JP3111411U - トイレ情報システム - Google Patents

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相次郎 山根
昭美 山根
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三共暖房株式会社
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Abstract

【課題】電子的な情報通信手段を利用したトイレシステムを提供する。
【解決手段】トイレ室T側に設置された端末機器1と、管理センターKに設置された端末機器3〜5と、これらの各端末機器1及び3〜5と接続され、データの受信及び加工並びに配信を行うサーバーSとでトイレ情報システムを構成している。このシステムでは、トイレ室T側に設置された端末機器1からサーバーSに蓄積してある各種の情報を閲覧表示することができ、また管理センターKの端末機器3〜5からトイレ室T側の端末機器1へ清掃作業メニューの表示や指示を行うこともできる。更に、トイレ室Tの端末機器1をインターネット6の各種サイトへ接続して希望するコンテンツを入手すること等の多目的な利用が可能である。
【選択図】 図1

Description

本考案は、トイレ室を快適な環境下で安心して利用できるように、利用者の入退室時間を検知して不慮の事故等に対処できるようにし、清掃状況を把握していつもトイレ室内を清潔に保つと共に、清掃記録をデータベース化してトイレ室の管理をサポートし、また一時的に混雑した場合は空きトイレへ誘導し、更にはエンターテイメント情報を入手して心の癒しを実現し、リラックスした状態で利用できるトイレ情報システムに関するものである。
従来より提供されているのトイレ室は、便器及び洗面器、化粧鏡等が設置されているのみであり、利用者は用を足したり、化粧を施したり、身繕いをする等の利用形態であった。ところで、最近トイレの使用状況の管理に関する技術開発が進みつつあり、例えば、特許文献1には、トイレ使用状況表示装置及びトイレ装置が開示され、トイレの使用状況について、管理者と使用者がトイレブースにまで赴かなくて、その様子が即時に分かり、更に配線工事を必要としないものがある。
特開2002−21149公報
通常トイレ室の清掃は、トイレ清掃業者が予め定められたマニュアルに従って定期的に清掃を行い、これを報告するのみである。また清掃記録は書面で保管管理されていた。そのため、清掃管理状況を知るためには、管理センターへ出向き、その帳簿を見なければ詳細がわからず、沢山のトイレを一括して管理しているようなビル等では、各トイレの清掃状況を適格に把握することができず、清掃不十分で不潔な状態で使用が継続されるということもあった。
また利用者の入退室時間等はチエックしておらず、高齢者や身障者等の利用において、不慮の事故等が発生し、便器に座ったままの状態が長時間継続した場合であっても、これを知ることができず、放置され、適切な処置がなされないことがあった。これは不審者がトイレへ潜んでいる場合でも、同様であった。すなわち、不審者がトイレ室へ潜んでいる場合は、警備員がたまたま巡回して遭遇しなければ、不審者を検知することができず、保安上、問題があった。
更に、コンサートホールや映画館、その他のイベント会場等のトイレにおいては、コンサートや映画等のイベントの終了と同時に大量のトイレ利用者が押しかけて一時的に混雑することがある。この混雑は出入り口に近いトイレの方がひどく、出入り口から離れた場所にあるトイレや出入り口とは異なるフロアのトイレは比較的に空いている場合もある。このような場合でも、空いているトイレへ誘導できれば、効率的な利用が可能であるが、実際には何もなされていないのが現状であった。
更にまた、通常、トイレは単に用を足すという観念の下で利用されているが、快適な環境の下で利用できる場合には、利用者の心を癒すことのできる場所でもあるが、従来ではせいぜいBGMが流れている程度であり、満足のいく快適な環境とは言えなかった。
特許文献1に係る装置は、トイレ室側に端末機器が設置されておらず、またサーバーもないため、情報のやりとりが一方であり、警報を発したり管理センターと通話することも出来ないなどの問題がある。
本考案は従来の前記課題に鑑みてこれを改良除去したものであって、エンターテイメント情報を入手して快適な環境下で心を癒しながら利用でき、また保安の行き届いた安心利用ができ、更には清掃管理が容易且つ適切に行えるトイレ情報システムを提供せんとするものである。
