JP3113248U - 自転車型の運動器材 - Google Patents
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Abstract
【課題】自転車型運動器材の外、他の運動器材としても使用できる室内用運動器材を提供すること。
【解決手段】前後両端を有する車台フレーム10と、前記車台フレームの後端近くに取り付けられているシート装置60と、前記車台フレームの前端近くに取り付けられているハンドル装置40と、前記車台フレームの下側に取り付けられているペダル装置30とを備えた自転車型の運動器材において、前記ハンドル装置と前記シート装置の間に、前記ハンドル装置が後方へ引っ張られると、前記シート装置が前方へ移るようにさせる機構が設置されている。
【選択図】図1
【解決手段】前後両端を有する車台フレーム10と、前記車台フレームの後端近くに取り付けられているシート装置60と、前記車台フレームの前端近くに取り付けられているハンドル装置40と、前記車台フレームの下側に取り付けられているペダル装置30とを備えた自転車型の運動器材において、前記ハンドル装置と前記シート装置の間に、前記ハンドル装置が後方へ引っ張られると、前記シート装置が前方へ移るようにさせる機構が設置されている。
【選択図】図1
Description
本考案は自転車型の運動器材に関し、特に、折畳可能な多機能自転車型の運動器材に関する。
従来から、室外で運動することができない場合もあることが考えられるため、室内においても健康維持可能な各種の運動器材が提供されている。前記室内用運動器材として、例えば、ウォーキングマシンや、自転車型、乗馬型などのものは、多様な変化感が感じられ、且つ使用者の体の調子によりスピードが調整できるので、徐々に人気のあるものになってきた。しかし、前記運動器材は、単一機能しか持たず、他の運動器材として利用することができないので、他の運動もしたい場合、二種類以上の運動器材を買わなければならない。また、同時に二種類の運動器材を買うと、消費者にとってはお金が掛かる上、それらの体積・占有面積が大きくて、殆ど簡素な形に折り畳むことができず、そのまま室内に置くと室内の利用可能な空間が狭くなる虞があるため、実用性が充分あるとは言えない。
前記事情に鑑みて、本考案は、従来の人気商品としての自転車型運動器材の踏力運動機能しか持たない構成を基礎として他の運動器材としても使用できる室内用運動器材を提供することをその目的とする。
本考案は、更に、前記自転車型運動器材を簡素な形に折り畳むことができるものにさせることをその目的とする。
前記目的を達成するために、本考案は、前後両端を有する車台フレームと、前記車台フレームの後端近くに取り付けられているシート装置と、前記車台フレームの前端近くに取り付けられているハンドル装置と、前記車台フレームの下側に取り付けられているペダル装置とを備えた自転車型の運動器材において、前記ハンドル装置と前記シート装置の間に、前記ハンドル装置が後方へ引っ張られると、前記シート装置が前方へ移るようにする機構が設置されていることを特徴とする自転車型の運動器材を提供する。
詳しく言えば、本考案は、前後両端を有する車台フレームと、前記車台フレームの後端近くに取り付けられているシート装置と、前記車台フレームの前端近くに取り付けられているハンドル装置と、前記車台フレームの下側に取り付けられているペダル装置とを備えた自転車型の運動器材において、前記ハンドル装置は前記車台フレームに、その上のハンドル端とその下の連結端とが互いに前後の反対方向に揺動することができるように枢止されており、前記シート装置は、その前端が前記車台フレームに上下揺動可能に枢止されているシートポストと、該シートポストの後端に設置されているシートとを有し、また、前記車台フレームは、更に、その下端が前記車台フレームに枢止され、その上端が前記シートを下から突っ張っている作動棒を有し、前記作動棒と前記ハンドル装置のハンドル端が後方へ引っ張られると前記連結端が前方へ移って前記連結手段を介して前記作動棒を前方へ引っ張り、前記シートを上へ突っ張って揺動させることができることを特徴とする自転車型の運動器材を提供する。
