JP3109381U - エンジンの補助空気供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主動的且つ大量に混合気を入気ベンチュリー管及びシリンダ中に送り込めるエンジンの補助空気供給装置の提供。
【解決手段】導管とコントロールバルブセットを具え、該導管はエンジン燃料システムの空気フィルタの入気口と主入気管のスロットル後段の間に設けられ、該コントロールバルブセットは主体がコントロールバルブとされ、コントロールバルブセットが導管に対して余分の空気の進入の調節を形成し、且つ調節弁のコントロールバルブの開放度の最大開放度に対する制限効果が組み合わされて、開放制限が調節性、選択性を具備するものとされ、これによりオイルガス混合比に対する調節を形成し、車両に最良のオイルガス混合比を達成させる。
【選択図】図1

Description

本考案は一種のエンジンの補助空気供給装置に係り、特に、ガソリンと空気の混合比を調節並びに向上できる装置設計に関する。
一般にエンジンが動力を発生可能である主要な原因は、ガソリンと空気混合後の混合気のエンジン内での迅速な燃焼によるものであり、その燃焼が膨張により発生する巨大な圧力により、エンジン室内のピストンを押動して往復運動させ、ピストンの往復運動を連接棒で主軸に伝え、主軸回転を形成することで、順にタイヤに動力を伝える。そのうち、混合気の混合濃度(一般に混合比と称される)はエンジンの運転が順調であるか否かに対して非常に大きな影響を有し、通常、理論上の理想の混合比は約17:1である。しかし、実際には速度レベルによってその混合比は異なり、簡単に述べると、いかに異なる速度下で最も適当な混合比を保持するかが、業者の一致した努力研究の目標である。
一般にエンジンの運転過程中にあって、その必要とする空気はピストンの下向き移動時に形成される燃焼室の真空吸引力により外界の空気が吸入される。しかし、エンジン回転速度が高くなると、空気が燃焼室に充満する前に、入気弁が閉じてしまう状況がますます厳重となり、容積効率(Volume efficiency)がますます低くなる。
従来より、容積効率が回転速度アップに伴い下がる問題を解決するため、一般に、強制的な方式で空気をエンジンの燃焼室中に導入しており、一端燃焼室の圧力が高くなると、それはオイルガス量が多くなることを代表し、即ち更に大きな動力を出力できる。増圧空気供給はまた機械増圧とターボ増圧に分けられる。機械増圧の動力ソースはエンジン自身の動力であり、このためエンジンに対して大きな負担となる。これに対してターボ増圧は排出される燃焼廃ガスを動力ソースとしており、このため作動上、僅かにラグを有し(なぜなら気体排出から羽根の駆動には反応時間−慣性原理が必要であるためである)、これはターボラグ(Turbo Lag)と称される。
従来の技術の問題を鑑み、本考案者はエンジンの補助空気供給装置を提供し、その主要な目的は、主動的且つ大量に混合気を入気ベンチュリー管及びシリンダ中に送り込める補助空気供給装置を提供することにあり、それは、エンジンの反応を迅速とし、且つエンジン負担を形成しないという多くの向上された機能を具備するものとする。
本考案が従来の技術の問題を解決するために使用する技術手段は、エンジンの補助空気供給装置の利用にある。それは、エンジン燃料システムの空気フィルタ入口と主入気管のスロットル後段の間に別に導管が設けられ、導管間にコントロールバルブセットが設けられ、該コントロールバルブセットの主体はコントロールバルブとされ、コントロールバルブが回路でスイッチに接続され、且つ該コントロールバルブセットに別に補助の調節バルブが設けられ、調節バルブによりコントロールバルブの開放度のリミットが設定され、スイッチはコントロールバルブを開閉し、導管と空気フィルタ入口の連通を形成する。特に、ドライバーがアクセルペダルを踏んで、アクセルセットを移動させる間距が、ちょうどエンジン回転速度が1000から2000回転後にスイッチに接触するものとされ、スイッチによりコントロールバルブが切り換えられて導管に対する封鎖状態が解除され、別の1本の気流をベンチュリー管中に導入でき、これによりオイルとガスの混合比を高め、混合気を完全燃焼させて、馬力を高め燃料節約の機能を高める。
請求項1の考案は、導管とコントロールバルブセットを具え、
該導管はエンジン燃料システムの空気フィルタの入気口と主入気管のスロットル後段の間に設けられ、
該コントロールバルブセットは主体がコントロールバルブとされ、該コントロールバルブが回路でスイッチに接続され、且つ該コントロールバルブに別に補助の調節弁が設けられ、調節弁によりコントロールバルブの開放度のリミットが設定され、
スイッチがコントロールバルブの開閉を制御して導管と空気フィルタ入気口の連通を形成することを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置としている。
