JP3113854U - 帽子に着脱自在な装飾体 - Google Patents
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Abstract
【課題】鍔部付き帽子のクラウンの外周に、装飾が施されたデザイン本体部を配置しつつ、当該帽子の後部や前方部等で簡単且つ確実に取着できる装飾体を提供する。
【解決手段】円弧状バンド2の係止手段3は、当該円弧状バンド2の後端部において対向する左端部30と右端部31のそれぞれがフック状の係止部3A、3Bに形成されて成り、帽子1の後部10で調節バンド13による長さ調節を可能にする切込部12に対し、前記係止手段3の左右の各フック状係止部3A、3Bが取着又は離脱されることにより、当該装飾体が帽子1の後部10に着脱自在に構成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】円弧状バンド2の係止手段3は、当該円弧状バンド2の後端部において対向する左端部30と右端部31のそれぞれがフック状の係止部3A、3Bに形成されて成り、帽子1の後部10で調節バンド13による長さ調節を可能にする切込部12に対し、前記係止手段3の左右の各フック状係止部3A、3Bが取着又は離脱されることにより、当該装飾体が帽子1の後部10に着脱自在に構成されている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、特に鍔部付き帽子のクラウンの前方部に、ティアラ状等の装飾が施されたデザイン本体部を配置しつつ、当該帽子のクラウン部への着脱を自由自在に行える帽子に着脱自在な装飾体の技術分野に関する。
帽子は、ファッション性や機能性があり、近年、低年層から中高年層まで幅広くその需要は増加している。しかし、帽子のデザインは製作の際に決定されており、帽子を購入した後に自分の好みや使用場面に応じて当該帽子のデザイン・イメージを変更したり、チャームポイントとなるデザインを新たに付加して使用することはできない。
また、王冠をモチーフとしてデザインされたティアラは、結婚式で好まれて使用されることが多いが、このティアラを日常生活に上手く溶け込ませて使用する例は現在のところ見当たらない。
この点、実開平7−16701号公開公報には、任意に折り曲げ可能な複数本の針金により横長に編まれ、その編み幅を額中央部の位置を最大とし、該位置を中心として頭部を巻くように左右にいくにしたがい縮小し、該左右の各端部を1本に纏めてなる基台と、該基台に装着された1ないし複数本の水引きを編んで形成した複数種類の模様の複数の飾りおよび該飾りに取り付けたアクセサリとからなる水引きティアラが開示されている。
実開平7−16701号公開公報
前記実開平7−16701号公開公報に記載された水引きティアラは、依然として自分の髪の毛に刺して使用する上、用途としては主に冠婚葬祭向きであり、普段の自分のライフスタイルに合った気楽な使用には適さない。もちろん、帽子に対しその水引きティアラを着脱できるものではない。
したがって、本考案が解決しようとする課題は、帽子、とりわけ鍔部付きの帽子のクラウン部の外周に、ティアラ状等の装飾が施されたデザイン本体部を配置しつつ、当該帽子の後部や前方部等で簡単且つ確実に取着でき、自分の好みに応じたチャームポイントとなる装飾体を事後的に自由に取着できて日常生活の中でファッション性や個性化を高められ、また変更使用や不要の際の帽子からの離脱も簡単に行えて使い勝手に優れた帽子に着脱自在な装飾体を提供することにある。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、装飾的な形状・模様の各種のデザイン4が施されたデザイン本体部5が、係止手段3付きの円弧状バンド2に取り付けられて成る装飾体であって、前記円弧状バンド2が帽子1のクラウン部1dの外周に配置された状態で、前記円弧状バンド2に設けられた係止手段3により、帽子1の後部10に対し着脱自在に構成されていることを特徴とする。
請求項2記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、装飾的な形状・模様の各種のデザイン4が施されたデザイン本体部5が、係止手段3付きの円弧状バンド2に取り付けられて成る装飾体であって、前記円弧状バンド2の係止手段3は、当該円弧状バンド2の後端部において対向する左端部30と右端部31のそれぞれが、フック状の係止部3A、3Bに形成されて成り、帽子1の後部10で調節バンド13による長さ調節を可能にする切込部12に対し、帽子1のクラウン部1dの外周に配置された円弧状バンド2の前記係止手段3の左右の各フック状係止部3A、3Bが取着又は離脱されることにより、当該装飾体が帽子1のクラウン部1dの後部10に着脱自在に構成されていることを特徴とする。