また、本発明の自転車型の運動器材は次のような構造とすることもできる。即ち、前記ハンドル装置は、前記車台フレームに、その上のハンドル端とその下の連結端とが互いに前後の反対方向に揺動することができるように枢止されており、前記シート装置は、その前端が前記車台フレームに上下揺動可能に枢止されているシートポストと、該シートポストの後端に設置されているシートとを有し、前記車台フレームは、その下端が前記車台フレームに枢止され、その上端が前記シートを下から突っ張っている作動棒を有し、前記作動棒と前記ハンドル装置の連結端近くとの間に、連結手段が繋げられていて前記ハンドル装置のハンドル端が後方へ引っ張られると前記連結端が前方へ移って前記連結手段を介して前記作動棒を前方へ引っ張り、前記シートを上へ突っ張って揺動させることができ、また、前記ペダル装置は、前記車台フレームに回転自在に取り付けられている回転ローラーと、前記回転ローラーに連結されていて使用者の両足に踏まれて該回転ローラーを回転させる一対のペダルと、前記回転ローラーと当接するように取り付けられていて該回転ローラーに制動力を調整可能に与える制動手段とからなるようにしてもよい。
前記構成による自転車型の運動器材は、従来からの自転車型の運動器材として使用する以外に、該自転車型の運動器材におけるハンドル装置のハンドル端を後方へ引っ張ることにより、前記ハンドル装置の連結端と作動棒との間に設置され、繋がれている連結手段を介して、前記作動棒上方にあるシートを上へ突っ張って揺動させることができるので、従来から人気のある室内用乗馬型の運動器材の機能をも兼ねている。
さらに、前記構成による自転車型の運動器材は、その全体が回動自由に枢止されているため、収納、搬運しようとする場合、それを簡単に折り畳むことにより簡素化させることができる。
以下、図面を参照しながら本考案の実施例を詳細に説明する。また、本考案に関する前記及び他の技術内容、特徴、機能及び効果は、下記の実施例の説明から理解されるであろう。
この実施例の自転車型の運動器材は、主として、図1及び図2に示すように、前後両端を有する車台フレーム10と、車台フレーム10の後端近くに取り付けられているシート装置60と、車台フレーム10の前端近くに取り付けられているハンドル装置40と、車台フレーム10の下側に取り付けられているペダル装置30とを備えたものである。ハンドル装置40は、車台フレーム10に、その上のハンドル端44とその下の連結端42とが互いに前後の反対方向に揺動することができるように枢止されている。シート装置60は、その前端が車台フレーム10に上下揺動可能に枢止されているシートポスト50と、シートポスト50の後端に設置されているシート600とを有する。車台フレーム10は、更に、その下端が車台フレーム10に枢止され、その上端がシート600を下から突っ張っている作動棒70を有し、作動棒70とハンドル装置40の連結端42近くとの間に、連結手段80が繋げられていて、ハンドル装置40のハンドル端44が後方へ引っ張られると連結端42が前方へ移って連結手段80を介して作動棒70を前方へ引っ張り、シート600を上へ突っ張って揺動させることができる。
また、作動棒70の上端はローラー手段71を介してシート600を下から突っ張っている。詳しく言えば、作動棒70の上端に設置されているローラー71はシートポスト50の後端近くを介してシート600を下から突っ張っている。
本実施例における連結手段80は、プーリー(82)付きのロープ83からなっている。
ペダル装置30は、車台フレーム10に回転自在に取り付けられている回転ローラー32と、回転ローラー32に連結されていて使用者の両足に踏まれて該回転ローラー32を回転させる一対のペダル34と、回転ローラー32と当接するように取り付けられていて回転ローラー32に制動力を調整可能に与える制動手段35とからなっている。
制動手段35は、回転ローラー32と当接するように取り付けられているローラー31と、このローラー31と回転ローラー32との間にその張り具合が調整できるように掛け渡されているベルト33とからなっており、該ベルト33の張り具合によりローラー31の回転ローラー32に与える制動力が調整できる。
自転車型の運動器材とする場合、使用者は、図3に示すように、シート600に座って、その両手でハンドル装置40のハンドル端44を握って、その両足で一対のペダル34を踏み続けるようにする。
