JP3108917U - 身体清拭タオル - Google Patents

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奈美子 山田
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【課題】 袋に包装した身体清拭タオルを、袋から取り出した後、使用者の手に取り付ける手間を減らす。
【解決手段】 身体清拭タオルは、シート状のタオル1を折って長方形状の扁平筒状にし、扁平筒状のタオル1の一端の開口側のほぼ半分に使用者の片手の親指以外の4本の指を挿入可能にした折り畳み状態で、又は、更に、扁平筒状のタオル1の他のほぼ半分を折り返して扁平筒状のタオル1を二つ折りにした折り畳み状態で、袋11に包装している。
【選択図】 図1

Description

本考案は、病気や障害などにより入浴し難い人の身体を介護者が拭いて清潔にするのに用いる身体清拭タオルに関する。
市販の代表的な身体清拭タオルは、長方形シート状のタオルであり、不織布で構成している。これに身体の清浄用ないし消毒用の液体を浸み込ませて、ウエットタオルにしている。この長方形シート状のウエットタオルは、巻いて丸棒状にし、丸棒状のタオルを個別に細長い袋に包装している。身体清拭タオルの使用者、介護者は、包装袋を破ってタオルを取り出し、タオルで被介護者の身体を拭いて清潔にする。使用済みの汚れたタオルは、破棄する。
身体清拭タオルは、紙や織布で構成したもの、ドライタオルにしたもの、多数枚を積層して袋に包装したものもある。
特許文献1に開示された清拭用シートは、長方形のシートを袋状に構成している。使用者は、袋状のシート内に片手の全体又は片手の2本の指を挿入して使用する。
特開平9−234168号公報
病院や福祉施設で介護者が、タオルを巻いて包装した身体清拭タオルを使用する態様は、次の通りである。丸棒状に巻いたタオルは、包装袋から取り出した後、展開してほぼ正方形の平板状にし、ほぼ正方形状のタオルを三つ折にして長方形の扁平筒状にする。扁平筒状のタオルは、一端の開口側の半分弱に片手の親指以外の4本の指を挿入し、他の半分強を手の平側に折り返して二つ折りにし、折り返し部分の先端を内側に折り曲げて非折り返し部分と手の平との間に差し込む。介護者は、このようにしてタオルを片手に取り付け、その片手の親指と人差し指でタオルを挟んで固定しつつ、タオルの折り返し部分で被介護者の身体を清拭する。
身体清拭タオルを使用者の手に取り付けるときは、上記の通り、タオルを包装袋から取り出した後、丸棒状のタオルを展開する工程、平板状のタオルを折って扁平筒状にする工程、扁平筒状のタオルを二つ折りにする工程と、タオルの折り返し部分の先端を折り込む工程を経ることになる。タオルを展開したり、折ったりする工程の数が多い。使用者は、タオルを手に取り付けるのに、多くの手間が掛かる。
[課題を解決するための着想]
1)身体清拭タオルを使用者の手に取り付ける際の工程数、使用者の手間を減らすため、タオルを折って扁平筒状にした状態で袋に包装することとした。使用時に、丸棒状のタオルを展開する工程と、平板状のタオルを折って扁平筒状にする工程が省かれる。
2)また、扁平筒状に折ったタオルを二つ折りにした状態で袋に包装することとした。使用時に、丸棒状のタオルを展開する工程と、平板状のタオルを折って扁平筒状にする工程、及び、扁平筒状のタオルを二つ折りにする工程が省かれる。
1)身体清拭タオルは、シート状のタオルを折って長方形状の扁平筒状にし、扁平筒状のタオルの一端の開口側のほぼ半分に使用者の片手の親指以外の4本の指を挿入可能にし、この折り畳み状態で袋に包装している。
2)身体清拭タオルは、シート状のタオルを折って長方形状の扁平筒状にし、扁平筒状のタオルの一端の開口側のほぼ半分に使用者の片手の親指以外の4本の指を挿入可能にし、扁平筒状のタオルの他のほぼ半分を折り返して扁平筒状のタオルを二つ折りにし、この折り畳み状態で袋に包装している。
身体清拭タオルは、タオルを折って扁平筒状にし、扁平筒状のタオルの一端の開口側のほぼ半分に使用者の片手の親指以外の4本の指を挿入可能にした折り畳み状態で、又は、更に、扁平筒状のタオルの他のほぼ半分を折り返して扁平筒状のタオルを二つ折りにした折り畳み状態で、袋に包装している。
