JP3108904U - ゴルフクラブのヘッドカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、ゴルフクラブをキャディバッグ内に収容する等して運搬したり、携行する時に、アイアンクラブのヘッド相互が振動による衝突や擦れる等して傷付くのを防止し、使用時にカバーを取り外さずに所望番数のアイアンクラブを外部から確認し、選択し、またキャディバッグに対する出し入れが容易かつ確実に行える等、取り扱いを簡便にする。
【解決手段】柔軟性部材により形成された横長のカバー本体1と、該カバー本体の裏面に側壁部2aの上端および下端を開口部3,3となし側端2bを前記カバー本体に固着することにより長手方向Xに交叉して複数個並設された略筒状のヘッド収納部2,2・・・2と、を有する。
【選択図】図1

Description

本考案はゴルフクラブのヘッドカバーに関し、ゴルフクラブをキャディバッグ内に収容する等して運搬したり、携行する時にアイアンクラブのヘッド相互が振動により衝突して擦れる等して傷付くのを防止し、しかも使用時にはカバーを取り外さなくても自己が欲する所望番数のアイアンクラブをカバーの外部から確認し、選択してキャディバッグ内の所望個所に容易かつ確実に出し入れすることができる等、取り扱いを簡便にするものである。
ゴルフクラブのヘッドを保護するためのカバーとしては、在来、各ゴルフクラブ毎のヘッドに一本づつ被せる単体カバーが多く普及していた。ところが、この単体カバーは、ゴルフクラブのサイズに合わせて、多種のカバーを必要とするので、不経済であり、ゴルフクラブの使用時または不使用時でのヘッドに対する着脱操作も繁多になり、取り扱いも不便になる。しかも、ヘッドから取り外される単体カバーは紛失することがあった。
このような単体カバーを使用する場合には、ゴルフクラブのサイズに合わせて、多種のカバーを必要とするので、使用時または不使用時でのヘッドに対する着脱操作が繁多になり、取り扱いも不便であるため、これらの欠点を解決するゴルフクラブのヘッドカバーとしてゴルフクラブをキャディバッグ(ゴルフバッグ)に収容した時に、ゴルフクラブ全体を一纏めにして一度にヘッドに被せる形式の袋状のカバーが従来あった(例えば特許文献1参照)。
また、他の従来例として横長の布地に複数の柔軟な袋体を連続して設けることにより多数のゴルフクラブのヘッドを個別に各袋体に収納することによりヘッド相互が振動により衝突して擦れる等して傷付くのを防止するものがあった(例えば特許文献2参照)。
特開平8−294554号公報 実開平5−33751号公報
ところで、上記特許文献1に記載の上記従来のゴルフクラブのヘッドカバーは、キャディバッグに収容するアイアンクラブ等のゴルフクラブ全体を一纏めにして袋状のカバーをヘッドに被せて包むものであるので、キャディバッグにより運搬したり、携行する時にカバー内に包み込まれているアイアンクラブのヘッド相互が振動により衝突したり、擦れる等して傷が付くとともに衝突音が発生する、という問題点があった。
また、特許文献2に記載の上記従来のゴルフクラブのヘッドカバーは、横長の布地に複数の柔軟な袋体を連続して設けることにより多数のゴルフクラブのヘッドを個別に各袋体内に収納するものであるので、キャディバッグを用いて運搬したり、携行する時に例えばアイアンクラブのヘッド相互が振動により衝突したり、擦れたりしないで済み、傷が付くのが防止される点で特許文献1に記載のヘッドカバーよりも優れている。
しかしながら、この特許文献2に記載のゴルフクラブのヘッドカバーは、特許文献1に記載のヘッドカバーと同様に、競技等のゴルフクラブの使用時にはヘッドカバーをヘッドから取り外さなければ、例えばプレイに必要な所望番数のアイアンクラブであるか否かをキャディバッグの外部から確認することができず、ゴルフクラブをキャディバッグから探して取り出すのに多くの時間および手間がかかる、という問題点があった。
しかも、ゴルフクラブの使用後は、使用時に取り外しておいたヘッドカバーの袋体内に下方からヘッドを再度収納してヘッドに被せた後にキャディバッグ内の所望個所にゴルフクラブを収容しなければならず、同様に事後処理も多くの時間および手間がかかり、取り扱いに不便であった。
