JP3110935U - スパイクシューズ - Google Patents

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弥兵 青山
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Abstract

【課題】より軽量で、容易に交換することができるスパイク金具を備えたスパイクシューズを提供する。
【解決手段】複数の個別に独立した棒状のスパイク金具11を有したスパイクシューズであって、スパイク金具は、アウトソール15に埋設される管状の固定部材12と、固定部材に固定され、アウトソール表面に突出して配置される棒状のスパイク金具本体13とを備え、固定部材はスパイク金具本体を着脱可能に挿入固定しうる固定部14を有し、スパイク金具本体は、固定部へ挿入される挿入部16と、上記挿入部に延設され、アウトソール表面に突出するスパイク突起部17とを有する。
【選択図】図2

Description

本考案はスパイクシューズに係り、特に、全体としての重量が軽く、各種スポーツにおいて使用されうるスパイクシューズに関する。
図3に示すように、従来のスパイクシューズ40に用いられるスパイク金具41は、スパイクシューズ40のアウトソール42の表面において、アウトソール42の前部43、後部44及び中間部45において、夫々、アウトソール42の表面の所定面積を占有するフレーム状部材により形成され、フレーム部46と、このフレーム部46の各端部においてアウトソールの外方 に直交して突出する爪部47とにより構成されている。
即ち上記前部のスパイク金具41aは平面三角形状に形成され、上記中間部のスパイク金具41bはアウトソールの幅歩行に配設される細長板状に形成され、上記後部のスパイク金具41cは平面四角形状に形成されている。上記各フレーム部46には複数の固定用挿入固定部48が開設され、上記固定用挿入固定部48によりネジ又は釘の固定手段によりアウトソール42に固定されている
このような従来のスパイク金具41にあっては、上記各スパイク金具41のいずれもがアウトソール42の幅方向及び長さ方向に沿って、所定の幅寸法及び長さ寸法を有し、全体として所定の重量を有することから、スパイクシューズ40全体が重くなり、履いて歩行した場合や走行した場合に歩行しにくさや、走行しにくさが感じられた。そこで、従来より軽いスパイクシューズが望まれていた。
また、従来のスパイク金具40にあっては、上記のようにフレーム部46においてネジ又は釘の固定手段によりアウトソール42に固定するように構成されていたため、上記爪部47が破損したような場合には、上記各固定用挿入固定部48における複数のネジ又は釘による固定を解除してフレーム状部材からなるスパイク金具41全体を交換しなければならないことから、スパイク金具41を迅速に交換することはできない、という不具合があった。
そこで、本考案の課題は、より軽量で、容易に交換することができるスパイク金具を備えたスパイクシューズを提供することにある。
請求項1記載の考案にあっては、複数の個別に独立した棒状のスパイク金具を有したスパイクシューズであって、上記スパイク金具は、アウトソールに埋設される管状の固定部材と、上記固定部材に固定され、アウトソール表面に突出して配置される棒状のスパイク金具本体とを備え、上記固定部材はスパイク金具本体を着脱可能に挿入固定しうる固定部を有し、上記スパイク金具本体は、上記固定部へ挿入される挿入部と、上記挿入部に延設され、上記アウトソール表面に突出するスパイク突起部とを有することを特徴とする。
請求項2記載の考案にあっては、上記固定部は円筒状空隙部により形成されると共に内周面にはネジ部が形成され、上記挿入部は上記固定部の内周面に形成されたネジ部に歯合しうるネジ部を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明にあっては、上記挿入部と上記スパイク突起部との間には、上記挿入部が上記固定部材の固定部に固定された場合には、上記固定部と上記挿入部との接合部位を被覆しうる固定用フランジ部とを有することを特徴とする。
請求項4記載の考案にあっては、上記固定部材の基端部には埋設用フランジ部が形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の考案にあっては、上記スパイク金具本体は金属により形成され、上記スパイク突起部の先端部には熱処理として特殊焼入れが施されていることを特徴とする。
請求項6記載の考案にあっては、上記スパイク突起部は円柱状に形成され、先端部に至るに従って収縮するテーパが付与されていることを特徴とする。
請求項1記載の考案に係るスパイクシューズは、複数の個別に独立した棒状のスパイク金具を有し、従来のように、アウトソールの幅方向及び長さ方向に所定面積を占めて固定されるフレーム部材により形成されてはいないことから、スパイク金具の重量が小さくなり、スパイクシューズ全体の重量が軽くなる。
その結果、着用者は本考案に係るスパイクシューズを装用した場合に歩行や走行を行いやすく、各種のスポーツにおける運動効率を向上させることができる。
また、従来のようにフレーム状部材によりスパイク金具を構成するものではなく、個別の棒状のスパイク金具を複数個設けることにより、アウトソール裏面のスパイク部を構成するものであることから、従来のようにフレーム部は存在せず、アウトソールの幅方向は所定の長さ方向においてフレーム部材が足裏の動きを規制することなく、足の動きを地面に伝達することができることから、各種のスポーツにおいて足の様々な運動形態に適切に対応することができる、足の力の設置面への伝達効率に優れたスパイクシューズを提供することができる。
また、従来のスパイクシューズにあっては、上記フレーム部とアウトソールとの間に土が入り込みやすく、一度、入り込んだ土は除去しにくく、スパイクシューズが入り込んだ土のために重くなることがあったが、本考案にかかるスパイクシューズにおいては上記フレーム部が存在しないことから、このような土の付着の事態を防止し、常に、軽快なスパイクシューズを提供することができる。
請求項2記載の考案にあっては、上記固定部は円筒状空隙部により形成されると共に内周面にはネジ部が形成され、上記挿入部は上記固定部の内周面に形成されたネジ部に歯合しうるネジ部を有することから、スパイク金具本体は上記ネジ部の歯合を解除することにより容易に取り外すことができる。
