JP3113038U - 鉛筆切削器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】市販の鉛筆を継ぎ足して使えるようにするために、鉛筆に加工を施す、使い易く、安価な鉛筆切削器具を提供する。
【解決手段】鉛筆2の切削屑を貯留し、排出するため、器具本体3に上方に開放するように形成される切削屑排出穴4と、切削屑排出穴の側部に連通すると共に、器具本体3の側部に開放され、鉛筆2を挿入自在の第1挿通孔5と、第1挿通孔5と平行に併設されると共に、切削屑排出穴4の側部に連通し、且つ、器具本体3の側部に開放され、鉛筆2を挿入自在の第2挿通孔6と、第1挿通孔5と同軸心上に配設され、切削刃7が第1挿通孔5の切削屑排出穴4近傍に臨み、鉛筆2の中心部を穴明けするドリル8と、第2挿通孔6と同軸心上に配設され、切削刃7が第2挿通孔6の切削屑排出穴4近傍に臨み、鉛筆2の外周部を切削する切削体10とを備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、使用により短くなり、使用が困難となった古い鉛筆を、他の鉛筆と接続して(継ぎ足して)、再利用を図るべく、古い鉛筆及び他の鉛筆を切削するための鉛筆切削器具に関するものである。
鉛筆は、使用により短くなり、短くなって使用が困難となった古い鉛筆は、そのまま廃棄される場合が多いが、鉛筆を有効に使い切るために、例えば、短くなった古い鉛筆に所定の長さを有するキャップ(或いはサック)を取り付け、又は、接続用キャップを備えた鉛筆状体を接続して、短くなった古い鉛筆を更に有効に利用することは良く行われている。
又、例えば、特許文献1には、鉛筆の両端を細くし、且つ、両端に受け部と差し込み部を夫々形成した継ぎ足し鉛筆であって、受け部と差し込み部によって次の新しい鉛筆を継ぎ足して接続し、接続部の細くなった部分にテープ等を巻回して補強する継ぎ足し鉛筆が記載されている。
更に、特許文献2にも、先端部に凸部を有し、他端部に凸部と同じ内径を有する穴部を形成した接続できる鉛筆であって、凸部を穴部に差し込み2本の鉛筆を継ぎ足して使用する鉛筆が記載されている。
実開平5−70977号公報 実開平7−11376号公報
然しながら、前述した、短くなった古い鉛筆に所定の長さを有するキャップを取り付け、或いは、接続用キャップを備えた鉛筆状体を接続して、短くなった古い鉛筆を更に有効に利用する場合に於いては、短くなった古い鉛筆を最後まで使い切ることは困難であり、一定限度以下に短かくなった鉛筆は廃棄することになる。
一方、特許文献1及び特許文献2の鉛筆は、鉛筆を最後まで使い切ることができ、木材等の資源の有効活用を図ることができる。
但し、特許文献1及び特許文献2の鉛筆は、その加工を予め鉛筆の製作段階で施す必要があり、例えば、市販されている鉛筆を消費者側で特定の工具なしで特許文献1及び特許文献2の鉛筆に加工することは困難である。
以上の現状に鑑み、本考案は、市販の鉛筆を継ぎ足して使えるようにするために、鉛筆に加工を施すための、使い易く、安価な鉛筆切削器具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本考案は以下の構成を提供する。
請求項1に係る考案は、鉛筆の切削屑を貯留し、排出するため、器具本体に上方に開放するように形成される切削屑排出穴と、該切削屑排出穴の側部に連通すると共に、該器具本体の側部に開放され、鉛筆を挿入自在の第1挿通孔と、該第1挿通孔と平行に併設されると共に、該切削屑排出穴の側部に連通し、且つ、該器具本体の側部に開放され、鉛筆を挿入自在の第2挿通孔と、該第1挿通孔と同軸心上に配設され、切削刃が該第1挿通孔の前記切削屑排出穴近傍に臨み、鉛筆の中心部を穴明けするドリルと、該第2挿通孔と同軸心上に配設され、切削刃が該第2挿通孔の前記切削屑排出穴近傍に臨み、鉛筆の外周部を切削する切削体とを備えたことを特徴とする鉛筆切削器具を提供するものである。