請求項3記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2の後部20に、長さ調節用チェーン6の基端6aが取り付けられており、当該長さ調節用チェーン6の他端6bが帽子1の後部10の調節バンド13に固定されていることを特徴とする。
請求項4記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2の係止手段3に関し、その対向する左端部30又は右端部31のいずれかに、長さ調節用チェーン6の基端6aが取り付けられており、当該長さ調節用チェーン6の他端6bが前記左端部30又は右端部31のいずれかのフック状係止部3A、3Bに対し着脱自在に構成されて成ることを特徴とする。
請求項5記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2の係止手段3に関し、円弧状バンド2の後部20における左端部30と右端部31において小孔7a、7aを有する突出部7、7が各々設置され、フック部8aと止め金部8bを両端に有する所定長さの長さ調節棒体8の当該フック部8aと止め金部8bが前記左右の突出部7、7の小孔7a、7aに対し着脱自在に構成されて成ることを特徴とする。
請求項6記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2の係止手段3に関し、当該円弧状バンド3の両端部において対向する左端部30と右端部31のそれぞれがフック状の係止部3A、3Bに形成されて成り、帽子1の前方部11又側方部において、前記係止手段3の左右の各フック状係止部3A、3B同士が取着又は離脱されることにより、当該装飾体が帽子1のクラウン部1dに対し着脱自在に構成されていることを特徴とする。
請求項7記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2の係止手段3に関し、当該円弧状バンド2の両端部において対向する左端部30と右端部31のいずれか一方がフック状の係止部3A又は3Bに形成されて成り、帽子1の前方部11又側方部において、前記左右いずれか一方のフック状係止部3A又は3Bが、そのフック状係止3A又は3B部に形成されていない前記左端部30か右端部31に直接取着又は離脱されることにより、当該装飾体が帽子1のクラウン部1dに対し着脱自在に構成されていることを特徴とする。
請求項8記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2の内側27に、上部開口の内側フック部26が設けられており、前記内側フック部26が、帽子1のクラウン部1dの下端縁1eに対し着脱自在に構成されていることを特徴とする。
請求項9記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記デザイン本体部5及び/又は円弧状バンド2に施されたデザイン4が、王冠や羽根、植物、動物、文字、数字、十字架、ハート形、星座、干支、太陽、月、星、雷形状、雲形状、天然石、イミテーション石、紋章、馬具、貝殻、ヒトデ、その他の周知又は創作の形状・模様であることを特徴とする。
請求項10記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記デザイン本体部5が、ピン止め(19a)又はネジ止め(19b)により円弧状バンド2に対し固定されて成ることを特徴とする。
請求項11記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2の前方部25に取り付けられたデザイン本体部5が、帽子1の上を被覆し後部10に及ぶ大きさ・形状に形成されており、当該デザイン本体部5の後部50が円弧状バンド2の後部20に固定されて成ることを特徴とする。
請求項12記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2に、デザイン本体部5に施されたデザイン4に関連するデザイン又は異なるデザインが施された付属デザイン体40が取り付けられていることを特徴とする。
請求項13記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2に、装飾用チェーン9の端部9aが着脱自在に係止され、又はイヤリング類の小物14が着脱自在に付設され、又は耳15に引掛けられて固定する引掛け具16が着脱自在に付設されていることを特徴とする。
請求項14記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2の外側28に上部開口の外側フック部17が設けられており、前記外側フック部17に、メガネ18のつる部18a若しくは装飾用チェーン9やイヤリング類の小物14を引掛け自在に構成されていることを特徴とする。
