JP3108962U - 携帯電話機型玩具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 幼児が興味をもって楽しく、疑似コミュニケーションによる言葉遊びを行うことができる携帯電話機型玩具を提供する。
【解決手段】 携帯電話機型玩具1は、電話機本体2と表示部6付きの蓋体3とをヒンジ部4により開閉可能に連結することで構成されている。電話機本体2と蓋体3には、音感知センサ8と音声発生用スピーカ9とが設けられ、またメインスイッチ11も設けられている。該玩具の内部には、メインスイッチ11のオンまたは音感知センサ8による音感知によって、表示部6に適宜の表示画像を表示するとともに、予め記憶したフレーズをスピーカ9から出力させるCPU10を備えている。このCPUは、音感知センサ8によって幼児の話し声が途切れたときに、適宜のフレーズを出力するように構成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 携帯電話機型玩具1は、電話機本体2と表示部6付きの蓋体3とをヒンジ部4により開閉可能に連結することで構成されている。電話機本体2と蓋体3には、音感知センサ8と音声発生用スピーカ9とが設けられ、またメインスイッチ11も設けられている。該玩具の内部には、メインスイッチ11のオンまたは音感知センサ8による音感知によって、表示部6に適宜の表示画像を表示するとともに、予め記憶したフレーズをスピーカ9から出力させるCPU10を備えている。このCPUは、音感知センサ8によって幼児の話し声が途切れたときに、適宜のフレーズを出力するように構成されている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、幼児が興味をもって楽しく言葉遊びを行うことができる疑似コミュニケーション用の携帯電話機型玩具に関する。
幼児用おもちゃとして、擬似的にコミュニケーションを行える対話型の玩具が、人形型のもの、ロボットタイプのもの、あるいは犬、猫などの動物タイプのもの等、各種提案されている。さらに、最近では、携帯電話機などを模したものも知られている。
この種従来の携帯電話機型玩具として、たとえば携帯電話機としての機能に加えて、動画を表示する表示部を備え、また音声やメロディ音を聞くことができるものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上述した従来の携帯電話機型玩具は、本物の携帯電話機としての機能、たとえば着信を検知する機能等も有しているので、玩具としては、構造が複雑であり、コスト面で問題となり、また幼児にとって興味をもち、楽しく遊ぶ要素に欠けるという問題があった。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、幼児が興味をもって楽しく言葉遊びを行うことができる疑似コミュニケーション用の携帯電話機型玩具を得ることを目的とする。
このような目的に応えるために本考案(請求項1記載の考案)に係る携帯電話機型玩具は、電話機本体と表示部付き蓋体とを開閉可能に連結してなる折り畳み式携帯電話機に合わせた形状を呈する携帯電話機型玩具であって、この携帯電話機型玩具は、幼児の話し声を音として感知する音センサを有するとともに話し声の途切れを判断する機能を有する音感知手段と、予め記憶したフレーズをスピーカから音声出力する音声発生手段と、前記音感知手段からの信号により前記音声発生手段での音声出力を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする。
本考案(請求項2記載の考案)に係る携帯電話機型玩具は、請求項1記載の携帯電話機型玩具において、携帯電話機型玩具はメインスイッチを備え、このメインスイッチのキー操作時、音センサによる音感知時あるいは蓋体の開蓋時のいずれかによって起動されるように構成されていることを特徴とする。
本考案(請求項3記載の考案)に係る携帯電話機型玩具は、請求項1または請求項2記載の携帯電話機型玩具において、携帯電話機型玩具は、起動することにより蓋体の表示部にキャラクタ画像を表示するように構成されていることを特徴とする。
本考案(請求項4記載の考案)に係る携帯電話機型玩具は、請求項3記載の携帯電話機型玩具において、表示部に表示されるキャラクタ画像を変更する手段を備えていることを特徴とする。
