JP3109876B2 - 光空間伝送装置 - Google Patents
光空間伝送装置Info
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Description
情報伝送を行なう光空間伝送装置に係わり、特に光軸調
整や光軸補正等のためのパイロット信号を本信号に重畳
して送出する送信機に関するものである。
すように送信機でパイロット信号を本信号に重畳して送
出し、受信機に於いて該パイロット信号を用いて送信機
と受信機の光軸ずれを検出し、その情報により初期の光
軸調整を行なったり、運転中の光軸補正を行なったりす
ることがある。パイロット信号を用いるのは受信感度の
有利さや信号の扱い易さ、また本信号入力のない場合で
も上記機能を果たすことができるようにするためであ
る。
n:n=1以上の整数)とした場合の送信機のブロック
図を示す。図6に於いて、隣接チャンネルが互いに重な
らないよう間隔をとって選ばれた副搬送波32a〜32
nは、それぞれの入力信号で変調された後合波器33で
多重される。該多重信号は更に合波器34でパイロット
信号35を重畳され、自動利得制御(AGC)増幅器3
6で一定の電力レベルに制御され発光素子駆動回路38
に入力される。図7に於いて、該多重信号は、AGC増
幅器で一定レベルとされた後、パイロット信号を重畳さ
れ発光素子駆動回路に入力される。
例図6では、AGC増幅器での送信信号とパイロット信
号との相互変調により、伝送システムの所要ひずみ率に
対するマージンを低下させてしまうという問題があっ
た。
し送信信号各チャンネル当りの伝送路上での許容光減衰
量(以後伝送マージンと呼ぶ)が変化しても、パイロッ
ト信号の伝送マージンは一定であるという不合理があっ
た。
号の多重数に応じ送信信号とパイロット信号、それぞれ
の伝送マージンの関係を保ちながら、それぞれ異なる増
幅器で最適の電力レベルに変化させることにより上記問
題点を解決したものである。
例を示しながら説明する。図1に於いて、副搬送波12
a〜12nはそれぞれの入力信号で変調され、その変調
出力を例えば−10dBmとする。合波器13での損失
がなければ多重数nと多重出力レベルは図2中破線で示
された関係となり、検波器15でそのレベルを検出され
る。多重信号は本信号AGC増幅器14で前記検波レベ
ルに従って本信号AGC回路161で決定される任意の
レベルとなり合波器17に入力される。一方パイロット
信号19はパイロット信号AGC増幅器18により同じ
く前記検波レベルに従ってパイロット信号AGC回路1
62で制御され、本信号に対応するレベルで前記合波器
に入力される。このようなレベル配分で合波された本信
号とパイロット信号は、発光素子駆動回路20に入力さ
れ光信号となる。
(例えば0dBm)の入力に対して、変調度やひずみ特
性等が調整されているため、入力レベルは一定でなけれ
ばならない。またパイロット信号の伝送マージンは、そ
の機能上本信号に対して常に優っていなければならな
い。
ルを1、つまりデシベル表示で0dBmとして、この入
力レベルに対する各増幅器の出力レベルの比をPとする
と、各増幅器の出力レベルはデシベル表示で下記のxの
ように表される。 x(dBm)=10log10P ここで、パイロット信号AGC増幅器18の出力レベル
を発光素子駆動回路20への入力レベルの1/10、つ
まり−10dBmとする。この時、発光素子駆動回路2
0への入力レベルを一定に保とうとすると、本信号AG
C増幅器14の出力レベルは、発光素子駆動回路20へ
の入力レベルとパイロット信号AGC増幅器18の出力
レベルとの差である0.9、つまり−0.45dBm
(=10log100.9)となる。本信号の多重数nを4
とすると、本信号1チャンネル当たり−6.45dBm
(=10log10(0.9/4))となる。このように、
パイロット信号AGC増幅器18の出力レベルが−10
dBmで、本信号の多重数nが4の時に、本信号に対し
てパイロット信号の伝送マージンが若干優る関係である
と仮定する。ここで、各増幅器の出力レベルを変更せ
ず、本信号の多重数nを1に変更したとすると、本信号
1チャンネル当りの出力は−0.45dBmとなり、本
信号の伝送マージン(光信号)は、6.45−0.45
=6という計算から6dB向上する。これに対し、パイ
ロット信号の伝送マージンは変化しない。このため、こ
れらの伝送マージンの関係が崩れてしまう。この関係を
維持するためには、本信号の多重数nを4から1へ変更
するのに伴って、本信号AGC増幅器14の出力レベル
を−1.59dBmに、パイロット信号AGC増幅器1
8の出力レベルを−5.14dBmにそれぞれ変更すれ
ば良い。このようにすれば、本信号の伝送マージンは、
6.45−1.59=4.86という計算から4.86
dB向上し、パイロット信号の伝送マージンは、10−
5.14=4.86という計算から4.86dB向上す
るため、本信号とパイロット信号の伝送マージンの関係
を維持することができる。
本信号およびパイロット信号AGC増幅器の最適出力レ
ベルの関係を図2に示す。各変調出力レベルは固定であ
るので、その多重出力レベルを検波すれば多重数nを知
ることができ、その情報により本信号およびパイロット
信号AGC増幅器の出力レベルを図2の様になるよう、
各AGC回路で制御すればよいのである。
13の出力信号を用いたが、本信号AGC増幅器14の
出力を検波して、その多重数を知ることもできる。
重出力レベルの関係を用いて検波器でその多重数を知
り、本信号およびパイロット信号AGC増幅器の出力レ
ベルを変化させたが、参考のため、図3に外部よりその
情報を与え各出力レベルを制御する例を示す。参考例に
よれば、本信号は多重信号に限らずいかなる信号であっ
ても、その信号とパイロット信号との伝送マージンの関
係があらかじめわかってさえいれば、適切なレベル配分
を選定することができる。
に応じ送信信号とパイロット信号、それぞれの伝送マー
ジンの関係を保つように、それぞれ異なる増幅器で最適
の電力レベルに変化させることにより、送信信号とパイ
ロット信号との相互変調による伝送システムの所要ひず
み率に対するマージンを低下させることなく、パイロッ
ト信号と多重信号各チャンネル当りの伝送マージンをそ
れぞれ最適な値とすることができる効果がある。
ク図である。
重出力レベルの関係図である。
図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 本信号にパイロット信号を重畳して送光
する光空間伝送装置に於いて、前記本信号を増幅する増
幅器と、前記パイロット信号を増幅する増幅器と、前記
本信号の多重数を検出する検出手段とを有し、前記それ
ぞれの増幅器の利得を前記検出手段で検出された多重数
に応じて変化させることにより、前記本信号の多重数を
変更した場合にも、本信号とパイロット信号の伝送マー
ジンの関係が維持されるようにしたことを特徴とする光
空間伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03297192A JP3109876B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 光空間伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03297192A JP3109876B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 光空間伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05136739A JPH05136739A (ja) | 1993-06-01 |
JP3109876B2 true JP3109876B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=17843378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03297192A Expired - Fee Related JP3109876B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 光空間伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109876B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1458121B1 (en) | 2003-02-07 | 2010-08-25 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Optical wireless communications system |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP03297192A patent/JP3109876B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05136739A (ja) | 1993-06-01 |
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