JP3113804U - 車椅子のタイヤカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】何度も使用可能で、且つ、車椅子のタイヤへ着脱容易であり、且つ、製造コストを抑えることを可能とする車椅子のタイヤカバーを提供する。
【解決手段】環状とする布状の覆部110と、前記覆部110の両側に設けられる縁部とからなり、前記縁部に環状のゴムを内包し、前記環状のゴムの最大伸びは、覆部110の周長よりも大きいものとし、また自然長は覆部110の周長よりも多少小さいものとし、前記覆部110に花柄やチェック柄などのデザインを施した車椅子のタイヤカバーとするものである。
【選択図】図7

Description

本考案は、布状体にて車椅子のタイヤを覆う車椅子のタイヤカバーに関する。
今日、車椅子は家屋の内外を問わず、いわゆる身体障害者の行動手段として広く用いられており、近年の都市設備のバリアフリー化と合わせて、身体障害者の行動範囲を飛躍的に広げるものである。
ここで日本においては、室内に土足で入る習慣がなく、室内に入る際には玄関で土足を脱ぎ、室内履きなどに履き替えることが行われている。
とすれば、身体障害者が車椅子で屋外を走行した後、屋内に入る場合に、タイヤが汚れたままで入室することとなり、住居の床を汚してしまう問題があった。特に自宅以外の屋内に入室するに際して、他人の住居の床を汚してしまうことから入室を躊躇せざるをえないという問題があった。
ここで、車椅子のタイヤを覆うタイヤカバーとして特許文献1に記載されたものがあり、このタイヤカバーは、樹脂や布などからなる帯状物の一方の面に粘着材を塗布したものであり、この粘着面を車椅子のタイヤの接地面に貼り付けることで、他方の面のみが地面と接触し、車椅子のタイヤそのものは地面と接触させないことで、タイヤの汚れから床を保護するものである。
特開2002−102290号
前述の粘着材を塗布した帯状物からなる車椅子のタイヤカバーは、使い捨てが原則であり、使用者にとってそのコストが大きな負担となるものであった。また、粘着面をしっかりタイヤに貼着させる必要があり、身体障害者が一人でタイヤカバーをタイヤに装着することが困難であった。
そこで本考案は、何度も使用可能で着脱容易な車椅子のタイヤカバーを提供するものである。
請求項1記載の考案は、環状とする布状の覆部からなり、前記覆部の両側に環状弾性体を設置することを特徴とする。
これにより、屋外の走行により汚れたタイヤの接地面を覆部により覆うことができる。
請求項2記載の考案は、環状とする布状の覆部と、前記覆部の両側に設けられる縁部とからなり、前記縁部に環状弾性体を内包することを特徴とする。
請求項3記載の考案は、前記環状弾性体を、環状のゴムとすることを特徴とする。
請求項4記載の考案は、前記覆部を、綿製の布状体とすることを特徴とする。
これにより、屋外の走行により汚れたタイヤの接地面を覆部により覆うことができる。
請求項5記載の考案は、前記環状弾性体の最大伸びを、覆部の周長よりも大きいものとし、また自然長は覆部の周長よりも多少小さいものとしたことを特徴とする。
これにより、タイヤカバーを引き伸ばすことで車椅子のタイヤの周長よりも伸ばすことができ、車椅子のタイヤにひっかかることなく覆い止めることができる。
請求項6記載の考案は、覆部に花柄やチェック柄などのデザインを施したことを特徴とする。
請求項7記載の考案は、環状とする布状の覆部からなり、前記覆部の両側に環状弾性体を設置し、前記覆部には複数の穴部を有し、また、前記覆部の裏面に滑り止め加工を施し、前記環状弾性体の自然長は車椅子のタイヤの周長よりも僅かに小さいものとし、複数のフックと弾性紐とからなる固定治具により固定することを特徴とする。
これにより、複数のかぎ状のフックを穴部に引っ掛けることで、弾性紐の弾性によりタイヤカバーを車椅子のタイヤにしっかりと固定することができる。
請求項8記載の考案は、環状とする布状の覆部と前記覆部の両側に設けられる縁部とからなり、覆部には穴部を4つ有し、前記縁部には環状弾性体を内包し、また、前記覆部の裏面に滑り止め加工を施し、前記環状弾性体の自然長は車椅子のタイヤの周長よりも僅かに小さいものとし、両端にかぎ状のフックを1つずつ有した2本の弾性紐から構成され、前記弾性紐の中心を互いに接着した固定治具により固定することを特徴とする。
請求項9記載の考案によれば、前記覆部の両端に結合部を有して、この結合部により前記覆部を環状とすることができることを特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、室内に車椅子で入室する際に、車椅子のタイヤの汚れにより室内を汚すことなく室内に入室することができる。
請求項2記載の考案によれば、設計製造を容易とし、以って製造コストを下げることを可能とする。