このように、特許文献1、および特許文献2に記載の従来のゴルフクラブのヘッドカバーは、使用時にはカバーを必ず取り外す必要があり、しかも、カバーの取り外しを行わなければ所望番数のアイアンクラブを外部から確認し、プレイに必要な所望のゴルフクラブを選択することができなかった。その上、ゴルフクラブのキャディバッグに対する出し入れ操作が容易には行えず、取り扱いが繁多で不便なものであった。
本考案はかかる問題点を解決することを目的とする。即ち、本考案は、ゴルフクラブをキャディバッグ内に収容する等して運搬したり、携行する時に、アイアンクラブ等のヘッド相互が振動により衝突したり、擦れる等して傷付くのを防止し、しかも、ゴルフクラブの使用時にはカバーを取り外さなくても例えば所望番数のアイアンクラブを外部から容易に確認して選択し、さらには、カバーを取り外さなくてもキャディバッグの所望個所に所望のゴルフクラブを容易かつ確実に出し入れすることができる等、取り扱いを簡便にすることを目的とする。
本考案は上記課題に鑑みてなされ請求項1に記載の考案は、柔軟性部材により形成された横長のカバー本体と、側壁部の上端および下端を開口部となし側端を前記ヘッドカバーの裏面に固着することにより長手方向に交叉して複数個が並設された略筒状のヘッド収納部と、を有することを特徴とする。
また、本考案の請求項2に記載の考案は、請求項1において前記カバー本体が、長手方向の一端と他端とに対応して着脱可能に装着された適宜係止具と、上縁部および下縁部に装着され上辺および下辺の長さを伸縮して開閉可能になる開閉手段と、を有することを特徴とする。
また、本考案の請求項3に記載の考案は、請求項1または2において、前記ヘッド収納部が、その全部または一部を透明材により形成されていることを特徴とした。
また、本考案の請求項4に記載の考案は、請求項1〜3の何れか1項において、前記ヘッド収納部の側壁部には、アイアンクラブのヘッドの顎部外形に合致するくり部が、形成されることを特徴とする。
また、本考案の請求項5に記載の考案は、請求項1〜4の何れか1項において、前記係止具が、雄状の係止鉤群と該係止鉤群が係脱可能な雌状の係止ループ群とよりなる面ファスナーであるか、或いは、スライダーを有するファスナー、雄雌のスナップ、ボタンとボタン孔、及びマグネットによる磁気的吸引手段から選ばれる何れかであることを特徴とする。
また、本考案の請求項6に記載の考案は、請求項1〜5の何れか1項において、前記開閉手段が、前記カバー本体の上辺または下辺に沿って縫着したトンネル縁部内に挿通される締紐を備えた巾着であることを特徴とする。
本考案は、ゴルフクラブをキャディバッグ内に収容する等して運搬したり、携行する時に、アイアンクラブ等のヘッド相互が振動により衝突したり、擦れる等して傷付くのが防止でき、しかも、ゴルフクラブの使用時にはカバーを取り外さなくても例えば所望番数のアイアンクラブを外部から容易に確認して選択でき、さらには、カバーを取り外さなくてもキャディバッグの所望個所に所望のゴルフクラブを容易かつ確実に出し入れすることができる等、取り扱いが簡便になるという効果がある。
以下、図面に従って本考案を実施するための最良の形態ににつき、詳細に説明する。
図1は本考案のゴルフクラブのヘッドカバーの実施形態1の展開状態を示す斜視図、図2は同じくカバー本体の両端が僅かにつぼめられた斜視図、図3は同じく本実施形態1を構成するカバー本体の柔軟性部材を示す拡大断面図、図4は同じく本実施形態1のヘッドカバーによりヘッドが覆われゴルフクラブの使用状態の一例を示す拡大斜視図、図5は同じく不使時に折り畳んだ状態の斜視図である。
本実施形態1は、図1において、柔軟性部材により形成された横長のカバー本体1と、側壁部2aの上端および下端を開口部3,3となし、側端2b,2bを前記ヘッドカバー本体1の裏面に固着することにより長手方向Xに交叉して複数個が並設された略筒状のヘッド収納部2と、を有する。
また、前記カバー本体1が、図3において合成繊維、合成樹脂軟質シート、合成皮革、布等の何れかにより形成される表面部材4と、合成樹脂軟質シート、合成皮革、布等の何れかにより形成される裏面部材5と、前記表面部材4と裏面部材5との間に介在される合成樹脂発泡部材、海綿、綿等の緩衝部材6とを重合して形成される。
