JP3112570U - 容器用蓋材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内容物を外気と一時的に触れ難いように封止し、開封も小さい力で容易に行える容器用蓋材を提供する。
【解決手段】 蓋材2は透明なビニル等の厚みを有するシールで、外径は容器1の開口縁部1aよりやや大きい寸法で、その縁部に楕円状の取っ手2aが一体的に形成され、蓋材2の表面は透明部2bを形成するように所望の絵柄が着色されている。蓋材2の裏面には粘着部3が取っ手2aを除いて全面に形成されている。この粘着部3は剥離後再粘着可能で、しかも内容物4に触れても影響の無い粘着剤も用いられる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、容器の開口部を開閉自在に閉塞する容器用蓋材に関する。
従来、飲料等を収容する容器用の蓋材としては、紙コップにプラスチック製の蓋を脱着自在に掛合して閉塞できるようにしたものがある(特許文献1参照)。また、プラスチック製の容器にフィルムからなる蓋を熱による溶着又は接着剤で接着して閉塞したものがある(特許文献2参照)。
ところで、前者の技術は加熱した飲料の保温性を高めるために紙コップと蓋とが凹凸により掛合できるように作られており、蓋を開ける際に紙コップを押え付けていないと容易に取ることができず、紙コップが変形することがあった。後者の技術は内容物が外気に触れないように強固に密封するから、蓋を容易に開封することができず、取り外しの際に勢いで内容物が外部に漏れ出ることがあった。
特開2000−25806号公報 特開2001−233393号公報
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、一時的に内容物を外気と触れ難いように封止し、開封も容易に行える容器用蓋材を提供することにある。
かかる課題を解決した本考案の構成は、
1) 容器の開口部を開閉自在に閉塞する容器用蓋材において、蓋材をシート又はフィルムで構成し、容器の開口縁部と接する蓋材の裏面位置に粘着部を形成したことを特徴とする、容器用蓋材
2) 粘着部を蓋材の裏面全面又は容器の開口縁部に沿う環状又は容器の開口縁部に沿うように部分的に形成した、前記1)記載の容器用蓋材
3) 蓋材が、全面が透明又は一部に透明部分を有するように着色したものである、前記1)又は2)記載の容器用蓋材
4) 蓋材の外縁に粘着部を有さない取っ手を一体的に形成した、前記1)〜3)いずれか記載の容器用蓋材
5) 取っ手と対向する蓋材の縁部に粘着部を有する取付部を一体的に形成し、取付部を容器の側面に粘着部で付着して蓋材を開閉できるようにした、前記4)記載の容器用蓋材
6) 容器の開口縁部と接する蓋材の位置に透明部分を形成するように蓋材を着色した、前記1)〜5)いずれか記載の容器用蓋材
7) 蓋材の表面に記入欄を設けた、前記1)〜6)いずれか記載の容器用蓋材
8) 前記1)〜7)いずれか記載の容器用蓋材を剥離シート上に複数貼付した、蓋シール
にある。
本考案によれば、蓋材を粘着部により容器の開口縁部と粘着させることで、閉塞時は容器の開口部を封止して内容物の外気との接触をほぼ断ち、開封時は小さい力で容易に取り外すことができ、容器に負荷はほとんど作用しない。また、再封止も可能である。
本考案の蓋材としては、ビニル,ポリエチレン,ポリプロピレン,テトロン等の石油化学製品の薄物又はやや厚みを有するシート状又はフィルム状のものが用いられ、透明又は一部を透明にして所望の色柄に着色される。容器を飲料用として用いる場合は、蓋材にストローを差し込む穴を予め形成してもよい。また、容器の閉塞を容易にするために、容器内の空気を抜く空気穴を形成することもある。蓋材は剥離シートに貼り付けたシール式にすると、場所を占有せずに使用時まで重ねて保管できる。
粘着部は裏面全面や容器の開口縁部に沿う環状又は部分的など様々な形態があり、容器の形状、容器の開口縁部の粘着面積、コスト等に応じて選ばれる。取っ手は蓋材の縁部を拡幅して形成したり、蓋材自体を容器の開口縁部より拡径してはみ出した部分を取っ手としてもよい。取っ手と対向する位置には容器の側面に付着する粘着部を備えた取付部を形成し、開閉自在にする蝶番のような作用効果を付与して蓋材が容器から分離しないようにしてもよい。以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜4に示す実施例は、本考案の容器用蓋材を検尿コップに適用した例である。図1は実施例の検尿コップの斜視図、図2は実施例の蓋材の平面図、図3,4は実施例の蓋材の様々な形態を示す説明図である。図中、1は容器、1aは開口縁部、2は蓋材、2aは取っ手、2bは透明部、2cは記入欄、2dは剥離シート、2eは取付部、3は粘着部、4は内容物である。