而して、前記課題を解決するために本考案が採用した請求項1の手段は、トイレ室側に設置された端末機器と、管理センターに設置された端末機器と、これらの各端末機器と接続され、データの受信及び加工並びに配信を行うサーバーとでトイレ情報システムを構成している。
このシステムでは、トイレ室側に設置された端末機器からサーバーに蓄積してある各種の情報を閲覧表示することができ、また管理センターの端末機器からトイレ室側の端末機器へ清掃作業メニューの表示や指示を行うこともでき、トイレ室の端末機器をインターネットの各種サイトへ接続して希望するコンテンツを入手すること等の多目的な利用が可能である。具体的な利用形態については、以下の請求項2又は3乃至7の考案によって具現化される。
すなわち、本考案が採用した請求項2の手段は、トイレ室側に利用者の入室及び退室を検知する人体検知センサーが設置されており、該人体検知センサーがトイレ室側の端末機器を介して又は直接にサーバへ接続されている請求項1に記載のトイレ情報システムである。
人体検知センサーは、トイレ室内を利用する者の入退室を検知しているので、その利用状況を把握することができ、トイレ室の汚れの予測及び清掃作業の指示等が容易である。また長時間、入室している者に対しては安全を確認する等の対処が可能となる。
本考案が採用した請求項3の手段は、サーバが、人体検知センサーからの信号により、入退室を管理して長時間不退出者が居ると判断したときに、直接又は管理センターの端末機器を通じて警備員側へ通知する請求項2に記載のトイレ情報システムである。
この考案では長時間不退出者がおれば、病気等の原因により退出できないでいるか又は不審者であると判断し、警備員側へ通知する。
本考案が採用した請求項4の手段は、トイレ室側の端末機器が清掃開始及び清掃完了の信号をサーバーへ出力すると共に、サーバーから信号を受けて清掃指示内容の閲覧表示並びに清掃記録の保存を行うものであり、管理センターの端末機器が清掃指示及び消耗品補充指示の信号をサーバーへ出力すると共に、サーバーから信号を受けて清掃記録の閲覧表示及び消耗品の在庫管理を行うものであり、サーバーはこれらの信号に応じてデータの保存、加工、配信を行うものである請求項1に記載のトイレ情報システムである。
この考案ではトイレ室の端末機器を清掃管理情報の入出力手段として利用するようにし、管理センターからの清掃指示内容及び消耗品の補充指示内容を閲覧表示すると共に、その指示内容に従って作業を行い、これらの清掃記録のデータ保存をサーバー及びトイレ室の端末機器で行えるようにしている。これにより、清掃作業の履歴の把握、清掃作業後の事務処理等が極めて簡単となり、清掃作業員及び管理センター側の作業負担を著しく軽減することが可能である。
本考案が採用した請求項5の手段は、サーバーが、人体検知センサーからの信号により、トイレ室の利用状況を把握し、これをトイレ室側の端末機器及び管理センターの端末機器へ表示させ、管理センターからの空きトイレへの誘導指示信号をトイレ室側の端末機器又は別の表示器へ表示させ、利用者へ知らせるようにした請求項2に記載のトイレ情報システムである。
人体検知センサーの信号を監視することにより、トイレ室の利用者数をチエックでき、定期的な清掃以外の場合でも汚れ具合を予測して清掃を行うようにし、常にトイレ室内を清潔な状態に維持することで、快適な使用を実現することができる。また空いているトイレへの誘導も容易である。
本考案が採用した請求項6の手段は、サーバーが、人体検知センサーからの信号により、入退室を管理し、長時間不退出者に対してトイレ室側の端末機器から警報等を発すると共に、警備員へ通報し、必要に応じてトイレ室側の端末機器と、サーバーと、管理センターの端末機器とを通じて管理者とトイレ利用者とが直接対話できるようにした請求項2又は5に記載のトイレ情報システムである。
人体検知センサーの信号を監視することにより、長時間不退出者がおれば、病気等の原因により退出できないでいるか又は不審者であると判断し、通報を行って救助を要請したり、又は不審者の排除を要請し、安心して利用できるようにしている。
本考案が採用した請求項7の手段は、サーバーが、人体検知センサーからの信号に応じて又は利用者がトイレ室側の端末機器から入力した指示信号に応じてトイレ室側の端末機器へ音楽、ニュース、ゲーム等のエンターテイメント情報を提供するようにした請求項2、5又は6のいずれか一つに記載のトイレ情報システムである。
この考案は、トイレ室内を快適な生活空間の一つとして利用できるようにしたものであって、トイレ室側の端末機器からエンターテイメント情報を入手し、用を足しているときや化粧、身繕いをしているとき、その他のトイレ室内に存在している間中においても、心を癒したり、精神的な満足感が得られる。