請求項15記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2に、デザイン本体部5やイヤリング類の小物14を着脱自在な小孔22、又は通孔23を有する突出部24が複数形成されていることを特徴とする。
請求項16記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2及び/又はデザイン本体部5の全体又は一部が、磁性を帯びて成ることを特徴とする。
請求項17記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2に1本又は複数本の装飾用チェーン9が架け渡されており、当該円弧状バンド2がその係止手段3により帽子1の後部10に取着された状態で、前記装飾用チェーン9が鍔部1aを有する帽子1の当該鍔部1aの上又は帽子1の下方で揺動自在に構成されていることを特徴とする。
請求項18記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2が鍔部1aを有する帽子1のクラウン部1dの外周に着脱自在であると共に、前記鍔部1aの外周縁1bと略同じ又は短い長さの線材で形成された鍔部アクセサリー1fが、前記帽子1の鍔部1aの外周縁1bに着脱自在に構成されていることを特徴とする。
請求項19記載の考案の帽子に着脱自在な装飾体は、前記円弧状バンド2が鍔部1aを有する帽子1のクラウン部1dの外周に着脱自在であると共に、前記鍔部1aの上面1cに載置され且つ鍔部1aの外周縁1bに係止可能な端部1hを有する所定形状・大きさの鍔部アクセサリー1mが、前記帽子1の鍔部1aの上面1cに着脱自在に構成されていることを特徴とする。
請求項1〜19の本考案の帽子に着脱自在な装飾体は、装飾的な形状・模様の各種のデザインが施されたデザイン本体部が、円弧状バンドに取り付けられて成り、前記円弧状バンドが帽子のクラウン部の外周に配置された状態で、円弧状バンドの端部に設けられた係止手段により、帽子のクラウン部に対し着脱自在に構成されているので、鍔部付き帽子を購入した後に、自分の好みやシチュエーションに応じたチャームポイントとなる装飾体を、新たに自由に帽子に付加したり、変更使用ができ、他人の帽子にはない特別な装飾が実現され、他人の帽子と異なる個性化を高められる。
その上、ファッション性を有しつつ、日常生活の中に難なく帽子の装飾体を使用できる。さらに、こうした装飾体を帽子に付加した使用によって、帽子購入者の満足度が高められると共に、帽子の普及と需要拡大に多大に貢献する。
特に係止手段を、円弧状バンドの左右両端部のフック状係止部として形成すれば、帽子の後部で調節バンドによる長さ調節を可能にする切込部に対し、係止手段の左右の各フック状係止部が取着又は離脱することにより、または帽子の前方部で両フック状係止部同士を直接取着又は離脱して、当該装飾体の帽子に対する簡単で確実な着脱が図られる。
或いは、フック状係止部を円弧状バンドの左右いずれか一方の端部に形成して他端部に着脱できる簡便な実施も可能であり、使用勝手に優れる。
しかも、当該装飾体の円弧状バンドに、装飾用チェーンやイヤリングその他の小物を適宜取り付けて実施すれば、帽子の前方部や両サイドで当該チェーンやイヤリング等の小物がゆらゆらと揺れ動き、より一層周囲の注目を浴びて帽子を引き立たせる。
本考案に係る帽子に着脱自在な装飾体の好適な実施形態を、以下図面にしたがって説明する。当該装飾体は、帽子に対し後付けできる、すなわち事後的に取り付けられる帽子の装飾体である。大別して帽子の後部で着脱する後部着脱タイプ(図1〜図18)と、帽子の前方部で着脱する前方部着脱タイプ(図19〜図22)の2種類の装飾体に分けられる。なお、前方部着脱タイプは、帽子の側面で着脱することも可能であるが、前方部着脱タイプと同様に実施できるので、その図示と説明は省略する。
図1は、本実施形態の帽子に着脱自在な装飾体の基本的構成を示している。当該装飾体は、装飾的な形状・模様の各種のデザイン4が施されたデザイン本体部5が、円弧状バンド2の前方部25に取り付けられて成るものである。デザイン本体部5は、円弧状バンド2に対し後付けされるほか、円弧状バンド2と一体的に形成する形態でも実施される。円弧状バンド2自体にデザイン4を施して実施することもできる訳である。
図示例の円弧状バンド2は、帽子1のクラウン部1dの下端部(下端縁1eのやや上部位置)外周の全周に架け渡る長さより若干短い金属製の線材が、湾曲状に形成されて成る。この円弧状バンド2の全長は、子供や大人(男女を問わず)の帽子1に使用できるものとして、50〜60cmぐらいの長さで好適に実施される。また、円弧状バンド2の材質は、この金属製に限らず、合成樹脂製や革製、布製等の各種の材質で実施される。この円弧状バンド2の前方部25に、デザイン本体部5が一体的に取り付けられている。そして、当該円弧状バンド2が帽子1のクラウン部1dの下端部外周に配置された状態で、円弧状バンド2に設けられた後述する係止手段3により、帽子1に対し着脱自在に構成されている(図1B参照)。
