JP3114162U - 香りのする広告幕 - Google Patents
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Abstract
【課題】人の嗅覚に訴えることでさらに人目に付きやすい香りのする広告幕を提供する。
【解決手段】香りの成分が内包されたマイクロカプセルを分散固着したプリントポリエステル布帛からなる香りのする広告幕であり、前記プリントポリエステル布帛はJIS L1096A(ストリップ法)による引張強度が、縦横共に100N以上であり、かつJIS L1096A(シングルタング法)による引裂強度が、縦横共に10N以上であり、更にインク受容層を有するインクジェットプリントポリエステル布帛であることが好ましい。
【選択図】図1
【解決手段】香りの成分が内包されたマイクロカプセルを分散固着したプリントポリエステル布帛からなる香りのする広告幕であり、前記プリントポリエステル布帛はJIS L1096A(ストリップ法)による引張強度が、縦横共に100N以上であり、かつJIS L1096A(シングルタング法)による引裂強度が、縦横共に10N以上であり、更にインク受容層を有するインクジェットプリントポリエステル布帛であることが好ましい。
【選択図】図1
Description
本考案は、視覚と嗅覚の両方で楽しむことができる屋内外バナーとして利用される香りのする広告幕に関するものである。
従来、屋内外のバナー広告としては、ポリエステルや塩ビ等の基材に印刷を施したPOP(Point Of Purchase advertising)や横断幕などのシート状広告物がよく知られている。これらの広告物にとって第1の目的は人に認知してもらうことであり、そのために配色や形状など様々な工夫がこらされている。
そこで本考案は、人の嗅覚に訴えることでさらに人目に付きやすい香りのする広告幕の提供を目的とするものである。
本考案は上記課題を解決するため、次のような手段を実施するものである。
すなわち(1)香りの成分が内包されたマイクロカプセルを分散固着したプリントポリエステル布帛からなる香りのする広告幕に存する。
また(2)前記プリントポリエステル布帛のJIS L1096A(ストリップ法)による引張強度が、縦横共に100N以上であり、かつJIS L1096A(シングルタング法)による引裂強度が、縦横共に10N以上であることが好ましい。
また(3)前記プリントポリエステル布帛がインクジェットプリントポリエステル布帛であることが好ましい。
また(4)前記インクジェットプリントポリエステル布帛がインク受容層を有することが好ましい。
本考案によれば、香りの成分が内包されたマイクロカプセルを分散固着したプリントポリエステル布帛を広告幕とすることにより、視覚と嗅覚の両方にて広告情報を訴えることが可能となり、人目に付きやすく、さらには記憶に残り易いといった効果が期待できる。また広告基材をポリエステル布帛とすることにより軽量で強度に優れ、かつリサイクル性にも配慮した広告幕を提供することが可能となる。
以下、図面に示す実施の形態について説明する。
図1は本考案に係る広告幕の正面図である。本考案に係る広告幕1は、フレーム2およびプリントポリエステル布帛3からなる。
図1は本考案に係る広告幕の正面図である。本考案に係る広告幕1は、フレーム2およびプリントポリエステル布帛3からなる。
本考案においてプリントポリエステル布帛3の基材としてはポリエステル繊維が使用される。その理由については、ポリエステル繊維は他の繊維に比べて耐久性や寸法安定性に優れており、また香りの期間が過ぎた後に回収、再度、溶融紡糸するという、所謂、ケミカルリサイクルも可能となる点にある。
また基材を布帛とすることで紙や樹脂シートなどの他の基材に比べ光の反射が少ないためにプリントされた画像をどの角度から見てもきれいに見ることが出来、鮮明な画質を得ることが出来る。さらに布帛の場合、縫製、縫合が容易であり、その部分があまり目立たなくすることが出来、プリントされた画質の妨げにならない。
またプリントポリエステル布帛3の強度については、大型の広告幕が屋外で使用される場合のような風圧にも耐え得るよう考慮して、JIS L1096A(ストリップ法)による引張強度が、縦横共に100N以上であり、かつJIS L1096A(シングルタング法)による引裂強度が、縦横共に10N以上あることが好ましい。
ポリエステル布帛に画像をプリントする方法については、公知のプリント方法であればよく、例えばスクリーン捺染、ロータリー捺染、インクジェットプリントが挙げられる。その中でも、近年においては写真調に印刷されたものや小ロットに対する需要が高まりを見せており、その点を考慮すると、インクジェット方式でプリントされたものが好ましい。ここでインクジェットプリントをおこなうプリンタとしては市販されている布帛用プリンタを用いておこなえばよい。
またさらにインクジェットプリントを施す場合において、より画質を鮮明に再現するために布帛にインク受容層を設けることが好ましい。インク受容層を形成するインク受容剤には、バインダー、保水性または吸水性微粒子、カチオン系樹脂、吸水性高分子、酸化防止剤、紫外線吸収剤、乾燥防止剤、粘度調整剤、pH調整剤等が含まれている。
またここでインクジェット記録用として使用されるインクとしては、有機顔料や無機顔料、染料を水または有機溶剤に溶解または分散させたインクが挙げられる。
本考案においてはポリエステル布帛に香りの成分が内包されたマイクロカプセルを分散固着させることにより布帛全体を均一に香り付けすることが出来る。そして布帛組織の自然収縮や風による広告幕のはためき、または人が広告幕に触れることによりマイクロカプセルが破壊され、香りが発散するようになるのである。
本考案において使用される香りの成分が内包されたマイクロカプセルについては、特に限定されるものではなく、市販されているものを使用することが出来、各自の好みに合わせて天然香料や合成香料等の香りを選択すればよい。マイクロカプセルの形状等についても特に限定されないが、粒径で2〜20μmのものを利用することができる。またマイクロカプセルを立毛布帛に分散固着させる方法についても特に限定されるものではなく、ウレタン系、アクリル系、シリコーン系、酢酸ビニル系等の樹脂をバインダーとして用い、コーティング法や含浸法等の従来公知の方法を用いて行うことが出来る。
またフレーム2の材質についても特に限定されるものではなく、個人の好みにあわせたものを選択すればよい。
前述したとおり本考案の広告幕は、従来のものに比べて視覚的にも嗅覚的にも優れた効果を発揮することが出来るため、この利用価値は大であり実施化の可能性は大いにある。
1 広告幕
2 フレーム
3 プリントポリエステル布帛
2 フレーム
3 プリントポリエステル布帛
Claims (4)
- 香りの成分が内包されたマイクロカプセルを分散固着したプリントポリエステル布帛からなる香りのする広告幕。
- 前記プリントポリエステル布帛のJIS L1096A(ストリップ法)による引張強度が、縦横共に100N以上であり、かつJIS L1096A(シングルタング法)による引裂強度が、縦横共に10N以上である請求項1記載の香りのする広告幕。
- 前記プリントポリエステル布帛がインクジェットプリントポリエステル布帛である請求項1記載の香りのする広告幕。
- 前記インクジェットプリントポリエステル布帛がインク受容層を有する請求項3記載の香りのする広告幕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004959U JP3114162U (ja) | 2005-06-28 | 2005-06-28 | 香りのする広告幕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005004959U JP3114162U (ja) | 2005-06-28 | 2005-06-28 | 香りのする広告幕 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3114162U true JP3114162U (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=43276490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005004959U Expired - Fee Related JP3114162U (ja) | 2005-06-28 | 2005-06-28 | 香りのする広告幕 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3114162U (ja) |
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2005
- 2005-06-28 JP JP2005004959U patent/JP3114162U/ja not_active Expired - Fee Related
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