請求項1の考案にあっては、トイレ室側に設置された端末機器と、管理センターに設置された端末機器と、これらの各端末機器と接続され、データの受信及び加工並びに配信を行うサーバーとでトイレ情報システムを構成している。このシステムでは、トイレ室側に設置された端末機器からサーバーに蓄積してある各種の情報を閲覧表示することができ、また管理センターの端末機器からトイレ室側の端末機器へ清掃作業メニューの表示や指示を行うこともでき、トイレ室の端末機器をインターネットの各種サイトへ接続して希望するコンテンツを入手すること等の多目的な利用が可能である。
請求項2の考案にあっては、トイレ室側に利用者の入室及び退室を検知する人体検知センサーが設置されており、該人体検知センサーがトイレ室側の端末機器を介して又は直接にサーバへ接続されている。人体検知センサーは、トイレ室内を利用する者の入退室を検知しているので、その利用状況を把握することができ、トイレ室の汚れの予測及び清掃作業の指示等が容易である。また長時間、入室している者に対しては安全を確認する等の対処が可能となる。
請求項3の考案にあっては、長時間不退出者がおれば、病気等の原因により退出できないでいるか又は不審者であると判断し、警備員側へ通知して、救助を要請したり、又は不審者の排除を要請し、安心して利用できるようにしている。
請求項4の考案にあっては、トイレ室側の端末機器が清掃開始及び清掃完了の信号をサーバーへ出力すると共に、サーバーから信号を受けて清掃指示内容の閲覧表示並びに清掃記録の保存を行うものであり、管理センターの端末が清掃指示及び消耗品補充指示の信号をサーバーへ出力すると共に、サーバーから信号を受けて清掃記録の閲覧表示及び消耗品の在庫管理を行うものであり、サーバーはこれらの信号に応じてデータの保存、加工、配信を行うようにしている。
この考案ではトイレ室の端末機器を清掃管理情報の入出力手段として利用するようにしている。これにより、清掃作業の履歴の把握、清掃作業後の事務処理等が極めて簡単となり、清掃作業員及び管理センター側の作業負担を著しく軽減することが可能である。
請求項5の考案にあっては、サーバーが、人体検知センサーからの信号により、トイレ室の利用状況を把握し、これをトイレ室側の端末機器及び管理センターの端末機器又は別の表示器へ表示させ、管理センターからの空きトイレへの誘導指示信号をトイレ室側の端末機器へ表示させ、利用者へ知らせるようにしている。人体検知センサーの信号を監視することにより、トイレ室の利用者数をチエックでき、定期的な清掃以外の場合でも汚れ具合を予測して清掃を行うようにし、常にトイレ室内を清潔な状態に維持することで、快適な使用を実現できる。またトイレの混雑状況や空いているトイレを容易に知ることが可能であり、便利である。
請求項6の考案にあっては、サーバーが、人体検知センサーからの信号により、入退室を管理し、長時間不退出者に対してトイレ室側の端末機器から警報等を発すると共に、警備員へ通報し、必要に応じてトイレ室側の端末機器と、サーバーと、管理センターの端末機器とを通じて管理者とトイレ利用者とが直接対話できるようにしている。人体検知センサーの信号を監視することにより、長時間不退出者がおれば、病気等の原因により退出できないでいるか又は不審者であると判断し、通報を行って救助を要請したり、又は不審者の排除を要請し、安心して利用できるようにしている。
請求項7の考案にあっては、サーバーが、人体検知センサーからの信号に応じて又は利用者がトイレ室側の端末機器から入力した指示信号に応じてトイレ室側の端末機器へ音楽、ニュース、ゲーム等のエンターテイメント情報を提供するようにしている。この考案は、トイレ室内を快適な生活空間の一つとして利用できるようにしたものであって、トイレ室側の端末機器からエンターテイメント情報を入手することで、心を癒したり、精神的な満足感が得られるようにしている。
以下に、本考案の構成を図面に示す考案の実施の形態に基づいて説明すると次の通りである。図1は本考案の一実施の形態に係るトイレ情報システムの全体構成図である。同図に示す如く、この実施の形態にあっては、トイレ室Tに設置された端末機器1及び人体検知センサー2と、サーバーSと、管理センターKに設置された端末機器3〜5とからなっている。トイレ室Tの端末機器1は、トイレ室Tの中以外にもトイレ室外側の壁面や隣接した箇所等に設置することも可能であり、設置場所は任意である。