次に、図1〜図18に示した後部着脱タイプの装飾体について、円弧状バンド2の係止手段3を中心に説明する。
図2は、この後部着脱タイプ装飾体の係止手段3の全体構成を示している。前記円弧状バンド2の後端部(同図2中の右側)において対向する左端部30と右端部31の各先端部分が、それぞれ内側に約120°〜180°ぐらいに折曲されて成る左側のフック状の係止部3Aと、右側のフック状の係止部3Bとして形成されている。
一方、鍔部1a付きの帽子1の後部10においては、図1Bに示したように、当該帽子1の大きさを調節可能なように、クラウン部1dの後部下端縁1eが調節バンド13として形成され、且つその調節バンド13による長さ調節を可能にする四角く切込まれた切込部12が形成されている。
したがって、帽子1のクラウン部1dの下端部外周に配置された円弧状バンド2の前記左側のフック状係止部3Aと右側のフック状係止部3Bを、前記帽子1の後部10の切込部12の左側の縁12aと右側の縁12bに対し、それぞれ引掛けるように取着することにより、当該装飾体を帽子1のクラウン部1dの下端外周に簡単に固定することができる。そして、円弧状バンド2の前方部25に取り付けられたデザイン本体部5は、帽子1の前方部11にほど良く配置される(図1A)。
また、この帽子の装飾体を帽子1から取り外す場合は、前記切込部12の左右の縁12a、12bに引掛けられた左側のフック状係止部3Aと右側のフック状係止部3Bのいずれか一方を外方に引張ってやれば、他方のフック状係止部3B又は3Aが切込部12から容易に外れ、当該装飾体を帽子1のクラウン部1dから離脱させることができる。
当該円弧状バンド2には、図2に示したように、その内側27に上部開口の内側フック部26を複数設けて実施する形態が好ましい。前記内側フック部26・・・が、帽子1のクラウン部1dの下端縁1eに対し着脱自在となっており、前記フック状係止部3A、3Bによる帽子1への取着を補助する(図3参照)。また、当該帽子1の大きさより小さい頭の人に使用する場合、前記のフック状係止部3A、3Bでは、帽子1の切込部12の左右の縁12a、12bに引掛けることができない(図3)。そのような場合、当該内側フック部26・・・を帽子1のクラウン部1dの下端縁1eに取着すれば、円弧状バンド2(装飾体)を帽子1に固定することができる。
或いはまた、図1Bに示したような長さ調節用チェーン6を利用した形態も好適である。すなわち、前記円弧状バンド2の後部20に、約5cmほどの長さ調節用チェーン6の基端6aが取り付けられ、当該長さ調節用チェーン6の他端6bを前記帽子1の調節バンド13の所望位置に固定することにより、前記フック状係止部3A、3Bによる帽子1への取着を補助しつつ、円弧状バンド2の帽子1からの脱落が防止される。
図4は、後部着脱タイプ装飾体の異なる係止手段3の例を示している。
この係止手段3は、円弧状バンド2の左端部30に、前記と同じような長さ調節用チェーン6(全長が約5cm)の基端6aが取り付けられた構成とされている。右端部31だけにフック状係止部3Bが形成されている。
よって、この長さ調節用チェーン6の他端6bが、右端部31のフック状係止部3Bに対し着脱自在に構成されているので、帽子1の後部10において余裕をもって固定することができる。但し、この長さ調節用チェーン6を、図示を省略した帽子1の側面や前方部11に配置して実施することも可能である。
図5は、更に異なる係止手段3の例を示している。
この係止手段3は、まず円弧状バンド2の左端部30と右端部31の両方が共にフック状係止部に形成されていない代りに、各端部30、31の近傍位置において、小孔7aを有する突出部7が各々設置されている。そして、フック部8aと止め金部8bを両端に有する所定長さ(例えば約5cm)の長さ調節棒体8の当該フック部8aと止め金部8bが、前記左右の突出部7、7の各小孔7a、7aに対し着脱自在に構成されているので、前記同様、帽子1の後部10で固定することができる。
当該長さ調節棒体8は、長さを異にするものを数種類用意しておけば、帽子1を被る人の頭や帽子1の大きさの相違に応じて適切な長さの当該長さ調節棒体8で即座に対応しつつ、帽子1に取着できる。なお、この長さ調節棒体8もやはり、図示を省略した帽子1の側面や前方部11に配置してもよい。
図6と図7は、円弧状バンド2の異なる実施形態を示している。