また、前記カバー本体1が、長手方向Xの一端1aと他端1bとに対応して着脱可能に装着された適宜係止具7と、上縁部および下縁部に装着され上辺J1および下辺J2の長さL1,L2を伸縮して開閉可能になる開閉手段8と、を装着している。
また、前記ヘッド収納部2は、柔軟性と伸縮性に富み、また引っ張り、圧縮、曲げに対して強度を発揮し、撥水性があり、汚れにも強い例えば合成繊維布、本実施形態1ではナイロン繊維布により形成される。また、このヘッド収納部2を形成するのには、例えば図1に示すように前記カバー本体1よりも幅狭の長さが長い前記合成繊維布を用いて連続した山形に折り畳むことにより、カバー本体1に対向する両端部2c,2dと折曲端に相当する側端2b,2b・・・とを前記カバー本体1の裏面にそれぞれ固着することにより形成される。この固着手段は縫着しても良いし、接着剤を用いて接着するほか、高周波溶着したり、超音波溶着する等の何れかにより容易に達成される。
そして、本実施形態1では、図1に示すようにこのヘッド収納部2,2・・・2は、3番アイアンから9番アイアンの7本と、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ、パター等との4本の合計11本のゴルフクラブのヘッドを収納するために11個が形成されるが、このヘッド収納部2,2・・・2は図示は代表的な例示であり、その増減変更は図示するものに限らず自由に変更することができる。
また、このヘッド収納部2,2・・・2の大きさは、例えばロングアイアンからショートアイアンはもとよりアイアンクラブIとしてヘッドの大きさが最も大きなサンドウェッジのヘッドを把持して充分に収容することができる大きさであるとともに、成人男性における平均人の手の拳が充分に挿入できる大きさの内径φに形成されている。
9は前記ヘッド収納部2,2・・・2の上縁および下縁の外側に縫着されたリボン状の補強布であり、この補強布9はヘッド収納部2,2・・・2の繊維糸の解れを防止するとともにヘッド収納部2,2・・・2に対するゴルフクラブのヘッドの出し入れ操作を摩擦による抵抗を軽減して迅速かつ円滑にするためのものである。
また、前記係止具7が、横長のカバー本体1の一端1aと他端1bとを係脱可能に係止することによりカバー本体1の両端1a,1bを略筒状に組み付けたり、またはカバー本体1を展開状態にするためのものであり、この係止具7は本実施形態1では図に示すように雄状の係止鉤群7Aと該係止鉤群7Aが係脱可能な雌状の係止ループ群7Bとよりなる面ファスナーが使用されるが、これは代表的な例示であり、係止具7としてはこのほかに図には示さないがスライダーを有するファスナー、雄雌のスナップ、ボタンとボタン孔、及びマグネットによる磁気的吸引手段から選ばれる何れかが使用されることにより横長のカバー本体1の一端1aと他端1bとは係脱可能に設けられる。
また、前記開閉手段8が、本実施形態1では図示するように前記カバー本体1の上辺J1または下辺J2に沿って縫着したトンネル縁部10内に挿通される締紐11を備えた巾着12である。13は前記締紐11の端部に装着された係止部品としてのフック材であり、このフック材13は後記ネット状の袋16や後記尾錠19等に係脱可能に係止される。
14は前記締紐11に摺動可能に装着されたストッパー部材であり、このストッパー部材14は公知形式のものが使用され、例えば内部に介装したコイルばねの附勢力を受ける摺動部品を締紐11の所望位置に止着させ、締紐11の開閉度を制御するためのものである。
なお、15は例えばドライバーD、ウッド、各種アイアンクラブI、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ、パター等のゴルフクラブを収容することにより運搬したり、携行するためのキャディバッグである。16は該キャディバッグ15の口部外周に手袋、ゴルフボール等の小物を収納するために設けたネット状の袋である。また、17は背負い紐18の尾錠19を着脱可能に取付けるための取付部である。