端末機器1及び3〜5は、情報の入出力及び保存、表示、演算、加工等を行うためのものであり、パーソナルコンピュータ(以下は、パソコンという)や携帯情報端末(PDA)、PHS電話、専用のデータ装置等が考えられる。また人体検知センサー2としては、赤外線を利用した反射型又は透過型のセンサーやCCDカメラ装置が考えられ、入口のドアに連結した機械式のリミットスイッチ等であってもよい。
またサーバーSは、各端末機器1及び3〜5及び人体検知センサー2、各種のコンテンツ提供事業者C、有線放送事業者H等と有線又は無線方式並びにインターネット6等を通じて接続されている。なお、人体検知センサー2は、トイレ室Tの端末機器1を通じてサーバーSへ信号を出力するようにしてもよい。また各端末機器1及び3〜5とサーバーSとの間の接続もインターネット6を通じて行うことが可能である。サーバーSは、各端末機器1及び3〜5から入力されるデータやコンテンツ提供事業者Gからインターネット6を通じて提供される情報、更には有線放送事業者H等からの情報等の受信、加工、保存、配信等を行うためのものである。
管理センターKの端末機器3〜5は、清掃データに関する情報の入出力、表示、保存等を行うものと、保安及び利用状況データの入出力、表示、保存等を行うものと、エンターテイメントデータの入出力、表示、保存等を行うものとからなり、それぞれを別々のパソコンで構成してもよく、また全体を一つのパソコン内に収用するようにしてもよい。
次に、このように構成されたトイレ情報システムの動作態様を図2〜図5のフローチャートを参照して説明する。先ず、図2を参照して清掃データの処理フローについて説明する。トイレ室Tにおいて、端末機器1から作業員が清掃開始の信号を入力し、サーバーSへ送信ると、サーバーSは今までのデータベースDBからこれに該当するデータを読み出して管理センターKの端末機器3へ表示させる。そして、管理センターKでは、管理者が端末機器3から必要な清掃作業の内容を指示する信号及び消耗品の補充を行う信号をサーバーS側へ送信すると、サーバーSはこの信号をトイレ室Tの端末機器1へ表示させるようになる。
清掃作業員は、その指示内容に従って清掃作業を行い、消耗品の補充、交換を行う。作業が完了した後は、その旨の信号をサーバーSへ送信し、管理センターKの端末機器3へもこれを表示させる。次に、サーバーSは、清掃記録の入力画面をトイレ室Tの端末機器1へ表示させ、清掃作業員はこれに従って所要事項を記入した後、サーバーS側へ送信し、データベースDBへ記録保存させる。またサーバーSは、必要に応じて清掃時間や消耗品の在庫管理、清掃データの解析等を行い、清掃作業員又は管理センターKの管理者から要求があれば、そのデータを提供するようにしている。全ての作業が終了した後は、トイレ室Tの端末機器1に次の清掃エリアへ移動する旨の表示等が行われる。
このようにトイレ室Tの端末機器1を清掃管理情報の入出力手段として利用し、管理センターKからの清掃指示内容及び消耗品の補充指示内容等を表示閲覧すると共に、その指示内容に従って作業を行い、これらの清掃記録のデータ保存をサーバー及びトイレ室の端末機器で行えるようにしている。これにより、当該トイレ室Tの的確な清掃作業を実施することができ、また清掃作業の履歴の把握、清掃作業後の事務処理等が極めて簡単となり、清掃作業員及び管理センター側の作業負担を著しく軽減することが可能である。
図3は、トイレ室の利用状況を把握する処理フローを示すものである。この場合は、人体検知センサー2からの入室信号及び退室信号をサーバーS側でチエックし、これを管理センターKの端末機器4へ表示させるようにしている。管理センターKでは、表示された利用状況を見て混雑していると判断したときには、他の空きトイレへ誘導する信号をサーバーSへ出力し、トイレ室Tの端末機器1へ表示させる。利用者は、これを見て空きトイレを利用するようにすればよい。また混雑の程度によっては、例えば、100人が利用した場合には、管理者は、端末機器4から清掃指示及び消耗品のチエック信号をトイレ室Tの端末機器1へ出力し、清掃作業の実施又は消耗品の補充等を行わせるようにすればよい。なお、空き状況等の表示は、トイレ室Tの出入り口に専用の電光掲示板等を用いて表示するようにしてもよい。この場合、トイレ室Tへ入室する以前に混雑の程度及び空きトイレの方角等を知ることが可能であり、便利である。
