JP3112487U - 手動式篩い器 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない労力で均一で且つ効率良く分級できると共に、スペースを要さず且つ安価に製作が可能な手動式篩い器を提供する。
【解決手段】弾性変形可能な複数の支持脚4と、係る複数の支持脚4の上端に支持され且つ周辺に縦壁11,12を有するフレーム10と、係るフレーム10の縦壁12に取り付けられる揺動用の取手19と、上記フレーム10の底面14上に複数のコロ18を介してスライド可能に支持される粉受け容器6と、係る粉受け容器6の内側に嵌装される篩い8と、を含む、手動式篩い器1。
【選択図】 図3

Description

本考案は、例えば、そば粉や小麦粉などの原料粉を所定の粒径に揃えるため、手動により短時間で効率良く分級できる手動式篩い器に関する。
前記小麦粉などの食物用の粉、あるいは、各種の原料粉を分級するため、モータなどの動力源による振動を活用した動力式篩い装置が広く使用されている。
しかし、動力式篩い装置は、コストが高いため、少量の粉を適宜分級する場合には適さないと共に、かなりの設置スペースを要する、という問題がある。
一方、円形の底面に網(メッシュ)を張設した円筒形の篩いと、係る篩いの外側方向にU字形で細長く延びる握部と、係る握部の戻り側の先端に上記篩いの側壁を隙間を介して挟む逆U字形の支持部と、上記篩いの外側で当該篩いおよび上記握部に対して対称な位置に配置した一対の振動具と、を含んでいる手動式の篩作動器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平7−39965号公報(第1〜2頁、図1〜3)
しかしながら、前記篩作動器は、篩いを握部で水平方向に沿って前後にスライドさせて原料粉を分級するが、握部を片手で握りつつ、篩いと共に、繰り返し押し戻す操作が必要となる。このため、篩い分けを終えるまでに、多大の労力を要すると共に、分級が不均一になり易く、且つその効率が低い、という問題点があった。しかも、前記U字形の握部の一端と、一対の振動具を支持する台横部とを、平面視でほぼT字形に接続し、係る接続部の上に篩いを載せるため、スペースを要すると共に、安価に製作しにくい、という問題点もあった。
本考案は、背景技術で説明した問題点を解決し、少ない労力で均一で且つ効率良く分級できると共に、設置スペースを要さず且つ安価に製作が可能な手動式篩い器を提供する、ことを課題とする。
本考案は、前記課題を解決するため、篩いとこれを嵌装する粉受け容器とを、平坦なフレーム上でスライド自在に支持し、係るフレームに設けた取手を片手で操作可能とする、ことに着想して成されたものである。
即ち、本考案の手動式篩い器(請求項1)は、弾性変形可能な複数の支持脚と、係る複数の支持脚の上端に支持され且つ周辺に縦壁を有するフレームと、係るフレームに取り付けられる揺動用の取手と、上記フレームの表面上に複数のコロを介してスライド可能に支持される粉受け容器と、係る粉受け容器の内側に嵌装される単数または複数の篩いと、を含む、ことを特徴とする。
尚、上記支持脚には、例えばウレタン樹脂などの棒材からなり、所定の弾性と所要の強度を呈する剛性とを併有するものを用いるが、その他に、バネ鋼やコイルバネからなるものも含まれる。また、上記篩いおよび粉受け容器には、偏平な円筒形の形状の他、偏平な四角柱形などとしたものも含まれる。更に、前記コロには、硬質合成樹脂からなるものの他、棒鋼などの金属製のものも含まれる。
また、本考案には、前記フレームは、平面視が長方形を呈すると共に、前記縦壁のうち、対向する一対の短辺における中央付近の内側には、弾性を有するストッパが対称に取り付けられ、前記粉受け容器の外径は、上記フレームの短辺とほぼ同じである、手動式篩い器(請求項2)も含まれる。
更に、本考案には、前記複数の支持脚は、合計4本であり、それらの上端が前記フレームの底面における四隅に取り付けた上側の筒型ガイドに脱着可能に挿入されると共に、上記4本の支持脚の下端は、ベース板の表面の四隅に設けた下側の筒型ガイドに脱着可能に挿入される、手動式篩い器(請求項3)も含まれる。
