JP3108140U - 安全標識用コーン - Google Patents

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恒男 後藤
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株式会社ポータ工業
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【課題】爆薬(弾)等の危険物を仕掛けられるのを防止できる安全標識用コーンを提供する。
【解決手段】円錐状筒体11の下端に台板部12を設けたコーン本体1と、前記筒体11の略上半部側を被覆させて設けた反射カバー2とを備え、前記コーン本体1は内部を透視できるように、透明又は半透明性のプラスチックで構成する。反射カバー2は基材シート22に再帰反射性フィルムシート材23を重合して溶着した再帰反射性シート材で構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は路上の工事現場や事故現場等に起立して設置され、車両の交通規制その他の安全標識等として使用する安全標識用コーンに関する。
従来、この種安全標識用コーンとして、赤色等に着色したもの(カラーコーンと称されている)が一般に知られている。また、他の従来例として、前記カラーコーンの円錐状筒体の外周面に、帯状等に形成した再帰反射性フィルムシートを接着したものもある。
ところで、近時においては、特に外国で爆薬(弾)等を用いたテロ事件が多発している。また、我が国においてもテロ事件が発生する恐れが充分にあるといわれている。
爆薬等は建造物の内部は勿論、建造物の外部の各種の設置物等にも仕掛けられる。そのため、例えば、路上に設置してある安全標識用コーンの内部にも爆薬等を仕掛けられる危険性がある。
しかるに、従来の安全標識用コーンは上述したように、赤色等で全体的に着色されているため、円錐状筒体内を外部から透視することができない。したがって、従来の安全標識用コーンは、内部に爆薬(弾)等の危険物を仕掛けられる恐れがあると共に、前記コーン内に爆薬等の危険物を仕掛けられた場合、外部からは見えないため、確認作業に手間が掛かる問題を有している。
本考案は上記のような実情に鑑み、安全標識用コーンを標的とされ、内部に爆薬(弾)等の危険物を仕掛けられた場合、外部から容易に確認できるようにし、もって、爆薬(弾)等を仕掛けられるのを防止した安全標識用コーンを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本考案は、円錐状筒体の下端に台板部を設けたコーン本体と、前記円錐状筒体の略上半部側を被覆させて設けた反射カバーとを備え、前記コーン本体は内部を透視できるように、透明又は半透明性のプラスチックで構成され、前記反射カバーは再帰反射性フィルムシート材を含んで構成されていることを特徴とする。
本考案において、前記反射カバーは、前記円錐状筒体の上端部近くから前記筒体の高さの約1/2ないし約2/3程度の部位にわたって被覆する構成を採用することができる。
また、本考案において、前記反射カバーは、再帰反射性フィルムシート材により、白色系反射部と赤色系反射部とを備えた構成を採用することができる。
本考案によれば、円錐状筒体の下半部側(反射カバーが被覆されていない部位)は、前記筒体の内部を外部から透視できるので、コーン内に爆薬(弾)等を仕掛けられている場合、外部から容易に確認することができる。したがって、犯人側においては都合が悪くなるので、安全標識用コーン内に爆薬(弾)等の危険物を仕掛けられるのを防止することができる。
以下、図面を参照して、本考案の実施の形態の一例を説明する。
図1は本考案の安全標識用コーンの一実施の形態を示すものであって、同図(a)は縦断面図、同図(b)は同図(a)のA−A線拡大断面図、図2は同上安全標識用コーンを分解して示す説明図、図3は反射カバーの一部を拡大して示す縦断面図、図4は作用説明図である。
上記図1ないし図4において、この実施の形態の安全標識用コーンは、コーン本体1と、このコーン本体1の所定部を被覆して設けられる反射カバー2とからなっている。
前記コーン本体1は、円錐状筒体11と、この筒体11の下端に設けられ、筒体11を安定して立設する台板部12とからなっている。前記筒体11及び台板部12は透明又は半透明性の硬質のプラスチックで一体成型されている。これにより、前記筒体11の内部は外部から透視できるように構成されている。
前記反射カバー2は前記筒体11の略上半部側を被覆させて設けてある。この実施の形態の反射カバー2は、塩化ビニル等の基材シート22に再帰反射性フィルムシート材23を重合して高周波ウェルダー等により加工処理して両者22,23を溶着した再帰反射性シート材21で、前記筒体11の略上半部に対応した円錐状に形成されている。
この実施の形態の反射カバー2は、上下端を開口し、前記筒体11の上端近くから筒体の高さの約2/3程度の部位を被覆する大きさの円錐筒状に形成したものが開示されている。
