JP3107774U - フロートスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の口を利用せずに既存容器にも容易に取り付け可能なフロートスイッチを提供する。
【解決手段】フロートスイッチ10を取り付けるべき容器1の上面の開口4からフロートスイッチ10を容器1内に挿入したときに前記開口4を掩塞すると共に該フロートスイッチ10自体を容器1内に懸架するための鍔16をガイド軸11の上部に備えて成るフロートスイッチ10において、鍔16の下方に容器1の上面材の肉厚相当の間隔をおいて開口4を通過し得る形状の第二の鍔18を設けた。このように構成したことにより、開口4にフロートスイッチ10を鍔16が容器1上面に接する位置まで挿入した後、水平方向に少し位置をずらせて鍔16と第二の鍔18との間に開口4の縁部4aを挟み込むことでフロートスイッチ10が固定される。必要に応じ、ピン19を挿入して抜け止めとする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、全窒素全燐分析計を始めとする各種分析装置において洗浄水や希釈液を供給するための容器に取り付けて液切れを検知するフロートスイッチに関する。
全窒素全燐分析計を始めとする各種分析装置では洗浄水や希釈液をプラスチック製の容器から供給するように構成されるのが普通であるが、その場合、容器内の液切れを検知するためにフロートスイッチが用いられることが多い。
図4は、従来のフロートスイッチおよびこれを容器へ取り付ける構造の一例を示す。同図において、1は容器、10はフロートスイッチである。
フロートスイッチ10は、例えば特許文献1に従来技術として説明されているように、ほぼ鉛直に設けられた管状のガイド軸11、これに外嵌された円筒状のフロート12、フロート12に埋め込まれた環状マグネット13、およびガイド軸11の内部に設けられたリードスイッチ14等で構成される。フロート12は容器1内の液面の上下に応じてガイド軸11に沿って上下動し、液面の低下に伴いフロート12が下降して環状マグネット13がリードスイッチ14に接近すると、リードスイッチ14が磁気に感応して作動し、液面低下の信号を発する。なお、15はフロート12がガイド軸11から脱落しないためのストッパである。
フロートスイッチ10を容器1に取り付けるために、ガイド軸11の上部に鍔16が設けられている。鍔16は、容器1の口2の内径よりも少し大きい円板であって、フロートスイッチ10を容器1の口2から内部に挿入したときに口2を塞ぐ蓋として機能すると共にフロートスイッチ10自体を容器1内に懸架する役割を担うものであり、この状態でネジ蓋3で鍔16を押さえて固定するだけで取り付けが完了する。
特開2001−52578号公報
上記の容器の口を利用する取り付け方法は、フロートスイッチを通称ポリタンクと呼ばれる既存の角形プラスチック容器等に取り付ける場合に最も簡単で確実な方法であるが、容器の口がフロートスイッチに占有されるため、口を本来の用途である液体の出し入れの用に供することができなくなることが問題であった。また、容器の口径が小さく、口からフロートスイッチを挿入できない場合は、当然ながらこの方法は適用できない。
こうした問題に対処するために、容器上面の比較的平坦な部分に別に穴を加工し、この穴からフロートスイッチを差し込み、ガイド軸上部の鍔を穴の周囲にネジで固定する案も試みられた。しかし、既存容器は上面材の肉厚の薄いものが多いので、鍔をネジ止めで固定することは一般的に困難であった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、容器の口を利用せずに既存容器にも容易に取り付けられるフロートスイッチを提供することを目的とする。
本考案は、上記課題を解決するために、スイッチを取り付けるべき容器上面の開口から該スイッチを容器内に挿入したときに前記開口を掩塞すると共に該スイッチ自体を容器内に懸架するための鍔をガイド軸の上部に備えて成るフロートスイッチにおいて、前記鍔の下方に前記容器の上面材の肉厚相当の間隔をおいて前記開口を通過し得る形状の第二の鍔を設けた。本考案はまた、前記開口と前記第二の鍔を共に長円形状に構成した場合を包含する。
このように構成したことにより、開口にフロートスイッチを鍔が容器上面に接する位置まで挿入した後、水平方向に少し位置をずらせて鍔と第二の鍔との間に開口の縁部を挟み込むことでフロートスイッチが固定される。