請求項2に係る考案は、上記切削体は、円筒体と、該円筒体の端部に設けられる切削刃とから成り、該切削刃は、円筒体の一端外周部から軸方向に突設して配設される内刃と、円筒体の外周部から略放射方向に外方に突設して配設される外刃とを備えることを特徴とする請求項1記載の鉛筆切削器具を提供するものである。
請求項3に係る考案は、上記切削体は、円筒体と、該円筒体の端部に設けられる切削刃とから成り、該切削刃は、円筒体の一端外周部から軸方向に突設して配設される内刃と、円筒体の外周部から外周接線方向に外方に突設して配設される外刃とを備えることを特徴とする請求項1記載の鉛筆切削器具を提供するものである。
請求項4に係る考案は、上記切削体は、円筒体と、該円筒体の端部に設けられる切削刃とから成り、該切削刃は、円筒体の一端外周部から軸方向に突設して配設される内刃と、円筒体の外周部から外周接線方向に渦巻き状に外方に突設して配設される外刃とを備えることを特徴とする請求項1記載の鉛筆切削器具を提供するものである。
請求項5に係る考案は、上記内刃の刃先は、上記外刃の刃先より上記第2挿通孔側に突設していることを特徴とする請求項2,3又は4記載の鉛筆切削器具を提供するものである。
請求項6に係る考案は、上記器具本体の上部に、該器具本体の上面を所定の空間を有して被蔽し、該空間を切削屑収納スペースとする蓋体を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の鉛筆切削器具を提供するものである。
本考案によれば、請求項1に係る考案は、鉛筆の切削屑を貯留し、排出するため、器具本体に上方に開放するように形成される切削屑排出穴と、該切削屑排出穴の側部に連通すると共に、該器具本体の側部に開放され、鉛筆を挿入自在の第1挿通孔と、該第1挿通孔と平行に併設されると共に、該切削屑排出穴の側部に連通し、且つ、該器具本体の側部に開放され、鉛筆を挿入自在の第2挿通孔と、該第1挿通孔と同軸心上に配設され、切削刃が該第1挿通孔の前記切削屑排出穴近傍に臨み、鉛筆の中心部を穴明けするドリルと、該第2挿通孔と同軸心上に配設され、切削刃が該第2挿通孔の前記切削屑排出穴近傍に臨み、鉛筆の外周部を切削する切削体とを備えた鉛筆切削器具を提供するので、市販の鉛筆を継ぎ足して使えるようにするために、鉛筆に加工を施すための、使い易く、安価な鉛筆切削器具を提供できる。
請求項2に係る考案は、上記切削体は、円筒体と、該円筒体の端部に設けられる切削刃とから成り、該切削刃は、円筒体の一端外周部から軸方向に突設して配設される内刃と、円筒体の外周部から略放射方向に外方に突設して配設される外刃とを備えるので、請求項1記載の考案の効果に加え、第2挿入孔内に挿入した鉛筆の先端外周部を内刃と外刃で円滑に切削することができる。
請求項3に係る考案は、上記切削体は、円筒体と、該円筒体の端部に設けられる切削刃とから成り、該切削刃は、円筒体の一端外周部から軸方向に突設して配設される内刃と、円筒体の外周部から外周接線方向に外方に突設して配設される外刃とを備えるので、請求項1記載の考案の効果に加え、第2挿入孔内に挿入した鉛筆の先端外周部を内刃と外刃とで円滑に切削することができる。
請求項4に係る考案は、上記切削体は、円筒体と、該円筒体の端部に設けられる切削刃とから成り、該切削刃は、円筒体の一端外周部から軸方向に突設して配設される内刃と、円筒体の外周部から外周接線方向に渦巻き状に外方に突設して配設される外刃とを備えるので、請求項1記載の考案の効果に加え、第2挿入孔内に挿入した鉛筆の先端外周部を内刃と外刃とで円滑に切削することができる。
請求項5に係る考案は、上記内刃の刃先は、上記外刃の刃先より上記第2挿通孔側に突設しているので、請求項2,3又は4記載の考案の効果に加え、内刃によって、鉛筆の年輪等の比較的硬い部分の一部を先にカットすることができる。