身体清拭タオルは、扁平筒状のタオルの一端の開口側のほぼ半分に使用者の片手の親指以外の4本の指を挿入可能にした折り畳み状態で包装しているので、包装袋から取り出した後、使用者の手に取り付けるまでの工程数が減る。使用者は、身体清拭タオルを手に取り付ける手間が減る。
[第1例(図1〜図7参照)]
本例の身体清拭タオルは、図1に示すように、長方形状の扁平筒状に折ったタオル1を個別に長方形状の扁平な袋11に包装している。
タオル1の素材は、綿の不織布である。また、図2(a)に示すように、長方形のシート状であり、長辺が短辺の2倍位である。この長方形状のタオル1は、短辺と並行する中心線を折り目2にして、同図(b)に示すように、二つ折りにする。ほぼ正方形状になる。ほぼ正方形状のタオル1は、図3(a)に示すように、一辺のほぼ三等分位置を通過してその辺に直交する2本の直線を2本の折り目3にして、同図(b)に示すように、三つ折りにする。
タオル1は、図4に示すように、長方形状の扁平筒状になる。長さが28cmで、幅が約9cmである。扁平筒状のタオル1は、両端の開口の幅が約9cmであり、図5に示すように、一端の開口側のほぼ半分、半分弱に使用者の片手hの親指以外の4本の指が挿入可能である。また、他端の開口側の半分弱にも、使用者の片手hの親指以外の4本の指が挿入可能である。
扁平筒状のタオル1は、身体の清浄用ないし消毒用の液体を浸み込ませて、ウエットタオルにしている。その液体には、エタノール、パラベン類、キトサン・コラーゲン液と精製水からなる液体が例示される。また、精製水、パラベン類、プロピレングリコールと塩化ベンザルコニウムを含む液体が例示される。
ウエットタオル1は、図4に示す長方形状の扁平筒状に折り畳んだ状態で、図1に示すように、長方形状の扁平な袋11に包装している。袋11は、先ず、長方形状の合成樹脂フイルムを筒状に折り曲げて両側部12を重ねて溶着し、長方形状の扁平な筒に形成する。この筒は、長方形状の扁平筒状のウエットタオル1より一回り大きい。筒には、一端の開口からウエットタオル1を挿入し、筒の両端の開口部13をそれぞれ溶着して閉鎖する。袋11は、ウエットタオル1を長方形状の扁平筒状の形態のまま密閉して包装している。袋11の素材、合成樹脂フイルムは、ウエットタオル1に浸み込んだ液体の蒸気が通過し難い単層フイルム又は複合フイルムである。
この身体清拭タオルを使用する場合、使用者は、包装袋11を破り、包装袋11からウエットタオル1を扁平筒状の形態のまま取り出す。この扁平筒状のタオル1は、図5に示すように、一端の開口側の半分弱に使用者の利き手、右手hの親指以外の4本の指を挿入する。次に、タオル1は、これに挿入した右手hの指先から少し向う側に離れた位置を横断する直線を折り目31にして、図6に示すように、他端の開口側の半分強を右手hの手の平側に折り返して二つ折りにする。半分強の折り返し部分32は、半分弱の非折り返し部分の上に重なり、その先端33が非折り返し部分から突出する。その後、折り返し部分32は、先端33を、図7に示すように、右手hの手の平側、内側に折り曲げて非折り返し部分と手の平との間に差し込む。
介護者は、このようにしてタオル1を片手hに取り付け、その手hの親指を人差し指側に押し付けてタオル1の一部を挟み、タオル1を親指で固定しつつ、タオル1の折り返し部分32で被介護者の身体を清拭する。使用後、汚れたタオル1は、破棄する。タオル1は、使い捨てである。
[第2例(図8参照)]
本例の身体清拭タオルは、図8に示すように、長方形状の扁平筒状に折ったタオル1を二つ折りにした状態で、個別に長方形状の扁平な袋11に包装している。
長方形状の扁平筒状のタオル1は、前例において図4に示したタオル1と同じである。そのタオル1を二つ折りにする折り方は、前例において図5と図6に示した折り方と同じである。包装袋11内のタオル1は、扁平筒状のタオル1の半分強の折り返し部分32が半分弱の非折り返し部分の上に重なり、折り返し部分32の先端33が非折り返し部分から突出している。タオル1は、前例におけるのと同様に、ウエットタオルである。袋11は、長方形状の扁平筒状のタオル1を二つ折りにした形態より一回り大きい寸法である。袋11の構成や素材などの点は、前例におけるのと同様である。