そして、反射カバー2を前記筒体11に被冠して筒体11の外側面を被覆させてある。なお、反射カバー2は、これを筒体11に被冠すると、筒体11の外側面に密着して固定されるが、所望に応じて接着剤によりカバー2の適当箇所を筒体11に接着してもよい。
上記構成により、前記筒体11の下半部側、即ち、反射カバー2で被覆されていない部位30(図4参照)は、筒体11の内部を外部から透視できるようになっている。
前記再帰反射性フィルムシート材23としては、無着色のもの(一般に白色と称している)と黄色やオレンジに近い赤形の色で着色したものとがあり、これらは一般に市販されている(例えば商品名、リフレクサイト、登録商標)。
前記再帰反射性フィルムシート材23は白色(無着色)をベースとして構成され、また、着色再帰反射性フィルムシート材は白色のベース原料に着色剤等を混合して製造されている。そのため、反射輝度において白色(無着色)の方が着色したものより優れている。特に夜間においては両者の差は明確になる。つまり、白色のものは反射輝度が強いため視認性が良好であるが、着色したものは白色のものと比べ反射輝度が弱いため、視認性が低下する。
一方、前記したように、白色は夜間においては視認性が良好であるが、昼の時間帯などにおいては視認性が着色のものに比べ悪くなる。この点、着色したものは昼の時間帯においては白色のものに比べ視認性がよい。
この実施の形態では再帰反射性フィルムシート材23として、白色再帰反射性フィルムシート材を採用している。そして、前記シート材23の表面に透明の赤インク(染料等)を図において左右方向に所望の巾、かつ、上下方向に適当な間隔を存して印刷し、白色と赤色で縞模様状に形成してある。これにより、反射シートには、白色系反射部24と赤色系反射部25とが横縞状に形成されている。
上記構成を採用すると、昼間の時間帯においては、赤色系反射部25の部分が視認性が良くなり、また、夜間においては白色系反射部24が強い反射光を発するので視認性が良くなる。したがって、実施の形態の安全標識用コーンによれば、昼夜を問わずに視認性を向上させることができる。
なお、この場合、上述した赤インクに代え、白色再帰反射性フィルムシート材の表面に赤色系の着色再帰反射性フィルムシート材を適当な巾の帯状に形成したものを貼着する構成を採用することもできる。図4において、31は人間の目、32は爆薬(弾)等の危険物を示す。
実施の形態の安全標識用コーンは上記のように構成したもので、従来の安全標識用コーンと同様に使用するものである。そして、この実施の形態の安全標識用コーンの円錐状筒体11の下半部側(反射カバー2が被覆されていない部位30)は、筒体11の内部を外部から透視できるので、図4に示すように、コーン内に爆薬(弾)32等を仕掛けられている場合、外部から容易に発見(確認)することができる。
なお、上記した実施の形態は一例として開示したもので、本考案は上記の実施の形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の技術思想を越脱しない範囲内において任意に変更可能なものである。
本考案の安全標識用コーンの一実施の形態を示すもので、同図(a)は縦断面図、同図(b)は同図(a)のA−A線端面図である。 同上安全標識用コーンを分解して示す説明図である。 反射カバーの一部を拡大して示す縦断面図である。 同上安全標識用コーンの作用説明図である。
符号の説明
1 コーン本体
2 反射カバー
11 円錐状筒体
12 台板部
22 基材シート
23 再帰反射性フィルムシート材

Claims (3)

  1. 円錐状筒体の下端に台板部を設けたコーン本体と、前記円錐状筒体の略上半部側を被覆させて設けた反射カバーとを備え、
    前記コーン本体は内部を透視できるように、透明又は半透明性のプラスチックで構成され、
    前記反射カバーは再帰反射性フィルムシート材を含んで構成されていることを特徴とする、
    安全標識用コーン。
  2. 前記反射カバーは、前記円錐状筒体の上端部近くから前記筒体の高さの約1/2ないし約2/3程度の部位にわたって被覆されていることを特徴とする、請求項1に記載の安全標識用コーン。
  3. 前記反射カバーは、再帰反射性フィルムシート材により、白色系反射部と赤色系反射部とを備えて構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の安全標識用コーン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013015005A (ja) * 2011-06-09 2013-01-24 P-Factory Corp パイロン装置
JP2018123595A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 株式会社イケガミ 交通整理用コーン

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