JP3113670U - パン焼窯用のスチーム発生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パン焼窯内の上部熱源の余熱で熱するよう当該上部熱源の上側に配設し、両端内壁間に給水管23を挿通し且つ床面側に排水口27を設け、両端内壁の上部に接続してパン焼窯内上側で相対峙するように配設したスチーム噴射棒35を備てタンク本体22を形成する。該タンク本体22内で給水管23から水を、予め熱したタンク本体22内底面に向けて降りかけることでスチームを発生し、スチーム噴射棒35に開穿した複数の噴射孔35aから下方のパン生地に向けて噴出可能にすると共に、タンク本体22内底面上で放熱有効面積の増大する凹凸を作り出すよう当該内底面上に、金属製のナット部材とした円筒状の複数の熱伝導性部材26を載置する。
【選択図】図3
Description
熱伝導性部材26は、金属製のナット部材とすることができる。
給水管23は、タンク本体22内壁に形成された曲壁面24に沿っての上方側に配置されるようにすることができる。
タンク本体22内には、スチームを上方側へ誘導させる複数のパンチング孔25aが形成された水跳ね防止用のパンチング中板25を配設したものとできる。
パンチング中板25は、タンク本体22内壁に形成された曲壁面24に沿って配置された給水管23位置より下側に配置され、パンチング中板25の一端縁部側には、タンク本体22内壁に当接されて孔部となる凹溝25bが形成されているものとできる。
タンク本体22の下面側には着脱可能な支持金具33を介してステンレス製の耐熱補強板32を付設したものとできる。
スチーム噴射棒35の両端側には、スチーム噴射棒35自体を回動可能にして噴射孔35aの向きを可変自在とする例えばナット捻回構造の可動調整部36を備えたものとできる。
噴射孔35aの孔形状を笛吹防止可能な正方形としたものとできる。
スチーム噴射棒35は、その両端側をエルボー管34を介してタンク本体22に接続することで反射機構6の上側もしくは下側のいずれかに選定可能に配置したものとできる。 熱板3自体を加熱する下部熱源5の余熱を利用してパン焼窯1内に熱流を送るよう当該熱板3両側に対流発生口9を備え、該熱流に対し自然対流の渦を起こさせるようパン焼窯1内の反射機構6上側に排気通路7に通じる複数の開口部8を有し、該開口部8を閉塞することでパン焼窯1内を密閉してスチームを籠もらせるようにしたダンパー機構11を備えることができる。
そして、スチーム発生用のタンク本体22内で給水管23から水を、上部熱源4の余熱によって熱せられているタンク本体22内底面に向けて降りかけることによりスチームを発生させ、スチーム噴射棒35に開穿された複数の噴射孔35aから下方にある熱板3上のパン生地Pに向けて当該スチームを噴出させる。
このとき、タンク本体22内底面上に載置されている金属製のナット部材による複数の熱伝導性部材26は、当該内底面上での放熱有効面積を増大させる。
タンク本体22内壁に形成された曲壁面24は、給水管23からの水を滑らすようにしてタンク本体22内底面側に導入させる。
タンク本体22内に配設したパンチング中板25は、複数のパンチング孔25aを通じてスチームを上方のスチーム噴射棒35側へ誘導させると共に、高温状態の熱伝導性部材26による水跳ね防止として作用する。
パンチング中板25の一端縁部側に形成された凹溝25bは、タンク本体22内壁に当接配置された際に、給水管23からの水を曲壁面24を滑りながら伝わらせタンク本体22内底面側に導入可能にさせる孔部を形成させる。
タンク本体22の下面側に支持金具33を介して付設したステンレス製の耐熱補強板32は、タンク本体22の下面側が高温に晒された際の熱圧力による亀裂の発生を未然に防止させる。
スチーム噴射棒35の両端側に備えた可動調整部36は、スチーム噴射棒35自体の回動に伴い、噴射孔35aの向きを可変自在にさせる。
正方形の噴射孔35aは、当該噴射孔35aからスチームを噴出させる際、笛吹音の発生を防止させる。
スチーム噴射棒35の両端側に接続されたエルボー管34は、タンク本体22に接続するに際し、当該スチーム噴射棒35自体を反射機構6を避けて配置させる。
熱板3両側に配した対流発生口9は、熱板3自体を加熱する下部熱源5の余熱を利用してパン焼窯1内に熱流を導入させると共に、ダンパー機構11は、反射機構6上側の排気通路7に通じる開口部8を開放させることにより、スチームを当該開口部8に向けて自然対流の渦を起こさせる一方、反射機構6上側の開口部8を閉塞させることにより、パン焼窯1内でスチームを籠もらせる。
1…パン焼窯 2…焼成庫
3…熱板 4…上部熱源
5…下部熱源 6…反射機構
7…排気通路 8…開口部
9…対流発生口
11…ダンパー機構 12…引き出しレバー
13…ガイド部 14…スライド板
14a…起立部 15…摘み部
16…操作孔部 18…開口部
21…スチーム発生装置 22…タンク本体
23…給水管 24…曲壁面
25…パンチング中板 25a…パンチング孔
25b…凹溝 26…熱伝導性部材
27…排水口 28…水量調節バルブ
29…電磁弁 30…ストレーナー
31…スリスバルブ 32…耐熱補強板
33…支持金具 34…エルボー管
35…スチーム噴射棒 35a…噴射孔
36…可動調整部