図4は人体検知センサー2からの信号を利用して保安上の管理を行う処理フローを示すものである。人体検知センサー2からの入室信号と退出信号とをサーバーS側で監視することにより、長時間にわたってトイレ室に滞在する者が居る場合には、不審者であるか又は病気や怪我により自力で退出できない者であると判断する。そして、サーバーSから直接又は管理センターKの端末機器4を通じて警備員側へ通知して対処したり、トイレ室Tの端末機器1と音声信号によってやり取りを行い、救助の要請や警報(パトライトの点灯)等を行うようにすればよい。一方、人体検知センサー2からの入室信号と退出信号によって、トイレ室Tの照明器具及び換気扇並びに暖房設備等のON/OFFを自動的に切り替えるようにしてもよい。この切り替えは、人体検知信号をサーバーS側へ出力し、サーバーSから行うようにしてもよい。
図5はトイレ室Tの端末機器1をエンターテイメント情報端末機器として利用するようにした場合の処理フローを示すものである。同図に示す如く、人体検知センサー2からの入室信号により、サーバーS側から音楽データとしてのBGM(バックグランウンドミュージック)を端末機器1へ配信することができる。また端末機器1から音楽、ニュース、ゲーム、占い等のリクエストをサーバーS側へ行うと、サーバーSはデータベースDB内に要求されたデータがある場合にはこれを端末機器1へ配信する。またリクエストされたデータがない場合には、インターネット6を通じてコンテンツ提供事業者Cへアクセスしてその情報を入手し、これを端末機器1へ配信するようにしている。
一方、管理センターK側では、サーバーSから端末機器5へ送られて来るリクエストデータを分析し、今後の配信検討の材料としたり、また音楽データ、ニュースデータの更新等を行うようにすればよい。人体検知センサー2からの信号により、トイレ室Tから利用者が退室したことを検知した場合は、サーバーSは前記各データの配信を停止すればよい。
本考案の一実施の形態に係るトイレ情報システムの全体を示す図面である。 本考案の一実施の形態に係るものであり、清掃記録データの処理フローを示す図面である。 本考案の一実施の形態に係るものであり、利用状況データの処理フローを示す図面である。 本考案の一実施の形態に係るものであり、保安管理上の処理フローを示す図面である。 本考案の一実施の形態に係るものであり、エンターテイメント情報の処理フローを示す図面である。
符号の説明
1…トイレ室側の端末機器、2…人体検知センサー、3〜5…管理センターの端末機器、6…インターネット、T…トイレ室、S…サーバー、K…管理センター、C…コンテンツ提供業者、H…有線放送会社

Claims (7)

  1. トイレ室側に設置された端末機器と、管理センターに設置された端末機器と、これらの各端末機器と接続され、データの受信及び加工並びに配信を行うサーバーとで構成したことを特徴とするトイレ情報システム。
  2. トイレ室側に利用者の入室及び退室を検知する人体検知センサーが設置されており、該人体検知センサーがトイレ室側の端末機器を介して又は直接にサーバへ接続されている請求項1に記載のトイレ情報システム。
  3. サーバが、人体検知センサーからの信号により、入退室を管理して長時間不退出者が居ると判断したときに、直接又は管理センターの端末機器を通じて警備員側へ通知する請求項2に記載のトイレ情報システム。
  4. トイレ室側の端末機器が清掃開始及び清掃完了の信号をサーバーへ出力すると共に、サーバーから信号を受けて清掃指示内容の閲覧表示並びに清掃記録の保存を行うものであり、管理センターの端末機器が清掃指示及び消耗品補充指示の信号をサーバーへ出力すると共に、サーバーから信号を受けて清掃記録の閲覧表示及び消耗品の在庫管理を行うものであり、サーバーはこれらの信号に応じてデータの保存、加工、配信を行うものである請求項1に記載のトイレ情報システム。
  5. サーバーが、人体検知センサーからの信号により、トイレ室の利用状況を把握し、これをトイレ室側の端末機器及び管理センターの端末機器へ表示させ、管理センターからの空きトイレへの誘導指示信号をトイレ室側の端末機器又は別の表示器へ表示させ、利用者へ知らせるようにした請求項2に記載のトイレ情報システム。
  6. サーバーが、人体検知センサーからの信号により、入退室を管理し、長時間不退出者に対してトイレ室側の端末機器から警報等を発すると共に、警備員へ通報し、必要に応じてトイレ室側の端末機器と、サーバーと、管理センターの端末機器とを通じて管理者とトイレ利用者とが直接対話できるようにした請求項2又は5に記載のトイレ情報システム。
  7. サーバーが、人体検知センサーからの信号に応じて又は利用者がトイレ室側の端末機器から入力した指示信号に応じてトイレ室側の端末機器へ音楽、ニュース、ゲーム等のエンターテイメント情報を提供するようにした請求項2、5又は6のいずれか1つに記載のトイレ情報システム。
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