請求項3記載の考案によれば、より一層設計製造を容易とし、以って製造コストを下げることを可能とする。
請求項4記載の考案によれば、製造を容易とし、以って製造コストを下げることを可能とする。
請求項5記載の考案によれば、より一層、タイヤカバーを車椅子のタイヤに着脱することを容易とすることができる。
請求項6記載の考案によれば、見た目にも楽しくすることができる。
請求項7記載の考案によれば、環状弾性体の自然長が車椅子のタイヤの周長よりも僅かに小さいものとすることでタイヤカバーを引き伸ばすことを容易とし、これにより手先の不自由な方でもタイヤカバーを車椅子のタイヤを覆わせることを容易とし、また、固定治具を用いることにより、タイヤカバーを車椅子のタイヤにしっかりと固定することを容易とすることができる。
請求項8記載の考案によれば、手先の不自由な方でもタイヤカバーを車椅子のタイヤを覆わせることをより一層容易とし、また、固定治具を用いることにより、タイヤカバーを車椅子のタイヤにしっかりと固定することをより一層容易とすることができる。
請求項9記載の考案によれば、車椅子のタイヤの大きさにあわせて結合部の位置を調節することにより、タイヤカバーで車椅子のタイヤを覆うことができるため、タイヤの大きさに合わせて自由にサイズを調節することのできるタイヤカバーを提供することができる。
本考案の実施の形態は、環状とする布状の覆部と、前記覆部の両側に設けられる縁部とからなり、前記縁部に環状のゴムを内包し、前記環状のゴムの最大伸びは、覆部の周長よりも大きいものとし、また自然長は覆部の周長よりも多少小さいものとし、前記覆部にデザインを施した車椅子のタイヤカバーとするものである。
本考案に係るタイヤカバーのカバー本体100は、図1に示すように、全体として環状を構成する布状体である。
このカバー本体100は、図2に示すように、綿製の布状体とされる覆部110と、この覆部110の両側に設けられる袋状の縁部120とから構成され、この覆部110の周長は車椅子のタイヤの周長よりも多少大きいものとされる。
そして、この縁部120に止めゴム150が内包され、この止めゴム150の最大伸びは、覆部110の周長よりも大きいものとし、またその自然長は覆部110の周長よりも多少小さいものとする。
覆部110は、裏面と表面とからなり、裏面は車椅子のタイヤに接する面とされ、表面は床と接する面とされる。
したがって、屋外の走行により汚れたタイヤ面を覆部110により覆うことで、汚れの無い表面のみが床に接するものとすることができる。
縁部120は、カバー本体100の端部付近の一部を裏面に向かって袋状体を形成するように折り曲げ、この折り曲げたカバー本体100の最端部と覆部110とを糸止めして接合する。ここで、カバー本体100の折り曲げ部と覆部110とを糸止めする際に、周囲全体を糸止めせずにその一部を残すものとする。これにより、後から止めゴム150を通すための導通部を確保することができる。
そして、この導通部から、袋状の縁部120の空洞に止めゴム150を通し、この止めゴム150の端部と端部とを結ぶなどして結合して環状弾性体の止めゴム150とし、前記導通部において、折り曲げたカバー本体100の最端部と覆部110とを糸止めして接合する。
次に、タイヤカバーを車椅子のタイヤに装着する方法について図3と併せて説明する。
本考案に係るタイヤカバーの裏面をタイヤに接するようにして、車椅子のタイヤの4分の3程度に覆被せる。このままではタイヤと地面とが接している面にタイヤカバーを覆被せることができないため、車椅子を前進させ、タイヤカバーに覆われた面を地面と接するようにして、タイヤカバーに覆われていない面に手が届くようにタイヤを回転させる。
そして、タイヤカバーを引張り、止めゴム150を伸長させてタイヤの周長よりも引き伸ばすことで、タイヤカバーの一方の端部がタイヤカバーを超えることができ、タイヤカバーに覆われていない面にタイヤカバーを覆被せることで、タイヤ全体にタイヤカバーを覆被せることができる。
このように、止めゴム150の弾性を利用してタイヤカバーをタイヤに覆被せるものとすることで、容易に車椅子のタイヤにタイヤカバーを覆被せることができ、補助者がいなくても身体障害者が一人で車椅子のタイヤにタイヤカバーを装着することができる。
したがって、図4に示すように、屋外の走行により汚れたタイヤの接地面を覆部110により覆うことで、室内に車椅子で入室する際に、車椅子のタイヤの汚れにより室内を汚すことなく、気軽に室内に入室することができる。
また、図5に示すように、前記覆部110には穴部160が4つ穿設され、環状弾性体である前記止めゴム150の自然長は車椅子のタイヤの周長よりもおよそ3cmから5cm、若しくは5cmから10cmほどの間で小さいものとされる。
これにより、タイヤカバーを引き伸ばすことを容易とすることができ、手先の不自由な方でもタイヤカバーを車椅子のタイヤを覆わせることを容易とすることができる。
