JP3110396U - 横にスライドするファスナーを有する腰部と太腿部を包む衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】病気や障害により手の不自由な人や子供でも容易に着衣から陰茎を取り出して排尿することができる衣料を提供し、かつ、股下に密着するズボン等においても残尿を完全に振り落すことができる衣料を提供する。
【解決手段】パンツ、夏用ズボン下、冬用ズボン下、ズボン、つなぎ服等の腰部と大腿部を包む衣服において、股上縫い目より2〜20cm、好ましくは5〜15cm上方に、長さ10〜20cmの横にスライドするファスナーを設けた。
【選択図】図1

Description

本考案は、特に男子用のパンツ・夏用ズボン下(すててこ)・冬用ズボン下(ももひき)・ズボン・つなぎ服等の腰部と太腿部を包む衣服の改良に関するものである。
最近、高齢者の増加にともない、脳血管障害等の病気によって手の不自由な人や介護の必要な人が増えている。そして、これらの人でも極力他人の手を借りずに排尿できるようにすることが必要になってきている。更に、子供にとって、時として大人にとっても、容易に着衣から陰茎を出して排尿できるようにすることは、日常生活を便利にするだけでなく、衛生上も好ましいことである。
特開2003−41413号公報
通常、男性が排尿する時は、ズボン(最近では「パンツ」ともいう)のスライド・ファスナーを開け、そこから、一般には利き手の右手を入れて、ズボン下の二重になっている「きんかくし」の間を右から左へ通し、更に、パンツの左裾下から中に入れて、その手で陰茎を持ち、その手を引き抜きながら、陰茎をパンツの左裾の下たら出し、ズボン下のきんかくしの間を通して、ズボンから外に出してから排尿している。このような操作をすることは、子供にとっては面倒なことである。そして、往々にして間に合わなくなり陰茎を完全に外に出さないまま排尿して着衣を汚すこともある。また、脳血管障害等の病気や高齢等で手が多少不自由になってきている人にとっても、前述のような方法で排尿時に陰茎を外に出すことは難儀なことである。そして、他人の介護が必要になることも生じる。
また、通常のズボンでは、ズボンの股下と身体の股下の間に余裕があり、身体の股下よりズボンの股下が多少下方にあるので、出した陰茎よりズボンの開口部が下になり、排尿が終わった後、陰茎を下に向けて括約筋から先の尿管に残った尿を振り落とすことができる。しかしながら、テニス用ズボンやダンス用ズボンでは、脚を大きく開くことができるように、ズボンの股下は身体の股下に密着しており、それにともない排尿を容易するためファスナーの下端を股下まで延長している。しかしながら、ファスナーの下端部は構造上大きな角度に開くことができず、通常のように排尿して括約筋の先の尿管内の尿を振り落としたつもりでいると、括約筋から先でズボンの開口部より下方の尿管内に残った尿が、陰茎を収納した後に漏れ出してくる。そのため、通常、テニス用ズボンやダンス用のズボンでは、ベルトを緩めてズボンを下げてから、陰茎を引き出し排尿し、尿管内に残った尿を完全に振り落とすようにしている。
特開2003−41413号公報に開示された発明は、通常の男性ズボン、ズボン下(ももひき)、パンツの前側の上下にスライドするファスナーの下端を股下まで延長したことを特徴とするものである。この発明に係わる衣服は、前述のように、既にテニス用ズボンやダンス用ズボンとして実用化されている。しかしながら、このようなファスナーの下端を股下まで延長したものでも、陰茎を引き出す時の煩雑さを解消することはできず、また、テニス用のズボンやダンス用のズボンでは、ファスナーの下端を股下まで延長しても、前述のように尿管内の残尿を完全に振り落とすことはできない。本考案が解決しようとする課題は、このような陰茎を引き出す時の煩雑さを解消し、尿管内の残尿を完全に振り落とすことができる衣服を提供することにある。
本考案者は、前述の課題を解決するため、股上部に横方向にスライドするファスナーを設けたことを特徴とする腰部と太腿部を包む衣服を提供する。この考案において、腰部と太腿部を包む衣服とは、構造上当然のことながら臀部も包むことになり、パンツのような下着だけでなく、夏用ズボン下(すててこ)や冬用ズボン下(ももひき)等のような両脚を包む下着や、ズボンのような両脚をも包む衣服も含まれ、また、つなぎ服のように上半身をも包む衣服も含まれる。また、本考案におけるファスナーは、横方向にスライドすることが必要である。また、ファスナーを開くためにスライドさせる方向は、左右どちらでもよいが、一般に右利きが多いので、右手で左から右にスライドさせて開かせるものが好ましい。また、ファスナーの材質は、一般の衣料に使用されているプラスチック製のものでもよいし、金属製のものでもよい。
