JP3112813U - 洗浄装置 - Google Patents
洗浄装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3112813U JP3112813U JP2005003643U JP2005003643U JP3112813U JP 3112813 U JP3112813 U JP 3112813U JP 2005003643 U JP2005003643 U JP 2005003643U JP 2005003643 U JP2005003643 U JP 2005003643U JP 3112813 U JP3112813 U JP 3112813U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spatula
- sponge
- tank
- scraping
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
【課題】
へらに付着した印刷用インクを容易に洗浄することができる洗浄装置を提供する。
【解決手段】
洗浄装置Aは、へら1に付着した印刷用インク2を洗浄するインク洗浄液3を溜めるタンク4と、このタンク4内に設けられ、へら1の両面に当接してへら1に付着した印刷用インク2を掻き取る掻き取り部材5とを備え、タンク4内は 、へら1に付着した印刷用インク2を洗浄する洗浄部位4Aと、掻き取り部材5が位置する部位4Bとを有するものである。
【選択図】 図2
へらに付着した印刷用インクを容易に洗浄することができる洗浄装置を提供する。
【解決手段】
洗浄装置Aは、へら1に付着した印刷用インク2を洗浄するインク洗浄液3を溜めるタンク4と、このタンク4内に設けられ、へら1の両面に当接してへら1に付着した印刷用インク2を掻き取る掻き取り部材5とを備え、タンク4内は 、へら1に付着した印刷用インク2を洗浄する洗浄部位4Aと、掻き取り部材5が位置する部位4Bとを有するものである。
【選択図】 図2
Description
本考案は、洗浄装置に係り、特に、へらに付着した印刷用インクを洗浄する洗浄装置に関する。
従来、印刷にあっては、色、粘度等の調整を図るために、へらを使用して印刷用インクを練るようにしている。そして、へらに付着した印刷用インクを洗浄するには、印刷用インクを洗浄するインク洗浄液をしみ込ませた布によりへらを拭き取るようにしている。
しかしながら、へらを布により拭き取るため、手が汚れたり、布の使用量が多くなるという問題点があった。
しかしながら、へらを布により拭き取るため、手が汚れたり、布の使用量が多くなるという問題点があった。
本考案は、前記した問題点を除去するようにした洗浄装置を提供することを目的としている。
前記した目的を達成するための請求項1記載の洗浄装置は、へらに付着した印刷用インクを洗浄するインク洗浄液を溜めるタンクと、このタンク内に設けられて前記インク洗浄液に接触すると共に、前記へらの面に当接して前記へらに付着した印刷用インクを掻き取る掻き取り部材とを備え、前記タンク内は、前記へらに付着した印刷用インクを洗浄する洗浄部位と、前記掻き取り部材が位置する部位とを有するものである。
また、請求項2記載の洗浄装置は、請求項1記載の洗浄装置において、掻き取り部材は、第1の掻き取り部と、この第1の掻き取り部に対向すると共に、該対向する間隔をへらの厚みより小さく設けるように配置された第2の掻き取り部とであり、前記第1の掻き取り部と前記第2の掻き取り部との間に前記へらを位置させ、前記へらの一方の面を前記第1の掻き取り部に、前記へらの他方の面を前記第2の掻き取り部に、それぞれ当接する構成としたものである。
また、請求項3記載の洗浄装置は、請求項1記載の洗浄装置において、掻き取り部材は、弾性を有する第1の掻き取り部と、この第1の掻き取り部に対向すると共に、接触するように設けられた弾性を有する第2の掻き取り部とであり、
前記第1の掻き取り部と前記第2の掻き取り部との間に前記へらを位置させ 、前記へらの一方の面を前記第1の掻き取り部に、前記へらの他方の面を前記第2の掻き取り部に、それぞれ当接する構成としたものである。
前記第1の掻き取り部と前記第2の掻き取り部との間に前記へらを位置させ 、前記へらの一方の面を前記第1の掻き取り部に、前記へらの他方の面を前記第2の掻き取り部に、それぞれ当接する構成としたものである。
また、請求項4記載の洗浄装置は、請求項1記載の洗浄装置において、へらがタンクの底部に接触しないと共に、インク洗浄液により生じた印刷用インクの沈殿物を前記タンクの底部に導く、複数の開口部を備えた阻止壁を前記タンク内であって前記タンクの底部より上に位置させているものである。