前記穴部160は、覆部110の縁部120付近に設けられ、2つの穴部160が対向するように、2組の穴部160を設ける。そして、この穴部160にプラスチック製や金属製の環状の補助金具を嵌め込むことで補強する。
ここで、タイヤカバー自体の締め付けを緩くしたことからタイヤカバーの脱落するおそれがあるため、タイヤカバーの脱落防止のために固定治具200により固定する。
この固定治具200は、図6に示すように、両端にかぎ状のフック210を1つずつ有した2本の弾性紐220から構成され、前記弾性紐220の中心を互いに接着したものであり、図7に示すように、穴部160を有する側を車椅子のタイヤの外面側とするように設置し、前記フック210を前記穴部160に引っ掛けて、弾性紐220の弾性によりタイヤカバーをその円の中心方向に引っ張ることで、タイヤカバーを車椅子のタイヤにしっかりと固定することができる。
また、図5に示したように、前記覆部110の裏面113に天然ゴムを塗布して滑り止め加工を施すことで、タイヤカバーの外面側のみが固定治具200により引っ張られることによリタイヤカバーがずれてしまうことを防ぐことができる。
また、覆部は環状ではなく、結合部としての面ファスナーが覆部の一端の表面に設置され、他端の裏面に設置されるものとしてもよく、この両端の面ファスナーを張り合わせることで覆部を環状とすることができる。
したがって、車椅子のタイヤの大きさにあわせて結合部の位置を調節することにより、タイヤカバーで車椅子のタイヤを覆うことができるため、タイヤの大きさに合わせて自由にサイズを調節することのできるタイヤカバーを提供することができる。
なお、覆部110の表面に、花柄やチェック柄などのデザインを施すことで、見た目に楽しいものとすることができる。
また、カバー本体の材質は、綿にかぎらず、ビニールやゴムなども可能である。
本考案に係る車椅子のタイヤカバーの外観図である。 本考案に係る車椅子のタイヤカバーの構造を示した平面図である。 本考案に係る車椅子のタイヤカバーの装着方法を示した図である。 本考案に係る車椅子のタイヤカバーの使用状態を示した図である。 本考案に係る車椅子のタイヤカバーの構造を示した平面図である。 本考案に係る車椅子のタイヤカバーの固定治具を示した平面図である。 本考案に係る車椅子のタイヤカバーに固定地具を装着した状態を示した図である。
符号の説明
100 カバー本体部
110 覆部
113 裏面
120 縁部
150 止めゴム
160 穴部
200 固定治具
210 フック
220 弾性紐

Claims (9)

  1. 環状とする布状の覆部からなり、前記覆部の両側に環状弾性体を設置することを特徴とする、車椅子のタイヤカバー。
  2. 環状とする布状の覆部と、前記覆部の両側に設けられる縁部とからなり、前記縁部に環状弾性体を内包することを特徴とする、請求項1記載の車椅子のタイヤカバー。
  3. 前記環状弾性体は、環状のゴムとすることを特徴とする、請求項1または2記載の車椅子のタイヤカバー。
  4. 前記覆部は、綿製の布状体とすることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の車椅子のタイヤカバー。
  5. 前記環状弾性体の最大伸びは、覆部の周長よりも大きいものとし、また自然長は覆部の周長よりも多少小さいものとしたことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の車椅子のタイヤカバー。
  6. 覆部に花柄やチェック柄などのデザインを施したことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の車椅子のタイヤカバー。
  7. 環状とする布状の覆部からなり、前記覆部の両側に環状弾性体を設置し、前記覆部には複数の穴部を有し、また、前記覆部の裏面に滑り止め加工を施し、前記環状弾性体の自然長は車椅子のタイヤの周長よりも僅かに小さいものとし、
    複数のフックと弾性紐とからなる固定治具により固定することを特徴とする、車椅子のタイヤカバー。
  8. 環状とする布状の覆部と前記覆部の両側に設けられる縁部とからなり、覆部には穴部を4つ有し、前記縁部には環状弾性体を内包し、また、前記覆部の裏面に滑り止め加工を施し、前記環状弾性体の自然長は車椅子のタイヤの周長よりも僅かに小さいものとし、
    両端にかぎ状のフックを1つずつ有した2本の弾性紐から構成され、前記弾性紐の中心を互いに接着した固定治具により固定することを特徴とする、車椅子のタイヤカバー。
  9. 前記覆部の両端に結合部を有して、この結合部により前記覆部を環状とすることができることを特徴とする、請求項1乃至8の何れかに記載の車椅子のタイヤカバー。
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