本実施例の検尿コップは、図1,2に示すように容器1は紙コップからなり、蓋材2は透明なビニル等で厚みを有し、外径は容器1の開口縁部1aよりやや大きい寸法で、その縁部に楕円状の取っ手2aが一体的に形成され、取っ手2aと対向する縁部に容器1の側面に付着する楕円状の取付部2eが一体的に形成され、蓋材2の表面は透明部2bと患者名を記入する記入欄2cを形成するように所望の絵柄が着色され、裏面には粘着部3が取っ手2aを除いて全面及び一部に形成され、剥離シート2dに付着して蓋シールとしている。粘着部3は剥離後再粘着可能で、しかも内容物4に触れても影響の無い粘着剤も用いられている。
本実施例の検尿コップは、検査時に容器1と剥離シート2dから剥離した蓋材2を患者に渡す。容器1を閉塞する際は、図1に示すように蓋材2の取付部2eを下方へ折り曲げてその粘着部3を容器1の側面に付着した後、蓋材2の裏面の粘着部3を容器1の開口縁部1aに貼り付けて封止する。蓋材2はシール式であるから、従来の蓋材と比較してかさばらず、未使用時も保管場所を占有しない。蓋材2は一部を除いて着色されているから、他人から内容物4は見えず患者のプライバシーが守れ、一方透明部2bから中身の水量を確認できる。また、蓋材2があるから臭気が拡散せず、運搬時も漏れ難い。開封時は容器1に負荷をかけることなく小さい力で容易に取り外すことができ、また、一時的に開封して直ぐに封止する際も蓋材2は取付部2eの付着により分離することがなく、検査の作業性が向上する。
図3,4には本実施例の蓋材2の他の形態を示している。図3(a)に示すのは、粘着部3が容器1の開口縁部1aに沿うように太さ約5mmの環状に形成されており、容器1の開口縁部1aとの位置合わせをする必要があるものの粘着剤の使用量を削減でき、低コストで実施できる。図3(b)に示すのは、容器1の開口縁部1aに沿うように環状の透明部2bを形成し、透明部2bに粘着部3を部分的に形成しており、透明部2bにより容器1の開口縁部1aを透視して位置合わせを容易にするとともに、粘着剤の使用量を必要最小限にしてより低コスト化を図ったものである。
図4(a)に示すのは、本実施例の蓋材2を多数枚重ねて粘着し、1枚ずつ剥離して使用できるようにした例である。また、図4(b)に示すのは、取っ手2aを1枚ずつ位置をずらして重ね合わせ、剥離し易くした例である。
本考案の容器用蓋材は、検尿,飲料等、内容物を一時的に収容して保管・運搬する用途に有用である。
実施例の検尿コップの斜視図である。 実施例の蓋材の平面図である。 実施例の蓋材の様々な形態を示す説明図である。 実施例の蓋材の様々な形態を示す説明図である。
符号の説明
1 容器
1a 開口縁部
2 蓋材
2a 取っ手
2b 透明部
2c 記入欄
2d 剥離シート
2e 取付部
3 粘着部
4 内容物

Claims (8)

  1. 容器の開口部を開閉自在に閉塞する容器用蓋材において、蓋材をシート又はフィルムで構成し、容器の開口縁部と接する蓋材の裏面位置に粘着部を形成したことを特徴とする、容器用蓋材。
  2. 粘着部を蓋材の裏面全面又は容器の開口縁部に沿う環状又は容器の開口縁部に沿うように部分的に形成した、請求項1記載の容器用蓋材。
  3. 蓋材が、全面が透明又は一部に透明部分を有するように着色したものである、請求項1又は2記載の容器用蓋材。
  4. 蓋材の外縁に粘着部を有さない取っ手を一体的に形成した、請求項1〜3いずれか記載の容器用蓋材。
  5. 取っ手と対向する蓋材の縁部に粘着部を有する取付部を一体的に形成し、取付部を容器の側面に粘着部で付着して蓋材を開閉できるようにした、請求項4記載の容器用蓋材。
  6. 容器の開口縁部と接する蓋材の位置に透明部分を形成するように蓋材を着色した、請求項1〜5いずれか記載の容器用蓋材。
  7. 蓋材の表面に記入欄を設けた、請求項1〜6いずれか記載の容器用蓋材。
  8. 請求項1〜7いずれか記載の容器用蓋材を剥離シート上に複数貼付した、蓋シール。
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