以上説明したように本考案に係る携帯電話機型玩具によれば、構造が簡単であるにもかかわらず、たとえば幼児が該玩具をもって蓋体を開いたり、メインスイッチをオンしたり、あるいは適宜の言葉を発することにより、その話し言葉が途切れたときに、予め記憶しているフレーズが順次音声出力されることになり、幼児が興味をもって楽しく、擬似的な言葉遊びをすることができる。
また、本考案によれば、幼児が蓋体を開けることで表示部に適宜のキャラクタ画像を表示するように構成することにより、より一層の面白味を幼児に与えることができる。このような画像を変更可能に構成すれば、その効果は倍加する。
さらに、本考案によれば、擬似的なコミュニケーションを行える程度の機能を備えていればよいことから、内部構造も簡単であり、コスト的にも安価に構成でき、玩具としての機能を発揮させ得るものである。
図1ないし図3は本考案に係る携帯電話機型玩具の一実施の形態を示すものであり、これらの図において、符号1は一般に知られている折りたたみ式の携帯電話機に合わせた形状をもつ携帯電話機型玩具であり、電話機本体2と蓋体3とを備え、これらはヒンジ部4により開閉可能に連結されている。なお、図中5は一般的な携帯電話機を模した擬似的なキー操作部で、このキー操作部5は機能しない単純な装飾となっているところである。
6は携帯電話機型玩具1において蓋体2を開いたとき等に予め記憶している適宜のキャラクタ画像が表示される表示部であり、一般に知られている液晶パネルで構成されている。なお、7は蓋体2に設けた疑似的なアンテナである。
前記携帯電話機型玩具1は、図1、図2に示すように、幼児の話し声を音として感知する音センサ8を有するとともに話し声の途切れを判断する機能を有する音感知手段14と、記憶手段としてのメモリ12に予め記憶した各種のフレーズを音声出力手段であるスピーカ9から音声出力する音声発生手段13とを備えている。
さらに、この携帯電話機型玩具1は、音感知手段14からの信号により前記音声発生手段13での音声出力を制御する制御手段としてのCPU10を備えている。このCPU10は、前記表示部6でのキャラクタ画像の表示を制御し、また該画像を適宜変更できるような制御機能をも備えている。このような種々のキャラクタ画像は、前記メモリ12に記憶しておけばよい。
以上の構成において、携帯電話機型玩具1は、前述したメインスイッチ11のキー操作時にオン起動されるように構成している。しかし、これに限らず、音センサ8により外部の音、たとえば幼児の話し声を感知することでオン起動されるように構成してもよい。さらに、玩具1の蓋体2を開蓋操作したときに、ヒンジ部4等に設けたセンサでオンするように構成してもよい。
このような携帯電話機型玩具1は、以下のように動作される。
すなわち、玩具1の蓋体3を開蓋操作すると、図3のS101からS102に進み、メインスイッチ11がオンしているか否かの判断を行う。オンされたときは、幼児が遊びに入ったと判断し、S103で音検出を行う。すなわち、音センサ8により幼児の話し声を検出するか否かを判断し、音が感知されると、S104に進み、その話し声が途切れたか否かを判断する。そして、途切れたと判断すると、S105に進み、音声発生手段13をオン状態、つまり該手段13によってスピーカ9から適宜のフレーズの音声を出力する。
また、上述したメインスイッチ11がオフ状態であっても、音センサ8が音を感知したとS106で判断されたときには、そのままS104、S105に進んで、音声出力を行うように構成してもよい。
すなわち、玩具1の蓋体3を開蓋操作すると、図3のS101からS102に進み、メインスイッチ11がオンしているか否かの判断を行う。オンされたときは、幼児が遊びに入ったと判断し、S103で音検出を行う。すなわち、音センサ8により幼児の話し声を検出するか否かを判断し、音が感知されると、S104に進み、その話し声が途切れたか否かを判断する。そして、途切れたと判断すると、S105に進み、音声発生手段13をオン状態、つまり該手段13によってスピーカ9から適宜のフレーズの音声を出力する。
また、上述したメインスイッチ11がオフ状態であっても、音センサ8が音を感知したとS106で判断されたときには、そのままS104、S105に進んで、音声出力を行うように構成してもよい。
ここで、上述したスピーカ9から出力するフレーズとしては、幼児語である「お名前は?」、「お年は?」、「いくつですか?」等といったフレーズを、適宜の数だけ記憶しておき、それを適宜のタイミングで順次出力するように構成すればよい。
このような構成による携帯電話機型玩具1によれば、たとえば幼児が該玩具をもって蓋体を開いたり、メインスイッチをオンしたり、あるいは適宜の言葉を発することにより、その話し言葉が途切れたときに、予め記憶しているフレーズが順次音声出力されることになり、幼児が興味をもって楽しく、擬似的な言葉遊びをすることができる。