また、請求項5記載の洗浄装置は、請求項1記載の洗浄装置において、掻き取り部材は、直方体形状の第1のスポンジと、この第1のスポンジに対向すると共に、接触するように設けられた直方体形状の第2のスポンジであり、前記第1のスポンジと前記第2のスポンジとの間に前記へらを位置させ、前記へらの一方の面を前記第1のスポンジに、前記へらの他方の面を前記第2のスポンジに、それぞれ当接する構成となっており、タンク内に設けられた第1の板状部材と、この第1の板状部材に対向するように前記タンク内に設けられた第2の板状部材と 、この第1の板状部材と前記第2の板状部材とは複数の開口部を有する阻止壁で連結され、前記第1の板状部材に取り付けられ、側面を洗浄部位の側に開放したコ字状部材で前記第1のスポンジを収納する第1のコ字状部材と、この第1のコ字状部材に対向するように前記第2の板状部材に取り付けられ、側面を前記洗浄部位の側に開放したコ字状部材で前記第2のスポンジを収納する第2のコ字状部材と、前記第1の板状部材の先端側は折曲して形成された第1の係止部と、前記第2の板状部材の先端側は折曲して形成された第2の係止部と、前記タンクの開口縁部に前記第1の係止部及び前記第2の係止部がそれぞれ係止し、前記第1のコ字状部材に収納された前記第1のスポンジと前記第2のコ字状部材に収納された前記第2のスポンジとは、対向すると共に接触して前記第1のスポンジと前記第2のスポンジの合わせ部が形成され、該合わせ部は前記第1のコ字状部材及び前記第2のコ字状部材より外側に位置し、前記阻止壁は、前記洗浄部位の下方であって前記タンクの底部より上に位置させているものである。
また、請求項6記載の洗浄装置は、請求項1〜6記載の洗浄装置において、タンクの底部と連通する排出通路を設けたものである。
請求項1記載の洗浄装置によれば、印刷用インクが付着したへらをタンク内の洗浄部位でインク洗浄液に接触させて洗い、しかも、インク洗浄液で除去できなかったへらに付着した印刷用インクは、タンク内に設けられた掻き取り部材により掻き取られ、へらを容易に洗浄することができる。
また、請求項2記載の洗浄装置によれば、上述した請求項1記載の考案の効果に加え、掻き取り部材は、第1の掻き取り部と、この第1の掻き取り部に対向すると共に、該対向する間隔をへらの厚みより小さく設けるように配置された第2の掻き取り部であり、前記第1の掻き取り部と前記第2の掻き取り部との間に前記へらを位置させ、前記へらの一方の面を前記第1の掻き取り部に、前記へらの他方の面を前記第2の掻き取り部に、それぞれ当接する構成のため、第1の掻き取り部と第2の掻き取り部との間にへらを入れて移動すれば、インク洗浄液で除去できなかったへらに付着した印刷用インクを容易に掻き取ることができる。
また、請求項3記載の洗浄装置によれば、上述した請求項1記載の考案の効果に加え、掻き取り部材は、弾性を有する第1の掻き取り部と、この第1の掻き取り部に対向すると共に、接触するように設けられた弾性を有する第2の掻き取り部であり、前記第1の掻き取り部と前記第2の掻き取り部との間に前記へらを位置させ、前記へらの一方の面を前記第1の掻き取り部に、前記へらの他方の面を前記第2の掻き取り部に、それぞれ当接する構成のため、第1の掻き取り部と第2の掻き取り部との間にへらを入れて移動すれば、インク洗浄液で除去できなかったへらに付着した印刷用インクを容易に掻き取ることができる。
また、請求項4記載の洗浄装置によれば、上述した請求項1記載の考案の効果に加え、複数の開口部を備えた阻止壁をタンク内であってタンクの底部より上に位置させているため、へらがタンクの底部に沈殿した沈殿物に接触するのを避け、該沈殿物がインク洗浄液に溶けてインク洗浄液が汚れるのを防ぐことができる。
また、請求項5記載の洗浄装置によれば、上述した請求項1記載の考案の効果に加え、複数の開口部を備えた阻止壁をタンク内であってタンクの底部より上に位置させているため、へらがタンクの底部に沈殿した沈殿物に接触するのを避け、該沈殿物がインク洗浄液に溶けてインク洗浄液が汚れるのを防ぐことができ、しかも、タンクの開口縁部に第1の係止部及び第2の係止部がそれぞれ係止しているため、掻き取り部材の清掃、交換等を容易に行うことができる。
また、請求項6記載の洗浄装置によれば、前述した請求項1〜6記載の考案の効果に加え、開閉弁を開くことによりタンク内の沈殿物を排出通路を介してタンクの外へ排出することができ、沈殿物がインク洗浄液に再び溶けることを防いでインク洗浄液を良好に保つて、へらを洗浄することができる。