請求項6に係る考案は、上記器具本体の上部に、該器具本体の上面を所定の空間を有して被蔽し、該空間を切削屑収納スペースとする蓋体を着脱自在に設けたので、請求項1,2,3,4又は5記載の考案の効果に加え、切削屑を貯留して切削屑の飛散を防止できる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本考案の実施の形態を説明する。
図1(a)に於いて、1は、本考案による鉛筆切削器具であり、鉛筆切削器具1は、例えば、市販の鉛筆2の切削屑(図示せず)を貯留し、排出するため、器具本体3に上方に開放するように形成される一対の切削屑排出穴4,4と、一方の切削屑排出穴4の側部に連通すると共に、器具本体3の側部に開放され、鉛筆2を挿入自在の第1挿通孔5と、第1挿通孔5と離間して平行に併設されると共に、他方の切削屑排出穴4の側部に連通し、且つ、器具本体3の側部に開放され、鉛筆2を挿入自在の第2挿通孔6と、第1挿通孔5と同軸心上に配設され、切削刃7が第1挿通孔5の切削屑排出穴4近傍に臨み、鉛筆2の中心部を穴明けするドリル8と、第2挿通孔6と同軸心上に配設され、切削刃9が第2挿通孔6の切削屑排出穴4近傍に臨み、鉛筆2の外周部を切削する切削体10とを備えている。
尚、前記一対の切削屑排出穴4,4は、1つの切削屑排出穴として形成することも可能である。
又、前記ドリル8の回転外径寸法は、前記切削体10の切削刃9の回転内径寸法と略同径或いはやや大径に形成されている。
図1(b)は、前記鉛筆切削器具1の第1挿通孔5に挿入されて前記ドリル8によって切削された鉛筆2Aと、前記鉛筆切削器具1の第2挿通孔6に挿入されて前記切削体10によって切削された鉛筆2Bとを示しており、鉛筆2Aは、先端部に鉛筆2Aの先端に開放する丸穴状の凹部11が形成され、鉛筆2Bは、先端部に鉛筆2Bの先端に突出する円柱状の凸部12が形成され、鉛筆2Bの凸部12は、鉛筆2Aの凹部11と略同径或いはやや小径に形成され、鉛筆2Bの凸部12を鉛筆2Aの凹部11内に挿入することにより鉛筆2Bと鉛筆2Aを密嵌状態で接合することができる。
尚、凸部12と凹部11の接合面及び鉛筆2Bと鉛筆2Aとの接合面には接着材(図示せず)を塗布し、鉛筆2Bと鉛筆2Aとを接着材によって接着する。
又、鉛筆2Bと鉛筆2Aを切削した後、例えば、先に水溶性の接着材を塗布し、乾燥させ、接合時に接着剤を水に濡らして接着可能状態にし、接合することも可能である。
更に、前記鉛筆2Bは使用して短くなった鉛筆であり、前記鉛筆2Aは未使用の鉛筆であるが、それらを接合した場合に、長くなり過ぎて、使用感が悪くなる虞があるため、鉛筆2Aを市販の未使用の鉛筆長さよりも短く形成したものを予め用意(販売することを含む。)しても良い。
即ち、市販の未使用の鉛筆の長さ、例えば17.5cmよりも短い長さ、8.0cm、9.0cm、10.0cm、11.0cm、又は、13.0cm等の5種類程度の長さに形成したものを、前記鉛筆切削器具1とセットにして用意しても良く、或いは鉛筆切削器具1の関連商品として別途用意しても良い。又、前記5種類をセットにして用意しても良く、個別に用意しても良い。更に、その場合に、それらに予め前記凹部11を形成しても良い。
図2は、前記切削体10を示し、切削体10は、円筒体13と、円筒体13の端部に設けられる切削刃9とから成り、切削刃9は、円筒体13の一端外周部から軸方向に突設して配設される一対の内刃14,14と、円筒体13の外周部から略放射方向に外方に突設して配設される一対の外刃15,15とを備える。そして、内刃14,14と、外刃15,15の刃先は回転方向の先端部に形成されている。
又、前記内刃14の刃先は、前記外刃15の刃先より第2挿通孔6側に寸法s分だけ突設している。
図3は、前記器具本体3内の前記切削体10及びその切削刃9の取り付け状態を示し、同図(a)及び(b)に示すように、切削体10は、前記第2挿通孔6と同軸心上に配設され、切削体10の基端部は器具本体3内に埋設されて固定され、切削体10の先端部の切削刃9は、第2挿入孔6の切削屑排出穴4近傍に臨んでいる。
