JP3112580U - ミラー玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 目的物を凹面鏡により拡大して目視可能にすることにより、目的物の像の大きさが著しく大小変化するミラー玩具を提供する。
【解決手段】 目的物を拡大して目視可能な玩具について、玩具本体の内部に凹面鏡12を前方に向けて配置し、上記凹面鏡12の前面に、凹面鏡12の一部を露出させて残部を覆いかつ玩具内に置かれる目的物14を覆い隠す覆い体13を配置し、さらに凹面鏡面に対する観察者の目視角度を変えることにより、覆い体内に配置した目的物14の像を大小変化させるように窓部18を覆い体13に覆われない露出部に設定する。窓部18に望む覆い体13の縁に、目的物14が窓部の開口度を制限するために内庇19を設ける。
【選択図】 図1

Description

本考案は、目的物を拡大して目視可能なミラー玩具に関するものである。
レンズや反射鏡を使用した玩具類は少なくはないが、レンズについては微小な表示や図柄を拡大するものが多く、反射鏡の場合にはきらきらと光る効果を有するものが殆んどである。例えば実開平7−498号のものは平滑な鏡面に凹部をヒケによって形成し、ヒケによる像を投映するということを特徴とし、実用新案新案登録第3020605号のものは両凸レンズの1球面に凹面鏡としての反射面を設けることにより拡大された虚像を観察し得るようにしたものである。これらは敢えていえば原理的であり、工夫の余地はあるがそれ自体に商品としての魅力があるかどうかは疑問である。
実開平7−498号 実用新案登録第3020605号
本考案の課題は、目的物を凹面鏡により拡大して目視可能にすることにより、目的物の像の大きさが著しく大小変化するミラー玩具を提供することである。
前記の課題を解決するため本考案は、ミラー玩具について、玩具本体内に凹面鏡を前方に向けて配置し、上記凹面鏡の前面に、凹面鏡の一部を露出させて残部を覆いかつ玩具内に置かれる目的物を隠す覆い体を配置し、さらに凹面鏡面に対する観察者の目視角度を変えることにより、覆い体内に配置した目的物の像の大きさを大小変化させるように観察する窓部を覆い体に覆われない露出部に設定するという手段を講じたものである。
本考案のミラー玩具は、目的物を凹面鏡により拡大して目視可能なものであり、拡大観察という点では凸レンズを用いたこれまでの玩具と共通性がある。しかし本考案では、目的物の像の大きさを著しく変化させることを特徴とする。それとともに、凸レンズを用いた場合には目的物の存在箇所が明らかに分かってしまい、興趣が弱められるので、この問題を解決するため目的物のありかがすぐには分からないようにして興趣を高めることも一つの特徴になる。
凹面鏡は前方を向けて玩具本体内に配置し、その前面に覆い体を配置する。覆い体は、玩具本体内に置かれる目的物を隠すもので、凹面鏡の前面は一部が露出し、残部が覆われることとなる。目的物は、覆い体に固定的に又は着脱可能に配置しても良いし、玩具本体内に同様に配置しても良い。
覆い体に覆われない露出部は、目的物を観察する窓部に設定する。単なる露出部ではなく、目的物を観察するための大きさ、形状に窓部を設定するものであり、それによって、目的物の像の大きさを著しく大小変化させることができる。即ち、本考案の場合、凹面鏡を使用しているので、例えば図4に示すように、観察者の目視位置E1をE2に変えた場合、光軸が凹面鏡面に直交する位置E1に比較して、像I2は著しく拡大して観察され、この目的物の像の大きさの大小変化は連続的に生じるので、小さい像が目視点を移動するにつれてズームアップすることとなる。これは位置E2では像I1の大きさは、凹面鏡の焦点距離が見かけ上小さくなったように見えるためであると考えられる。図4は虚像であるが、実像でも同じである。
覆い体は、目的物を隠すものであるが、凹面鏡が露出する部分は小さければ小さいほど意外性を発揮する。そこで、覆い体の縁に内庇を設け、窓部の内方の開口度を制限する。覆い部は多くの場合ミラー玩具を前向き又は上向きに使用するので、凹面鏡の下半部又は後半部を覆い、上半部又は前半部を露出させるようになる。
覆い体は、玩具本体に対して開閉可能に設けることができ、その覆い体の内面に、目的物の保持部を設け、目的物を着脱する等の方法によりその保持姿勢又は保持位置を変更することができる。目的物は任意に選ぶことができるが、玩具或いはアクセサリーという用途から見て、キャラクター人形や模造の宝石類などが適当である。また本考案のミラー玩具はそれ単独の玩具として提供されるほか、例えばボールペンや形態電話用ストラップなどのアクセサリーとしても使用可能である。
