JP3111219U - 潅水用給水栓の放水キャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】特別な水中ポンプや排水ホースを必要としない、給水栓を利用して作業終了後の農業用トラクターの泥汚れ等の洗浄・清掃を行うことができる潅水用給水栓の放水キャップを提供する。
【解決手段】潅水用給水栓の放水キャップ３は、水道蛇口６を備えた硬質合成樹脂製の放水キャップ３からなるものであって、該キャップの内周壁には前記吐出口の外ネジに螺合する内ネジ４が形成され、前記キャップの頭部中央にはネジ栓５付きの水道蛇口６が固定される。また、前記水道蛇口６の吐出口先端にはワンタッチ式の接続コネクタ７（凸）が取付ネジにより着脱自在に固定され、前記接続コネクタ７には排水ホースに固定されたもう一方の接続コネクタ（凹）が押圧嵌合するようになっている。
【選択図】図２
【解決手段】潅水用給水栓の放水キャップ３は、水道蛇口６を備えた硬質合成樹脂製の放水キャップ３からなるものであって、該キャップの内周壁には前記吐出口の外ネジに螺合する内ネジ４が形成され、前記キャップの頭部中央にはネジ栓５付きの水道蛇口６が固定される。また、前記水道蛇口６の吐出口先端にはワンタッチ式の接続コネクタ７（凸）が取付ネジにより着脱自在に固定され、前記接続コネクタ７には排水ホースに固定されたもう一方の接続コネクタ（凹）が押圧嵌合するようになっている。
【選択図】図２
Description
本考案は、農業用水として田んぼに潅水する潅水用給水栓を利用する放水キャップに関する。
従来、農業用水は用水路からそれぞれの田んぼに潅水するようになっており、各田んぼへ分水板による水量調節等の水量管理が難しいものであった。
近年各地で、農業用水を地中配管された用水導管により給水栓を介して田んぼに潅水するようになってきて、水量管理がやり易くなってきている（特許文献１を参照）。
また、農作業の機械化が進み、農業用トラクターによる代掻きや田植作業が行われているが、作業終了後の農業用トラクターの清掃を農道や畦道で行っている。
この清掃作業に潅水用給水栓を利用するには、給水栓の水溜め容器に水中ポンプを沈めて排水ホースで泥汚れ等の洗浄・清掃するようにしているため、特別な水中ポンプや排水ホースが必要であった。
特開平９‐２３７６６号公報
近年各地で、農業用水を地中配管された用水導管により給水栓を介して田んぼに潅水するようになってきて、水量管理がやり易くなってきている（特許文献１を参照）。
また、農作業の機械化が進み、農業用トラクターによる代掻きや田植作業が行われているが、作業終了後の農業用トラクターの清掃を農道や畦道で行っている。
この清掃作業に潅水用給水栓を利用するには、給水栓の水溜め容器に水中ポンプを沈めて排水ホースで泥汚れ等の洗浄・清掃するようにしているため、特別な水中ポンプや排水ホースが必要であった。
本考案は、特別な水中ポンプや排水ホースを必要としない、給水栓を利用して作業終了後の農業用トラクターの泥汚れ等の洗浄・清掃を行うことができる潅水用給水栓の放水キャップを提供することを目的とする。
本考案の潅水用給水栓の放水キャップは、潅水用給水栓の吐出口に交換可能に接続される硬質合成樹脂製のキャップからなるものであって、該キャップの内周壁には前記吐出口の外ネジに螺合する内ネジが形成され、前記キャップの頭部中央にはネジ栓付きの水道蛇口が固定されるものである。
本考案の潅水用給水栓の放水キャップは、潅水用給水栓の吐出口に交換可能に接続される硬質合成樹脂製のキャップからなるものであって、該キャップの内周壁には前記吐出口の外ネジに螺合する内ネジが形成され、前記キャップの頭部中央には小径状の吐出管が固定されるものである。
本考案の潅水用給水栓の放水キャップは、潅水用給水栓の吐出口に交換可能に接続される硬質合成樹脂製のキャップからなるものであって、該キャップの内周壁には前記吐出口の外ネジに螺合する内ネジが形成され、前記キャップの頭部中央には小径状の吐出管が固定されるものである。
本考案の潅水用給水栓の放水キャップは、代掻きや田植作業終了後の農業用トラクターの清掃に際し、潅水用給水栓に直接螺着することにより簡易に農道や畦道で農業用トラクターの洗浄・清掃を行うことができる。
本考案の潅水用給水栓の放水キャップの一実施例を図面に基づいて、以下に説明する。
地中に用水導管（図示せず）が配管され、図１に示すように、田んぼの一画には前記用水道管から分岐し垂直に立ち上がる潅水用給水栓１が設けられる。
前記潅水用給水栓１は、頭部にバルブ（図示せず）を開閉するための回転軸２を回転する開閉ハンドル（図示せず）を有しており、該開閉ハンドルはバルブの開閉時にのみ回転軸２に嵌合させて回転させるようになっている。
通常、前記潅水用給水栓１の吐出口には、直角下向きの吐出管（図示せず）が螺合されて、バルブを開放することにより水溜め容器に水を溜め、田んぼに潅水を行うことが出来るようになっている。
