JP3113475B2 - 車両用走行経路誘導装置 - Google Patents
車両用走行経路誘導装置Info
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Description
用される車両用走行経路誘導装置に関するものであり、
より具体的には、音声による不要な誘導を排除すること
により利便性の向上を図った車両用経路誘導装置に関す
るものである。
称される車両用走行経路誘導装置が普及しつつある。こ
の走行経路誘導装置は、道路地図情報をCDーROMな
どに保持させ、利用者が指定した走行予定情報とCDー
ROMなどから読出した道路地図情報とから好適な走行
経路を探索して道路地図上に表示し、これに沿って走行
する利用者に対して音声による誘導を行うようになって
いる。
や、所定の時間や走行距離が経過したことなどを契機と
して走行経路の全区間にわたって提供される。このた
め、走行経路内の一部については利用者が熟知している
などの理由で誘導が必要でない場合には、耳障りになる
という問題がある。この欠点を解消するため、利用者が
要求した時だけ音声による誘導を行うようにした走行経
路誘導装置が特開平5ー99678号公報に開示されて
いる。
は、誘導が不要な区間の耳障りさは解消されるという利
点を有する反面、誘導が必要な区間についてはキー操作
などによって要求を頻発しなければならず、操作が煩雑
になるという欠点がある。従って、本発明の一つの目的
は、誘導が不要な区間の耳障りさを解消すると共に、誘
導が必要な区間の操作の煩雑さを解消できる走行経路誘
導装置を提供することにある。
には、利用者ごとに走行経路の誘導に対する必要性が異
なる。それにもかかわらず、経路の誘導は車両を単位と
してこの車両を利用する全ての利用者に対して一律に行
われてきている。このため、個々の利用者の要求に合致
しないという問題がある。従って、本発明の他の目的
は、利用者ごとの実情に則した経路の誘導が可能な走行
経路誘導装置を提供することにある。
決する本発明の車両用経路誘導装置は、道路地図情報を
保持する携帯可能なICカードから成る情報保持手段
と、利用者が指定した走行予定情報と前記情報保持手段
から読出した道路地図情報とから好適な走行経路を探索
し、道路地図上に表示する探索・表示手段と、上記道路
地図情報に走行回数を含む走行履歴を記録する走行履歴
記録手段と、上記走行経路上で上記走行履歴に含まれる
走行回数が所定の閾値以上の区間については誘導が必要
か否かを利用者に音声で問い合わせ、この問い合わせに
対する利用者の応答に従って音声に よる誘導を実行する
音声誘導手段とを備えている。
誘導装置の構成を示すブロック図であり、1はCPU、
2はプログラムROM、3は携帯可能なICカード、4
は読み書き制御部、5はセンサインタフェース部、6は
音声合成部、7は表示制御部、8は音声認識部、9はス
ピーカ、10は表示パネル、11はタッチパネル、12
は操作パネル、15は音声入力部である。
イッチを操作することによりCPU1を起動し、これと
前後して、走行予定区間の道路地図情報やこれに付随す
る音声による誘導情報などが書込まれている携帯可能な
ICカード3を読み書き制御部4に設定する。動作を開
始したCPU1は、プログラムROM2から読出した制
御プログラムに従って走行経路の誘導に必要な各種の処
理を開始する。CPU1は、まず、ICカード3から読
み書き制御部4を介して道路地図情報や、これに付随す
る音声誘導情報などを読出し、このうちの道路地図情報
だけを表示制御部7に転送することにより表示パネル1
0上に表示させる。
面の左右上下へのスクロールに関する指令をCPU1に
発することにより、図2に例示するような現在地点を含
む道路地図を表示パネル10上に表示させた状態でタッ
チパネル11を操作することによりこの現在地点を出発
地点として指定する。同様にして、利用者は、表示画面
上で行き先を目標地点として指定する。
は、CPU1が利用者の指定を催促する音声メッセージ
を音声合成部6を介してスピーカ9から出力し、これに
応じて利用者がタッチパネル11を操作するという対話
形式で行われる。次に、CPU1は、利用者が指定した
現在地点と目標地点との間を結ぶ最適の走行経路を探索
する。この走行経路の探索に際しては、地図情報中に含
まれる右折禁止や進入禁止などの各種の走行規制情報な
どを考慮しながら走行経路長を最短にすることなどによ
って行われる。CPU1は、探索した走行経路を特殊な
着色や点滅などによって道路地図上に表示する。
と共に、探索された走行経路が太線で表示されている。
また、出発地点と目標地点が一つの表示画面上に入りき
らない場合には、スクロール中の表示画面内の走行経路
の端点が通過地点として表示される。更に、図示は省略
するが、走行経路上の要所要所には、交差点名、道路
名、地名なども表示される。必要に応じて、CPU1
は、走行経路として複数の候補を探索しておき、最初に
表示した走行経路が利用者の気に入らない場合には、そ
の旨の意思表示を操作パネル12から受けて次の候補を
走行経路として表示する処理を、反復する。
と、車両が走行を開始する。CPU1は、車両が走行を
開始すると、ICカード3から読出した道路地図情報に
付加されている走行履歴情報を検査する。この実施例で
は、交差点と次の交差点との間の道路、あるいは主要な
交差点と次の主要な交差点との間の道路としてリンクが
定義されている。そして、このようにして定義されたリ
ンクと、各リンクについての過去の走行回数の積算値と
が走行履歴情報として保存されている。CPU1は、走
行回数の積算値が所定の閾値に満たない単一又は複数の
リンクから成る区間については、音声による誘導を実行
する。CPU1は、閾値以上の走行回数の積算値が付加
されている単一又は複数のリンクから成る区間について
は、音声による誘導を行うかどうかの問い合わせを音声
メッセージによってスピーカ9から出力させる。この音
声メッセージの一例は「音声誘導を中断しますか?」と
いうようなものである。
同時に音声認識部8を起動する。上記音声メッセージに
よる問い合わせに対し、利用者が「はい」という応答を