加えて、本考案には、前記取手は、前記フレームの対向する一対の短辺における少なくとも一方に取り付けられている、手動式篩い器(請求項4)も含まれる。
請求項1の前記手動式篩い器によれば、片手で前記取手を掴んでフレームを水平方向に沿って押し引き動作すると、その往復運動に応じて複数の支持脚が弾性変形すると共に、係る支持脚の弾性変形に応じて上記フレームが水平に往復移動する。この結果、係るフレームの底面上で転動する複数のコロに支持された前記粉受け容器および篩いが、上記往復運動に連動し且つずれた(遅れた)周期で水平方向に沿って往復(正逆)移動を繰り返す。しかも、篩いを内側に嵌装した粉受け容器が、フレームの縦壁に衝突するたびに、係る篩いに予め充填した原料粉を、当該篩いにおける所定メッシュの網で勢い良く分級することができる。
従って、比較的少ない労力で効率良く粉を分級できると共に、従来の動力式の篩い装置に比べて安価に提供することが可能となる。
尚、粉受け容器の内側に嵌装する前記複数の篩いは、例えば網の粗さが異なる2つ以上の篩いを、上記粉受け容器の内側に上下に積層して嵌装される。
また、請求項2の前記手動式篩い器によれば、長方形を呈するフレームの縦壁における一対の短辺の中央付近に、それぞれストッパが取り付けられている。このため、前記複数の支持脚の弾性変形に伴うフレームの往復運動に連動して、当該フレームの底面上を転動する複数のコロにより往復運動する篩いおよび粉受け容器が、上記各ストッパに衝突した際に、緩衝されつつ篩い内部の原料粉を、衝突時の衝撃による運動エネルギを伴って効率良く分級することができる。
しかも、粉受け容器の外径は、フレームの縦壁のうち短辺とほぼ同じであるため、係る粉受け容器および篩いを、フレームの底面上を長辺の縦壁に沿ってスムースに往復運動させることができる。
尚、前記ストッパには、硬質ゴムや硬質樹脂などからなる成形体が用いられる。
更に、請求項3の前記手動式篩い器によれば、4本の支持却は、前記フレームの底面の四隅に取り付けた上側の筒型ガイドに、係るフレームに脱着可能に上端部が挿入されると共に、それらの下端部は、ベース板の表面の四隅に取り付けた下側の筒型ガイドに、脱着可能に挿入されている。このため、片手で前記取手を掴んで水平方向に押し引き操作すると、4本の支持脚が、ベース板側の下端部を中心として水平方向に沿った弾性変形を行うため、前記分級を確実に成さしめることができる。しかも、4本の支持脚は、フレームおよびベース板に対し脱着可能であるため、不使用時には、これらから抜き出すことにより、本手動式篩い器の設置スペースを節約することができる。従って、例えば、店舗における繁忙の時間帯や手打ちそばの実演などで、本考案の手動式篩い器を用いた後、支持脚を上記のように抜き出し、係る支持脚、ベース板、フレーム、粉受け容器、および篩いを、まとめて店舗の隅などにコンパクトに収納することが可能となる。
加えて、請求項4の前記手動式篩い器によれば、取手は、前記フレームの縦壁における一対の短辺の一方または双方に取り付けられている。このため、利用者の使用環境に応じて、上記一対の短辺の一方または双方に取手を取り付けることにより、例えば他の作業を行いつつ、片手で上記取手を掴んで、フレームや篩いなどに前記往復運動を生じさせることで、所要の分級を効率良く確実に成さしめることができる。尚、前記取手は、フレームにおける一対の短辺の双方に対し、脱着可能に取り付けるようにしても良い。
以下において、本考案を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本考案の手動式篩い器1を示す平面図、図2は、その正面(側面)図、図3は、その分解斜視図である。
手動式篩い器1は、図1〜図3に示すように、ベース板2、その表面の四隅から立設する4本の支持脚4、係る支持脚4の上端に支持されるフレーム10、係るフレーム10の底面14に回転自在に位置する一対のコロ18、係るコロ18,18上に支持される粉受け容器6、および、係る容器6の内側に嵌装される篩い8を備えている。上記ベース板2は、鋼板などからなり平面視が長方形で、その表面の四隅に下側の筒型ガイド3が設けられている。係る筒型ガイド3の凹部3aには、支持脚4の下端部が脱着可能に挿入される。
