JP3105221U - 携帯電話機の拡大鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯電話機の画面表示部である高精細画面の全体を拡大して視認でき、かつ、拡大率や焦点を調整しやすい携帯電話機の拡大鏡を提供する。
【解決手段】 携帯電話機を使用する際に画面表示部を拡大して視認する拡大鏡であって、画面表示部の側部と伸縮可能な支持腕により軸承にて連結され、かつ、画面表示部上に位置する拡大鏡枠と、該拡大鏡枠に収納した非球面レンズ又はフレネルレンズから成る拡大鏡とから構成されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、携帯電話機の画面表示部の液晶画面を拡大して視認する拡大鏡に関するものである。
携帯電話機は通常画面表示部と押釦操作部とから成る。押釦は字、数字、記号等を表すが、その位置が固定されているために覚えるのも容易であり、操作にも慣れやすい反面、画面表示は字、数字、記号のみならず、これらの集合体であるメール、又は写真、動画などの情報を表示すものとして多様化されて来ている。しかも、画面表示部である液晶画面は、画素数も大きく増加してきた高精細画面であり、画面も大きくなってきていることと相俟って、ここに表示される情報も多量で、かつ、緻密なものになって来ている。一方、これらの携帯電話機の使用者は若年層に留まらず、高齢者にも多く拡がってきている。高齢者にとって、このような多量の情報を提供する高精細な画面表示は魅力的であるが、これらの画面を視認するときは概して老眼鏡を必要としている。しかし、時、場所によっては老眼鏡が使い難い、又は使えない問題が多々生じてきている。このような問題を解決するために、従来から知られている一種の虫眼鏡である凸レンズを用いた手持ちの拡大鏡により画面表示部と押釦を拡大して視認する先行技術が開示されている。(特許文献1参照)
特開2003−75732号公報
特許文献1の技術はそれなりに評価できるが、該凸レンズが円形であるから四角形を呈する画面表示部の全体を視野に入れられないし、さらに拡大率を上げると視野が狭くなる問題もあった。また、該拡大鏡は手持ち状態で使用するために使用時は両手が携帯電話機と拡大鏡とで塞がってしまう問題、また、使用しない場合は常に拡大鏡とを別々の状態で携行する必要があるなどの問題があった。
本考案は、上記の問題点を解消するために為したものであって、その目的は、携帯電話機の画面表示部である高精細画面の全体を拡大して視認でき、かつ、拡大率や焦点を調整しやすい携帯電話機の拡大鏡を提供するものである。
上記の目的を達成するために、本考案(請求項1)に係る携帯電話機の拡大鏡は、携帯電話機を使用する際に画面表示部を拡大して視認する拡大鏡であって、画面表示部の側部と伸縮可能な支持腕により軸承にて連結され、かつ、画面表示部上に位置する拡大鏡枠と、該拡大鏡枠に収納した拡大鏡とから構成されることを特徴とする。この画面表示部の側部と拡大鏡枠とを伸縮可能な支持腕により軸承にて連結する構成を採用することにより拡大鏡枠を画面表示部に接した格納位置から任意の距離に離隔させることが可能となり、また、拡大鏡と眼及び画面表示部との距離を容易に調節できるので、画面表示の拡大率及び視野を自由に変えることが可能となる。
また、本考案(請求項2)に係る携帯電話機の拡大鏡は、請求項1における拡大鏡が非球面レンズ又はフレネルレンズで構成されることを特徴とする。この構成を採用することにより、拡大鏡を四角形状に、しかも、画面表示部に合わせた広い面積にして視野を広めることが可能となる。また、拡大鏡と画面表示部との距離を多く取らなくても実用的な拡大率である2倍前後を得ることができる。また、拡大鏡の周辺部での画面表示の拡大ボケを少なくすることもできる。
以上説明したように、本考案に係る携帯電話機の拡大鏡によれば、拡大鏡が画面表示部に接して格納可能であると共に、画面表示部から適切な距離に離隔可能としているので、視野を広く、拡大率も適切に調節が容易にできる。また、拡大鏡が携帯電話機に装着されているので、常に携行の状態にあり、時と場所を問わず、何時でも使用可能な状況にあり、特に老眼鏡を必要とする高齢者にとって非常に便利である。携帯電話機と拡大鏡とを一体で、情報端末機として美感性、ファッション性を持たすこともできる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本考案に係る使用状態における携帯電話機の拡大鏡の説明図であって、斜視図である。図2は、格納状態における携帯電話機の拡大鏡の斜視図である。図3は、使用状態における携帯電話機の拡大鏡の側面図である。図4は、格納状態における携帯電話機の拡大鏡の側面図である。
本考案に係る携帯電話機の拡大鏡が装着された携帯電話機3は、画面表示部4aと押釦のある操作部5とから構成され、この画面表示部4aと押釦のある操作部5とが蝶番6を介して折り畳み式なっている機種が多い。前記画面表示部は高精細液晶画面が採用され、メール、写真、動画など高精細な情報が提供される。