地中に用水導管（図示せず）が配管され、図１に示すように、田んぼの一画には前記用水道管から分岐し垂直に立ち上がる潅水用給水栓１が設けられる。
前記潅水用給水栓１は、頭部にバルブ（図示せず）を開閉するための回転軸２を回転する開閉ハンドル（図示せず）を有しており、該開閉ハンドルはバルブの開閉時にのみ回転軸２に嵌合させて回転させるようになっている。
通常、前記潅水用給水栓１の吐出口には、直角下向きの吐出管（図示せず）が螺合されて、バルブを開放することにより水溜め容器に水を溜め、田んぼに潅水を行うことが出来るようになっている。
本考案の潅水用給水栓１の放水キャップ３は、前記吐出管（図示せず）に代えて図１に示すように水道蛇口６を備えた硬質合成樹脂製の放水キャップ３からなるものであって、該キャップの内周壁には前記吐出口の外ネジに螺合する内ネジ４が形成され、前記キャップの頭部中央にはネジ栓５付きの水道蛇口６が固定される。
また、前記水道蛇口６の吐出口先端にはワンタッチ式の接続コネクタ７（凸）が取付ネジにより着脱自在に固定され、前記接続コネクタ７には排水ホース８に固定されたもう一方の接続コネクタ９（凹）が押圧嵌合するようになっている。
また、前記水道蛇口６の吐出口先端にはワンタッチ式の接続コネクタ７（凸）が取付ネジにより着脱自在に固定され、前記接続コネクタ７には排水ホース８に固定されたもう一方の接続コネクタ９（凹）が押圧嵌合するようになっている。
次に、本考案の潅水用給水栓１の放水キャップ３の使用動作について、以下に図面に基づいて説明する。
代掻きや田植作業終了後の農業用トラクターの洗浄・清掃に際し、潅水用給水栓１の吐出管（図示せず）を前記潅水用給水栓１から取り外し、前記吐出管（図示せず）に代えて図２に示す水道蛇口６を備えた硬質合成樹脂製の放水キャップ３を螺合する。
そして、前記水道蛇口６の吐出口先端のワンタッチ式の接続コネクタ７（凸）に排水ホース８に固定されたもう一方の接続コネクタ９（凹）を押圧嵌合し、図１に示すように接続する。
接続が終了したら、前記潅水用給水栓１の開閉ハンドル（図示せず）を回転させて潅水用給水栓１のバルブを開放させる。
したがって、水道栓を開放すれば潅水用給水栓１からの用水を排水ホース８先端から放出することが出来るので、簡易に農道や畦道で代掻きや田植作業終了後の農業用トラクターの洗浄・清掃を行うことが出来る。
洗浄・清掃が終了したら、前記潅水用給水栓１の開閉ハンドル（図示せず）を回転させて潅水用給水栓１のバルブを閉鎖させ、図２に示す水道蛇口６を備えた硬質合成樹脂製の放水キャップ３を前記潅水用給水栓１から取り外し、前記放水キャップ３に代えて潅水用給水栓１の吐出管（図示せず）を螺合する。
代掻きや田植作業終了後の農業用トラクターの洗浄・清掃に際し、潅水用給水栓１の吐出管（図示せず）を前記潅水用給水栓１から取り外し、前記吐出管（図示せず）に代えて図２に示す水道蛇口６を備えた硬質合成樹脂製の放水キャップ３を螺合する。
そして、前記水道蛇口６の吐出口先端のワンタッチ式の接続コネクタ７（凸）に排水ホース８に固定されたもう一方の接続コネクタ９（凹）を押圧嵌合し、図１に示すように接続する。
接続が終了したら、前記潅水用給水栓１の開閉ハンドル（図示せず）を回転させて潅水用給水栓１のバルブを開放させる。
したがって、水道栓を開放すれば潅水用給水栓１からの用水を排水ホース８先端から放出することが出来るので、簡易に農道や畦道で代掻きや田植作業終了後の農業用トラクターの洗浄・清掃を行うことが出来る。
洗浄・清掃が終了したら、前記潅水用給水栓１の開閉ハンドル（図示せず）を回転させて潅水用給水栓１のバルブを閉鎖させ、図２に示す水道蛇口６を備えた硬質合成樹脂製の放水キャップ３を前記潅水用給水栓１から取り外し、前記放水キャップ３に代えて潅水用給水栓１の吐出管（図示せず）を螺合する。
さらに、本考案の潅水用給水栓１の放水キャップ１０の他の実施例を図面に基づいて、以下に説明する。
図３に示すように、前記水道蛇口６に代えて小径状の吐出管１１を備えた硬質合成樹脂製の放水キャップ１０からなるものであって、該放水キャップ１０の内周壁には前記吐出口の外ネジに螺合する内ネジ１２が形成され、前記放水キャップ１０の頭部中央には小径状の吐出管１１が固定される。
前記吐出管１１の外周面には抜け防止のための凸状の円環１３を備えており、排水ホース（図示せず）を直接挿入接続できるようになっている。
したがって、農業用トラクターの洗浄・清掃の際には前記潅水用給水栓１の開閉ハンドル（図示せず）を回転させて潅水用給水栓１からの用水を排水ホース先端から放出することが出来るので、簡易に農道や畦道で代掻きや田植作業終了後の農業用トラクターの洗浄・清掃を行うことが出来る。
洗浄・清掃が終了したら、前述と同様に、前記潅水用給水栓１の開閉ハンドル（図示せず）を回転させて潅水用給水栓１のバルブを閉鎖させ、図３に示す小径状の吐出管１３を備えた放水キャップ１０を前記潅水用給水栓１から取り外し、前記放水キャップ１０に代えて潅水用給水栓１の吐出管（図示せず）を螺合する。
