JP3111299B2 - 封囲部を有するチャック付袋 - Google Patents

封囲部を有するチャック付袋

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JP3111299B2
JP3111299B2 JP05127702A JP12770293A JP3111299B2 JP 3111299 B2 JP3111299 B2 JP 3111299B2 JP 05127702 A JP05127702 A JP 05127702A JP 12770293 A JP12770293 A JP 12770293A JP 3111299 B2 JP3111299 B2 JP 3111299B2
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JP
Japan
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chuck
seal
bag
linear
seals
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JP05127702A
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節夫 平岡
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Seisan Nipponsha KK
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Seisan Nipponsha KK
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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】取り出し口の輻を狭くすると共に
複数の収納部を持つようにしたチャック付袋に関する。
【0002】
【従来技術】取り出し口部分にチャックを有する袋体で
チャックを含めて取り出し口部分の一部を巾広にシール
するチャック付プラスチック製袋は実開昭57−169
650号記載の考案などにより公知に属する。
【0003】この提案は取り出し口の輻を狭くしてある
ので粉末顆粒状の物を小出しに取り出すときは便利であ
り、また粘稠牲のある、あるいはバルク状の被包装物の
取り出しが歯磨紛のチューブのように少量づつ押出しで
きるので、味噌などの食料品を袋の中から取り出す場合
好都合である利点を有する。
【0004】しかしながら、この種袋体にあっては、結
果として隅角部にかなりの長のチャック部分を含むフィ
ルム材料の無駄を造り出すことになってしまっている。
【0005】また、一般的に言って広範な領域を平均し
てシールすることには熟練を要するが、特にチャック付
袋にあってはチャック部分とそれ以外の部分に肉厚差が
ある関係で、特に製品としての見た目を良くする上で困
難さを伴う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】取り出し口の幅が被包
装物を取り出すのに都合よく狭くなったチャック付袋に
関し、上方隅角部の活用をはかると共に製品としての見
た目の向上を図ったチャック付を提供する。
【0007】
【技術的手段】折り込まれた若しくは折り込まれていな
い非開放状の底部を有するチャック付袋1,101のト
ップシール6,106とチャックCをつないでサイドシ
ール7,107に達する線状シール4,104を設け、
かつ線状シール4と線状シール4間若しくは線状シール
104とサイドシール107間に取り出し口5,105
を設けると共に、前記線状シール4,104とチャック
C間の上方隅角部にチャック付の副収納部となる封囲部
10,110を設けた封囲部を有するチャック付袋。
【0008】
【作用】トップシール6,106とチャックCをつない
でサイドシール7,107に達する線状シール4,10
4を設け、かつ線状シール4と線状シール4間若しくは
線状シール104とサイドシール107間に取り出し口
5,105を設けたので、したがって取り出しは狭い開
口により行なうこととなり、被包装物11は線状シール
4,104に案内されて取り出し口5,105より取り
出すことができる。
【0009】取り出し口5,105を形成する隅角シー
ルSを、線状シール4,104としたので、隅角シール
SとチャックCの重合部分が少なくなるため、製品とし
ての仕上りをきれいにできる。
【0010】トップシール6,106部分をカットライ
ン9,109を引き裂くことにより、あるいは鋏で切断
することなどにより除去すると、被包装物11を取り出
すための取り出し口5,105と、これと線状シール
4,104を挟んで隣接する封囲部10,110とのチ
ャックCがそれぞれ開閉可能となる。
【0011】
【第1実施例】図1〜3に示すごとく、本発明の対象と
なるチャック付袋は一般的なものであり、また図示に限
定されるものではないが、折り込まれた底部8を有する
チャック付袋1は、被包装物の充填によって、底部8が
拡がって自立可能となるスタンド袋として知られてお
り、折り込まれていない底部8aを有するチャック付袋
1は、いわゆるチャック付平袋として同じく広く出廻っ
ている。
【0012】以下図面を参照しつつ第1実施例を説明す
る。図1〜2に示す折り込まれた非開放状の底部8を有
するチャック付袋単体1若しくは連続体1aに(図示省
略)、あるいは図3に示す折り込まれていない非開放状
の底部8aを有するチャック付袋単体1若しくは連続体
1aに対し、第1実施例においては図4に示すようにト
ップシール6および線状シール4,4による隅角シール