本考案は上記のように構成されかつ作用するものであるから、目的物を拡大して目視可能であるとともに、凹面鏡の特性上、視点の移動により目的物の像は著しく拡大され、興趣に富んだミラー玩具を提供することができるという効果を奏する。
以下図示の実施形態を参照して本考案をより詳細に説明する。図1は本考案のミラー玩具の例1を示すもので、縦に使用するタイプであり、中空ケース状の玩具本体11の内部に凹面鏡12を配置し、その前面下部に覆い体13を配置して凹面鏡12の上半部を露出させるとともに、下半部を覆い、かつ玩具の内部に置かれる目的物14を隠すようにした構成を有している。
例示のものは、玩具本体11の内部に、型成形した凹面鏡12を有する鏡板15を凹部16と凸部17から成る嵌合手段により固定したもので、凹面鏡12は真空蒸着により成膜されている。目的物18は凹面鏡12の焦点距離fと球心oとの間に位置し、かつ上下逆に配置して、覆い体13によって覆われない露出部から凹面鏡12を目視したときに目的物18の拡大した像が正立して見えるように設定されている。なお目的物18は凹面鏡12の焦点距離の内側に配置することも可能であり、この場合拡大された虚像となり、目的物18を上下逆に配置する必要もない。
また例示の覆い体13は、目的物18の前面だけでなく上下左右を囲むようにケース状に設けられており、さらに、上面の内方の縁には内方の延長した内庇19を設け、内部がのぞかれないように開口度を制限している。また目的物18を観察するために必要十分な開口度が得られるように窓部20が設けられている。21は窓枠であり、フードを兼ねている。
図3Aは図1、図2のものの断面説明図であり、覆い体側に固定した目的物18が拡大した正立像18′として観察されることを示す。図3Bは目的物21を弾性体22を用いて取り付けてモビールのように動く物を使用した本考案の例2であり、目的物21の像
21′は拡大した動く正立像となる。これらの目的物18、21の像18′、21′は、図4に示すように視点をずらせることにより拡大率を変えることは既に説明したとおりである。
図5、図6は、玩具本体11に対して覆い体12をヒンジ23により開閉可能に設け、その覆い体の内側に目的物24を挟み込む保持部25を設け、目的物24の保持姿勢や位置を変更可能とした本考案の例3を示すもので、横にして使用するタイプである。図5、図6の例において、凹面鏡12をはじめ図1と同じ構成については符号を援用し、詳細な説明を省略している。
図7、図8は、本考案のミラー玩具30をボールペンとして示された筆記具26の軸端に取り付けるアクセサリーとした例4を示す。例示のミラー玩具10はミラー曲面と近似した曲面に形成した玩具本体31を有し、その内側に凹面鏡32を固定し、前面に覆い枠33を取り付けたもので、覆い枠33は内庇34と窓枠35とを有し、目的物36の像
36′を窓部37から、拡大率を可変して目視することができる。
このように本考案のミラー玩具10…は、目的物18…の存在が外部から分かりにくいものであり、窓部20…から凹面鏡12…にうつる目的物18…の像18′…は、凹面鏡12…に対する視点の位置を変えると大きさを大小変化させるので、良く見たいという欲求を誘発することになり、また角度を変えると大きく拡大されるので、小さな模造宝石なども大きく美しく見られるという長所がある。
本考案に係るミラー玩具の例1を示す斜視図。 同上のものの分解斜視図。 Aは例1の断面図、Bは例2の断面図である。 本考案の説明のための光学的説明図。 本考案の例3を示す斜視図。 同上のものの断面図。 本考案の例4を示す斜視図。 同上のものの断面図。
符号の説明
10、20、30 ミラー玩具
11、31 玩具本体
12、32 凹面鏡
13、33 覆い体
12、32 凹面鏡
14、21、24、36 目的物
18、37 窓部
19、34 内庇
21、35 窓枠
22 弾性体
25 保持部

Claims (3)

  1. 目的物を拡大して目視可能な玩具であって、玩具本体内に凹面鏡を前方に向けて配置し、上記凹面鏡の前面に、凹面鏡の一部を露出させて残部を覆いかつ玩具内に置かれる目的物を隠す覆い体を配置し、さらに凹面鏡面に対する観察者の目視角度を変えることにより、覆い体内に配置した目的物の像の大きさを大小変化させるように観察する窓部を覆い体に覆われない露出部に設定した構成を有するミラー玩具。
  2. 窓部に臨む覆い体の縁に、目的物が窓部の開口度を制限するために、内庇を設けた請求項1記載のミラー玩具。
  3. 覆い体が玩具本体に対して開閉可能に設けられており、その覆い体の内面に、目的物の保持部を設け、目的物の保持姿勢等を変更可能とした請求項1又は2記載のミラー玩具。
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