JP3114404U - 光るルアー - Google Patents

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浩平 速水
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加藤 卓也
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Abstract

【課題】 構造が簡単で組み立てや小型化が容易であり、製造コストを低く抑えながら、圧電素子を複雑に振動させることによりLEDの多様な光り方を可能にする光るルアー、水中集魚灯、および電気ウキを提供すること。
【解決手段】 光るルアーにおいて、板状の圧電素子10と、圧電素子10によって供給される電力よって発光するように圧電素子10と電気的に接続された少なくとも1個のLED20と、圧電素子10およびLED20群からなる電気回路を被覆する弾性部材からなるカバー40であって、少なくとも圧電素子10の一部を覆う第1の部分は、LED群を覆う第2の部分よりも薄くなっているカバー40とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図2


Description

本考案は、振動力発電を利用した光るルアーに関する。
従来の発光機能を有するルアーの電源としては、リチウム電池等の1次電池、太陽電池と2次電池との組み合わせ、ルアーの動きを利用して発電する圧電素子等がある。
圧電素子を電源として用いる光るルアーは、ルアーの動きによって生じる振動によりルアーに内蔵した圧電素子が振動し、発電する。例えば、釣り人の釣竿を動かす動作や、リールを巻く動きによってルアーに振動が生じる。ルアーに内蔵した圧電素子には任意の色、数の発光ダイオード(LED)が複数取り付けられており、上記圧電素子に電気的に接続されている。そのため、ルアーに生じた振動により発電した電力でLEDを光らせることができる。このとき、釣竿を細かく動かすこと等によりパルス的に強い光を出すことができる。このパルスの光はルアーの動きと連動しているため、本物の魚の鱗が光を反射させるときのように、LEDを不規則に点滅させることができる。また、電池交換や充電操作を必要としないため取り扱いが簡易である。
しかしながら、圧電素子の振動の仕方が単調なため、LEDを複雑に点滅させるには別個の電気回路を必要とし、構造が複雑になるので、製造コストがかさむという問題があった。
本考案の目的は、構造が簡単で組み立てや小型化が容易であり、製造コストを低く抑えながら、圧電素子を複雑に振動させることによりLEDの多様な光り方を可能にする光るルアー、水中集魚灯、および電気ウキを提供することにある。
本考案は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、光るルアーにおいて、板状の圧電素子と、圧電素子によって供給される電力よって発光するように圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、圧電素子およびLED群からなる電気回路を被覆する弾性部材からなるカバーであって、少なくとも圧電素子の一部を覆う第1の部分は、LED群を覆う第2の部分よりも薄くなっているカバーとを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の光るルアーであって、頭部を含むルアー魚体前部と尾部を含むルアー魚体後部とに分割されたルアー魚体であって、ルアー魚体前部およびルアー魚体後部の少なくともどちらか一方にはLEDの発する光が外部に透過可能な透過部が設けられ、電気回路を内蔵したカバーにより、ルアー魚体前部とルアー魚体後部とが接続されるルアー魚体を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、光るルアーにおいて、板状の圧電素子と、圧電素子によって供給される電力よって発光するように圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、圧電素子およびLED群からなる電気回路を被覆する弾性部材からなるカバーであって、少なくとも圧電素子の一部を覆う部分は窪んでおり、少なくとも圧電素子の板面の一方の面側の窪みと他方の面側の窪みとは深さが異なるように成形されたカバーとを備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、光るルアーにおいて、板状の圧電素子と、圧電素子によって供給される電力よって発光するように圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