而して、図(c)に示す如く、第2挿通孔6内に鉛筆2を挿入し、鉛筆2の底部を前記切削体10に接触させ、鉛筆2を切削体10に押し付けながら右回転させると、先ず、内刃14が鉛筆2に当接して、内刃14によって、鉛筆2に形成される凸部(図1に於いて12)の隣接外周が木目等と共に切削され、次に、外刃15によって、その外周が切削される。
斯くして、本考案は、市販の鉛筆2,2を継ぎ足して使えるようにするために、鉛筆2に加工を施すための、使い易く、安価な鉛筆切削器具1を提供できる。
又、本考案の鉛筆切削器具1を使用することにより、市販の鉛筆2,2を容易に継ぎ足して使うことができ、従来、廃棄されていた短くなった鉛筆を有効利用することができる。
更に、本考案の鉛筆切削器具1を使用し、同じ、直径、或いは、断面が同じ形状の鉛筆を継ぎ足すことにより、把持し易く、文字が書き易い鉛筆を製作することができる。
そして、本考案の鉛筆切削器具1を使用し、市販の鉛筆2,2を継ぎ足して使うことにより、木材等の資源の無駄使いを無くすことができ、即ち、省資源化を図ることができると共に、鉛筆切削器具1を使用する人、特に、子供等に、資源の大切さを教え、又は、感じさせ、或いは、遊び心を満足させることができることにより、本考案の鉛筆切削器具1は環境教育、或いは、情操教育にも役立つ利点がある。
又、前記切削体10は、円筒体13と、円筒体13の端部に設けられる切削刃9とから成り、該切削刃9は、円筒体13の一端外周部から軸方向に突設して配設される内刃14と、円筒体13の外周部から略放射方向に外方に突設して配設される外刃15とを備えるので、第2挿入孔6内に挿入した鉛筆の先端外周部を内刃14と外刃15で円滑に切削することができる。
更に、前記内刃14の刃先は、前記外刃15の刃先より第2挿通孔6側に寸法s分だけ突設しているので、内刃14によって、鉛筆2の木目の年輪等の比較的硬い部分の一部を先にカットすることができ、残りの年輪等の切削が容易になり、外刃15の負担を少なくして切削を円滑にすることができると共に、外刃15の損傷等を防ぐことができる。
図4は、本考案の第2実施例として、前記切削体(図3に於いて9)に代えて用いられる切削体21を示し、該切削体21には前記切削体(図3に於いて9)の外刃(図3に於いて15)に代えて、円筒体13の外周部から外周接線方向に外方に突設して配設される一対の外刃22,22を備えている。
而して、同図(d)及び(e)に於いて、第2挿通孔6内に鉛筆2を挿入し、鉛筆2の底部を前記切削体21に接触させ、鉛筆2を切削体21に押し付けながら右回転させると、先ず、内刃14,14が鉛筆2に当接して、内刃14,14によって、鉛筆2に形成される凸部(図1に於いて12)の外周隣接部が木目等と共に切削され、次に、外刃22,22によって、その外周が切削されて凸部(図1に於いて12)が形成される。
斯くして、前記切削体21は、円筒体13の外周部から外周接線方向に外方に突設して配設される外刃22,22を備えるので、切断効率が良く、第2挿入孔6内に挿入した鉛筆2の先端外周部を円滑に切削することができる。
図5は、本考案の第3実施例として、前記切削体(図3に於いて9)に代えて用いられる切削体31を示し、該切削体31には前記切削体(図3に於いて9)の外刃(図3に於いて15)に代えて、円筒体13の外周部から外周接線方向に渦巻き状に外方に突設して配設される一対の外刃32,32を備えている。
而して、図6に示す如く、第2挿通孔6内に鉛筆2を挿入し、鉛筆2の底部を前記切削体31に接触させ、鉛筆2を切削体31に押し付けながら右回転させると、先ず、切削体31の内刃14が鉛筆2に当接して、内刃14によって、鉛筆2に形成される凸部(図1に於いて11)の隣接外周が木目等と共に切削され、次に、外刃32によって、その外周が切削されて凸部(図1に於いて11)が形成される。
斯くして、前記外刃32は、円筒体13の外周部から外周接線方向に渦巻き状に外方に突設して配設されるので、切断効率が良く、第2挿入孔6内に挿入した鉛筆2の先端外周部を円滑に切削することができる。