<カバーの被閉>
本考案のゴルフクラブのヘッドカバーの実施形態1は以上の構成からなり、ゴルフクラブ、すなわち、ドライバーD、ウッドのほか、各種アイアンクラブI、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ、パター等をキャディバッグ15内に収容して運搬したり、競技に際して携行するのには、ドライバーD、ウッド等のゴルフクラブを除いて各種アイアンクラブI、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ、パター等のゴルフクラブを、カバー本体1が柔軟性部材により横長に形成された本実施形態1のヘッドカバーにより覆うとともに、カバー本体1の裏面に形成されたヘッド収納部2,2・・・2内に前述の各種アイアンクラブI等のヘッドを個別に収納することによりキャディバッグ15にて運搬し、携行を行う。
この時、本実施形態1のゴルフクラブのヘッドカバーは、横長のカバー本体1の裏面に側壁部2aの上端および下端に開口部3,3を有する略筒状のヘッド収納部2,2・・・2が両端2c,2dと、側端2bとを固着することにより長手方向Xに交叉して複数個、図1では11個並設されることにより、上下方向および左右方向が対称構造に形成されているので、使用者はカバー本体1を例えば図1に示すように上辺J1を上側にするとともに下辺J2を下側に配した横長に使用することができるほか、図1とは上下が逆に上辺J1を下側に配置し、且つ下辺J2を上側に配置することにより使用することができ、カバー本体1を自己の好みに応じて右勝手または左勝手に使い勝手を違えて使用することができる。
そして、各種アイアンクラブI等のヘッドを覆うのには、先ず、横長のカバー本体1の裏面に長手方向Xに交叉して複数個が設けられ、側壁部2aの上端および下端に開口部3,3をそれぞれ有した略筒状のヘッド収納部2,2・・・2内にアイアンクラブI等のヘッドを個別に挿入して収納する。
この際、ヘッド収納部2,2・・・2内にアイアンクラブI等のヘッドを挿入する配列順序は、キャディバッグ15内に下方のグリップやシャフトが挿入される例えば3番アイアンから9番アイアンの各ゴルフクラブのヘッドを図1に示すヘッド収納部2,2・・・2の端から順に整然と収納しても良いし、または、使用者が使用頻度の多いアイアンクラブIに応じて使い易い位置のヘッド収納部2,2・・・2内にヘッドを収納する等、自己の好みに合致するように不規則な配列順序にてヘッド収納部2,2・・・2内にアイアンヘッドIを収納するようにしても良い。
次いで、横長のカバー本体1の長手方向Xの一端1aと他端1bとに対応して装着した適宜係止具7として本実施形態1では図1に示すように雄状の係止鉤群7Aを雌状の係止ループ群7Bに係止することにより横長のカバー本体1を無端状に組み付けることにより、ヘッド収納部2,2・・・2内にヘッドが前述のように収納されたアイアンクラブI等をカバー本体1内に巻き込んで一纏めにする。
そして、この状態においてカバー本体1の下縁部に下辺J2の長さを伸縮して開閉可能に設けられた開閉手段8、本実施形態1ではカバー本体1の下辺J2に沿って縫着したトンネル縁部10内に挿通されている巾着12の締紐11を引き締めることによりカバー本体1の下縁をつぼめてストッパー材14にて止着する。
そして、下側の巾着12の締紐11の端部に装着されている係止部品としてのフック材13をキャディバッグ15の口部外周に手袋、ゴルフボール等の小物を収納するために設けたネット状の袋16に係止したり、または取付部17に取付けられている背負い紐18の尾錠19等に係止することによりカバー本体1の下側をキャディバッグ15に固定して不用意にアイアンクラブIがキャディバッグ15内において移動するのを阻止する。
その後、カバー本体1の上縁部に上辺J1の長さを伸縮して開閉可能に設けられた開閉手段8、本実施形態1ではカバー本体1の上辺J2に沿って縫着したトンネル縁部10内に挿通されている巾着12の締紐11を引き締めてストッパー部材14にて止着することによりカバー本体1の上部をつぼめて閉じ、アイアンクラブIを覆う。