図1〜図3に示すように、4本の支持脚4は、円柱形を呈するウレタン樹脂からなる棒材であり、所要の弾性および剛性を有しており、その下端部は、ベース板2の各筒型ガイド3の凹部3aに挿入される。尚、各筒型ガイド3の側面には、凹部3aに挿入された支持脚4の抜け出しを防ぐため、図示しない止めネジを設けても良い。係る4本の支持脚4の各上端部は、フレーム10の底面14の下側の四隅に設けた上側の筒型ガイド17の各凹部に挿入される。即ち、4本の支持脚4は、筒型ガイド17を介して、上記フレーム10を水平姿勢で支持する。
フレーム10は、平面視が長方形で前記ベース板2とほぼ相似形の底面14と、その周辺から立設する縦壁(11,12)とを備え、例えばステンレス鋼板を曲げ加工などして製作される。縦壁は、一対の長辺11と一対の短辺12とからなり、各短辺12の中央には、上側の張り出した凸部13が設けられ、各凸部13の内側面には、偏平な円盤形のストッパ15がそれぞれ対称に取り付けられている。係るストッパ15は、例えば硬質ゴムまたは硬質樹脂の成形体である。
図1〜図3に示すように、フレーム10の底面14上には、一対のコロ18が短辺12と平行で且つ対向する長辺11,11の間に平行に載置され、自転可能に支持されている。係るコロ18の転動する範囲を規制するため、各長辺11の内側には、左右一対ずつの止め片16が固着されている。更に、右側の短辺12の外側には、フレーム10の底面14に基端が固定されたコ字形の取手19が、側面視で斜めにして配設されている。尚、上記コロ18には、例えば硬質ゴムまたは硬質樹脂からなる比較的細径の棒材が用いられる。
更に、図1〜図3に示すように、フレーム10の底面14上を自転可能に位置する一対のコロ18の上には、偏平な円柱形で円形の底面7を有する粉受け容器6が載置され、その内側には、同様な円柱形で内側に網9を張設した篩い8が嵌装される。
尚、上記粉受け容器6は、その外径がフレーム10の短辺12の長さとほぼ同じ(僅かに小さい)であると共に、その底面7上に分級後の粉を貯留するため、衛生面の観点からステンレス鋼製のものが推奨される。
また、上記篩い8は、市販のものでも良い。更に、網9が篩い8の底面に張設されている場合には、粉受け容器6の内側面に、篩い8の底面を支持する3個以上の凸部や鍔などを設ける。一方、網9が篩い8の底面よりも若干高い位置で張設されている場合には、粉受け容器6の内側には、凸部などを省略しても良い。
以下において、前述した構成の手動式篩い器1の使用方法を説明する。
予め、図1および図2に示すように、ベース板2の表面の四隅に4本の支持脚4立設し、係る支持脚4の上端にフレーム10を支持し、係るフレーム10の底面14に位置する一対のコロ18,18上に粉受け容器6およびその内側に嵌装された篩い8を載置して、手動式篩い器1を組み立てておく。尚、網9の粗さ度(メッシュ)は、予め使用目的のものに選定されている。また、この場合、篩い8には、網9が当該篩い8の底面よりも若干高い位置に張設したものを用いる。
次に、図4に示すように、分級すべき原料粉Pを、篩い8の網9上に充填する。図4では、粉受け容器6および篩い8は、フレーム10の左側の短辺12寄りに位置している。
係る状態で、取手19を片手で掴みつつ、図4中の白抜きの矢印で示すように、取手19およびフレーム10を右側に引く。尚、場合によっては、取手19を両手で掴みつつ、押したり引き寄せる動作をしても良い。
すると、図5に示すように、4本の支持脚4は、取手19の引き動作およびフレーム10の水平移動に応じて上部が弾性変形し、係るフレーム10の移動にやや遅れて、一対のコロ18上を粉受け容器6および篩い8が右側に移動する。係る移動にやや遅れて、図5中の灰色の矢印で示すように、篩い8内の原料粉Pは、網9上を右側に移動すると共に、一部の原料粉Pは、係る網9を通過して分級された粉pとなって、粉受け容器6の底面7上に落下する。