図7に於いて、2Bは、前記切削体10によって切削された鉛筆を示し、鉛筆2Bの凸部12の外周隣接部は、前述したように、主として切削体10の内刃14,14で切削され、その外方は外刃15,15で切削される。そして、凸部12は所定長さの円柱状に形成され、中心部の芯部33の周りに所定厚みを有する環状の木部34が残留するように形成される。同様にして、前記切削体21又は31によっても同形状の鉛筆2Bの凸部12が形成される。
図8(a)及び(b)は、前記器具本体3内の前記ドリル8の取り付け状態を示し、前述したように、ドリル8は、第1挿通孔5と同軸心上に配設され、ドリル8の基端部は器具本体3内に埋設されて固定され、切削刃7が第1挿通孔5の切削屑排出穴4近傍に臨み、鉛筆2の中心部を穴明けするように構成されている。
而して、同図(c)に示す如く、第1挿通孔5内に鉛筆2を挿入し、鉛筆2の底部を前記ドリル8に接触させ、鉛筆2をドリル8に押し付けながら右回転させると、先ず、ドリル8の切削刃7によって、鉛筆2の中心部に円柱状の凹部11が切削される。
図9は、本考案の第4実施例として、前記器具本体3の上部に設ける蓋体41を示し、蓋体41は、器具本体3の上部に、器具本体3の上面を所定の空間42を有して被蔽するように着脱自在に設けられ、空間42を切削屑収納スペースとして利用できるようにしたものである。
即ち、蓋体41は、下方開放の箱状体に形成され、下端部内壁に内方に突設する例えば環状の係止部43が形成されており、一方、前記器具本体3の側壁上端部に前記係止部43を係合させるべく、例えば環状凹溝状の係合部44が形成されている。尚、前記係止部42及び係合部43は、環状に形成されるが、これに限定されるものではなく、図示は省略するが、複数個の突出部と、これに係合する凹部として形成されてもよい。
尚、蓋体41は、好適には、切削屑の収納状態が確認できるように透明のプラスチック等で形成される。
而して、蓋体41を取り付けた状態に於いて、前記切削体10(或いは、切削体21、又は、31)と、前記ドリル8とによって切削された切削屑は前記切削屑排出穴4,4内に排出され、貯留されると共に、切削屑排出穴4から溢れ出た切削屑は前記切削屑収納スペースとしての前記空間42に蓄えられる。
そして、空間42が切削屑で一杯になった場合は、前記蓋体41を取外して切削屑を排出する。
斯くして、本考案の第4実施例は、前記器具本体3の上部に、空間42を切削屑収納スペースとする蓋体41を着脱自在に設けたので、蓋体41は、空間42に切削屑を貯留して切削屑の飛散を防止できる。
尚、本考案の鉛筆切削器具1に於ける前述の説明に於いて、鉛筆2の回転方法については、詳細に説明しなかったが、鉛筆2の回転を手動式にすることも可能であり、電動式にすることも可能である。
又、鉛筆2を固定して、鉛筆切削器具1を電動で回転させる構成も可能であり、或いは、前記ドリル8、切削体10、21、31を前述の説明では固定式としたが、ドリル8、切削体10、21、31を夫々回転させる構成に代えることも可能である。
更に、本考案の鉛筆切削器具1に於ける前述の説明に於いて、鉛筆2,2に夫々凸部12と凹部11を形成したが、前記ドリル8及び切削体10に代えて、ねじ切り工具を設け、前記凸部12と凹部11に代えて、鉛筆2、2に夫々雄ネジと雌ネジを形成し、雄ネジと雌ネジを接合させて鉛筆2,2を継ぎ足すようにすることも可能である。