、圧電素子およびLED群からなる電気回路を被覆する弾性部材からなるカバーであって、少なくとも圧電素子の一部を覆う部分にはV字の切れ込みが入れられたカバーとを備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の考案は、集魚ライトにおいて、板状の圧電素子と、圧電素子によって供給される電力よって発光するように接続された複数のLEDと、圧電素子およびLED群からなる電気回路を被覆した弾性部材からなるカバーであって、少なくとも圧電素子の一部を覆う部分は窪んでおり、圧電素子の一方の面側の第1の窪みと他方の面側の第2の窪みとは深さが異なるように成形されたカバーと第1および第2の窪みのいずれか一方の縁に取り付けられた水中抵抗板とを備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の考案は、電気ウキにおいて、板状の圧電素子と、圧電素子によって供給される電力よって発光するように圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、圧電素子およびLED群からなる電気回路を被覆した弾性部材からなる棒ウキ型のカバーであって、少なくとも圧電素子の一部を覆う部分は窪んでいる棒ウキ型のカバーと、棒ウキを水面に浮かしたときに水面上に出ている側の先端に取り付けられた錘とを備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の考案は、電気ウキにおいて、複数の板状の圧電素子と、圧電素子によって供給される電力よって発光するように圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、圧電素子およびLED群からなる電気回路を被覆した弾性部材からなる棒ウキ型のカバーであって、少なくとも圧電素子の一部を覆う部分は窪んでいる棒ウキ型のカバーと、圧電素子が組み込まれた振動板であって、一端を棒ウキを水面に浮かしたときに水面上に出ている側の先端に取り付けられ、および他端に錘を取り付けられた振動板と、を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の考案は、光るルアーにおいて、板状の圧電素子と、圧電素子によって供給される電力よって発光するように圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、頭部を含むルアー魚体前部と尾部を含むルアー魚体後部とに分割されたルアー魚体であって、ルアー魚体前部およびルアー魚体後部の少なくともどちらか一方にはLED群が配置されたルアー魚体と、ルアー魚体前部とルアー魚体後部とを屈曲可能に接続するヒンジと、ルアー魚体前部内のヒンジに取り付けられた圧電素子が組み込まれた振動板と、ルアー魚体前部内に設けられた振動板の振幅を制限する小片とを備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の考案は、光るルアーにおいて、板状の圧電素子と、圧電素子によって供給される電力よって発光するように圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、頭部を含むルアー魚体前部と尾部を含むルアー魚体後部とに分割されたルアー魚体であって、ルアー魚体前部およびルアー魚体後部の少なくともどちらか一方にはLED群が配置されたルアー魚体とルアー魚体前部とルアー魚体後部とを接続する連結部であって、圧電素子を内蔵する弾性部材からなり、ルアー魚体よりも薄い連結部とを備えたことを特徴とする。
請求項10に記載の考案は、光るルアーにおいて、板状の圧電素子と、圧電素子によって供給される電力よって発光するように圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、板片前部と、LED群が取り付けられた板片後部と、圧電素子を内蔵する弾性部材からなり、板片前部と板片後部とを接続する連結部とを備えたことを特徴とする。
本考案によれば、ルアー魚体の動きと圧電素子の動きを直接的に連動させることにより、圧電素子とLEDとからなる最小限の電気回路を用いて複雑で多様なLEDの光り方が可能となる。