図6に示すように、更に、取手19およびフレーム10を右側に引くと、4本の支持脚4も、上端部が右寄りに更に弾性変形し、上記フレーム10の移動にやや遅れて、一対のコロ18上を粉受け容器6および篩い8も更に右側に移動する。
その結果、図6の右側に示すように、内側に篩い8を有する粉受け容器6が、フレーム10の短辺12中央の凸部13の内側に設けたストッパ15に緩衝されつつ衝突する。係る衝突に若干遅れて、図6中の灰色の矢印で示すように、篩い8内の原料粉Pは、網9上を更に右側に移動し、当該篩い8の側壁に当たると共に、係る衝突時のエネルギを伴って、網9を勢い良く下向きに通過し分級されて粉pとなり、粉受け容器6の底面7上に落ちる。
取手19を片手で掴んだまま、前記図6と反対の左側方向に押すと、4本の支持脚4は、前記同様に、取手19を押す動作およびフレーム10の移動に応じて弾性変形し、係るフレーム10の移動にやや遅れて、一対のコロ18上を粉受け容器6および篩い8が左側に移動する。係る移動にやや遅れて、篩い8内の原料粉Pは、網9上を左側に移動すると共に、一部の原料粉Pは、前記同様に、網9を下向きに通過して分級された粉pとなり、粉受け容器6の底面7上に落下する。
図7に示すように、更に、取手19およびフレーム10を左側に引くと、4本の支持脚4も、上端部が左寄りに更に弾性変形し、上記フレーム10の移動にやや遅れて、一対のコロ18上を粉受け容器6および篩い8も更に左側に移動する。
その結果、図7の左側に示すように、内側に篩い8を有する粉受け容器6が、フレーム10の短辺12中央の凸部13の内側に設けたストッパ15に緩衝されつつ衝突し、係る衝突に若干遅れて、図7中の灰色の矢印で示すように、篩い8内の原料粉Pは、網9上を更に右側に移動し、当該篩い8の側壁に衝突すると共に、係る衝突時のエネルギを伴って、網9を通過し分級されて粉pとなり、粉受け容器6の底面7上に落ちる。
以上のように、本考案の手動式篩い器1を用い、片手で掴んで取手19を押し引きする動作を複数回にわたり連続して繰り返す。
その結果、原料粉Pを所望の粒径以下の粉pに容易且つ迅速に分級することができる。尚、上記動作の途中で、篩い8の向きを平面視で約90度ずらすと、一層均一で且つ効率良く分級を行うことができる。
因みに、手動式篩い器1は、同じく手動式の前記篩作動器などに比べ、少ない労力にて約3倍ないし5倍の速度で粉の分級作業を終えられる。一方、動力式の篩い装置に比べ、手動式篩い器1は、約3分の1乃至4分の1のコストで安価に製作できる、という優れた利点を有する、実用的な価値の高いものである。
図8は、前記手動式篩い器1の応用形態の手動式篩い器1aを示す側面図、図9はその部分拡大断面図である。手動式篩い器1aは、図8,9に示すように、前記同様のベース板(図示せず)の四隅から立設した4本の支持脚4、それらの上端に支持されるフレーム10、その底面14上を転動する一対ずつのコロ18上に載置される粉受けフレーム6a、およびその内側に積層して嵌装された上下一対の篩い8a,8bを備えている。
粉受けフレーム6aは、図8,9に示すように、前記粉受けフレーム6よりも側壁が高く且つその深い内周面には、3個以上の突起または鍔6bが対称に突設されている。係る粉受けフレーム6aの内側には、直径が同じで粗さが異なる網9a,9bを張設した篩い8a,8bが上下に積層して嵌装される。尚、上側の篩い8aの網9aは、下側の篩い8bの網9bよりもメッシュが大である。
以上のような手動式篩い器1aによれば、前記と同様に、取手19を片手で掴んだ押し引き動作を繰り返し行うことで、例えば、原料のそば粉Pを上側の篩い8aにより原料粉Pを所要の粒径以下の粉に分級し且つそば皮を除去できると共に、下側の篩い8bの網9bで更に細かな粒径の製品用粉pに分級することができる。従って、1回の作業で2段階の分級を容易且つ確実に行うことができる。
本考案は、以上において説明した各形態に限定されるものではない。