乗馬型の運動器材とする場合は、図4のように、まず、使用者はその両手でハンドル装置40のハンドル端44を後方へ引っ張ると、ハンドル装置40の連結端42が前方へ移って、作動棒70とハンドル装置40の連結端42近くとの間に設置されている連結手段80を介して、作動棒70を前方へ引っ張り、その時、ローラー手段71が前方へ移動しシートポスト50の後端近くを介してシート600を上へ突っ張り、そして、両手の力をゆっくりと放すと、シート600が使用者の自重で自ずと下へ降下し、ローラー手段71を後方へ移動させると共に作動棒70を後方へ引っ張り、作動棒70とハンドル装置40の連結端42近くとの間に設置されている連結手段80を介してハンドル装置40の連結端42を後方へまたハンドル端44を前方へ移すように繰り返して行う。
図5に示すように、シートポスト50は、その前端が車台フレーム10に上下揺動可能に枢止されているので、シート装置60は、車台フレーム10と互いに貼り付け合わせられるよう(重なるよう)に折畳むことができる。ハンドル装置40は、車台フレーム10に枢止されているので、車台枠102と貼り付け合わせられるように下へ折畳むことができる。作動棒70は、車台枠102に枢止されているので車台枠102と貼り付け合わせられるように折畳むことができる。
そして、図示されているように、車台10は、更に、車台枠101と車台枠102とから互いに交差し且つ折畳めるように枢接されているので、車台枠101は、図6のように、車台枠102とほぼ貼り付け合わせられるように折畳むことができる。即ち、本考案の運動器材は、簡単な折り畳みにより容易に収納することができる。
また、図6のように折畳まれている運動器材は、ペダル装置40が取り付けられている車台枠101が嵩張っていて重心が外に偏っているため、運搬中の振動によって外へ揺動する虞があるので、本実施例では、更に、車台枠101と車台枠102との間に、連結リンク機構91が設置されていて、運搬中にそれをずっと折畳み状態に保持することができる。尚、該運動器材が完全に折り畳まれると、作動棒70の上端に取り付けられているローラー手段71が垂れて地面に突っ張っているので、使用者はその運動器材を折畳んでからローラー手段71により楽に収納場所へ移動することができる。
本考案による自転車型の運動器材は、通常の自転車型運動器材として使用する以外に、使用者は簡単な操作により乗馬型の運動器材とすることができるので、室内で多様な運動をすることができる。また、この運動器材を収納しようとする場合、それを簡単に折畳むことにより簡素化させることができるので、充分に狭い室内空間を利用することもできる。
10...車台フレーム
101、102...車台枠
30...ペダル装置
31...ローラー
32...回転ローラー
33...ベルト
34...ペダル
35...制動手段
40...ハンドル装置
42...連結端
44...ハンドル端
50...シートポスト
60...シート装置
600...シート
70...作動棒
71...ローラー手段
80...連結手段
82...プーリー
83...ロープ
91...連結リンク機構
101、102...車台枠
30...ペダル装置
31...ローラー
32...回転ローラー
33...ベルト
34...ペダル
35...制動手段
40...ハンドル装置
42...連結端
44...ハンドル端
50...シートポスト
60...シート装置
600...シート
70...作動棒
71...ローラー手段
80...連結手段
82...プーリー
83...ロープ
91...連結リンク機構
Claims (8)
- 前後両端を有する車台フレームと、前記車台フレームの後端近くに取り付けられているシート装置と、前記車台フレームの前端近くに取り付けられているハンドル装置と、前記車台フレームの下側に取り付けられているペダル装置とを備えた自転車型の運動器材において、
前記ハンドル装置と前記シート装置の間に、前記ハンドル装置が後方へ引っ張られると、前記シート装置が前方へ移るようにさせる機構が設置されていることを特徴とする自転車型の運動器材。 - 前後両端を有する車台フレームと、前記車台フレームの後端近くに取り付けられているシート装置と、前記車台フレームの前端近くに取り付けられているハンドル装置と、前記車台フレームの下側に取り付けられているペダル装置とを備えた自転車型の運動器材において、