この身体清拭タオルを使用する場合、使用者は、包装袋11を破り、包装袋11からウエットタオル1を扁平筒状の二つ折り形態のまま取り出す。折り返し部分32が非折り返し部分の上に重なったタオル1は、図6に示すように、非折り返し部分にその開口から使用者の利き手、右手hの親指以外の4本の指を挿入する。折り返し部分32は、右手hの手の平側に配置する。次に、折り返し部分32の先端33は、図7に示すように、右手hの手の平側、内側に折り曲げて非折り返し部分と手の平との間に差し込む。
介護者は、このようにしてタオル1を片手hに取り付け、前例におけるのと同様に、その手hの親指と人差し指でタオル1の一部を挟み、タオル1を親指で固定しつつ、タオル1の折り返し部分32で被介護者の身体を清拭する。その後、タオル1は、使い捨てる。
本例の身体清拭タオルを使用する場合、前例におけるのと比較すると、扁平筒状のタオル1を二つ折りにする手間が省かれる。
[変形例]
1)上記の実施形態の第1例と第2例において、タオル1は、ウエットタオルであるが、液体を浸み込ませていないドライタオルにする。
2)上記の実施形態の第1例と第2例において、タオル1の素材は、不織布であるが、紙や織布にする。
3)上記の実施形態の第1例において、片手hの4本の指を挿入した扁平筒状のタオル1を二つ折りにする際、折り返し部分32の先端33は、非折り返し部分から突出させ、非折り返し部分と片手hの手の平との間に折り込むが、非折り返し部分から突出させず、非折り返し部分と手の平との間に折り込まない。折り返し部分32は、一部を片手hの親指で人差し指側に押し付けて、タオル1を片手hに固定する。
4)上記の実施形態の第2例において、包装袋11内のタオル1の折り返し部分32の先端33は、非折り返し部分から突出しているが、突出させない。タオル1を使用する際、折り返し部分32の先端33は、非折り返し部分と片手hの手の平との間に折り込まない。折り返し部分32は、一部を片手hの親指で人差し指側に押し付けて、タオル1を片手hに固定する。
本考案の実施形態の第1例における身体清拭タオルの概略図、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線断面図、同図(c)は同図(a)のB−B線断面図。 同タオルの折り畳み前の状態の概略図、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図。 図2のタオルを二つ折りにした状態の概略図、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図。 図3のタオルを三つ折りにした状態、長方形状の扁平筒状のタオルの概略図、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図。 同扁平筒状タオルに使用者の右手の親指以外の4本の指を挿入した状態の概略平面図。 図5のタオルを折り返して二つ折りにした状態の概略平面図。 図6のタオルの折り返し部分の先端を折り込んだ状態の概略図、同図(a)は平面図、同図(b)は縦断側面図。 実施形態の第2例における身体清拭タオルの概略図、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のC−C線断面図、同図(c)は同図(a)のD−D線断面図。
符号の説明
1 身体清拭タオル、タオル、ウエットタオル
2 タオルの折り目
3 タオルの折り目
11 袋、包装袋
12 袋素材の合成樹脂フイルムの両側部、溶着部
13 袋素材の筒の端の開口部、溶着部
31 タオルの折り目
32 タオルの折り返し部分
33 タオルの折り返し部分の先端
h 使用者の利き手、右手、片手、タオルを使用する手

Claims (2)

  1. シート状のタオルを折って長方形状の扁平筒状にし、扁平筒状のタオルの一端の開口側のほぼ半分に使用者の片手の親指以外の4本の指を挿入可能にし、この折り畳み状態で袋に包装していることを特徴とする身体清拭タオル。
  2. シート状のタオルを折って長方形状の扁平筒状にし、扁平筒状のタオルの一端の開口側のほぼ半分に使用者の片手の親指以外の4本の指を挿入可能にし、扁平筒状のタオルの他のほぼ半分を折り返して扁平筒状のタオルを二つ折りにし、この折り畳み状態で袋に包装していることを特徴とする身体清拭タオル。
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