請求項2の考案は、請求項1記載のエンジンの補助空気供給装置において、コントロールバルブが電磁弁とされたことを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置としている。
請求項3の考案は、請求項1記載のエンジンの補助空気供給装置において、コントロールバルブセットがファンモータを具えて補助の動力を供給することを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置としている。
請求項4の考案は、請求項1記載のエンジンの補助空気供給装置において、スイッチがリレーに接続され、リレーの接点が電源端に接続され、リレーの別の接点がコントロールバルブセットのコントロールバルブに接続されたことを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置としている。
請求項5の考案は、請求項1記載のエンジンの補助空気供給装置において、スイッチがアクセルセットのアクセルペダル下側に設置され、並びにアクセルペダルと間距を保持することを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置としている。
請求項6の考案は、請求項1記載のエンジンの補助空気供給装置において、スイッチがアクセルセットの加速連接棒の下側に設置され、並びに加速連接棒と間距を保持することを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置としている。
請求項7の考案は、請求項1記載のエンジンの補助空気供給装置において、スイッチが空気フィルタに連設されたことを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置としている。
本考案の効果は以下のとおりである。
1.本考案はコントロールバルブにより導管に対して余分の空気の進入の調節を形成でき、且つ調節弁のコントロールバルブの開放度に対してその最大開放度を制限する効果を組み合わせることで、空気の供給の調節性、選択性を達成し、これにより混合気の混合比を調節して車両に最良のオイルガス混合比を達成させることができる。
2.本考案は別にファンモータの設置を組合せ可能で、使用者がアクセルペダルを踏むことでエンジン回転速度を高め、且つそれによりスイッチが駆動された後、ファンモータが駆動され回転し、主動的且つ強制的に螺旋気流をベンチュリー管に送り込み、エンジンシリンダ中に進入する混合気濃度を増し、及びエンジン点火後エンジン回転速度を迅速に高め、敏感な加速反応を達成し、馬力を高めて走行速度を増す機能を高める。
本考案は実用効果を具え、且つその構造はその出願前頒布された刊行物に記載されておらず、また公開使用もされていないため、実用新案登録の要件に符合する。
なお、以下の実施例は本考案の実施範囲を限定するものではなく、本考案の実用新案登録請求の範囲の記載に基づきなし得て同じ効果を達成しうる変化はいずれも本考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。
図1、2を参照されたい。本考案は一種のエンジンの補助空気供給装置を提供し、それは、エンジン燃料システムの空気フィルタ10入口と主入気管11のスロットル111後段の間に別に導管12が設けられ、導管12間にコントロールバルブセット2が設けられ、該コントロールバルブセット2が回路でアクセルセットに設置されたスイッチ3に接続され、該アクセルセットは図1に示されるようにアクセルペダル13或いはアクセルペダル13と連動を形成する加速連接棒(図示せず)を具え、スイッチ3とアクセルペダル13間に適当な間距(d)が形成され、該間距(d)の設定はアクセルセットが作動してスイッチ3に接触する時、該エンジン回転速度が約1000から2000回転であるものとされる。別にスイッチ3はリレー14に接続可能で、リレー14の接点は電力ソースに接続され、該電力ソースは電動式のガソリンポンプ15の電力或いはその他の装置の電力とされうる。リレー14の別の接点はコントロールバルブセット2に接続されている。
そのうち、該コントロールバルブセット2は管継ぎ手21、コントロールバルブ22、及びファンモータ23を具えている。該コントロールバルブ22は電磁弁とされ得て、それは管継ぎ手21の入口側に設けられ、該コントロールバルブ22の中央に軸棒221が設けられ、軸棒221の一端部は閉口端222と定められ、管継ぎ手21の入気口211を封鎖でき、且つ軸棒221の別端は磁力端223と定められ、また軸棒221の中段にストッパブロック224が設けられ、ストッパブロック224と磁力端223の間に弾性部品225が設けられている。コントロールバルブ22に別に補助の調節弁226が設けられ、該調節弁226を調整することにより、軸棒221の閉口端222と入気口211の開放度リミットを調整できる。該ファンモータ23は管継ぎ手21の出口側の出気孔212内に設けられ、それはリレー14のまた別の接点と接続可能である。