この円弧状バンド2には、デザイン本体部5やイヤリング類の小物14や装飾用チェーン9を着脱自在な小孔22が、一定間隔おきに複数穿設して形成されている。よって、当該イヤリング14の上端部の引き輪14aや装飾用チェーン9の両端部の引き輪9aを、前記小孔22に引掛けて簡単に係止でき、そうすることにより帽子1の鍔部1aの上面1cで、複数のイヤリング14や装飾用チェーン9・・・があらゆる方向に自由に揺れ動くものである(図8参照)。
また、この円弧状バンド2の裏面に、図7に示したような上下方向に通孔23を有する突出部24を複数形成する実施形態も採用可能である。クリップ状の係止具32を前記突出部24の通孔23に下方から挿し込むことにより、その上部開口33に、別設のティアラ状のデザイン本体部5(図1A、図18参照)を上方から挿し込んで当該円弧状バンド2に固定することができる。
さらに、図9に示した如く、円弧状バンド2に外側フック部17を設けた形態も好適に実施される。つまり、前記円弧状バンド2の左右両側面の外側28、28に上部開口の外側フック部17、17がそれぞれ設けられて成る。したがって、当該外側フック部17に、メガネ18のつる部18a若しくは装飾用チェーン9やイヤリング類の小物14を引掛けることができる。なお、外側フック部17は、前記小孔22を利用して円弧状バンド2に取り付けてもよい(図8)。
前記小孔22や外側フック部17に引掛けた装飾用チェーン9は、図10に図示の如く、当該チェーン9に様々な装飾を付加して、当該帽子1の鍔部1aの上面1cに配置できる。のみならず、図9に図示したような帽子1の下方、具体的には帽子1を被る人間の顎の下方で、装飾用チェーン9が揺動自在となるようにすることも可能である。
図11は、円弧状バンド2の異なる係止手段たる引掛け具の例を示している。図11Aは透明なゴム等の弾性体で成る引掛け具34の例を示しており、その上端部を円弧状バンド2の内側に直接取り付けるほか、円弧状バンド2の前記小孔22や外側フック部17又は内側フック部26を利用して結び付けてもよい(図示は省略)。そして、ぶら下がり状態の引掛け具34の輪を耳15の外周に引掛けて固定され、かくして円弧状バンド2の帽子1(クラウン部1d)に対する取着が補助されている。
図11Bは、金属製又は合成樹脂製でフック状に形成された引掛け具35の例を示しており、その上端部が前記同様の手段で円弧状バンド2に取り付けられ、ぶら下がった当該フック状の引掛け具35を耳15の後方から引掛けて固定されている。
なお、上述した円弧状バンド2や、後述するデザイン本体部5の全体又は一部につき、磁性を帯びさせた形態で実施すれば、両者の磁力によりデザイン本体部5を円弧状バンド2に簡単に着脱できる。
以下、図12〜図18に示したデザイン本体部5のデザイン4のバリエーションについて説明する。但し、これらの図示例に限定されるものではなく、異なる王冠や羽根、植物、動物、文字、数字、十字架、ハート形、星座、干支、太陽、月、星、雷形状、雲形状、天然石、イミテーション石、紋章、馬具、貝殻、ヒトデ、その他の周知又は創作の各種の形状や模様で実施可能である。
デザイン本体部5の材質は、シルバー製(銀製)であるが、これに限るものではなく、金属・非金属を問わず合成樹脂製や布製などあらゆる材質で実施される。デザイン本体部5へのデザイン4の施し方は様々で、直接デザイン4を施したり、デザイン本体部5の表面5に刻設等によってデザイン4を形成することも可能である。なお、デザイン本体部5や上述の円弧状バンド2に、図示を省略した蛍光塗料や蓄光塗料、又はLED等の発光体を施して実施することも可能であり、その場合、夜間に自発光して暗闇の周囲で、際立たせることができる。
図12はデザイン本体部5に雷をモチーフにしたギザギザ形状のデザイン4を施した実施形態を示している。図13は当該デザイン本体部5の円弧状バンド2への固定手段について示している。図13Aは、デザイン本体部5の裏面にピン19aが突設されており、円弧状バンド2の前記小孔22等を利用して挿通されたピン19aに止め金具19a’でピン止めされる例である。また図13Bは、デザイン本体部5の裏面に雄ネジ19bが突設されており、やはり円弧状バンド2の前記小孔22等を利用してこの雄ネジ19bを挿通し、小さなナット19b’でネジ止めされる例を示している。
図14は大型のデザイン本体部5の実施形態を示している。このデザイン本体部5は、大型のギザギザ形状(雷形状)のデザイン4が施され、帽子1の上を前方部11から全体的に被覆し後部10に及ぶ大きさに形成されている。円弧状バンド2の前方部25に前記ピン止め等の要領で取り付けられた当該大型デザイン本体部5の後部50が、円弧状バンド2の後部20に固定されている。
