構成してもよい。
このようにすれば、箱本体1の内部に収納される物品の個数及び配置や、用途等に応じて、光触媒作用を有効に発揮させるために必要な個数分の光触媒照射光源4を配置することができ、光触媒照射光源のコストパフォーマンスを向上させ、且つ、効率よく光触媒作用の効果を発揮させることができる。
このようにしても、箱本体1の内部に収納される物品の個数及び配置や、用途等に応じて、光触媒作用を有効に発揮させるために最適な位置に光触媒照射光源4を配置することができ、効率よく光触媒作用の効果を発揮させることができる。
1a 蓋部
1b 箱本体1の内壁の側面
1c 開閉部
2 支持部材
2a 凹部
3 被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質(炭の粒子)
4 光触媒照射光源
4a LED
5 第2の支持部材
5a 第2の凹部
5b 周縁部の端面
6 光ファイバー
7 メッシュ状部材
8 拡散板
9 反射膜
10 プチトマトなどの生鮮食品
Claims (39)
- 物品を収納可能で、遮光性を備えた箱本体と、
前記箱本体内部において前記物品を支持する支持部材と、
前記箱本体の内壁及び前記支持部材の、少なくともいずれかの所定箇所に設けられた、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質と、
前記箱本体内部における前記被覆光触媒粒子に照射可能な位置に配置された、所定波長の光を発する光触媒照射光源と、
を有してなることを特徴とする光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。 - 物品を収納可能な箱本体と、
前記箱本体内部において前記物品を支持する支持部材と、
前記箱本体の内壁及び前記支持部材の、少なくともいずれかの所定箇所に設けられた、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子と、
前記箱本体内部における前記被覆光触媒粒子に照射可能な位置に配置された、所定波長の光を発する光触媒照射光源と、
を有してなることを特徴とする光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。 - 前記支持部材が、前記物品を下方から固定するための凹部を有し、
前記被覆光触媒粒子が、前記箱本体の内壁の上面、前記箱本体の内壁の側面における、前記支持部材の前記凹部よりも上側の部位、前記支持部材に現れる所定の面のうちの、少なくともいずれかの面に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。 - 前記支持部材が、前記物品を下方から固定するための凹部を有し、且つ、前記箱本体に収納した状態において該箱本体との間に空間ができるような形状に形成された肉薄の透明な多孔質部材で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記支持部材が、前記物品を下方から固定するための凹部を有し、且つ、前記箱本体に密着した状態で収納されるように形成された中空で肉薄の透明な多孔質部材で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記支持部材が、前記物品を下方から固定するための凹部を有し、且つ、前記箱本体に密着した状態で収納されるように形成された樹脂製発泡体で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記支持部材が、前記物品を下方から固定するための凹部を有し、且つ、前記箱本体に密着した状態で収納されるように形成された透明なスポンジ状の成形体で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- さらに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質を、前記支持部材を構成する前記透明なスポンジ状の成形体の内部に備えたことを特徴とする請求項7に記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- さらに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を、前記支持部材を構成する前記透明なスポンジ状の成形体の内部に備えたことを特徴とする請求項7に記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記被覆光触媒粒子が、前記箱本体の内壁における、前記支持部材の前記凹部を隔てた上方及び下方の両側に位置する面に配置されていることを特徴とする請求項4、5、7〜9のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記光触媒照射光源が、前記箱本体の内壁における、前記支持部材の前記凹部を隔てた下方及び上方の両側に位置する面に配置されていることを特徴とする請求項4、5、7〜10のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- さらに、前記物品を上方から固定するための第2の凹部を有する第2の支持部材を有し、
前記第2の支持部材が、前記箱本体に収納した状態において該箱本体との間に空間ができるような形状に形成された肉薄の透明な多孔質部材で構成されていることを特徴とする請求項4〜11のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。 - さらに、前記物品を上方から固定するための第2の凹部を有する第2の支持部材を有し、
前記第2の支持部材が、前記箱本体に密着した状態で収納されるように形成された中空で肉薄の透明な多孔質部材で構成されていることを特徴とする請求項4〜11のいずれかに記載の物品の状態保存用容器。 - さらに、前記物品を上方から固定するための第2の支持部材を有し、
前記第2の支持部材が、透明な多孔質シート部材で構成されていることを特徴とする請求項4〜11のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。 - さらに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質を、前記第2の支持部材における所定の面に備えたことを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- さらに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を、前記第2の支持部材における所定の面に備えたことを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- さらに、前記物品を上方から固定するための第2の凹部を有する第2の支持部材を有し、
前記第2の支持部材が、前記箱本体に密着した状態で収納されるように形成された透明なスポンジ状の成形体で構成されていることを特徴とする請求項4〜11のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。 - さらに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質を、前記第2の支持部材を構成する前記透明なスポンジ状の成形体の内部に備えたことを特徴とする請求項17に記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- さらに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を、前記第2の支持部材を構成する前記透明なスポンジ状の成形体の内部に備えたことを特徴とする請求項17に記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- さらに、前記物品を上方から固定するための第2の凹部を有する第2の支持部材を有し、