音声で発すると、この音声による応答が音声入力部13
を経て音声認識部8に転送さ れる。音声認識部8は、
「はい」という応答を認識するとその旨をCPU1に通
知し、この通知を受けたCPU1は該当のリンクや区間
については音声による誘導を中断する。
とにより、利用者が運転中に操作パネル12を操作する
必要がなくなり、安全性を高めることができる。この音
声認識に関しては、利用者の音声による応答時点が予測
できしかも識別対象の応答内容も予測できるため、大き
な騒音環境下の道路上でも十分高い識別率が実現でき
る。また、各人が携帯可能なICカードに各人の走行履
歴情報が付加された道路地図情報を保持させているた
め、1台の車両を複数人で使用する場合でも、各人の走
行履歴情報どうしが干渉し合うことがないという利点が
ある。
計やジャイロ、あるいはGPSなどを利用した位置決め
装置などを含む図示しない各種のセンサの信号をセンサ
インタフェース部5を介して読取ることにより、走行中
の車両の現在位置を検出し、この検出した現在位置を含
むように表示画面を自動的にスクロールさせる。CPU
1は、音声による誘導が指定されている区間について
は、ICカード3から読出した道路地図情報に付随する
音声による誘導情報を、現在地点に応じたタイミングで
音声合成部6に転送することにより、スピーカ9から誘
導音声を出力させる。このような誘導音声は、「次の交
差点を右折して下さい」などというものである。
よる誘導と並行して、ICカード13から読み書き制御
部14を介して読出した道路地図情報に走行履歴情報を
付加してゆく処理を実行する。この走行履歴情報は、前
述したようにリンクごとに付加される。この走行履歴情
報が付加された道路は、表示パネル10上に表示中の道
路地図上で利用者の要求に応じて特定の色彩や点滅など
によって表示され、利用者が慣れた走行経路を選択した
り、音声による誘導の不要区間を判断するために利用さ
れる。
図情報の一部はCD・ROMなどの既存のメモリに分散
して収納するようにしてもよい。
両用走行経路誘導装置は、利用者が音声による誘導を必
要とするか否かを走行履歴情報に基づいて利用者に問い
合わせる構成であるから、走行中の煩雑な操作を伴うこ
となく不要な音声による誘導を排除でき、利便性が向上
するという効果が奏される。
構成を示すブロック図である。
一例を示す概念図である。
Claims (2)
- 【請求項1】道路地図情報を保持する携帯可能なICカ
ードから成る情報保持手段と、 利用者が指定した走行予定情報と前記情報保持手段から
読出した道路地図情報とから好適な走行経路を探索し、
道路地図上に表示する探索・表示手段と、 前記道路地図情報に走行回数を含む走行履歴を記録する
走行履歴記録手段と、 前記走行経路上で前記走行履歴に含まれる走行回数が所
定の閾値以上の区間については誘導が必要か否かを利用
者に音声で問い合わせ、この問い合わせに対する利用者
の応答に従って音声による誘導を実行する音声誘導手段
とを備えたことを特徴とする車両用経路誘導装置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記音声誘導手段は、前記問い合わせに対する利用者の
音声による応答を認識する音声認識手段を備えたことを
特徴とする車両用経路誘導装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31899393A JP3113475B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 車両用走行経路誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31899393A JP3113475B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 車両用走行経路誘導装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07146999A JPH07146999A (ja) | 1995-06-06 |
JP3113475B2 true JP3113475B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=18105303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31899393A Expired - Lifetime JP3113475B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 車両用走行経路誘導装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3113475B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003057059A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Aisin Aw Co Ltd | ナビゲーション装置及びプログラム |
WO2005017453A1 (ja) * | 2003-08-18 | 2005-02-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | ナビゲーション装置 |
CN110136466B (zh) * | 2019-05-29 | 2021-06-04 | 广州小鹏汽车科技有限公司 | 路况信息推送方法、系统及车辆 |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP31899393A patent/JP3113475B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07146999A (ja) | 1995-06-06 |
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