図15は円弧状バンド2の前方面25の中央で起立する星形状のデザイン4を施したデザイン本体部5の実施形態を示している。また、図16は同様に円弧状バンド2の前方面25の中央に起立する花模様のデザイン4を施したデザイン本体部5が取り付けられている。と共に、当該花模様のデザイン4に関連するデザイン(異なるデザインであってもよい)が施された付属デザイン体40が、前記円弧状バンド2の小孔22に複数取り付けられている。
図17は円弧状バンド2の前方部25の中央位置に、左右対称の2枚の羽根形状のデザイン4を施したデザイン本体部5の実施形態を示している。そしてこの場合、図17Bに示したように、当該2枚の羽根の裏面に予め形成された小孔5aを有する突出部5bの当該小孔5aに、短い装飾用チェーン9の基端部9a(引き輪)をそれぞれ取り付け、揺動自在となすことも好適に行われる。
図18は大柄の植物(花や草)のデザイン4が施されたデザイン本体部5の実施例を示している。このような場合、当該デザイン本体部5を別設するのではなく、円弧状バンド2と融合させて一体的に形成してもよい。
次に、図19〜図22に示した前方部着脱タイプの装飾体について説明する。
図19は、前方部着脱タイプの装飾体の係止手段3として、円弧状バンド2の左右端部の両方がフック状係止部3A、3Bに形成された実施形態を示しており、図20〜22は、円弧状バンド2の左右端部のいずれか一方がフック状係止部3A又は3Bに形成された実施形態を示している。
まず図19に示した装飾体の係止手段3は、前記の通り、当該円弧状バンド3の両端部において対向する左端部30と右端部31のそれぞれがフック状の係止部3A、3Bに形成されている。これらフック状係止部3A、3Bの構造は、上述した後部着脱タイプのフック状係止部3A、3Bと基本的に同じであるが、左右いずれかのフック状係止部3A又は3Bの方を、少しひねった形態が好ましい。
また、この前方部着脱タイプの装飾体は、帽子1の鍔部1aの上面1cでフック状係止部3A、3Bを支持しつつ取着できるため、円弧状バンド2の長さは長くても構わない。例えば、図示例の如く帽子1のクラウン部1dの下端部(1e)における最大外周より長く形成する実施形態が採用される。
かくして、帽子1のクラウン部1dの後部10から前方部11に掛け渡された当該装飾体の円弧状バンド2は、帽子1の鍔部1aの上面1cで、前記係止手段3の左右の各フック状係止部3A、3B同士が、図19Bに図示したように引掛け合って取着される。このフック状係止部3A、3Bに、小さなデザイン本体部5を取り付け、帽子1の鍔部1aの上面1cで装飾効果を図ることができる。なお、上述した内側フック部26や引掛け具34、35を併用して帽子1への取着の補助としてもよい(以下の図20〜23のタイプにおいて同じ)。
もちろん、この引掛け合ったフック状係止部3A、3Bを相互に離脱すれば、当該装飾体を帽子1から簡単に取り外すことができる。
これに対して、図20〜図22に示した装飾体の係止手段3は、前記の通り、円弧状バンド2の左右端部のいずれか一方がフック状係止部3A又は3Bに形成された実施形態である。
図20図示例の場合、上記図19A図示例の円弧状バンド2のように長く形成された円弧状バンド2の左端部30だけがフック状係止部3Aに形成され、右端部31は直線状のままに形成されている。
したがって、当該左側のフック状係止部3Aを、直線状の右端部31近くの所望位置における外周に、直接引掛けて取着することにより固定できる。そして、この直線状の右端部31の近傍に小さいデザイン本体部5・・・を取り付けて、帽子1の鍔部1aの上面1cでの装飾を実現できる。一方、前記フック状係止部3Aを、直線状の右端部31から離脱すれば、当該装飾体を帽子1から簡単に取り外すことができる。
図21図示例の場合、円弧状バンド2の右端部31だけがフック状係止部3Bに形成されている。これに対し左端部30の先端は球体30aに形成され、折曲して起立されている。
したがって、右側のフック状係止部3Bは、図21Bに示したように、左端部30の球体30aの直下部でうまく引掛かって楽に固定される。前記球体30aは、装飾の一部にもなる。また、円弧状バンド2の小孔22・・・を利用して各種の小さなデザイン本体部5・・・を取り付けることができる。
さらに図22に図示した係止手段3も採用可能である。全体がギザギザ形状(雷形状)のデザイン本体部5をなす円弧状バンド2の左端部30の先端が、矢印状に形成されて折曲したフック状係止部3Aとされている。他方の右端部31の先端には貫通孔31aが穿設されており、この貫通孔31aに前記矢印状のフック状係止部3Aが下方から挿通して取着(固定)されている。
図23と図24に示した異なる実施形態について説明する。
図23に示した装飾体は、円弧状バンド2が帽子1のクラウン部1dの外周に取着されていると共に、帽子1の鍔部1aの外周縁1bと略同じ長さの線材で形成された鍔部アクセサリー1fが、前記帽子1の鍔部1aの外周縁1bに着脱自在に構成されている。鍔部アクセサリー1fは、鍔部1aの外周縁1bより短い線材又は長い線材で形成してもよい。
