JP3110396B2 - Lcdの保持構造 - Google Patents

Lcdの保持構造

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JP3110396B2
JP3110396B2 JP10284288A JP28428898A JP3110396B2 JP 3110396 B2 JP3110396 B2 JP 3110396B2 JP 10284288 A JP10284288 A JP 10284288A JP 28428898 A JP28428898 A JP 28428898A JP 3110396 B2 JP3110396 B2 JP 3110396B2
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晃 佐々木
善幸 津金
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埼玉日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線機、PH
S、トランシーバ、情報携帯通信端末等の携帯用機器に
使用されるLCDの保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯無線機のLCDの保持構造を
図7、図8を参照して説明する。図7はLCD保持構造
を示す斜視図、図8は図7のD−D断面図である。
【0003】LCD10を固定保持する一辺の壁面を切
り欠いた形でその内壁内にLCDを収納するフレーム6
は、フレーム爪61をプリント板5の両側に係合されて
取り付けられる。そして、導光板8を保持するフレーム
底面62の上に両面テープ7を貼り付けて導光板8を固
定させ、貼り付けた導光板8の上に両面テープ8を貼り
付けLCD10を固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のLCDの保
持構造では、組立および保守においてLCDの取り扱い
性が悪い問題があった。これは、組立工程では上述のよ
うに両面粘着テープを用いるので、両面粘着テープを貼
り付ける工数がかかること、また、保守業務においてL
CDの取り外しを行うときには、両面粘着テープを用い
ているので、剥がしずらく、テープの残りが一部に生じ
てしまうなどの不都合があった。
【0005】また、従来のLCDの保持構造では、両面
粘着テープの厚み分だけ全体が厚くなり、フレームの薄
型化が難しい問題があった。そのため、携帯無線機の薄
型化も困難である問題があった。さらに、両面粘着テー
プは粘着材料の経年変化があり、このために全体の耐用
年数が短くなる欠点があった。
【0006】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、両面テープを用いずに、組立工数が少なく、
また取り外し易く、しかもコストを低減できるLCDの
保持構造を提案することを目的とする。さらにLCDを
保持するフレームを薄型化し、携帯機器を薄型化できる
LCDの保持構造を提供することを目的とする。本発明
は保守業務において、作業性を向上させることができる
LCDの保持構造を提供することを目的とする。本発明
は両面粘着の劣化による耐用年数の逓減を回避すること
ができる構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリント板
(1)と、このプリント板に固定され一方向に開口する
コ字状の内側面を有するフレーム(2)とを備え、この
フレーム(2)の対向する両側面(24)にまたがるア
ーム(25)を設け、前記フレーム(2)の内側の、前
記アーム(25)と前記両側面の端部(23)との間で
LCDが保持されたことを特徴とする。
【0008】前記アーム(25)には、その長手方向の
少なくとも中央部にそのフレームの内側に突出する突起
(25a)を設け、LCDの表面に作用する弾力を長手
方向にわたり平均化する構造とすることがよい。
【0009】前記フレーム両側面(24)には内側に曲
がり延長された端部(23)がLCDを抱え込むように
形成される構造が望ましい。
【0010】また、本発明は、プリント板と、このプリ
ント板に底部が固定され、一方向に開口するコ字状の内
側面が形成されたフレームとを備え、このフレームの底
面には導光板が保持され、前記フレームの対向する両側
面にまたがってアームが設けられ、このアームの長手方
向の少なくとも中央部の上部に前記フレームの内側に突
出する線状の突起が設けられ、前記フレームの両側面の
内側に曲がり延長された端部が設けられ、前記突起の弾
性を利用して前記導光板の上面の前記アームと前記端部