本考案の一実施例の洗浄装置を図面を参照して説明する。
図1乃至図6において、Aは洗浄装置で、洗浄装置Aは、へら1に付着した印刷用インク2を洗浄するもので、へら1に付着した印刷用インク2を洗浄するインク洗浄液3を溜めるタンク4と、このタンク4内に設けられてインク洗浄液3に接触すると共に、へら1の面に当接してへら1に付着した印刷用インク2を掻き取る掻き取り部材5とを備えている(図1及び図2参照)。
図1乃至図6において、Aは洗浄装置で、洗浄装置Aは、へら1に付着した印刷用インク2を洗浄するもので、へら1に付着した印刷用インク2を洗浄するインク洗浄液3を溜めるタンク4と、このタンク4内に設けられてインク洗浄液3に接触すると共に、へら1の面に当接してへら1に付着した印刷用インク2を掻き取る掻き取り部材5とを備えている(図1及び図2参照)。
タンク4内は、へら1に付着した印刷用インク2を洗浄する洗浄部位4Aと、掻き取り部材5が位置する部位4Bとを有する。
なお、インク洗浄液3は、例えば、大阪印刷インキ中部販売(株)商品名エクストラクリンである。
この洗浄装置Aによれば、図3に示すように、印刷用インク2が付着したへら1をタンク4内の洗浄部位4Aでインク洗浄液3に接触させて洗い、しかも、インク洗浄液3で除去できなかったへら1に付着した印刷用インク2は、タンク4内に設けられた掻き取り部材5により掻き取られ、へら1を容易に洗浄することができる。
なお、インク洗浄液3は、例えば、大阪印刷インキ中部販売(株)商品名エクストラクリンである。
この洗浄装置Aによれば、図3に示すように、印刷用インク2が付着したへら1をタンク4内の洗浄部位4Aでインク洗浄液3に接触させて洗い、しかも、インク洗浄液3で除去できなかったへら1に付着した印刷用インク2は、タンク4内に設けられた掻き取り部材5により掻き取られ、へら1を容易に洗浄することができる。
掻き取り部材5は、弾性を有する第1の掻き取り部51(より具体的には、海綿、海綿状のゴムまたはウレタンフォーム等の合成樹脂製品であるスポンジ)と、この第1の掻き取り部51に対向すると共に、接触(接触した部位は、図5に示す合わせ部Xである。)するように設けられた弾性を有する第2の掻き取り部52(より具体的には、海綿、海綿状のゴムまたはウレタンフォーム等の合成樹脂製品であるスポンジ)とであり、第1の掻き取り部51と第2の掻き取り部52との間にへら1を位置させ、へら1の一方の面を第1の掻き取り部51に、へら1の他方の面を第2の掻き取り部52に、それぞれ当接する構成としても良く、
また、第1の掻き取り部51(より具体的には、海綿、海綿状のゴムまたはウレタンフォーム等の合成樹脂製品であるスポンジ)と、この第1の掻き取り部51に対向すると共に、該対向する間隔をへら1の厚みtより小さく設けるように配置された第2の掻き取り部52(より具体的には、海綿、海綿状のゴムまたはウレタンフォーム等の合成樹脂製品であるスポンジ)とであり、第1の掻き取り部51と第2の掻き取り部52との間にへら1を位置させ、へら1の一方の面を第1の掻き取り部51に、へら2の他方の面を第2の掻き取り部52に、それぞれ当接する構成しても良い。
なお、掻き取り部材5は、図示しないが、ブラシ、布等でも良いが、本実施例では、例えば、海綿、海綿状のゴムまたはウレタンフォーム等の合成樹脂製品であるスポンジを図示し、また、第1の掻き取り部51と第2の掻き取り部52とを接触したものを図示し、第1の掻き取り部51と第2の掻き取り部52との間隔をへら1の厚みtより小さく設ける図は省略している。
また、第1の掻き取り部51(より具体的には、海綿、海綿状のゴムまたはウレタンフォーム等の合成樹脂製品であるスポンジ)と、この第1の掻き取り部51に対向すると共に、該対向する間隔をへら1の厚みtより小さく設けるように配置された第2の掻き取り部52(より具体的には、海綿、海綿状のゴムまたはウレタンフォーム等の合成樹脂製品であるスポンジ)とであり、第1の掻き取り部51と第2の掻き取り部52との間にへら1を位置させ、へら1の一方の面を第1の掻き取り部51に、へら2の他方の面を第2の掻き取り部52に、それぞれ当接する構成しても良い。
なお、掻き取り部材5は、図示しないが、ブラシ、布等でも良いが、本実施例では、例えば、海綿、海綿状のゴムまたはウレタンフォーム等の合成樹脂製品であるスポンジを図示し、また、第1の掻き取り部51と第2の掻き取り部52とを接触したものを図示し、第1の掻き取り部51と第2の掻き取り部52との間隔をへら1の厚みtより小さく設ける図は省略している。