この高精細液晶画面を拡大し、視認するために用いられる本考案に係る拡大鏡1は、四角形状のプラスチック製又は金属製の拡大鏡枠1b内にレンズ1aを収納し、該レンズ1aは非球面レンズ又はフレネルレンズで構成され、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂等のプラスチック透明材料を原材料とし、前記レンズ形状を彫刻した金型に射出成型加工又は注型加工により製造される。この拡大鏡1は軽量であり、拡大率1.5〜2.5倍であって、写真レンズほどの表面精度を必要としない透明レンズである。該レンズ1aの大きさと形状は、携帯電話機の画面表示部の大きさと対応したもので、2.2インチ(縦約38mm×横約37mm)〜2.4インチ(縦約50mm×横約33mm)に亘り、ほぼ四角形状である。
拡大鏡枠1bと画面表示部枠4bとは片側2本づつ計4本の伸張可能な伸縮支持腕2(長さ約20mm)により軸承2c、2dにて連結されている。伸縮支持腕2は支持腕筒2aと支持腕棒2bから成り、支持腕棒2bが支持腕筒2a内に嵌入されているが、その嵌め合いは伸縮にある程度の抵抗を持たせるようにしている。伸縮支持腕2の支持腕筒2aと支持腕棒2bとのそれぞれの端部には軸承2c、2dが設けられ、ピンジョイントとなっている。また、伸縮支持腕2は支持腕棒2bが支持腕筒2aからいっぱいに伸びたところが最大のストローク、即ち約10mmになる。
拡大鏡枠1bの側部にある二つの軸承2c、2cと画面表示部枠4bの側部にある二つの軸承2b、2bとの四つのピンジョイントは、拡大鏡枠1bの側部と画面表示部枠4bの側部と二本の伸縮支持腕2からなる平行四辺形の頂点を形成する。したがって、拡大鏡枠1bが画面表示部枠4b即ち画面表示部に対して、ほぼ平行移動して接近し又は離隔することが可能となる。図3には、伸縮支持腕2を画面表示部4aから引き起こして、前記平行四辺形がほぼ長方形を呈して、画面表示部4aの直上に拡大鏡枠1b、即ち拡大鏡1を約20mm離隔した位置に移動させた状態(1−2)を二点鎖線で示し、さらに伸縮支持腕2を最大約30mmに伸張させた状態(1−1)を実線で示す。このように拡大鏡枠1bを状態(1−2)と状態(1−1)との間で移動の位置を調整することにより拡大鏡1の拡大率を調整することができる。また、図4には、拡大鏡枠1bを画面表示部4aに接するように平行移動して格納した状態を示し、さらに、この状態から蝶番6を回転中心として折り畳んだ状態を4−1の二点鎖線で示しているように拡大鏡枠1bを画面表示部4aと共に携行に便利な状態に折り畳み可能としている。
また、拡大鏡1の縦方向の長さを大きくすれば、拡大鏡1を格納状態でも画面表示部4aを視認できることは言うまでもないし、折り畳み式でない携帯電話機の場合でも本考案の拡大鏡に付随する機構及びその機能を適用することも問題ない。
本考案の携帯電話機3の拡大鏡1を使用する場合について説明すると、携帯電話機3に着信すると、携帯電話機3を折り畳み状態から回転展開して、画面表示部4aを拡大鏡1と共に画面表示が視認できるようにし、次いで拡大鏡枠1bを指で押し上げれば図3のように拡大鏡1を画面表示部4aから離隔した位置に移動できるので画面表示を拡大して視認することができる。さらに、拡大鏡枠1bに連結している伸縮支持腕2を指で伸張すれば画面表示の拡大率を上げ得て視認が容易と成る。携帯電話機3への着信が終了し、画面表示の視認が終われば、前述の手順と逆の手順で拡大鏡1を拡大鏡枠1bと共に格納状態にすることができる。また、携帯電話機3からの発信も同様の手順で画面表示を拡大して視認しながらの発信も可能となる。
以上説明したように、本考案に係る携帯電話機の拡大鏡は、携帯式情報端末機の画面表示の視認補助手段として利用できる可能性があり、高齢者人口の増加と共に期待されるものがある。また、拡大鏡の光学的設計や材質等の改善により機能を向上する余地もある。
本考案の実施の形態に係る使用状態における携帯電話機の拡大鏡の斜視図である。 本考案の実施の形態に係る格納状態における携帯電話機の拡大鏡の斜視図である。 本考案の実施の形態に係る使用状態における携帯電話機の拡大鏡の側面図である。 本考案の実施形態に係る格納状態における携帯電話機の拡大鏡の側面図である。
符号の説明
1:拡大鏡 1a:レンズ 1b:拡大鏡枠
1−1:拡大鏡最大伸張距離状態 1−2:拡大鏡伸張状態
2:伸縮支持腕 2a:支持腕筒 2b:支持腕棒
2c:支持腕棒軸受 2c:支持腕筒軸受 3:携帯電話機
4:表示部 4a:画面表示部 4b:表示部枠
4−1:表示部(格納状態) 5:押釦操作部 6:蝶番

Claims (2)

  1. 携帯電話機を使用する際に画面表示部を拡大して視認する拡大鏡であって、画面表示部の側部と伸縮可能な支持腕により軸承にて連結され、かつ、画面表示部上に位置する拡大鏡枠と、該拡大鏡枠に収納した拡大鏡とから構成されることを特徴とする携帯電話機の拡大鏡。
  2. 前記拡大鏡が非球面レンズ又はフレネルレンズから構成されることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機の拡大鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018148028A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 株式会社エイチ・エヌ・アンド・アソシエイツ 電子機器用保護カバー

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