内壁面との間でLCDを保持することを特徴とする。
【0011】本発明の構造は、携帯無線機等の携帯機器
のLCD保持構造に関し、プリント板に固定され一方向
に開口されたコ字状の内側面を形成し、この内側面内に
LCDを保持するフレームを設ける。そしてこのフレー
ムの対向する両側面に連結された壁状のアームを設け
る。このアームの少なくとも中央部の壁面上部には、フ
レーム内側に突出し桁が張り出したような突起を設け、
前記アームに対向し前記開口されたフレームの端部が内
側に延長された端部壁面と前記突起との弾性により挿入
されたLCDを保持する。
【0012】また、前記アームは弾性を有し、前記突起
の下段面にLCDの上端面が当接し、前記LCDの下端
面が前記フレームの延長された端部の壁面に当接する。
【0013】LCDを保持するフレームの先端の両側面
に接続される壁状のアームを設ける。このアームは壁状
に形成され、このアームの上部がフレーム内側に突出し
た線状の突起が設けられる。このアームの突起は弾性変
形可能に形成され、LCDをフレームに挿入すると、こ
のアームの突起が撓んで上部に押し上げられて、突起の
下面にLCDの端面が挿入され、このアームの突起の弾
性力によりLCDは突起の下段面とフレームの後端で内
側に少し延長された壁面との間で弾性的に保持固定され
る。
【0014】取り外す場合もこのアームの突起の弾性変
形により取り外しができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0016】図1は本発明のLCDの保持構造を示す斜
視図。図2は図1のA−A断面図を示す。
【0017】図1に示すように、この実施の形態は、プ
リント板1に固定され1方向に開口されたコ字状の内側
面を形成し、この内側面内にLCD4を保持するフレー
ム6を備え、このフレームの対向する両側面に接続され
る壁状のアーム25を設け、このアーム25の少なくと
も中央部の壁面上部にフレーム内側に突出した突起25
aを設け、前記アーム25に対向し開口されたフレーム
2の端部が内側に延長された端部23の内壁面と突起2
5aとの弾性により挿入されたLCD4を保持する構造
である。
【0018】フレーム2には、プリント板1に固定する
ための爪21が設けられてプリント板1に固定されてい
る。また導光板3を取り付ける際、導光板3を保持する
フレーム底面22と、LCD4を取り付けるために、フ
レーム2の後端23が内側に延長されて内壁を形成し、
フレーム2の先端の内側面24を接続する形でアーム2
5とが設けられている。アーム25には図2の断面に示
されるように壁状となり、アームの一部にその上部がフ
レームの内側に突出した線状の突起25aが設けられて
いる。この突起25a部分のアーム25の上面には突起
25aに沿って溝25bが設けられている。
【0019】次に、この実施の形態でのLCDの保持固
定工程を図1ないし図6を参照して説明する。図3は、
LCD4をフレーム2に挿入する動作を説明する図、図
4は、LCD4とこれが挿入されるフレーム2のアーム
の突起25とフレーム2の後端23の内壁面23との長
さの関係を示す図、図5はLCD4がフレーム2に挿入
された状態を示す図、図6は図5のC−C断面図であ
る。
【0020】まず、図1および図2に示されるように、
フレーム爪21をプリント板1の両側に係合させてフレ
ーム2をプリント板1に取り付け、フレーム底面22に
導光板3を固定する。
【0021】次に、図3および図4に示すようにLCD
4をフレーム2に挿入する。この際図4に示すように、
寸法aは、フレーム2の突起25aの下段面25aaと
フレームの後端23の内壁面23aとの距離を示してい
る。また寸法bは挿入されるLCD4の下端面41から
上端面42までの距離を示している。このとき、寸法a
は寸法bよりも小さい値になっている。
【0022】次に、図5および図6に示すように、LC
D4がフレーム2に挿入される。LCD4の上端面42
をアーム25の突起25aの下段面25aaに、LCD
4の下端面41をフレーム2の後端23の内壁面23a
の間に挿入し、固定される。LCD4をフレーム2に挿
入すると、上述のように、LCD4の下端面41から上
端面42までの距離bはフレーム2のアーム25の突起
25aの下段面25aaとフレーム2の後端23の内壁
面23aとの距離aより大きいため、フレーム2の突起
25aを撓ませ上部に押し上げる。アーム25には溝2
5bが形成されており、突起25aは弾性変形が可能で
ある。このため、アーム25の突起25aからはLCD
4の力とは反発する方向に力が働くため、下部方向への
力が働き、LCD4をフレーム2の後端23の内壁面2
3aに押し当てる。これによって、LCD4はフレーム