図1(a)、(b)に、本考案の実施形態に係る光るルアー、集魚ライト、電気ウキに用いる電気回路例を示す。図1(a)の電気回路は、圧電素子10に対し、逆向きの2つのLED20が並列に接続されている。図1(b)の電気回路は、並列に接続された逆向きの2つのLED20と抵抗30とが直列に接続されている。抵抗30によって、LED20にかかる電圧の大きさを調整することができる。図1(a)、(b)に示す電気回路では、圧電素子10が振動して発電し、その発電出力がLED20に供給されると、その発電出力がLED20の障壁電圧以上の出力電圧を有する場合、必ずどちらか一方のLED20が点灯する。つまり、LED20が光を発するのは圧電素子10に振動等の一定の圧力が加わったときだけであるので、圧電素子10に加わる圧力に応じてLED20は点滅する。
図1(a)、(b)に示した電気回路ではLEDを2つだけ示すが、この電気回路には、圧電素子10から生じる発電出力により各LED20の障壁電圧以上の電圧をかけられる範囲において、任意の数のLED20を接続することができる。また、以下の実施形態1〜8において用いる圧電素子10は、ピエゾフィルムや圧電バイモルフ等の板状の圧電素子を用いる。
(実施形態1)
図2(a)、(b)に、本考案の実施形態1に係る光るルアーで用いる発光モジュールを示す。図2(a)は、圧電素子10の長手方向の両端にそれぞれ6個のLEDが笠状に広がって配置された電気回路を、少なくとも圧電素子10の一部の周囲を覆う部材が適度な弾性を有する部材からなるカバー40で囲まれた発光モジュールである。ここで用いる電気回路は、図1(a)、(b)に示す電気回路に10個のLED20を電気的に接続したものである。カバー40の両端部40−1、40−3は、LED20の少なくとも一部をカバー40の外側に突出させるように形成されている。カバー40の中央部の厚みは、カバー40の両端部40−1、40−3に比べて薄い窪み40−2が形成されている。この発光モジュールは、長手方向の長さ(全長)が約50mm、長手方向に対して垂直な方向の長さ(全幅)が約15mmである。本明細書内では、長手方向の長さを全長、長手方向に対して垂直な方向の長さを全幅とする。
図2(c)、(d)に、本考案の実施形態1に係る光るルアーの断面および側面を示す。発光モジュールを、内部が空洞になっているルアー魚体50−a、50−bに、圧電素子10の板面がルアー魚体50−a、50−bの側面を向くように組み込まれた光るルアーである。本明細書内では、圧電素子10の板面が向いている方向をルアーの側面とする。ここで板面とは、最も面積の大きい2つの面を指す。ルアー魚体50−a、50−bは、金具を有する口部から胴体中央部付近までのルアー魚体前部50−aと、胴体中央部付近から尾部までのルアー魚体後部50−bとに分かれているが、発光モジュールによって連結される。ルアー魚体前部50−aとルアー魚体後部50−bとの間には一定の間隙を設け、ルアー魚体50−a、50−bがそれぞれ別個に動くことにより、圧電素子10は屈曲可能にされている。またルアー魚体前部50−aおよびルアー魚体後部50−bは、LED20の発する光が透過可能な部材からできている。但し、ルアー魚体前部50−aおよびルアー魚体後部50−bの一部にのみ光が透過可能な部材からなる光透過部を設けてもよい。なこの光るルアーは、全長が約80mm、全幅が約20〜25mmである。
(実施形態2)
図3(a)、(b)に、本考案の実施形態2に係る光るルアーの断面および側面を示す。ここで用いる電気回路は、図1(a)、(b)に示す電気回路に10個のLED20を電気的に接続したものであり、少なくとも圧電素子10の一部の周囲を覆う部材が適度な弾性を有する部材からなるカバー41で囲まれている。このカバー41内の電気回路は、圧電素子10を挟んで両側に6個ずつ配置されたLED20が発電素子10の板面に対して非対称に配置されている。但し、必ずしも電気回路が上記のように非対称に配置されている必要はない。カバー41は、その電気回路の配置に合わせて非対称に成形されている。カバー41の中央付近の厚みは、水圧による抵抗を受け易くして圧電素子10を屈曲し易くするため、両端部41−1、41−3に比べて薄くされることによって窪み41−2が形成されている。一方の側面の窪み41−2の深さlは約5mm、他方の側面の窪み41−2の深さlは約2mmである。カバー41は、LED20の発する光が透過可能な部材からできている。但し、カバー41の一部にのみ光が透過可能な部材からなる光透過部を設けてもよい。また、カバー41の端部41−1には金具が取り付けられている。この光るルアーは、全長が約30〜80mm、全幅は約10〜15mmである。
(実施形態3)