(a)本考案による鉛筆切削器具を示す斜視図である。(b)本考案により切削された鉛筆の連結方法を説明する正面図である。 (a)本考案による切削体を示す斜視図である。(b)本考案による切削体を示す平面図である。(c)本考案による切削体を示す側面図である。(d)本考案による切削体を示す正面図である。 (a)本考案による切削体の取り付け状態を示す側面縦断面図である。(b)本考案による切削体の取り付け状態を示す正面縦断面図である。(c)本考案による切削体の切削状態を示す側面縦断面図である。 (a)本考案の第2実施例による切削体の平面図である。(b)本考案の第2実施例による切削体の側面図である。(c)本考案の第2実施例による切削体の正面図である。(d)本考案の第2実施例による切削体の取り付け状態を示す側面縦断面図である。(e)本考案の第2実施例による切削体の取り付け状態を示す正面縦断面図である。 (a)本考案の第3実施例による切削体を示す斜視図である。(b)本考案の第3実施例による切削体を示す平面図である。(c)本考案の第3実施例による切削体を示す側面図である。(d)本考案の第3実施例による切削体を示す正面図である。 (a)本考案の第3実施例による切削体の取り付け状態を示す側面縦断面図である。(b)本考案の第3実施例による切削体の取り付け状態を示す正面縦断面図である。 (a)本考案の切削体と、その切削体によって切削された鉛筆とを示す側面図である。(b)本考案の切削体によって切削された鉛筆の背面図である。 (a)本考案のドリルの取り付け状態を示す側面縦断面図である。(b)本考案のドリルの取り付け状態を示す正面図である。(c)本考案によるドリルの切削状態を示す側面縦断面図である。 (a)本考案の第4実施例による蓋体の取り付け状態を示す斜視図である。(b)本考案の第4実施例による蓋体の取り付け状態を示す正面縦断面図である。
符号の説明
1 鉛筆切削器具
2 鉛筆
3 器具本体
4 切削屑排出穴
5 第1挿通孔
6 第2挿通孔
7,9 切削刃
8 ドリル
10,21,31 切削体
13 円筒体
14 内刃
15,22,32 外刃
41 蓋体
42 空間

Claims (6)

  1. 鉛筆の切削屑を貯留し、排出するため、器具本体に上方に開放するように形成される切削屑排出穴と、該切削屑排出穴の側部に連通すると共に、該器具本体の側部に開放され、鉛筆を挿入自在の第1挿通孔と、該第1挿通孔と平行に併設されると共に、該切削屑排出穴の側部に連通し、且つ、該器具本体の側部に開放され、鉛筆を挿入自在の第2挿通孔と、該第1挿通孔と同軸心上に配設され、切削刃が該第1挿通孔の前記切削屑排出穴近傍に臨み、鉛筆の中心部を穴明けするドリルと、該第2挿通孔と同軸心上に配設され、切削刃が該第2挿通孔の前記切削屑排出穴近傍に臨み、鉛筆の外周部を切削する切削体とを備えたことを特徴とする鉛筆切削器具。
  2. 上記切削体は、円筒体と、該円筒体の端部に設けられる切削刃とから成り、該切削刃は、円筒体の一端外周部から軸方向に突設して配設される内刃と、円筒体の外周部から略放射方向に外方に突設して配設される外刃とを備えることを特徴とする請求項1記載の鉛筆切削器具。
  3. 上記切削体は、円筒体と、該円筒体の端部に設けられる切削刃とから成り、該切削刃は、円筒体の一端外周部から軸方向に突設して配設される内刃と、円筒体の外周部から外周接線方向に外方に突設して配設される外刃とを備えることを特徴とする請求項1記載の鉛筆切削器具。
  4. 上記切削体は、円筒体と、該円筒体の端部に設けられる切削刃とから成り、該切削刃は、円筒体の一端外周部から軸方向に突設して配設される内刃と、円筒体の外周部から外周接線方向に渦巻き状に外方に突設して配設される外刃とを備えることを特徴とする請求項1記載の鉛筆切削器具。
  5. 上記内刃の刃先は、上記外刃の刃先より上記第2挿通孔側に突設していることを特徴とする請求項2,3又は4記載の鉛筆切削器具。
  6. 上記器具本体の上部に、該器具本体の上面を所定の空間を有して被蔽し、該空間を切削屑収納スペースとする蓋体を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の鉛筆切削器具。
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JP5725683B1 (ja) * 2014-11-26 2015-05-27 株式会社中島重久堂 鉛筆切削具
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