Claims (10)
- パン焼窯内の熱板上に置かれたパン生地に対し上方に向けられ、輻射熱を発射させてから反射機構によって乱反射させて当該熱板上に拡散放射して加熱処理を行なう上部熱源の余熱でもって熱せられるよう当該上部熱源の上側に配設され、両端内壁間に給水管を挿通させ且つ床面側に排水口を設け、両端内壁の上部に接続されてパン焼窯内の上側前後で相対峙するように配設されたスチーム噴射棒を備えて成るスチーム発生用のタンク本体を備え、該タンク本体内で給水管から水を、予め熱せられているタンク本体内底面に向けて降りかけることによりスチームを発生させ、スチーム噴射棒に開穿された複数の噴射孔から下方のパン生地に向けて当該スチームを噴出させるようにして成るスチーム発生装置であって、タンク本体内底面上で放熱有効面積を増大させる凹凸を作り出すよう当該内底面上に円筒状の複数の熱伝導性部材を載置させたことを特徴とするパン焼窯用のスチーム発生装置。
- 熱伝導性部材は、金属製のナット部材としてある請求項1記載のパン焼窯用のスチーム発生装置。
- 給水管は、タンク本体内壁に形成された曲壁面に沿っての上方側に配置される請求項1または2記載のパン焼窯用のスチーム発生装置。
- タンク本体内には、スチームを上方側へ誘導させる複数のパンチング孔が形成された水跳ね防止用のパンチング中板を配設した請求項1乃至3のいずれか記載のパン焼窯用のスチーム発生装置。
- パンチング中板は、タンク本体内壁に形成された曲壁面に沿って配置された給水管位置より下側に配置され、パンチング中板の一端縁部側には、タンク本体内壁に当接されて孔部となる凹溝が形成されている請求項4記載のパン焼窯用のスチーム発生装置。
- タンク本体の下面側には着脱可能な支持金具を介してステンレス製の耐熱補強板を付設した請求項1乃至5のいずれか記載のパン焼窯用のスチーム発生装置。
- スチーム噴射棒の両端側には、スチーム噴射棒自体を回動可能にして噴射孔の向きを可変自在とする可動調整部を備えた請求項1乃至6のいずれか記載のパン焼窯用のスチーム発生装置。
- 噴射孔の孔形状を笛吹防止可能な正方形とした請求項1乃至7のいずれか記載のパン焼窯用のスチーム発生装置。
- スチーム噴射棒は、その両端側をエルボー管を介してタンク本体に接続することで反射機構の上側もしくは下側のいずれかに選定可能に配置した請求項1乃至8のいずれか記載のパン焼窯用のスチーム発生装置。
- 熱板自体を加熱する下部熱源の余熱を利用してパン焼窯内に熱流を送るよう当該熱板両側に対流発生口を備え、該熱流に対し自然対流の渦を起こさせるようパン焼窯内の反射機構上側に排気通路に通じる複数の開口部を有し、該開口部を閉塞することでパン焼窯内を密閉してスチームを籠もらせるようにしたダンパー機構を備えた請求項1乃至9のいずれか記載のパン焼窯用のスチーム発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005004419U JP3113670U (ja) | 2005-06-14 | 2005-06-14 | パン焼窯用のスチーム発生装置 |
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JP2005004419U JP3113670U (ja) | 2005-06-14 | 2005-06-14 | パン焼窯用のスチーム発生装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3113670U true JP3113670U (ja) | 2005-09-15 |
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Family Applications (1)
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JP2005004419U Expired - Fee Related JP3113670U (ja) | 2005-06-14 | 2005-06-14 | パン焼窯用のスチーム発生装置 |
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JP (1) | JP3113670U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010136940A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Osaka Gas Co Ltd | 加熱調理器 |
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2005
- 2005-06-14 JP JP2005004419U patent/JP3113670U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2010136940A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Osaka Gas Co Ltd | 加熱調理器 |
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