図4(a)、(b)に、本考案の実施形態3に係る光るルアーを示す。ここで用いる電気回路は、図1(a)、(b)に示す電気回路に10個のLED20を電気的に接続したものであり、少なくとも圧電素子10の一部の周囲を覆う部材が適度な弾性を有する部材からなるカバー42で囲まれている。LED20を覆っている両端部42−1、42−3の間に、水圧による抵抗を受け易くして圧電素子10が屈曲し易くなるために、両側面に深さが約2mm、幅が約5mmのV字の切れ込み42−2が設けられている。このカバー41内の電気回路は、圧電素子10を挟んで両側に6個ずつ配置されたLED20が発電素子10の板面に対して対称に配置されている。カバー42は、LED20の発する光が透過可能な部材を使用し、電気回路の配置に合わせて対称に成形されている。但し、カバー42の一部にのみ光が透過可能な部材からなる光透過部を設けてもよい。またカバー42の端部42−1には金具が取り付けられ、端部42−3には尾鰭70がヒンジ60等により圧電素子10と同一方向に屈曲可能に取り付けられている。この光るルアーは、全長が約30〜80mm、全幅が約10〜15mmである。
(実施形態4)
図5に、本考案の実施形態4に係る集魚ライトを示す。ここで用いる電気回路は、図1(a)、(b)に示す電気回路に10個のLED20を電気的に接続したものであり、少なくとも圧電素子10の一部の周囲を覆う部材が適度な弾性を有する部材からなるカバー43で囲まれている。このカバー43内の電気回路は、圧電素子10の板面に対して非対称に配置されている。カバー43は、その電気回路の配置に合わせて非対称に成形されている。カバー43の中央付近の厚みは、水圧による抵抗を受け易くするため、両端部43−1、43−3に比べて薄くされることによって窪み43−2が形成されている。一方の側面の窪み43−2の深さは約5mm、他方の側面の窪み43−2の深さは約2mmである。カバー43の両端部43−1、43−3は、LED20の少なくとも一部をカバー43の外側に突出させるように形成されている。またカバー43の深さが5mmの側の窪み43−2の縁には、長さlが約5mmの水中抵抗板80がその板面を長手方向に向くように圧電素子10に対して垂直に取り付けられている。これにより、水中での上下の動きに対して水圧による抵抗を受け易くして圧電素子10を屈曲し易くしている。この集魚ライトは、全長が約30〜80mm、全幅が約10mmであり、カバー43の圧電素子10の配置された板面部分の一方の窪み43−2の深さlが約5mm、他方の窪み43−2の深さlが約2mmである。
(実施形態5)
図6(a)、(b)に、本考案の実施形態5に係る電気ウキを示す。図6(a)、(b)は、ここで用いる電気回路は、図1(a)、(b)に示す電気回路に10個のLED20を電気的に接続したものであり、少なくとも圧電素子10の一部の周囲を覆う部材が適度な弾性を有する部材からなる棒ウキ型のカバー44で囲まれている。このカバー44内の電気回路は、圧電素子10を挟んで両側に6個ずつ配置されたLED20が発電素子10の板面に対して対称に配置されている。カバー44は、その電気回路の配置に合わせて対称に成形されている。胴体部に窪み44−2を有する棒ウキ型のカバー44は、圧電素子10の板面に関して対称に成形されている。カバー44は、LED20の発する光が透過可能な部材からできている。但し、カバー44の一部にのみ光が透過可能な部材からなる光透過部を設けてもよい。胴体部の窪み44−2の少なくとも一部は、水面に浮かしたとき水面上に出る位置に形成されている。
図6(a)は、この電気ウキを水面に浮かべたとき水面上に出ている方の端部44−1に錘90が取り付けられている。錘90には質量に応じた慣性抵抗が働くので、錘90を中心とした回転運動を生じ易くなり、圧電素子10が屈曲し易くなる。
図6(a)の電気ウキは、全長が約100〜250mm、全幅が約10mm、窪み44−2の深さが3.5mmである。
図6(b)は、この電気ウキを水面に浮かべたとき水面上に出ている方の端部44−1に、カバー44の長手方向に対して垂直に振動板100が取り付けられている。振動板100の取り付けられた側の端付近には圧電素子10が組み込まれており、もう一方の自由端には錘80が取り付けられている。振動板100に組み込まれた圧電素子10は、LED20と電気的に接続されている。釣り合いを取って電気ウキが水面に対して垂直に浮けるように、振動板100が複数取り付けられている。
図6(b)の電気ウキは、全長が約100〜250mm、全幅が約20mm、窪みの深さが3.5mmである。
(実施形態6)
図7に、本考案の実施形態6に係る光るルアーを示す。ルアー魚体前部51−aおよびルアー魚体後部51−bは、内部にLED20が取り付けられ、LED20の発する光が透過可能な部材からできている。但し、ルアー魚体前部51−aおよびルアー魚体後部51−bの一部にのみ光が透過可能な部材からなる光透過部を設けてもよい。ルアー魚体前部51−aとルアー魚体後部51−bとは、ヒンジ60で連結されている。ルアー魚体前部51−aとルアー魚体後部51−bとが接する面の間には、ルアー魚体前部51−aとルアー魚体後部51−bとがヒンジ60によって屈曲可能なように間隙が設けられている。