図2、3を参照されたい。エンジン起動時に、コントロールバルブセット2中のコントロールバルブ22の閉口端222は管継ぎ手21の入気口211を封鎖し、このとき、空気は燃料システムの正常経路を通り、主入気管11のスロットル111よりベンチュリー管16に進入し、導管12よりベンチュリー管16中に進入不能で、慢速時或いはエンジンを起動して車両走行待機の混合比状態を形成する。
使用者がアクセルペダル13を踏んでエンジン回転速度を増す時、スイッチ3とアクセルペダル13の間距(d)は即ちエンジン回転速度の加速量に対応し、この加速量はアクセルペダル13が踏まれた後にエンジン回転速度を1000から2000回転に上昇させる保留量であり、エンジンの回転速度が1000から2000回転の間に上昇する時、アクセルペダル13の下側がスイッチ3に接触する。或いはスイッチ3はアクセルセットの加速連接棒部分に設置され、アクセルペダル13により連接棒が駆動されて移動してスイッチ3に接触するものとされ、このときスイッチ3への接触によりリレー14内部の電力通路が切り換えられて、コントロールバルブ22の軸棒221が駆動されて縮入し、軸棒221の閉口端222の管継ぎ手21の入気口211に対する封鎖状態が解除され(図4参照)、並びにファンモータ23が導通して起動され回転し、空気が導管12内に導入され、並びに螺旋気流が形成されて管継ぎ手21の出気孔212よりベンチュリー管16中に進入し(図5)、これにより原燃料システムの空気進入量が比較的少ない欠点を補強し、これにより混合気の混合比を高め、最大の動力を発生できるようにし、機敏な加速の機能を達成することができる。
また、該コントロールバルブ22の調節弁226の調節により、軸棒221の閉口端222の管継ぎ手21の入気口211に対する閉鎖程度を変更でき、これにより空気の流量が過大となり混合気が希薄となりすぎるのを防止することができる。
本考案の配置表示図である。 本考案のコントロールバルブセットの部品組合せ表示図である。 本考案の常態時の空気流動方向表示図である。 本考案のコントロールバルブセットの動作表示図である。 本考案の増圧時の空気流動方向表示図である。
符号の説明
10 空気フィルタ
11 主入気管
111 スロットル
12 導管
13 アクセルペダル
14 リレー
15 ガソリンポンプ
16 ベンチュリー管
2 コントロールバルブセット
21 管継ぎ手
211 入気口
212 出気孔
22 コントロールバルブ
221 軸棒
222 閉口端
223 磁力端
224 ストッパブロック
225 弾性部品
226 調節弁
23 ファンモータ
3 スイッチ
d 間距

Claims (7)

  1. 導管とコントロールバルブセットを具え、
    該導管はエンジン燃料システムの空気フィルタの入気口と主入気管のスロットル後段の間に設けられ、
    該コントロールバルブセットは主体がコントロールバルブとされ、該コントロールバルブが回路でスイッチに接続され、且つ該コントロールバルブに別に補助の調節弁が設けられ、調節弁によりコントロールバルブの開放度のリミットが設定され、
    スイッチがコントロールバルブの開閉を制御して導管と空気フィルタ入気口の連通を形成することを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置。
  2. 請求項1記載のエンジンの補助空気供給装置において、コントロールバルブが電磁弁とされたことを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置。
  3. 請求項1記載のエンジンの補助空気供給装置において、コントロールバルブセットがファンモータを具えて補助の動力を供給することを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置。
  4. 請求項1記載のエンジンの補助空気供給装置において、スイッチがリレーに接続され、リレーの接点が電源端に接続され、リレーの別の接点がコントロールバルブセットのコントロールバルブに接続されたことを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置。
  5. 請求項1記載のエンジンの補助空気供給装置において、スイッチがアクセルセットのアクセルペダル下側に設置され、並びにアクセルペダルと間距を保持することを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置。
  6. 請求項1記載のエンジンの補助空気供給装置において、スイッチがアクセルセットの加速連接棒の下側に設置され、並びに加速連接棒と間距を保持することを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置。
  7. 請求項1記載のエンジンの補助空気供給装置において、スイッチが空気フィルタに連設されたことを特徴とする、エンジンの補助空気供給装置。
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