JP3109555U - 蓄光性表示体を有するマット - Google Patents

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永一 早野
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有限会社イマージュファクトリー
松尾 義人
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Abstract

【課題】細かな図案や細い線などであっても、何等問題なく、マットの表面に確実、かつ容易に描くことが出来る蓄光性表示体を有するマットを提供する。
【解決手段】合成ゴムから成るマットAの上面を起毛して、又は編毛して繊維部1を設け、当該マットAの繊維部1の上面に蓄光塗料を使用してスクリーン印刷により図案2を描いた。また、上記蓄光塗料に顔料を加えたものを使用してスクリーン印刷によりマットAの上面に図案2を描いた。
【選択図】図1

Description

この考案は、暗闇や暗いところでも、マットの表面に描かれた文字、絵、図柄、模様などが光って見える、蓄光性表示体を有するマットに関するものである。
各店舗等において、玄関先に靴拭きマットを置き、顧客が入店する前に顧客の靴についた土やゴミを取るようになっている。昨今では、この様なマットの表面に、歓迎の文字を入れたり、又は店舗名を入れたりして、店舗側の気持ちを表示したり、広告機能を持たせたりしている。また、自動車の車内にも、この様なマットが置かれており、自動車メーカーの名前やマーク等が表示されている。
これらの様なマットは、夜間や暗いところでは、見えないことが多く、折角マットに表示されたものが認識されないことが多い。
一方、マット上に表示されたものが光るものとして、マット本体の周囲に設けた枠体に蛍光材又は蓄光材を含有させ、また、マット本体の表面に模様に応じた切り欠きを設け、この切り欠きに蛍光材又は蓄光材を含有した弾性材料を充填したというものがある。
実用新案登録第3050105号公報
しかしながら、これらのマットでは、上記の通り、マット本体の枠体に蛍光材等を含有させたものであり、またマット本体に設けた切り欠きに蛍光材等を含有させた弾性材料を充填したものであり、おおまかな図案等には向いているが、細かな図案や細い線、微妙な色の変化などは表現出来ず、よって、需要者の様々な要望に答えられるものではない。
そこでこの考案は、細かな図案や細い線などであっても、何等問題なく、マットの上面に確実、かつ容易に描くことが出来る蓄光性表示体を有するマットを提供して上記課題を解決するものである。
請求項1の考案は、起毛した、又は編毛したマットの上面に蓄光塗料を使用してスクリーン印刷により文字、図形、記号を描いた蓄光性表示体を有するマットとした。また、請求項2の考案は、上記蓄光塗料に顔料を加えて着色した上記請求項1に記載の蓄光性表示体を有するマットとした。
請求項1の考案によれば、マットに描かれた図案に、日の光や電気の光を蓄積しているので、夜間や自動車の車内などの暗いところでも当該マットの図案が光り、この図案の内容を顧客や搭乗者に強く訴えることが出来る。また、図案が光っているので暗い場所でも足元の位置確認が出来、歩行、搭乗が難なく行える。
これらの効果に加えて、マットの上面に蓄光塗料を使用してスクリーン印刷により文字等を描いたので、かなり鮮やかで、繊細な図案を容易に描くことが出来る。これにより、需要者の様々な要望に答えられるものであり、オリジナルのマットが作成できる。よって、宣伝広告機能も大きく向上するものである。また、マットへの図案の表示は、スクリーン印刷によるものであり、マットの上面に限らず、印刷することが出来る。
請求項2の考案によれば、上記効果に加えて、上記蓄光塗料に顔料を加えて着色したので、図案のオリジナル性の他、着色の面においても、需要者の様々な要望に答えられるものであり、その装飾性はかなり向上したものとなり、見る人に描かれた図案に対する大きな認識を与えるものである。
マットの上面に、蓄光塗料に顔料を加えて、スクリーン印刷により文字、絵、模様を描いた。
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。
この考案の実施例のマットは、店舗や自宅の玄関先、又は車の車内の床面に載置して、靴を履いたまま踏んで靴に付いている土やゴミを落とす、いわゆる靴拭きマット(以下、単に「マット」という)である。ここでは、図1に示すように、車の運転席の床面に載置するマットAを使って説明する。
運転席のすぐ左側には、操作機器が設置されたボックス部分があるので、このマットAの形状は、略四角形状の上部の左側が欠けた形状と成っている。このマットAを成形する原材料としては合成ゴムを使用しており、マットAの上面であるその表面には、起毛した、又は編毛した繊維部1を備えている。