従って、スパイク金具本体は固定部材に対して容易に着脱可能に固定されていることから、スパイク金具本体を交換する必要がある場合には個別に交換することができる。
請求項3記載の考案にあっては、上記挿入部と上記スパイク突起部との間には、上記固定部が上記固定部材の挿入固定部に固定された場合に上記固定部と上記挿入部との接合部位を被覆しうる固定用フランジ部とを有することから、スパイクシューズが使用された場合には、上記フランジ部により、上記固定部材の挿入固定部内への土の侵入を防止することができる。
その結果、上記固定部材とスパイク金具本体との接合部位への土の侵入が有効に阻止され、使用後所定の期間が経過した場合であっても、固定部材へのスパイク金具本体の固定状態が経年劣化する事態を防止することができる。
請求項4記載の考案にあっては、上記固定部材の基端部には埋設用フランジ部が形成されていることから、埋設用フランジ部がアウトソールに係合することによりスパイク金具全体を確実にスパイクシューズに固定することができる。
請求項5記載の考案にあっては、上記スパイク金具本体は金属により形成され、上記スパイク突起部の先端部には熱処理として特殊焼入れが施されていることから、スパイク突起部の硬度は非常に高く、長年使用した場合であっても、また、コンクリート等の硬い接地面上において使用した場合であっても、スパイク突起部が破損することはなく、耐久性に富んだスパイクシューズを提供することができる。
請求項6記載の発明にあっては、上記スパイク突起部は円柱状に形成され、先端部に至るに従って収縮するテーパが付与されていることから、地面に食い込みやすく、確実に地面を掴むことができ、各種のスポーツにおいて力を有効に接地面に伝達することができるスパイクシューズを提供することができる。
以下、図面を用いて本考案の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るスパイクシューズ10は、複数の個別に独立した棒状のスパイク金具11を有している。スパイクシューズ10のアウトソール15の表面部において、前部、中間部、後部には、夫々、合成樹脂製のスパイク金具固定用プレート
23がアウトソール15に貼着され、このスパイク金具固定用プレート23を貫通してスパイク金具11がアウトソール15に固定されている。
図2に示すように、これらのスパイク金具11は、アウトソール15に埋設される管状の固定部材12と、上記固定部材12に固定され、アウトソール15の表面に突出して配置される横断面円形の棒状のスパイク金具本体13とを備えている。
本実施の形態に係るスパイク金具11にあっては、上記固定部材12及びスパイク金具本体13はいずれも金属製である。
上記固定部材12は上記スパイク金具本体13を着脱可能に挿入固定しうる固定部14と、この固定部14の基端部に設けられた埋設用フランジ部21とにより形成されている。
上記埋設用フランジ部21は、円板状に形成され、周縁部には3本の固定用突起25,25,25が上記固定部14の軸方向と平行に配設されている。本実施の形態にあっては、固定部材12の長さ寸法はアウトソール15の厚さ寸法及びスパイク金具固定用プレート23の厚さ寸法を合計した寸法と同一に形成されている。
上記固定部14内には円筒状空隙部27が形成され、内周縁部にはネジ部19が形成され、後述のスパイク金具本体13の挿入部16がねじ込まれて挿入固定されるように構成されている。
従って、上記固定部材12は、スパイクシューズ10を製作する際には、アウトソール15の裏面側からアウトソール15の所定箇所に設けられた孔部に圧入し、上記固定用突起25,25,25によりアウトソール15に固定するものであり、アウトソール15に固定された場合には、アウトソール15の表面側に、スパイク金具固定用プレート23上において上記固定部14の開口部26が開口して配置される。
一方、上記スパイク金具本体13は、上記固定部14へ挿入される挿入部16と、上記挿入部16に延設され、上記アウトソール15の表面に突出するスパイク突起部17とを有している。
上記挿入部16は同一径の円柱状に形成されると共に、上記固定部材12の固定部16の深さ寸法と同一の長さ寸法に形成されていると共に、周面部には上記固定部14に形成されたネジ部19に歯合しうるネジ部18が刻設されている、
上記スパイク突起部17は全体として、上記挿入部16よりも径大に形成され、基端部側から先端部側に向かって収縮するテーパが付与されている。
また、基端部にはナット部24が形成され、スパイク金具本体13を固定部材11の孔部14にねじ込み固定する場合に、レンチ等の締め付け工具を上記ナット部24に係合させて締め付け、強固に固定できると共に、スパイク金具本体13を固定部材12から取り外す際にも、同様に、レンチ等の締め付け金具により容易に取り外すことができるように構成されている。
上記挿入部16と上記スパイク突起部17との間には、円板状の固定用フランジ部20が設けられ、上記挿入部16が上記固定部材12の固定部14にねじ込み固定された場合には、合成樹脂製のスパイク金具固定用プレート23の表面に圧接して、上記挿入部16と上記固定部材の固定部14との間を被覆するように構成されている。
そして、上記スパイク突起部17の先端部22には熱処理としての特殊焼入れが施されている。
本考案はスパイク、特に野球、陸上競技、ゴルフ等のスポーツ用の靴のアウトソールに固着されるスパイクに適用可能である。
本考案に係るスパイクシューズに係る一実施例を示す斜視図である。 本考案スパイクシューズの一実施例であって、使用されるスパイク金具本体の側面図及び固定部材の一部断面図である。 従来のスパイクシューズの一例を示す斜視図である。
符号の説明
10 スパイクシューズ
11 スパイク金具
12 固定部材
13 スパイク金具本体
14 固定部
15 アウトソール
16 挿入部
17 スパイク突起部
18 ネジ部
19 ネジ部
20 固定用フランジ部
21 埋設用フランジ部
22 先端部
24 ナット部
25 固定用突起
26 開口部
40 スパイクシューズ
41 スパイク金具
42 アウトソール
43 前部
44 後部
45 中間部
46 フレーム部
47 爪部
48 固定用挿入固定部