圧電素子10が組み込まれた振動板101は、板面がルアー魚体51の側面を向くように、ルアー魚体後部51−b側のヒンジ60に取り付けられている。ルアー魚体前部51−aの内部には、振動板101の振幅を制限する小片110が設けられている。これにより振動板101は、ルアー魚体後部51−dの動きに合わせた細かな振動が可能になる。圧電素子10と各LED20とはそれぞれ電気的に接続され、図1(a)、(b)に示す電気回路に6個のLED20を電気的に接続した電気回路を構成している。
(実施形態7)
図8に、本考案の実施形態7に係る光るルアーを示す。ルアー魚体52−aおよび52−bは、内部にLED20が取り付けられ、LED20の発する光が透過可能な部材からできている。但し、ルアー魚体前部52−aおよびルアー魚体後部52−bの一部にのみ光が透過可能な部材からなる光透過部を設けてもよい。ルアー魚体前部52−aとルアー魚体後部52−bとが、適度な弾性を有する部材52−cによって被覆された圧電素子10によって連結されている。圧電素子10と各LED20とはそれぞれ電気的に接続され、図1(a)、(b)に示す電気回路に6個のLED20を電気的に接続した電気回路を構成している。ルアー魚体前部4−eの先端には金具が取り付けてある。
(実施形態8)
図9に、本考案の実施形態8に係る光るルアーを示す。この光るルアーは、金具を有する板片53−aとLED20が板面に取り付けらた板片53−bとが、適度な弾性を有する部材53−cによって被覆された圧電素子10によって連結されている。圧電素子10と各LED20とはそれぞれ電気的に接続され、図1(a)、(b)に示す電気回路を構成している。
本発明の実子形態に係る光るルアー、水中集魚灯、および電気ウキは、圧電素子10を覆う部分の厚みを、LED20を覆う部分の厚みに対して薄くすることにより、水圧による抵抗を受け易くされている。これにより本発明の実子形態に係る光るルアー、水中集魚灯、および電気ウキは、ルアーの複雑な動きを生じさせ、この複雑なルアーの動きによって直接的に圧電素子10を屈曲させて発電させることにより、多様なLED20の点滅を可能とされている。また、最小限の電気回路を用いるため、部品点数が減り、組み立て、小型化が容易になり、かつ製造コストが低く抑えられる。
(a)、(b)は、本考案の実施形態に係る電気回路例を示す図である。 (a)、(b)は、本考案の実施形態1に係る光るルアーに用いる発光モジュールを示し、(c)は、本考案の実施形態1に係る光るルアーの断面を示し、(d)は、本考案の実施形態1に係る光るルアーの側面を示す図である。 本考案の実施形態2に係る光るルアーを示す図である。 本考案の実施形態3に係る光るルアーを示す図である。 本考案の実施形態4に係る集魚ライトを示す図である。 (a)、(b)は、本考案の実施形態5に係る電気ウキを示す図である。 本考案の実施形態6に係る光るルアーを示す図である。 本考案の実施形態7に係る光るルアーを示す図である。 本考案の実施形態8に係る光るルアーを示す図である。
符号の説明
10 圧電素子
20 LED
30 抵抗
40〜44 カバー
40−1〜44−1、40−3〜44−3 端部
40−2、41−2、43−2、44−2 窪み
42−2 V字の切れ込み
50−a〜52−a ルアー魚体前部
50−b〜52−b ルアー魚体後部
60 ヒンジ
70 尾鰭
80 水中抵抗板
90 錘
100、101 振動板
110 小片

Claims (10)

  1. 板状の圧電素子と、
    前記圧電素子によって供給される電力よって発光するように前記圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、
    前記圧電素子および前記LED群からなる電気回路を被覆する弾性部材からなるカバーであって、少なくとも前記圧電素子の一部を覆う第1の部分は、前記LED群を覆う第2の部分よりも薄くなっているカバーと
    を備えたことを特徴とする光るルアー。
  2. 請求項1に記載の光るルアーであって、頭部を含むルアー魚体前部と尾部を含むルアー魚体後部とに分割されたルアー魚体であって、前記ルアー魚体前部および前記ルアー魚体後部の少なくともどちらか一方には前記LEDの発する光が外部に透過可能な透過部が設けられ、前記電気回路を内蔵した前記カバーにより、前記ルアー魚体前部と前記ルアー魚体後部とが接続されるルアー魚体を備えたことを特徴とする光るルアー。
  3. 板状の圧電素子と、
    前記圧電素子によって供給される電力よって発光するように前記圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、