この繊維部1に蓄光塗料である、米国のユニオンカンパニー社製の「ウルトラソフト PUS−F666」、通称「アメリカンラバー(グローインク)」を使用して、スクリーン印刷により図案の印刷を行う。ここでは、100%のグローインクに2〜5%のシルク顔料を含有させたものを使用する。シルク顔料の含有量が2〜5%と幅を持たせているのは、使用するシルク顔料の色によって、濃度調節のための量が異なるからである。例えば、ブルーとピンクでは、使用量が異なる。また、シルク顔料として濃い色のものを使用すると、完成時に発光する光の量が極端に減少する恐れがある。
次に、このマットAにスクリーン印刷により図案2の印刷を行う。
図2に示すように、PC3により印刷する図案2を作成する。ここでは、車の絵の上方に「MY CAR」という文字を記載したものとする。そして、このPC3を操作して、PC3から、図3に示すように、上記図案2をスクリーン印刷用の特殊用紙4にプリントアウトする。
プリントアウトした図案2を今度は、図4に示すように、スクリーン印刷用型の製版5にする。その後、図5に示すように、出来た製版5に付着したゴミなどの付着物を水できれいに洗い流す。そして、乾燥させた製版5を印刷するマットAの上面の繊維部1上に載置し、図6に示すように、上から刷毛6によって強く何度も擦り付けて、印刷を行う。最後に、製版5を取り除いた後、ブロア(図示省略)を使用して乾燥させる。この時、ブロアの熱によって、溶けるものは、マットAの印刷を行う対象物としては不向きとなる。
この様にして、図1に示すように、図案2を印刷したマットAを店舗や自宅の玄関先、又は車の車内の床面に載置して使用する。その結果、夜間や暗い場所でも、昼間の太陽光、又は街路灯などによって蓄光した光が光始め、マットA上に印刷された図案2を鮮やかに映し出し、見る人の目にはっきりと認識される。
さらに、車内などの太陽光が入り難く、また、街路灯などの光も届き難い箇所にあっては、ブラックライト(商品名、図示省略)などによって、一定時間光を照射すれば、それらの光を蓄光して、その後光り始める。
上記実施例においては、スクリーン印刷の方法を概略記載しているが、これらはもちろん一例であって、完全に機械化する場合もあり、また作業はより綿密に行われるものである。また、蓄光塗料として、米国のユニオンカンパニー社製の「ウルトラソフト PLUS−F666」を使用しているが、これに限らず、他の蓄光塗料を用いても良い。さらに、顔料として、ブルー又はピンクのシルク顔料を2〜5%加えて使用しているが、顔料の種類や色、混ぜる割合は、これらのものに限定するものではなく、他の種類の顔料、他の色、またその色の最適な含有量を使用すればよい。また、顔料を用いずグローインク100%のみの場合もある。
さらに、マットAの原材料として合成ゴムを使用し、このマットAの上面の起毛した、又は編毛した繊維部1にスクリーン印刷を行っているが、マットAの原材料としては、合成ゴムに限らず、他の材質のものでも良い。また、スクリーン印刷を行うのは、これらの繊維部に限定するものではなく、マットの上面に設けられた紙、プラスチック、金属等各種のものに印刷出来る。また、マットAの形状としては、四角形状の他、円形状などどの様な形状でも良く、図案を印刷出来る。また、図案2として、車の絵の上方に「MY CAR」という文字を記載したものを使用しているが、図案2としては、これらのものに限らず、文字、図形、記号などマットAの上に表示出来る様々なものを含むものとする。
この考案の実施例のマットに図案をスクリーン印刷により印刷した状態の正面図である。 この考案の実施例のマットに印刷する図案をPCにより作成している様子を示す正面図である。 この考案の実施例のマットに印刷する図案であって、PCにより制作したものをスクリーン印刷用の特殊用紙にプリントアウトした状態の正面図である。 この考案の実施例のマットに印刷する図案であって、スクリーン印刷用の特殊用紙にプリントアウトしたものをスクリーン印刷用型に製版しつつある状態の斜視図である。 この考案の実施例のマットに印刷する図案であって、スクリーン印刷用型に製版したものに付着しているゴミを洗い流している状態の斜視図である。 この考案の実施例のマットに印刷する図案であって、ゴミを洗い流したスクリーン印刷の製版を使ってマットの上面に印刷している状態の斜視図である。
符号の説明
A マット
1 マットの繊維部 2 図案
3 PC 4 スクリーン印刷用の特殊用紙
5 製版 6 刷毛

Claims (2)

  1. マットの上面に蓄光塗料を使用してスクリーン印刷により文字、図形、記号を描いたことを特徴とする、蓄光性表示体を有するマット。
  2. 上記蓄光塗料に顔料を加えて着色したことを特徴とする、上記請求項1に記載の蓄光性表示体を有するマット。
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