ファスナーを取り付ける位置は、ファスナーが長いほど、ファスナーを開いた時ファスナーの下側の縁をより下まで引き下げることができ、ファスナーの下縁をかなり下まで下げることができるので、股上部であれば、あまり限定されない。一般的に、ファスナーの長さは、10cmないし20cmの範囲が好ましく、また、ファスナーを取り付ける位置は、股下の縫い目から2cmないし20cmの範囲であり、特に5cmないし15cmの範囲が好ましい。また、ファスナーを取り付ける位置は、一般的に、パンツのように内側に着ける衣料ほど高くし、ズボンのように外側に着ける衣料ほど低くするのが好ましい。また、テニス用ズボンやダンス用ズボンの場合は、ファスナーを取り付ける位置を特に低くする必要がある。
また、パンツのように直接肌に触れる下着の場合には、パンツの外側にファスナーを取り付けるか、外生地にファスナーを取り付けるかして、パンツと同じ生地が内側になるようにすることが好ましい。また、ズボンのように外見の良さを必要とする場合には、ズボンの内側にファスナーを取り付けるか、内生地にファスナーを取り付けるかして、ズボンと同じ生地が外側になるようにすることが好ましい。
本考案に係わる股上部に横方向にスライドするファスナーを設けたことを特徴とする腰部と太腿部を包む衣服は、前述のような構造であるので、排尿の際に容易に陰茎を引き出すことができ、排尿を円滑に行えるという効果を有し、また、テニス用ズボンやダンス用ズボンのようなズボンでも、排尿後の尿管内の残尿を完全に振り落とすことができるという効果を有する。
本考案を実施するための最良の形態を実施例1ないし実施例4によって示す。
図1は本考案に係わるパンツの一つの実施例の説明図である。この図で、1はパンツ、2は伸縮帯、3は股上縫い目、4は左裾、5は右裾、6はファスナーである。このファスナー6は、長さ15cmで股下縫い目から15cmのところの外側に取り付けてある。
図2は本考案に係わる夏用ズボン下の一つの実施例の説明図である。この図で、7は夏用ズボン下、8はきんかくしであり、図1と同様に、2は伸縮帯、3は股上縫い目、6はファスナーである。このファスナーは、長さ15cmで股下縫い目から12cmのとこころの外側に取り付けてある。
図3は本考案に係わる冬用ズボン下の一つの実施例の説明図である。この図で、9は冬用ズボン下、10は伸縮裾であり、図1及び図2と同様に、2は伸縮帯、3は股上縫い目、6はファスナー、8はきんかくしである。このファスナーは、長さ15cmで股下縫い目から12cmのとこころの外側に取り付けてある。
図4は本考案に係わるズボンの一つの実施例の説明図である。この図で、11はズボン、12はベルト装着部であり、図1と同様に、3は股上縫い目、6はファスナーである。このファスナーは、長さ12cmで股下縫い目から10cmのとこころの裏地の外側で外生地の内側に取り付け、更に、ファスナーの縁の外側の生地を継ぎ足して少し延ばして、ファスナーを隠すようにしてある。
本考案に係わる横にスライドするファスナーを有する腰部と大腿部を包む衣服は、前述のような構造と効果を有するので、日常生活を更に快適する衣服、及び、効率的な介護を可能にする衣服として、新しい衣料産業分野に利用される可能性が非常に高い。
本考案に係わるパンツの一つの実施例の説明図である。(実施例1) 本考案に係わる夏用ズボン下の一つの実施例の説明図である。(実施例2) 本考案に係わる冬用ズボン下の一つの実施例の説明図である。(実施例3) 本考案に係わる冬用ズボン下の一つの実施例の説明図である。(実施例4)
符号の説明
1 パンツ
2 伸縮帯
3 股上縫い目
4 左裾
5 右裾
6 ファスナー
7 夏用ズボン下
8 きんかくし
9 冬用ズボン下
10 伸縮裾
11 ズボン
12 ベルト装着部

Claims (1)

  1. 股上部に横方向にスライドするファスナーを設けたことを特徴とする腰部と太腿部を包む衣服

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5161392B1 (ja) * 2012-09-03 2013-03-13 利仁 曽根 衣類

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