この鍔部アクセサリー1fには、図23Bに示したようにクリップ1gが内向きで複数設置されており、このクリップ1gが鍔部1aの外側からその外周縁1bに対し着脱自在となっている。また、当該鍔部アクセサリー1fの左右の両端にはそれぞれ引き輪1h、1hが取り付けられており、この引き輪1hが、円弧状バンド2における直近の小孔22にそれぞれ取り付けられ(図23A)、鍔部1aへの固定が前記クリップ1gと相俟って確実な構造となっている。この鍔部アクセサリー1fに、天然石やビーズ等の各種デザイン4が施されている。更には蛍光塗料や蓄光塗料、又はLED等の発光体を施す形態でも実施される(図示は省略)。鍔部アクセサリー1fの材質は、シルバー製(銀製)や合成樹脂製、布製など様々な材質で実施可能である。なお、この鍔部アクセサリー1fと下記の鍔部アクセサリー1mは、各々単独で使用することもできる。
図24に示した装飾体は、円弧状バンド2のクラウン部1dへの取着のほか、帽子1の鍔部1aの上面1cの左右に渡って載置されるに十分な大きさの帯状に形成され、且つ鍔部1aの外周縁1bに着脱自在な折曲状の端部クリップ1n、1nを有する所定形状・大きさの鍔部アクセサリー1m(図24B)が、前記帽子1の鍔部1aの上面1cに着脱自在に構成されている。この鍔部アクセサリー1mは、材質がシルバー製(銀製)や合成樹脂製、布製などで形成され、その表面に天然石やビーズ等で成る各種のデザイン4が施されており、これらに前記のように発光体を施す形態も好適に行われる。
1 帽子
1a 鍔部
1d クラウン部
1f 鍔部アクセサリー
1m 鍔部アクセサリー
10 後部
11 前方部
12 切込部
13 調節バンド
2 円弧状バンド
20 後部
22 小孔
25 前方部
26 内側フック部
3 係止手段
30 左端部
31 右端部
3A フック状係止部
3B フック状係止部
4 デザイン
40 付属デザイン体
5 デザイン本体部
50 後部
6 長さ調節用チェーン
7 突出部
7a 小孔
8 長さ調節棒体
8a フック部
8b 止め金部
9 装飾用チェーン
14 小物
15 耳
16 引掛け具
17 外側フック部
1a 鍔部
1d クラウン部
1f 鍔部アクセサリー
1m 鍔部アクセサリー
10 後部
11 前方部
12 切込部
13 調節バンド
2 円弧状バンド
20 後部
22 小孔
25 前方部
26 内側フック部
3 係止手段
30 左端部
31 右端部
3A フック状係止部
3B フック状係止部
4 デザイン
40 付属デザイン体
5 デザイン本体部
50 後部
6 長さ調節用チェーン
7 突出部
7a 小孔
8 長さ調節棒体
8a フック部
8b 止め金部
9 装飾用チェーン
14 小物
15 耳
16 引掛け具
17 外側フック部
Claims (19)
- 装飾的な形状・模様の各種のデザインが施されたデザイン本体部が、係止手段付き円弧状バンドに取り付けられて成る帽子の装飾体であって、
前記円弧状バンドが帽子のクラウン部の外周に配置された状態で、前記円弧状バンドに設けられた係止手段により、帽子のクラウン部に対し着脱自在に構成されていることを特徴とする帽子に着脱自在な装飾体。 - 装飾的な形状・模様の各種のデザインが施されたデザイン本体部が、係止手段付き円弧状バンドに取り付けられて成る帽子の装飾体であって、
前記円弧状バンドの係止手段は、当該円弧状バンドの両端部において対向する左端部と右端部のそれぞれが、フック状の係止部に形成されて成り、帽子の後部で調節バンドによる長さ調節を可能にする切込部に対し、帽子のクラウン部の外周に配置された円弧状バンドの前記係止手段の左右の各フック状係止部が取着又は離脱されることにより、当該装飾体が帽子のクラウン部の後部に着脱自在に構成されていることを特徴とする帽子に着脱自在な装飾体。 - 円弧状バンドの後部に、長さ調節用チェーンの基端が取り付けられており、当該長さ調節用チェーンの他端が帽子の後部の調節バンドに固定されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンドの係止手段は、その対向する左端部又は右端部のいずれかに、長さ調節用チェーンの基端が取り付けられており、当該長さ調節用チェーンの他端が前記左端部又は右端部のいずれかのフック状係止部に対し着脱自在に構成されて成ることを特徴とする、請求項1又は2に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンドの係止手段は、当該円弧状バンドの後部における左端部と右端部において小孔を有する突出部が設置され、フック部と止め金部を両端に有する所定長さの長さ調節棒体の当該フック部と止め金部が前記左右の突出部の小孔に対し着脱自在に構成