Sを行なう。
【0013】このトップシール6と隅角シールSは同時
に行なっても良いし、相前後して2段階に行なっても良
い。ただし、副収納部となる封囲部10,10に物が入
る場合は、当然トップシール6は物が入つた後というこ
とになる。
【0014】前記隅角シールSはチャック付袋1のチャ
ックCの一部を含お隅角部域がシールされ、開口状態に
ある開口幅をより狭い取り出し口5に形成する。
【0015】すなわち、前記取り出し口5は、トップシ
ール6とチャックCをつないでサイドシール7に達する
線状シール4,4をハの字状に設けることにより、この
線状シール4,4間に形成される。そして、線状シール
4,4とチャックC間の上方隅角部にはチャック付の収
納部となる封囲部10,10が形成される。
【0016】図中9はチャックCとトップシール6間に
設けられたカットラインである。使用時にはカットライ
ン9で切断して、被包装物11を狭い取り出し口5から
取り出す。
【0017】なおチャック付袋連続体1aの場合は、所
要部において分離して、チャック付袋単体1を得る。
【0018】
【第2実施例】つぎに図5に記載された第2実施例につ
いて説明する。第2実施例は線状シール104がチャッ
ク付袋101の一側にのみ設けられ、他側のサイドシー
ル107との間に取り出し口105が形成される。した
がって封囲部110は線状シール104の上方隅角部に
一箇所のみ形成される。図中109はカットラインであ
る。
【0019】
【発明の効果】物品の取り出しにあたっては狭い取り出
し口によって行なうことができるので、被包装物が一度
に出てしまう危険性がなく、少量ずつ小出しにして取り
出すことができる。またこの取り出しに当たっては隅角
シールSが被包装物11を取り出し口5,105に案内
するので、取り出しがスムーズである。
【0020】隅角シールSを線状シール4,104とす
ることによって、隅角シールSとチャックCの重合部分
が少なくなるため、接着面間に空気が残留して接着ムラ
が生じたり、あるいはチャックCを潰す結果、製品とし
ての体裁が悪くなる弊害を防止することができる。なぜ
ならばチャックCを潰すためには温度と圧力を必要とす
るので、チャックC部分に凹凸が生ずるからである。
【0021】チャックCと線状シール4,104にはさ
まれた封囲部10,110を設けた。この封囲部10,
110は本来の収納部とは区画されているので、本来の
収納部以外の収納部として活用することができる。たと
えば被包装物11に関する情報を書き入れたメモや目印
を収納しておき、被包装物11の使用の便を計ることが
できる。この場合、メモや目印によって被包装物が汚染
される危険性はないし、また収納部の底が浅いので取り
出してのチェックが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるチャック付袋の正面図、
【図2】
【図3】 同じく本発明が適用されるチャック付袋の他
例を示し、(a)は単体正面図、(b)は連続体正面
図、(C)は同端面図、
【図4】 第1実施例によるチャック付袋正面図、
【図5】 第2実施例によるチャック付袋正面図、
【符号の説明】
1,101:チャック付袋(単体)、1a:チャック付
袋(連続体)、2:雄爪、3:雌爪、4,104:線状
シール、5,105:取り出し口、6,106:トップ
シール、7,107:サイドシール、8,108:底面
(折込有り)、8a:底面(折込なし)、9,109:
カットライン、10,110:封囲部、11:被包装
物、C:チャック、S:隅角シール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 1/90 321 B65B 9/08 B65D 33/25

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り込まれた若しくは折り込まれてい
    ない非開放状の底部を有するチャック付袋1,101の
    トップシール6,106とチャックCをつないでサイド
    シール7,107に達する線状シール4,104を設
    け、かつ線状シール4と線状シール4間若しくは線状シ
    ール104とサイドシール107間に取り出し口5,1
    05を設けると共に、前記線伏シール4,104とチャ
    ックC間の上方隅角部にチャック付の副収納部となる封
    囲部10,110を設けた封囲部を有するチャック付
    袋。
JP05127702A 1993-04-21 1993-04-21 封囲部を有するチャック付袋 Expired - Lifetime JP3111299B2 (ja)

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US7254930B2 (en) 2002-03-18 2007-08-14 Frito-Lay North America, Inc. Stationary tucker bar mechanism
US7552574B2 (en) 2002-03-18 2009-06-30 Frito-Lay North America, Inc. Variable tension gusseting system
US7516596B2 (en) 2002-03-18 2009-04-14 Frito-Lay North America, Inc. Bandolier format packaging
JP7131043B2 (ja) * 2018-04-12 2022-09-06 凸版印刷株式会社 包装袋
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