図３に示すように、前記水道蛇口６に代えて小径状の吐出管１１を備えた硬質合成樹脂製の放水キャップ１０からなるものであって、該放水キャップ１０の内周壁には前記吐出口の外ネジに螺合する内ネジ１２が形成され、前記放水キャップ１０の頭部中央には小径状の吐出管１１が固定される。
前記吐出管１１の外周面には抜け防止のための凸状の円環１３を備えており、排水ホース（図示せず）を直接挿入接続できるようになっている。
したがって、農業用トラクターの洗浄・清掃の際には前記潅水用給水栓１の開閉ハンドル（図示せず）を回転させて潅水用給水栓１からの用水を排水ホース先端から放出することが出来るので、簡易に農道や畦道で代掻きや田植作業終了後の農業用トラクターの洗浄・清掃を行うことが出来る。
洗浄・清掃が終了したら、前述と同様に、前記潅水用給水栓１の開閉ハンドル（図示せず）を回転させて潅水用給水栓１のバルブを閉鎖させ、図３に示す小径状の吐出管１３を備えた放水キャップ１０を前記潅水用給水栓１から取り外し、前記放水キャップ１０に代えて潅水用給水栓１の吐出管（図示せず）を螺合する。
１ 潅水用給水栓
２ 回転軸
３ 放水キャップ
４ 内ネジ
５ ネジ栓
６ 水道蛇口
７ 接続コネクタ（凸）
８ 排水ホース
９ 接続コネクタ（凹）
１０ 放水キャップ
１１ 吐出管
１２ 内ネジ
１３ 円環
２ 回転軸
３ 放水キャップ
４ 内ネジ
５ ネジ栓
６ 水道蛇口
７ 接続コネクタ（凸）
８ 排水ホース
９ 接続コネクタ（凹）
１０ 放水キャップ
１１ 吐出管
１２ 内ネジ
１３ 円環
Claims (2)
- 潅水用給水栓の吐出口に交換可能に接続される硬質合成樹脂製のキャップからなるものであって、該キャップの内周壁には前記吐出口の外ネジに螺合する内ネジが形成され、前記キャップの頭部中央にはネジ栓付きの水道蛇口が固定されることを特徴とする潅水用給水栓の放水キャップ。
- 潅水用給水栓の吐出口に交換可能に接続される硬質合成樹脂製のキャップからなるものであって、該キャップの内周壁には前記吐出口の外ネジに螺合する内ネジが形成され、前記キャップの頭部中央には小径状の吐出管が固定されることを特徴とする潅水用給水栓の放水キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005001260U JP3111219U (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | 潅水用給水栓の放水キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005001260U JP3111219U (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | 潅水用給水栓の放水キャップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3111219U true JP3111219U (ja) | 2005-07-14 |
Family
ID=43273720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005001260U Expired - Lifetime JP3111219U (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | 潅水用給水栓の放水キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3111219U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020002587A (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-09 | 日油技研工業株式会社 | アンカー素子定着方法及びそれに用いられる水硬性組成物 |
-
2005
- 2005-03-11 JP JP2005001260U patent/JP3111219U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020002587A (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-09 | 日油技研工業株式会社 | アンカー素子定着方法及びそれに用いられる水硬性組成物 |
| JP7197290B2 (ja) | 2018-06-27 | 2022-12-27 | 日油技研工業株式会社 | アンカー素子定着方法及びそれに用いられる水硬性組成物 |
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