Claims (6)

  1. 複数の個別に独立した棒状のスパイク金具を有したスパイクシューズであって、上記スパイク金具は、アウトソールに埋設される管状の固定部材と、上記固定部材に固定され、アウトソール表面に突出して配置される棒状のスパイク金具本体とを備え、
    上記固定部材はスパイク金具本体を着脱可能に挿入固定しうる固定部を有すると共に、上記スパイク金具本体は、上記固定部へ挿入される挿入部と、上記挿入部に延設され、上記アウトソール表面に突出するスパイク突起部とを有することを特徴とするスパイクシューズ。
  2. 上記固定部は円筒状空隙部により形成されると共に内周面にはネジ部が形成され、上記挿入部は上記固定部の内周面に形成されたネジ部に歯合しうるネジ部を有することを特徴とする請求項1記載のスパイクシューズ。
  3. 上記挿入部と上記スパイク突起部との間には、上記挿入部が上記固定部材の固定部に固定された場合には、上記固定部と上記挿入部との接合部位を被覆しうる固定用フランジ部とを有することを特徴とする請求項1又は2記載のスパイクシューズ。
  4. 上記固定部材の基端部には埋設用フランジ部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3記載のスパイクシューズ。
  5. 上記スパイク金具本体は金属により形成され、上記スパイク突起部の先端部には熱処理として特殊焼入れが施されていることを特徴とする請求項1〜4記載のスパイクシューズ。
  6. 上記スパイク突起部は円柱状に形成され、先端部に至るに従って収縮するテーパが付与されていることを特徴とする請求項1〜5記載のスパイクシューズ。
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