そして、同様に上側の巾着12の締紐11の端部に装着されている係止部品としてのフック材13を前記袋16に係止したり、または取付部17に取付けられている背負い紐18の尾錠19等に係止することによりカバー本体1の上側をキャディバッグ15に対して固定するとともに不用意にアイアンクラブIがキャディバッグ15内において移動するのを阻止する。この結果、ヘッド収納部2,2・・・2内に個別に収納されてカバー本体1内に包み込まれているアイアンクラブI等のヘッドは、キャディバッグ15により運搬したり、携行する時にヘッド相互が振動により衝突したり、擦れる等して傷が付くのが防止されとともに衝突音の発生もない。
<使用時または不使用時におけるゴルフクラブの出し入れ操作>
そして、競技に際しての自己が望む所望番数のアイアンクラブI、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ、パター等の何れかのゴルフクラブをキャディバッグ15から取り出すのには、先ずネット状の袋16、または背負い紐18の尾錠19等に対するフック材13の係止を解くことによりカバー本体1の上辺J1を閉じている上側の開閉手段8としての巾着12の締紐11の自由度を確保する。
次いで、カバー本体1の上辺J1を閉じている前記巾着12の締紐11を止着しているストッパ部材14の内部に介装したコイルばねの附勢力に抗して摺動部品を押し込むことによりこの締紐11に対する摺動部品の係止を解放した後に締紐11の止着位置から摺動部品を所望位置まで移動してカバー本体1の上部を開く。
その後、使用者がキャディバッグ15の口部にカバー本体1を取付けてヘッド収納部2,2・・・2内に個別にヘッドを挿入して収納したままカバー本体1を取り外すことなく、前述のように開閉手段8が開かれたカバー本体1内を上部から覗き込むという簡単な取り扱いにより、略筒状のヘッド収納部2,2・・・2の上方の開口部3を通じてこのヘッド収納部2,2・・・2の内部にヘッドが収納されているゴルフクラブが、何番のアイアンクラブIであるか、またピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ、パター等の何れかであるか否かを外部から容易かつ確実に確認することができる。
そして、使用者はカバー本体1をキャディバッグ15から取り外すことなく、取付けたまま、手をカバー本体1内に入れ、さらに略筒状の所望のヘッド収納部2内に上側の開口部3から手を差し込んでヘッドを握り、カバー本体1をしたまま外部から所望のアイアンクラブI等を取り出し、プレーに供することができる。
その後、プレーが済んだアイアンフクラブI等は、上側の開閉手段8としての巾着12が開かれているカバー本体1の上方からカバー本体1内の空のヘッド収納部2の上側の開口部3を通じてヘッド収納部2内に再びグリップ側から挿入されることによりそのヘッドがヘッド収納部2内に挿入され、アイアンクラブI等はキャディバッグ15内に収納される。
このようにして、競技中においてキャディバッグ15にカバー本体1を取付けたまま取り外すことなく、開閉手段8を開くことによりカバー本体1の外部から所望のアイアンクラブIを確認し、取り出すことができるとともにキャディバッグ15の所望位置に入れることができる。
そして、競技が済んでから、カバー本体1の上方に開かれている開閉手段8としての巾着12の摺動部品をコイルばねの附勢力に抗して押し込んで摺動することにより締紐11を引き締めるようにして開閉手段8を閉じ、締紐11の端部に装着されているフック材13を袋16または尾錠19等に固定し、しかもヘッド収納部2,2・・・2内に個別に収納されているヘッドをカバー本体1により包み込んで保護し、キャディバッグ15によりゴルフクラブを運搬、携行することができる。
図6に示すものは本考案の実施形態2である。この実施形態2では、ヘッド収納部2,2・・・2が、図6に示すように全部が透明な合成樹脂軟質シートのような透明材20により形成されるか、または図には示さないが一部が透明材20により形成されたことにより、ヘッド収納部2,2・・・2内にヘッドが収納されたままのゴルフクラブをヘッド収納部2,2・・・2内に収納したまま競技中でも前記実施形態1よりさらに容易かつ確実に確認することができる点で前記実施形態1とは異なる構成、作用であるほかは、前記実施形態1と同様の構成、作用である。