    前記圧電素子および前記LED群からなる電気回路を被覆する弾性部材からなるカバーであって、少なくとも前記圧電素子の一部を覆う部分は窪んでおり、少なくとも前記圧電素子の板面の一方の面側の窪みと他方の面側の窪みとは深さが異なるように成形されたカバーと
    を備えたことを特徴とする光るルアー。
  4. 板状の圧電素子と、
    前記圧電素子によって供給される電力よって発光するように前記圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、
    前記圧電素子および前記LED群からなる電気回路を被覆する弾性部材からなるカバーであって、少なくとも前記圧電素子の一部を覆う部分にはV字の切れ込みが入れられたカバーと
    を備えたことを特徴とする光るルアー。
  5. 板状の圧電素子と、
    前記圧電素子によって供給される電力よって発光するように接続された複数のLEDと、
    前記圧電素子および前記LED群からなる電気回路を被覆した弾性部材からなるカバーであって、少なくとも前記圧電素子の一部を覆う部分は窪んでおり、前記圧電素子の一方の面側の第1の窪みと他方の面側の第2の窪みとは深さが異なるように成形されたカバーと、
    第1および第2の窪みのいずれか一方の縁に取り付けられた水中抵抗板と
    を備えたことを特徴とする集魚ライト。
  6. 板状の圧電素子と、
    前記圧電素子によって供給される電力よって発光するように前記圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、
    前記圧電素子および前記LED群からなる電気回路を被覆した弾性部材からなる棒ウキ型のカバーであって、少なくとも前記圧電素子の一部を覆う部分は窪んでいる棒ウキ型のカバーと、
    前記棒ウキを水面に浮かしたときに水面上に出ている側の先端に取り付けられた錘と
    を備えたことを特徴とする電気ウキ。
  7. 複数の板状の圧電素子と、
    前記圧電素子によって供給される電力よって発光するように前記圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、
    前記圧電素子および前記LED群からなる電気回路を被覆した弾性部材からなる棒ウキ型のカバーであって、少なくとも前記圧電素子の一部を覆う部分は窪んでいる棒ウキ型のカバーと、
    前記圧電素子が組み込まれた振動板であって、一端を前記棒ウキを水面に浮かしたときに水面上に出ている側の先端に取り付けられ、および他端に錘を取り付けられた振動板と
    を備えたことを特徴とする電気ウキ。
  8. 板状の圧電素子と、
    前記圧電素子によって供給される電力よって発光するように前記圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、
    頭部を含むルアー魚体前部と尾部を含むルアー魚体後部とに分割されたルアー魚体であって、前記ルアー魚体前部および前記ルアー魚体後部の少なくともどちらか一方には前記LED群が配置されたルアー魚体と、
    前記ルアー魚体前部と前記ルアー魚体後部とを屈曲可能に接続するヒンジと、
    前記ルアー魚体前部内の前記ヒンジに取り付けられた前記圧電素子が組み込まれた振動板と、
    前記ルアー魚体前部内に設けられた前記振動板の振幅を制限する小片と
    を備えたことを特徴とする光るルアー。
  9. 板状の圧電素子と、
    前記圧電素子によって供給される電力よって発光するように前記圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、
    頭部を含むルアー魚体前部と尾部を含むルアー魚体後部とに分割されたルアー魚体であって、前記ルアー魚体前部および前記ルアー魚体後部の少なくともどちらか一方には前記LED群が配置されたルアー魚体と、
    前記ルアー魚体前部と前記ルアー魚体後部とを接続する連結部であって、前記圧電素子を内蔵する弾性部材からなり、前記ルアー魚体よりも薄い連結部と
    を備えたことを特徴とする光るルアー。
  10. 板状の圧電素子と、
    前記圧電素子によって供給される電力よって発光するように前記圧電素子と電気的に接続された少なくとも1個のLEDと、
    板片前部と、
    前記LED群が取り付けられた板片後部と、
    前記圧電素子を内蔵する弾性部材からなり、前記板片前部と前記板片後部とを接続する連結部と
    を備えたことを特徴とする光るルアー。
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