されて成ることを特徴とする、請求項1又は2に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンドの係止手段は、当該円弧状バンドの両端部において対向する左端部と右端部のそれぞれがフック状の係止部に形成されて成り、帽子の前方部又側方部において、前記係止手段の左右の各フック状係止部同士が取着又は離脱されることにより、当該装飾体が帽子のクラウン部に対し着脱自在に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンドの係止手段は、当該円弧状バンドの両端部において対向する左端部と右端部のいずれか一方がフック状の係止部に形成されて成り、帽子の前方部又側方部において、前記左右いずれか一方のフック状係止部が、そのフック状係止部に形成されていない前記左端部か右端部に直接取着又は離脱されることにより、当該装飾体が帽子のクラウン部に対し着脱自在に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンドの内側に、上部開口の内側フック部が設けられており、前記内側フック部が、帽子のクラウン部の下端縁に対し着脱自在に構成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- デザイン本体部及び/又は円弧状バンドに施されたデザインが、王冠や羽根、植物、動物、文字、数字、十字架、ハート形、星座、干支、太陽、月、星、雷形状、雲形状、天然石、イミテーション石、紋章、馬具、貝殻、ヒトデ、その他の周知又は創作の形状・模様であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- デザイン本体部は、ピン止め又はネジ止めにより円弧状バンドに対し固定されて成ることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンドの前方部に取り付けられたデザイン本体部が、帽子の上を被覆し後部に及ぶ大きさ・形状に形成されており、当該デザイン本体部の後部が円弧状バンドの後部に固定されて成ることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンドに、デザイン本体部に施されたデザインに関連するデザイン又は異なるデザインが施された付属デザイン体が取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンドに、装飾用チェーンの端部が着脱自在に係止され、又はイヤリング類の小物が着脱自在に付設され、又は耳に引掛けられて固定する引掛け具が着脱自在に付設されていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンドの外側に、上部開口の外側フック部が設けられており、前記外側フック部に、メガネのつる部若しくは装飾用チェーンやイヤリング類の小物を引掛け自在に構成されていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンドに、デザイン本体部やイヤリング類の小物を着脱自在な小孔、又は通孔を有する突出部が複数形成されていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンド及び/又はデザイン本体部の全体又は一部が、磁性を帯びて成ることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンドに1本又は複数本の装飾用チェーンが架け渡されており、当該円弧状バンドがその係止手段により帽子の後部に取着された状態で、前記装飾用チェーンが鍔部を有する帽子の当該鍔部の上又は帽子の下方で揺動自在に構成されていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンドが鍔部を有する帽子のクラウン部の外周に着脱自在であると共に、前記鍔部の外周縁と略同じ又は短い長さの線材で形成された鍔部アクセサリーが、前記帽子の鍔部の外周縁に着脱自在に構成されていることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
- 円弧状バンドが鍔部を有する帽子のクラウン部の外周に着脱自在であると共に、前記鍔部の上面に載置され且つ鍔部の外周縁に係止可能な端部を有する所定形状・大きさの鍔部アクセサリーが、前記帽子の鍔部の上面に着脱自在に構成されていることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項に記載した帽子に着脱自在な装飾体。
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