さらに、図7に示すものは本考案の実施形態3である。この実施形態3においては、ヘッド収納部2,2・・・2の側壁部2aにはアイアンクラブのヘッドの顎部外形Hに合致するくり部30が形成されることによりヘッド収納部2,2・・・2内に挿入されるゴルフクラブのヘッドがくり部30にヘッドの顎部外形Hが係合されて不用意な抜け出しを防止して確実に携行するようにした点が前記実施形態1および実施形態2と異なる構成、作用であるほかは前記実施形態1および実施形態2と同様の構成、作用である。
本考案は、ゴルフクラブをキャディバッグ内に収容する等して運搬したり、携行する時に、アイアンクラブ等のヘッド相互が振動により衝突したり、擦れる等して傷付くのを防止し、しかもゴルフクラブの使用時にはカバーを取り外さなくても例えば所望番数のアイアンクラブを外部から容易に確認して選択し、さらにはカバーを取り外さなくてもキャディバッグの所望個所に所望のゴルフクラブを容易かつ確実に出し入れすることができる等、取り扱いを簡便にするという用途・機能に適する。
図1は本考案のゴルフクラブのヘッドカバーの実施形態1の展開状態を示す斜視図である。 図2は同じくカバー本体の両端が僅かにつぼめられた斜視図である。 図3は同じく本実施形態1を構成するカバー本体の柔軟性部材を示す拡大断面図である。 図4は同じく同じく本実施形態1のヘッドカバーによりヘッドが覆われゴルフクラブの使用状態の一例を示す拡大斜視図である。 図5は同じく不使時に折り畳んだ状態の斜視図である。 図6は本考案のゴルフクラブのヘッドカバーの実施形態2の展開状態を示す斜視図である。 図7は本考案のゴルフクラブのヘッドカバーの実施形態3を示し、ヘッド収納部内にゴルフクラブのヘッドを収納した断面図である。
符号の説明
1 カバー本体
2 ヘッド収納部
2a 側壁部
2b 側端
3 開口部
7 係止具
8 開閉手段
11 締紐
12 巾着
13 フック材
14 ストッパ−部材
15 キャディバッグ
I アイアンクラブ
J1 上辺
J2 下辺
L1 長さ
L2 長さ
X 長手方向

Claims (6)

  1. 柔軟性部材により形成された横長のカバー本体と、側壁部の上端および下端を開口部となし側端を前記カバー本体の裏面に固着することにより長手方向に交叉して複数個が並設された略筒状のヘッド収納部と、を有することを特徴とするゴルフクラブのヘッドカバー。
  2. 前記カバー本体が、長手方向の一端と他端とに対応して着脱可能に装着された適宜係止具と、上縁部および下縁部に装着され上辺および下辺の長さを伸縮して開閉可能になる開閉手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブのヘッドカバー。
  3. 前記ヘッド収納部が、その全部または一部を透明材により形成されていることを特徴とした請求項1または2に記載のゴルフクラブのヘッドカバー。
  4. 前記ヘッド収納部の側壁部には、アイアンクラブのヘッドの顎部外形に合致するくり部が形成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のゴルフクラブのヘッドカバー。
  5. 前記係止具が、雄状の係止鉤群と該係止鉤群が係脱可能な雌状の係止ループ群とよりなる面ファスナーであるか、或いは、スライダーを有するファスナー、雄雌のスナップ、ボタンとボタン孔、及びマグネットによる磁気的吸引手段から選ばれる何れかであることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のゴルフクラブのヘッドカバー。
  6. 前記開閉手段が、前記カバー本体の上辺または下辺に沿って縫着したトンネル縁部内に挿通される締紐を備えた巾着であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のゴルフクラブのヘッドカバー。
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