第1のスポンジ51及び第2のスポンジ52は、第1のコ字状部材9及び第2のコ字状部材10に支持される。
即ち、図1に示すように、6はタンク4内に設けられた第1の板状部材で、7は第1の板状部材6に対向するようにタンク4内に設けられた第2の板状部材で、第1の板状部材6と第2の板状部材7とは複数の開口部8aを有する阻止壁8で連結されている。
阻止壁8は、洗浄部位4Aの下方であってタンク4の底部4Cより上に位置させている。
また、9は第1の板状部材6に取り付けられ、側面を洗浄部位4Aの側に開放したコ字状部材で第1のスポンジ51を収納する第1のコ字状部材で、10は第1のコ字状部材9に対向するように第2の板状部材7に取り付けられ、側面を洗浄部位4Aの側に開放したコ字状部材で第2のスポンジ52を収納する第2のコ字状部材である。
そして、第1のコ字状部材9に収納された第1のスポンジ51と第2のコ字状部材10に収納された第2のスポンジ52とは、対向すると共に接触して第1のスポンジ51と第2のスポンジ52の合わせ部Xが形成され、該合わせ部Xは第1のコ字状部材9及び第2のコ字状部材10より外側に位置するようになっている。
即ち、図1に示すように、6はタンク4内に設けられた第1の板状部材で、7は第1の板状部材6に対向するようにタンク4内に設けられた第2の板状部材で、第1の板状部材6と第2の板状部材7とは複数の開口部8aを有する阻止壁8で連結されている。
阻止壁8は、洗浄部位4Aの下方であってタンク4の底部4Cより上に位置させている。
また、9は第1の板状部材6に取り付けられ、側面を洗浄部位4Aの側に開放したコ字状部材で第1のスポンジ51を収納する第1のコ字状部材で、10は第1のコ字状部材9に対向するように第2の板状部材7に取り付けられ、側面を洗浄部位4Aの側に開放したコ字状部材で第2のスポンジ52を収納する第2のコ字状部材である。
そして、第1のコ字状部材9に収納された第1のスポンジ51と第2のコ字状部材10に収納された第2のスポンジ52とは、対向すると共に接触して第1のスポンジ51と第2のスポンジ52の合わせ部Xが形成され、該合わせ部Xは第1のコ字状部材9及び第2のコ字状部材10より外側に位置するようになっている。
第1のスポンジ51及び第2のスポンジ52は、図2乃至図5記載のように 、タンク4内のインク洗浄液3内に位置していることが望ましいが、場合により、図示しないが、第1のスポンジ51及び第2のスポンジ52は、インク洗浄液3内に没せず、インク洗浄液3内より突出するように、第1のスポンジ51及び第2のスポンジ52は、タンク4内のインク洗浄液3に接触するようにしても良い。
図1に示す6aは、第1の板状部材6の先端側は折曲して形成された第1の係止部で、7aは、第2の板状部材7の先端側は折曲して形成された第2の係止部であり、図1及び図2に示すように、タンク4の開口縁部4aに第1の係止部6a及び第2の係止部7aをそれぞれ係止するようにして、掻き取り部材5(第1のスポンジ51及び第2のスポンジ52)をタンク4内に設けるようにしている。
そのため、タンク4の開口縁部4aに係止している第1の係止部 6a及び 第2の係止部7aを上方に移動させれば、タンク4内より引き揚げて第1のスポンジ51及び第2のスポンジ52を取り出し清掃又は取り替えることができる。
そのため、タンク4の開口縁部4aに係止している第1の係止部 6a及び 第2の係止部7aを上方に移動させれば、タンク4内より引き揚げて第1のスポンジ51及び第2のスポンジ52を取り出し清掃又は取り替えることができる。
なお、阻止壁8には、少なくとも、阻止壁8の上に第1のスポンジ51及び第2のスポンジ52が対向しない部分を有している。本実施例では、図2及び図3に示すように、阻止壁8の上に第1のスポンジ51及び第2のスポンジ52が対向しないようになっている。
阻止壁8に設けられた複数の開口部を8aは、インク洗浄液3により生じた印刷用インク2の沈殿物をタンク4の底部に導き、該沈殿物がへら1と接触してインク洗浄液3に再び溶けることを防ぐため、インク洗浄液3を良好に保つて、へら1を洗浄することができるようにしている。
また、20は、タンク4の底部と連通する排出通路で、排出通路20の中途に排出通路20を開閉する開閉弁21を設けている。開閉弁21を開くことによりタンク4内の沈殿物を排出通路20を介してタンク4の外へ排出することができ、沈殿物がインク洗浄液3に再び溶けることを防いでインク洗浄液3を良好に保つて、へら1を洗浄することができるようになっている。