前記ハンドル装置は、前記車台フレームに、その上のハンドル端とその下の連結端とが互いに前後の反対方向に揺動することができるように枢止されており、
前記シート装置は、その前端が前記車台フレームに上下揺動可能に枢止されているシートポストと、該シートポストの後端に設置されているシートとを有し、
前記車台フレームは、その下端が前記車台フレームに枢止され、その上端が前記シートを下から突っ張っている作動棒を有し、
前記作動棒と前記ハンドル装置のハンドル端が後方へ引っ張られると前記連結端が前方へ移って前記連結手段を介して前記作動棒を前方へ引っ張り、前記シートを上へ突っ張って揺動させることができることを特徴とする自転車型の運動器材。 - 前記作動棒の上端はローラー手段を介して前記シートを下から突っ張っていることを特徴とする請求項2記載の自転車型の運動器材。
- 前記作動棒の上端は前記シートポストの後端近くを介して前記シートを下から突っ張っていることを特徴とする請求項2記載の自転車型の運動器材。
- 前記連結手段はプーリー付きのロープからなっていることを特徴とする請求項2記載の自転車型の運動器材。
- 前記ペダル装置は、前記車台フレームに回転自在に取り付けられている回転ローラーと、前記回転ローラーに連結されていて使用者の両足に踏まれて該回転ローラーを回転させる一対のペダルと、前記回転ローラーと当接するように取り付けられていて該回転ローラーに制動力を調整可能に与える制動手段とからなっていることを特徴とする請求項2記載の自転車型の運動器材。
- 前後両端を有する車台フレームと、前記車台フレームの後端近くに取り付けられているシート装置と、前記車台フレームの前端近くに取り付けられているハンドル装置と、前記車台フレームの下側に取り付けられているペダル装置とを備えた自転車型の運動器材において、
前記ハンドル装置は、前記車台フレームに、その上のハンドル端とその下の連結端とが互いに前後の反対方向に揺動することができるように枢止されており、
前記シート装置は、その前端が前記車台フレームに上下揺動可能に枢止されているシートポストと、該シートポストの後端に設置されているシートとを有し、
前記車台フレームは、その下端が前記車台フレームに枢止され、その上端が前記シートを下から突っ張っている作動棒を有し、
前記作動棒と前記ハンドル装置の連結端近くとの間に、連結手段が繋げられていて前記ハンドル装置のハンドル端が後方へ引っ張られると前記連結端が前方へ移って前記連結手段を介して前記作動棒を前方へ引っ張り、前記シートを上へ突っ張って揺動させることができ、
前記ペダル装置は、前記車台フレームに回転自在に取り付けられている回転ローラーと、前記回転ローラーに連結されていて使用者の両足に踏まれて該回転ローラーを回転させる一対のペダルと、前記回転ローラーと当接するように取り付けられていて該回転ローラーに制動力を調整可能に与える制動手段とからなっていることを特徴とする自転車型の運動器材。 - 前記制動手段は、前記回転ローラーと当接するように取り付けられているローラーとこのローラーと前記回転ローラーとの間にその張り具合が調整できるように掛け渡されているベルトとからなっており、該ベルトの張り具合により前記ローラーの前記回転ローラーに与える制動力が調整できることを特徴とする請求項6または7記載の自転車型の運動器材。
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WO2008001476A1 (fr) * | 2006-06-26 | 2008-01-03 | Ya-Man Ltd. | Dispositif d'exercice |
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JP2013022175A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Takanobu Mizutani | エアロバイク |
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GB2456238A (en) * | 2006-09-01 | 2009-07-15 | Ya Man Ltd | Sporting device |
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