前記第2の支持部材が、前記箱本体に密着した状態で収納されるように形成された透明な網目状構造体で構成されていることを特徴とする請求項4〜11のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。 - さらに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質を、前記第2の支持部材を構成する前記透明な網目状構造体の内部に備えたことを特徴とする請求項20に記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- さらに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を、前記第2の支持部材を構成する前記透明な網目状構造体の内部に備えたことを特徴とする請求項20に記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- さらに、前記物品を上方から固定するための第2の支持部材を有し、
前記第2の支持部材が、前記箱本体の内壁における、前記支持部材の前記凹部を隔てた上方に位置する面に配置されている前記光触媒照射光源からの光を取り込む入射端面を有するとともに、側面で前記支持部材に支持された物品を上方から押えることが可能な所定の長さでランダムに配置された光ファイバーと、前記光ファイバーを収納するメッシュ状部材とで構成されていることを特徴とする請求項4〜11のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。 - さらに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質を、前記第2の支持部材を構成する前記光ファイバーに備えたことを特徴とする請求項23に記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- さらに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を、前記第2の支持部材を構成する前記光ファイバーに備えたことを特徴とする請求項23に記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- さらに、前記箱本体の内壁における、前記支持部材の前記凹部を隔てた上方に位置する面に配置されている前記光触媒照射光源からの光を取り込む入射端面を有する光ファイバーと、
前記光ファイバーの出射端面から出射された光を拡散する拡散板とを、
前記第2の支持部材を構成する前記肉薄の透明な多孔質部材と前記光触媒照射光源との間に備えたことを特徴とする請求項12に記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。 - さらに、前記光触媒照射光源からの光を拡散する拡散板を、前記第2の支持部材を構成する前記肉薄の透明な多孔質部材と前記光触媒照射光源との間に備えたことを特徴とする請求項12に記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記第2の支持部材と少なくとも一部の前記光触媒照射光源とが、前記箱本体に対して着脱可能な一ユニットとして一体的に構成されていることを特徴とする請求項13〜27のいずれかに記載の記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記箱本体の内壁の少なくとも一部が反射面で構成されていることを特徴とする請求項1〜28のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記光触媒照射光源が、点滅制御手段を備えていることを特徴とする請求項1〜29のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記光触媒照射光源が、前記箱本体に支持される農作物に対して所定のビタミンを増加させることのできる特定波長の光に切り替えて該農作物を照射可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜30のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記箱本体の内壁及び前記支持部材の、少なくともいずれかに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質を備えたシートを貼り付けたことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記箱本体の内壁、前記支持部材及び前記第2の支持部材の、少なくともいずれかに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質を備えたシートを貼り付けたことを特徴とする請求項12〜28、請求項12〜28のいずれかに従属する請求項29〜31、のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記箱本体の内壁及び前記支持部材の、少なくともいずれかに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質を備えたシートを着脱可能に備えたことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記箱本体の内壁、前記支持部材及び前記第2の支持部材の、少なくともいずれかに、表面に光に不活性な無機物で部分的に被覆してなる被覆光触媒粒子を担持した、微細孔構造を備えた多孔質物質を備えたシートを着脱可能に備えたことを特徴とする請求項12〜28、請求項12〜28のいずれかに従属する請求項29〜31、のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記箱本体の内壁及び前記支持部材の、少なくともいずれかが、生分解性プラスチックからなることを特徴とする請求項1〜11、32、34のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記箱本体の内壁、前記支持部材及び前記第2の支持部材の、少なくともいずれかが、生分解性プラスチックからなることを特徴とする請求項12〜28、請求項12〜28のいずれかに従属する請求項29〜31、33、35のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 少なくとも一部の前記光触媒照射光源が、前記箱本体に対し着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜37のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
- 前記箱本体が、少なくとも一部の前記光触媒照射光源の取り付け位置を調整可能な取り付け位置調整手段を備えることを特徴とする請求項1〜37のいずれかに記載の光触媒を用いた物品の老化防止輸送用容器。
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JP2015515265A (ja) * | 2012-03-16 | 2015-05-28 | リ、ソンウォン | 食品の貯蔵性向上のための保存装置 |
JP2017046618A (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 鮮度保持方法、鮮度保持装置、収納庫、及び、陳列装置 |
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2005
- 2005-07-28 JP JP2005006046U patent/JP3115187U/ja not_active Expired - Lifetime
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