阻止壁8に設けられた複数の開口部を8aは、インク洗浄液3により生じた印刷用インク2の沈殿物をタンク4の底部に導き、該沈殿物がへら1と接触してインク洗浄液3に再び溶けることを防ぐため、インク洗浄液3を良好に保つて、へら1を洗浄することができるようにしている。
また、20は、タンク4の底部と連通する排出通路で、排出通路20の中途に排出通路20を開閉する開閉弁21を設けている。開閉弁21を開くことによりタンク4内の沈殿物を排出通路20を介してタンク4の外へ排出することができ、沈殿物がインク洗浄液3に再び溶けることを防いでインク洗浄液3を良好に保つて、へら1を洗浄することができるようになっている。
なお、41はタンク4の開口部を開閉する蓋であり、42は洗浄後のへら1を拭き取る払拭体(例えば、布)30を取り付ける払拭体支持部である。また、タンク4は、図4に示すように、ビス40により機器本体50に取り付けても良いし、支持部材(図示せず)を設けてタンク4が自立するようにしてもよい。
また、払拭体支持部42はタンク4の開口部の長手方向に沿うように設けたが、図7に示すように、タンク4の開口部の長手方向を横断する方向に設けるようにしても良い。
また、払拭体支持部42はタンク4の開口部の長手方向に沿うように設けたが、図7に示すように、タンク4の開口部の長手方向を横断する方向に設けるようにしても良い。
従って、印刷用インク2が付着したへら1をタンク4内のインク洗浄液3に接触させて洗い(図3の実線で示すへら1参照)、しかも、インク洗浄液3で除去できなかったへらに付着した印刷用インク2は、タンク4内に設けられた第1のスポンジ51と第2のスポンジ52の合わせ部Xより挿脱することにより容易に掻き取られ(図3の二点鎖線で示すへら1参照)、へら1を洗浄することができ、更に、インク洗浄液3により生じた印刷用インクの沈殿物は、阻止壁8に設けられた複数の開口部8aを介してタンク4の底部に導かれ、該沈殿物がへら1と接触してインク洗浄液3に再び溶けることを防ぐため、インク洗浄液3を良好に保つて、へら1を洗浄することができる。
また、タンク4の底部に沈殿物がある程度溜めると、開閉弁21を開く(図6b参照)ことによりタンク4内の沈殿物を排出通路20を介してタンク4の外へ排出することができ、沈殿物がインク洗浄液3に再び溶けることを防いでインク洗浄液3を良好に保つて、へらを洗浄することができる。
また、タンク4の底部に沈殿物がある程度溜めると、開閉弁21を開く(図6b参照)ことによりタンク4内の沈殿物を排出通路20を介してタンク4の外へ排出することができ、沈殿物がインク洗浄液3に再び溶けることを防いでインク洗浄液3を良好に保つて、へらを洗浄することができる。
A …………洗浄装置
1 …………へら
2 …………印刷用インク
3 …………インク洗浄液
4 …………タンク
4A …………洗浄部位
4B …………部位
1 …………へら
2 …………印刷用インク
3 …………インク洗浄液
4 …………タンク
4A …………洗浄部位
4B …………部位
Claims (6)
- へらに付着した印刷用インクを洗浄するインク洗浄液を溜めるタンクと、
このタンク内に設けられて前記インク洗浄液に接触すると共に、前記へらの面に当接して前記へらに付着した印刷用インクを掻き取る掻き取り部材とを備え 、前記タンク内は、前記へらに付着した印刷用インクを洗浄する洗浄部位と、
前記掻き取り部材が位置する部位とを有する
ことを特徴とする洗浄装置。 - 掻き取り部材は、第1の掻き取り部と、この第1の掻き取り部に対向すると共に、該対向する間隔をへらの厚みより小さく設けるように配置された第2の掻き取り部とであり、
前記第1の掻き取り部と前記第2の掻き取り部との間に前記へらを位置させ 、前記へらの一方の面を前記第1の掻き取り部に、前記へらの他方の面を前記第2の掻き取り部に、それぞれ当接する構成とした
ことを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。 - 掻き取り部材は、弾性を有する第1の掻き取り部と、この第1の掻き取り部に対向すると共に、接触するように設けられた弾性を有する第2の掻き取り部とであり、
前記第1の掻き取り部と前記第2の掻き取り部との間に前記へらを位置させ 、前記へらの一方の面を前記第1の掻き取り部に、前記へらの他方の面を前記第2の掻き取り部に、それぞれ当接する構成とした
ことを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。 - へらがタンクの底部に接触しないと共に、インク洗浄液により生じた印刷用インクの沈殿物を前記タンクの底部に導く、複数の開口部を備えた阻止壁を前記タンク内であって前記タンクの底部より上に位置させている