本考案は上記のように構成されているので、既存容器にも簡単な穴加工を施すだけで容易に取り付けられるフロートスイッチを提供することができる。また、容器の肉厚が異なる場合でも容易に対応できる。
図1に本考案の一実施形態を示す。同図において、図4に示す従来例と同一の構成要素は同一符号を付すことで再度の説明を省く。
本実施形態が図4に示す従来例と異なる点は、フロートスイッチ10を取り付けるべき容器1の上面平坦部に該フロートスイッチ10(特にそのフロート12)が通過できる大きさの穴(開口4)を設け、この開口4を上から掩塞する鍔16の下方に開口4を通過できる大きさの第二の鍔18を容器1の上面材と同等の厚さのスペーサ17を介して設けたことである。
図2は、このように構成されたフロートスイッチ10を容器1に取り付ける過程を示す。同図に従い取り付け手順を以下に説明する。
(1)先ず、容器1の上面平坦部に所要の大きさの開口4を設ける。プラスチック容器に対してはホールカッター等の工具を用いて容易に円形の穴をあけることができる。
(2)図2(A)に示すように、開口4にフロートスイッチ10を挿入し、(B)のように、鍔16が容器1の上面平坦部に接して開口4を塞ぐようにする。
(3)(B)の状態からフロートスイッチ10を矢印方向に移動させると、図1に示す状態となり、鍔16と第二の鍔18との間隙に開口4の縁部4aが挟み込まれる。
以上で取り付けは基本的に完了するが、図1に示すように補助的にピン19により抜け止め処置をすることもできる。即ち、鍔16および第二の鍔18に挟まれている縁部4aに対向する縁部4bに近接する位置に鍔16から開口4の内側まで貫通するようにピン19を挿入する。これによりフロートスイッチ10の横方向の動きが止められ、抜け止め効果が得られる。
なお、ピン19はネジ、または鍔16の下面に設けた突起等で置き換えても同様の効果がある。また、ピン19が貫通する穴を開口4とは別に容器1の上面に設けてもよい。
上面材の肉厚の異なる容器1に対してはスペーサ17を交換することで対応できる。或いは、薄いスペーサ17を複数枚重ねて用い、その枚数を加減して厚さを調整するようにしてもよい。さらにまた、スペーサ17を用いずに間隔を調整する構造を設計することも可能である。
図3は本考案の他の実施形態を平面図で示したものである。同図において図1と同一機能の構成要素は同一符号を付す。
本実施形態においては、開口4が長円形であり、これに対応して第二の鍔18も開口4よりも一回り小さい長円形である。すなわち第二の鍔18は、その長径が長円形の開口4の短径より大きく設定されている。このように構成することで、フロートスイッチ10の係止を容易に行うことができ、穴の加工も比較的容易である。
フロートスイッチ10を取り付けるには、これをまず開口4から挿入し、鍔16が容器1の上面に接した状態で水平に90°回転させる(図3は回転させた後の状態を示す)。これにより開口4の両側の縁部4a、4bが鍔16と第二の鍔18との間に挟み込まれて取り付けが完了する。図1に示す実施形態に比べて、開口4の両側が挟まれるため安定的に固定され確実性が増すので、補助的な抜け止め処置の必要性も小さくなる。
本考案は分析装置に限らず、科学実験装置、民生機器など広範囲に利用できる可能性がある。
本考案の一実施形態を示す図である。 本考案の一実施形態(図1)の取り付け過程を示す図である。 本考案の他の実施形態を示す図である。 従来の構造を示す図である。
符号の説明
1 容器
2 口
3 ネジ蓋
4 開口
4a 縁部
4b 縁部
10 フロートスイッチ
11 ガイド軸
12 フロート
13 環状マグネット
14 リードスイッチ
15 ストッパ
16 鍔
17 スペーサ
18 第二の鍔
19 ピン

Claims (2)

  1. 管状のガイド軸とこれに外嵌されたフロートを有する液面検知用のスイッチであって、該スイッチを取り付けるべき容器上面の開口から該スイッチを容器内に挿入したときに前記開口を掩塞すると共に該スイッチ自体を容器内に懸架するための鍔を前記ガイド軸の上部に備えて成るフロートスイッチにおいて、前記鍔の下方に前記容器の上面材の肉厚相当の間隔をおいて前記開口を通過し得る形状の第二の鍔を設けたことを特徴とするフロートスイッチ。
  2. 容器上面の開口が長円形をなすと共に第二の鍔の形状も前記長円形の開口を通過し得る長円形状をなし、かつその長径が前記長円形の開口の短径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のフロートスイッチ。
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