JP3114122U - ボールペン - Google Patents

Abstract

【課題】ボールペンの頭部で伝票をめくるようにする。
【解決手段】ボールペンのノック部１にゴム片２を張り付ける。ゴム片の表面には、複数の小突起２ａを形成する。
【選択図】図１

Description

この考案は、伝票などのページをめくる機能を有するボールペンに関する。

商品発送作業においては、商品と伝票を付き合わせるため頻繁に伝票をめくる必要がある。しかし、たいていの場合、手に軍手等作業手袋をはめているので、素手でもめくりにくい伝票がいっそうめくりにくく、作業能率が悪いという問題がある。

この考案は、ボールペンに紙めくり機能を持たせて、商品発送作業を行い易くすることを課題とする。

この考案のボールペンは、ボールペンの頭部を紙面に擦りつけたとき滑りにくいように、該頭部に摩擦面を形成したものである（請求項１）。伝票などのページをめくるときは、頭部摩擦面を紙面に擦りつけるようにする。こうすれば頭部摩擦面が紙を逃さないようにしっかりグリップするので、ページを確実にめくることができる。

ボールペンにも様々なタイプがあるが、中でも、ノック式はペン先の出し入れが片手ででき、人気がある。ノック式ボールペンの場合は、ノック部（指で押す部分）に摩擦面を形成する（請求項２）。

摩擦面を形成するには、ゴム片を貼り付けるのがもっとも確実である（請求項３）。滑り止め効果を増すために、滑り止め用指サックに見られるように、ゴムの表面に小さなイボ（突起）をたくさん設けるのもよい。

図に示すボールペンはノック式のもので、ノック部１を押すごとにペン先３が出たり、引っ込んだりするように構成されている。図１はペン先が引っ込んだ状態を示す。このノック部１にゴム片２を張り付ける。ゴム片の表面（摩擦面）には、複数の小突起２ａを形成してある（図２）。

伝票４をめくるときは、図３に示すように、ボールペンを逆さまに持ち、ノック部１のゴム面２を最上層の紙６に擦りつけるようにして外側に動かす。こうすると、最上層の紙６はノック部ゴム面にグリップされて外側に引きずられ、ページが確実に開く。

なお、ゴム片２はノック部１を指で押すときに何の支障にもならないので、このペンは普通のボールペンと同じように使用することができる。

ボールペンの立面図である。 ボールペンの部分斜視図である。 使用状態図である。

符号の説明

１ ノック部
２ ゴム片
２ａ 突起
３ ペン先
４ 伝票
５ 紙

Claims (3)

1. ボールペンの頭部を紙面に擦りつけたとき滑りにくいように、該頭部に摩擦面を形成したボールペン。
2. ノック式ボールペンのノック部を紙面に擦りつけたとき滑りにくいように、該ノック部に摩擦面を形成したボールペン。
3. 該頭部または該ノック部にゴム片を張り付けて該摩擦面を形成した請求項１または２に記載のボールペン。

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