ことを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。 - 掻き取り部材は、直方体形状の第1のスポンジと、この第1のスポンジに対向すると共に、接触するように設けられた直方体形状の第2のスポンジであり、
前記第1のスポンジと前記第2のスポンジとの間に前記へらを位置させ、前記へらの一方の面を前記第1のスポンジに、前記へらの他方の面を前記第2のスポンジに、それぞれ当接する構成となっており、
タンク内に設けられた第1の板状部材と、
この第1の板状部材に対向するように前記タンク内に設けられた第2の板状部材と、
この第1の板状部材と前記第2の板状部材とは複数の開口部を有する阻止壁で連結され、
前記第1の板状部材に取り付けられ、側面を洗浄部位の側に開放したコ字状部材で前記第1のスポンジを収納する第1のコ字状部材と、
この第1のコ字状部材に対向するように前記第2の板状部材に取り付けられ 、側面を前記洗浄部位の側に開放したコ字状部材で前記第2のスポンジを収納する第2のコ字状部材と、
前記第1の板状部材の先端側は折曲して形成された第1の係止部と、
前記第2の板状部材の先端側は折曲して形成された第2の係止部と、
前記タンクの開口縁部に前記第1の係止部及び前記第2の係止部がそれぞれ係止し、
前記第1のコ字状部材に収納された前記第1のスポンジと前記第2のコ字状部材に収納された前記第2のスポンジとは、対向すると共に接触して前記第1のスポンジと前記第2のスポンジの合わせ部が形成され、該合わせ部は前記第1のコ字状部材及び前記第2のコ字状部材より外側に位置し、
前記阻止壁は、前記洗浄部位の下方であって前記タンクの底部より上に位置させている
ことを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。 - タンクの底部と連通する排出通路を設け、前記排出通路の中途に前記排出通路を開閉する開閉弁を設けている
ことを特徴とする請求項1〜6記載の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003643U JP3112813U (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-25 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003643U JP3112813U (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-25 | 洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3112813U true JP3112813U (ja) | 2005-08-25 |
Family
ID=43275215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005003643U Expired - Fee Related JP3112813U (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-25 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3112813U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101848774B (zh) * | 2007-08-08 | 2012-08-29 | 丰田自动车株式会社 | 密封胶修整用刮刀的清洁装置 |
US9795980B2 (en) | 2015-05-29 | 2017-10-24 | Hyundai Motor Company | Primer device and application system applying the device |
WO2019049840A1 (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-14 | 川崎重工業株式会社 | 粘性材料拭き取り装置 |
JP2020014998A (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | トヨタ自動車九州株式会社 | ヘラ体付着シーラ除去装置 |
-
2005