例えば、フレーム10の面積を大きくし、前記一対ずつの長辺11と短辺12とに囲まれた底面14を左右に2つ並列に配置し、各底面14上に、前記一対のコロ18、粉受け容器6,6a、および篩い8,8a,8bを配設する形態としても良い。係る形態では、フレーム10に立設する3つの平行な長辺11のうち、中央の長辺11を隣接する2つの底面14間の仕切り壁とし、直線状に並ぶ一対の短辺12,12にまたがって1つの取手19が取り付けられる。係る形態の手動式篩い器によれば、2箇所で分級が同時に平行して行えるため、一層能率良く篩い分け作業を行うことができる。尚、取手19は、互いに対向する一対ずつの短辺12,12にまたがって、双方の辺に取り付けても良い。
また、粉受け容器や篩いは、平面視が円形の前記形態に限らず、平面視が楕円形、長円形、正方形、または正多角形などである形態としても良い。係る形態の場合、フレームは、平面視が前記長方形のものでも良く、その対向する縦壁の短辺同士の間に、篩いの前記水平移動を許容するスペースを有するものが用いられる。
更に、支持脚は、断面円形で全体が円柱形を呈する前記形態に限らず、断面が円形で且つ中空部を軸心に沿って内蔵する円筒体(パイプ)としたり、あるいは、断面が正方形や長方形などの棒材または中空材(パイプ)としても良い。
また、支持脚は、平面視が長方形である1個のフレームにおける底面の下側に対し、5本ないし6本以上を接続可能に配設する形態としても良い。
更に、フレームは、平面視が前記長方形の以外の形状、例えば、円形、楕円形、または長円形などを呈するものとし、且つ粉受け容器を水平方向に沿って往復移動させることが可能であれば良い。
加えて、前記ベース板を省略し、下側の筒型ガイドを直に床面などに対し脱着可能に取り付けたり、あるいは、複数の支持脚の下端部を挿入できる孔を床面などに設けておき、使用時に係る孔に支持脚の下端部を挿入するようにしても良い。
本考案の一形態である手動式篩い器を示す平面図。 上記手動式篩い器を示す正面(側面)図。 上記手動式篩い器を示す分解斜視図。 上記手動式篩い器の使用方法を示す概略図。 図4に続く上記手動式篩い器の使用方法を示す概略図。 図5に続く上記手動式篩い器の使用方法を示す概略図。 図6に続く上記手動式篩い器の使用方法を示す概略図。 上記手動式篩い器の応用形態を示す側面図。 上記手動式篩い器の部分拡大断面図。
符号の説明
1,1a………手動式篩い器
2………………ベース板
3………………下側の筒型ガイド
4………………支持脚
6,6a………粉受け容器
8,8a,8b…篩い
10……………フレーム
11……………長辺(縦壁)
12……………短辺(縦壁)
15……………ストッパ
17……………上側の筒型ガイド
18……………コロ
19……………取手

Claims (4)

  1. 弾性変形可能な複数の支持脚と、
    上記複数の支持脚の上端に支持され且つ周辺に縦壁を有するフレームと、
    上記フレームに取り付けられる揺動用の取手と、
    上記フレームの底面上に複数のコロを介してスライド可能に支持される粉受け容器と、
    上記粉受け容器の内側に嵌装される単数または複数の篩いと、を含む、
    ことを特徴とする手動式篩い器。
  2. 前記フレームは、平面視が長方形を呈すると共に、
    前記縦壁のうち、対向する一対の短辺における中央付近の内側には、弾性を有するストッパが対称に取り付けられ、
    前記粉受け容器の外径は、上記フレームの短辺とほぼ同じである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の手動式篩い器。
  3. 前記複数の支持脚は、合計4本であり、それらの上端が前記フレームの底面における四隅に取り付けた上側の筒型ガイドに脱着可能に挿入されると共に、
    上記4本の支持脚の下端は、ベース板の表面の四隅に設けた下側の筒型ガイドに脱着可能に挿入される、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の手動式篩い器。
  4. 前記取手は、前記フレームの対向する一対の短辺における少なくとも一方に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の手動式篩い器。
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