また、幼児が蓋体3を開けることで表示部6に適宜のキャラクタ画像を表示することにより、より一層の面白味を幼児に与えることができる。このような画像を変更可能に構成すれば、その効果は倍加する。
さらに、このような構成による携帯電話機型玩具1は、擬似的なコミュニケーションを行える程度の機能を備えていればよいことから、内部構造も簡単であり、コスト的にも安価に構成でき、玩具としての機能を発揮させ得るという利点がある。
なお、本考案は上述した実施の形態で説明した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることはいうまでもない。
たとえば上述した実施の形態では、メインスイッチ11を特別に設けているが、これに限定されず、蓋体3の開蓋操作でオンするスイッチを、このメインスイッチとして用いてもよい。
たとえば上述した実施の形態では、メインスイッチ11を特別に設けているが、これに限定されず、蓋体3の開蓋操作でオンするスイッチを、このメインスイッチとして用いてもよい。
また、上述した表示部6に表示するキャラクタ画像としても、種々のものがあり、場合によっては動画を表示するように構成してもよい。
さらに、上述したメインスイッチ11を電話機本体2の側部に設けたが、これに限定されず、前記キー操作部5のいずれかのスイッチ釦を該メインスイッチとして用いるように構成してもよい。
さらに、上述したメインスイッチ11を電話機本体2の側部に設けたが、これに限定されず、前記キー操作部5のいずれかのスイッチ釦を該メインスイッチとして用いるように構成してもよい。
1…携帯電話機型玩具、2…電話機本体、3…蓋体、4…ヒンジ部、5…キー操作部、6…表示部、7…アンテナ、8…音センサ、9…スピーカ(音声出力手段)、10…CPU(制御手段)、11…メインスイッチ、12…メモリ(記憶手段)、13…音声発生手段、14…音感知手段。
Claims (4)
- 電話機本体と表示部付き蓋体とを開閉可能に連結してなる折り畳み式携帯電話機に合わせた形状を呈する携帯電話機型玩具であって、
この携帯電話機型玩具は、幼児の話し声を音として感知する音センサを有するとともに話し声の途切れを判断する機能を有する音感知手段と、予め記憶したフレーズをスピーカから音声出力する音声発生手段と、前記音感知手段からの信号により前記音声発生手段での音声出力を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする携帯電話機型玩具。 - 請求項1記載の携帯電話機型玩具において、
前記携帯電話機型玩具はメインスイッチを備え、このメインスイッチのキー操作時、音センサによる音感知時あるいは蓋体の開蓋時のいずれかによって起動されるように構成されていることを特徴とする携帯電話機型玩具。 - 請求項1または請求項2記載の携帯電話機型玩具において、
携帯電話機型玩具は、起動することにより蓋体の表示部にキャラクタ画像を表示するように構成されていることを特徴とする携帯電話機型玩具。 - 請求項3記載の携帯電話機型玩具において、
前記表示部に表示されるキャラクタ画像を変更する手段を備えていることを特徴とする携帯電話機型玩具。
Priority Applications (1)
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JP2004007539U JP3108962U (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 携帯電話機型玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004007539U JP3108962U (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | 携帯電話機型玩具 |
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Family Applications (1)
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2004
- 2004-11-24 JP JP2004007539U patent/JP3108962U/ja not_active Expired - Fee Related
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