JP3112671U - 換気吸引口付き便器 - Google Patents

Abstract

【課題】用便をする際に発する悪臭が、室内の空気を汚染させるのを防止し、従来の便器にも簡単に取り付け、交換することができる換気吸引口付き便器を提供する。
【解決手段】便器自体１０が、用便Ａが発する悪臭Ｂを吸引できる吸引口１を設けて、悪臭Ｂを室外Ｃに換気する、換気吸引口付き便器１０によりこの課題を解決する。
【選択図】図１

Description

本考案は、用便をする際に使用する、換気吸引口付き便器に関する。

従来の便器では、用便をする際に発する悪臭を室内上部にある換気扇などで換気するか、便座などに設けられる脱臭装置などを用いて脱臭していた。

しかし、これでは室内の空気を汚染してしまい、極めて不衛生であり、用便の悪臭のために周りに対して気を使わなければならない場合がある。 脱臭装置についても、直接室外に換気するものではないので消臭に限界がある。

そこで、便器自体が、用便が発する悪臭を吸引できる構造を設けて、悪臭を室外に換気する、換気吸引口付き付き便器を考案した。 この換気吸引口付き便器により、用便が発する悪臭が室内に散乱する前に室外へ換気されるため、室内の空気を汚染しないのである。

よって、本考案の換気吸引口付き便器により、用便をする際に発する悪臭で、室内の空気を多量に汚染することはなくなる。 また、便座部分に吸引できる構造を設けることにより、従来の便器にも簡易に取り付け、交換することができる。

本考案に係わる、換気吸引口付き便器１０は、図１の示すように、用便が発する悪臭Ｂを吸引する吸引口１を備えている。 そしてこの吸引口１は、効率よく吸引が行えるように便器１０、便座２０の内側側面２に複数の吸引口１を設けて形成されている。換気装置３０は、便器１０、便座２０に内蔵するか、便器１０、便座２０の排気口３から室外の排気口４までの間５で設けることが望ましく、その取り付けをする位置は、建物６の構造に応じて決めればよい。素材は吸引口１を設けても強度的に問題がないものが望ましい。吸引口１の大きさは、汚れなどで目づまりしない程度の大きさで、吸引口１の形は吸引効率の良い形にする。

本考案に係わる換気吸引口付き便器の断面図である。 従来の便器の断面図である。

符号の説明

１ 吸引口
２ 内側側面
３ 便器、便座の排気口
４ 室外の排気口
５ 排気道
６ 建物
Ａ 用便
Ｂ 悪臭
Ｃ 室外
１０ 便器
２０ 便座
３０ 換気装置

Claims (2)

1. 便器に、換気装置を取り付けられる構造を備えた、換気吸引口付き便器。
2. 便器の一部である、便座の取り付け部分に、取り付け交換できる構造を備えた、換気吸引口付き便座。

Images