2に固定される。
【0023】コ字状のフレームの一辺に対応するように
アーム25を設け、このアーム25の突起25aの下段
面にLCDを挿入固定することにより、挿入固定作業が
簡単になる。またアーム25には連続する突起を一つ設
けるだけであり、LCDを保持固定するための複数の突
起をフレームの複数箇所に設けるものに比べても成形が
しやすくなり、また安定したLCDの保持固定ができ
る。
【0024】さらに、LCDを保持固定するアーム25
は、突起の後ろ側に溝が設けられた構造とすることによ
り突起の弾性変形が容易に行われ、LCDの保持固定を
均一な弾性下に保持できるので、変形困難な爪等による
固定に比べてもLCDの挿入あるいは取り外し作業がし
やすい利点がある。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、フレ
ームにLCDを両面粘着テープを用いることなく固定す
ることができるので、部品点数を少なくし、組立工数を
小さくし、全体として製品のコストを低減することがで
きる。また、LCDの取り外しを行うときに作業が簡単
になり、保守業務における作業性が向上する効果があ
る。また、フレームの薄型化を図ることができる。さら
に、本発明のLCD保持構造を用いることで携帯無線機
等の携帯機器の薄型化を図ることができる。さらにテー
プ材料の劣化による経年変化などがなくなり、装置の寿
命を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態のLCD保持構造を示す斜視
図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本発明のLCDの挿入動作を説明する図。
【図4】LCDの寸法とLCDが挿入されるフレームの
寸法とを説明する図。
【図5】挿入されたLCDを説明する斜視図。
【図6】図5のC−C断面図。
【図7】従来のLCD保持構造を示す斜視図。
【図8】図7のD−D断面図。
【符号の説明】
1、5 プリント板 2、6 フレーム 3、8 導光板 4、10 LCD 7、9 両面テープ 21、61 爪 22 フレーム底面 23 後端 23a 後端の内壁面 24 フレームの内側面 25 アーム 25a 突起 25aa 突起25aの下段面 25b 溝 41 LCDの下端面 42 LCDの上端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−78756(JP,A) 特開 平5−113555(JP,A) 実開 昭63−170823(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/00 G02F 1/1333

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント板(1)と、このプリント板に
    固定され一方向に開口するコ字状の内側面を有するフレ
    ーム(2)とを備え、 このフレーム(2)の対向する両側面(24)にまたが
    るアーム(25)を設け、前記アーム(25)には、その長手方向の少なくとも中
    央部にそのフレームの内側に突出しフレーム内に挿入さ
    れるLCDの上端面に作用する弾性力ある線状の突起
    (25a)が設けられ、 前記フレーム両側面の先端は、フレーム内側に曲がり延
    長された端部(23)が形成され、 前記アーム(25)の壁面と前記両側面の端部(23)
    のフレーム側内壁面との間でLCDが保持されたことを
    特徴とするLCDの保持構造。
  2. 【請求項2】 前記アーム(25)の上面には、その突
    起(25a)に沿ってほぼ同じ長さの溝が設けられた
    求項1記載のLCDの保持構造。
  3. 【請求項3】 プリント板(1)と、このプリント板に
    底部が固定され、一方向に開口するコ字状の内側面が形
    成されたフレーム(2)とを備え、 このフレームの底面には導光板が保持され、 前記フレームの対向する両側面(24)にまたがってア
    ーム(25)が設けられ、このアームの長手方向の少な
    くとも中央部に前記フレームの内側に突出しフレーム内
    に挿入されるLCDの上端面に作用する弾性力ある線状
    の突起(25a)が設けられ、 前記フレームの両側面の内側に曲がり延長された端部
    (23)が設けられ、 前記突起の弾性を利用して前記導光板の上面の前記アー
    壁面と前記端部内壁面との間でLCDを保持すること
    を特徴とするLCDの保持構造。
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