- 2005-05-25 JP JP2005003643U patent/JP3112813U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101848774B (zh) * | 2007-08-08 | 2012-08-29 | 丰田自动车株式会社 | 密封胶修整用刮刀的清洁装置 |
US9795980B2 (en) | 2015-05-29 | 2017-10-24 | Hyundai Motor Company | Primer device and application system applying the device |
US10596587B2 (en) | 2015-05-29 | 2020-03-24 | Hyundai Motor Company | Primer device and application system applying the device |
WO2019049840A1 (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-14 | 川崎重工業株式会社 | 粘性材料拭き取り装置 |
JP2020014998A (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | トヨタ自動車九州株式会社 | ヘラ体付着シーラ除去装置 |
JP7057898B2 (ja) | 2018-07-25 | 2022-04-21 | トヨタ自動車九州株式会社 | ヘラ体付着シーラ除去装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3112813U (ja) | 洗浄装置 | |
TWI330549B (en) | Cleaning apparatus for slit nozzle | |
EP2060395A3 (en) | Wiping unit and inkjet printer | |
US7636979B1 (en) | Attachment mechanism to a metal mop head to securely retain a cleaning implement attachment on a butterfly mop | |
US7603740B2 (en) | Spatula for cleaning cylindrical containers | |
US7260864B1 (en) | Attachment mechanism to removably and securely retain a cleaning implement attachment on a wringer mop | |
EP0912133B1 (en) | A rinsing system | |
US6158258A (en) | Rinsing system | |
JP2002254663A (ja) | インク吐出部のクリーニング装置、このクリーニング装置を有するインク吐出装置 | |
US5499424A (en) | Cleaning device for hard and flat surfaces | |
KR100775597B1 (ko) | 닦음부재가 마련된 고정홀더가 착탈이 가능한 유리창청소기구 | |
JP2002136461A (ja) | 塗布器具 | |
JP4335365B2 (ja) | トイレ用清掃具 | |
JP3145517U (ja) | スクイジー | |
CN210158541U (zh) | 一种可蓄水的刮窗器 | |
CN217888773U (zh) | 电解消毒装置及具有其的果蔬消毒机 | |
CN210158542U (zh) | 一种刮窗器 | |
CN214631979U (zh) | 清洁设备 | |
JP3078043U (ja) | 隙間用清掃具 | |
CN216020837U (zh) | 一种使用体验好的表面清洁装置 | |
US6145147A (en) | Apparatus for cleaning | |
JP4677324B2 (ja) | 給液式ガラスワイパー | |
CN221285565U (zh) | 一种卫浴悬挂支架 | |
CN211093832U (zh) | 一种平板拖把 | |
JPH11197078A (ja) | 洗剤入れや洗剤容器入れを設けた掃除用具や掃除機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |