JP3107136U - 折り畳み式運搬回転台車 - Google Patents

Abstract

【課題】 折り畳み可能な運搬回転台車を提供する。
【解決手段】 メインフレーム２、ブレーキ裝置、ブレーキレバー伝動裝置、側棚板により構成する。側棚板をメインフレーム２両側の挿入設置柱５中に挿入設置し、ボルトを用い固定する。ブレーキ裝置上には位置限定元孔を具えたブレーキ片を設置し、回転軸カバーと固定し一体とする。位置限定ピンとブレーキ金具は連続する。側棚板に対し挿入設置柱上には楕円挿入孔を設置する。挿入設置柱５上には挿入設置ボルト固定孔４を設置する。側棚板３上端に挿入設置するハンドルは可動式とし、位置限定ピンとブレーキ金具の一端にはリセットバネを設置する。ブレーキレバーは前後２段式に設置し、前後はボルトにより接続する。ペダル固定台の後端側においてねじりバネを設置する。さらにメインフレーム２上に専用プラスチック底板、中間棚板と専用のフックを設置する。
【選択図】 図２

Description

本考案は、折り畳み式運搬回転台車に関する。特に一種の空港、オフィスビル、スーパーマーケット、工場、倉庫で用いられる折り畳み式運搬回転台車に関する。

現在、空港、オフィスビル、スーパーマーケット、工場、倉庫では回転台車が用いられている。

しかしながら、上述の回転台車は一般的に折り疊み不能であるため、積重ね収納が容易でなく、嵩張り大きく場所を取る。
したがって本考案の目的は、折り畳み可能な運搬回転台車を提供することにある。

上述の目的を達成するために本考案の請求項に記載の折り畳み式回転台車は、主にメインフレーム、ブレーキ裝置、ブレーキレバー伝動裝置、側棚により構成する。

側棚板はメインフレーム両側の挿入設置柱中に挿入設置し、ボルトを用い固定し、ブレーキ裝置上には位置限定元孔を具えたブレーキ片を設置する。回転軸カバーと固定し一体とし、位置限定ピンとブレーキ金具は連続し、２個のブレーキ金具間にはブレーキレバーと連続する推進ブロックを設置する。ブレーキレバー伝動裝置は２段式ブレーキレバーとバネにより構成し、ブレーキレバー後端にはペダル固定台、ねじりバネ、ブレーキペダル、スタートペダルを設置する。

側棚板に対する挿入設置柱上には楕円挿入孔を設置し、メインフレーム両側の挿入設置柱上にはボルトを挿入設置する固定孔を設置する。側棚板の上端ハンドルは可動式に挿入設置し、位置限定ピンとブレーキ金具の一端にはリセットバネを設置する。ブレーキレバーは前後段式に設置し、前後はボルトを用い接続する。ペダル固定台の後端側にはねじりバネを設置し、ブレーキ裝置とブレーキレバー伝動裝置とメインフレームはネジにより固定接続する。メインフレーム上には専用プラスチック底板、中間棚板、専用フックを設置する。

推進式ブレーキ裝置を採用するため、斜面においてブレーキをかけることが可能で、すなわち地面状態に限定されず、折り畳み式運搬回転台車の回転半径は小さく、およそ車体長さの１／２程度であることを特徴とする折り畳み式運搬回転台車である。

上述のように、本考案は公知の回転台車の欠点を克服することが可能で、折り畳み收納可能で、空間を節約し、特殊な組立ての必要がない。

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
本考案の実施例による折り畳み式運搬回転台車はメインフレーム２、ブレーキ裝置、ブレーキレバー伝動裝置、側棚板により構成する。

側棚板１、側棚板３をメインフレーム２両側の挿入設置柱５中に挿入設置し、ボルトを用い固定する。
ブレーキ裝置上には位置限定元孔１８を具えたブレーキ片９を設置し、回転軸カバー１９と固定し一体とする。位置限定ピン２０とブレーキ金具１１は連続し、２個のブレーキ金具間にはブレーキレバー１３と連続する推進ブロック１２を設置する。

ブレーキレバー伝動裝置は２段式のブレーキレバー１３、ブレーキレバー７とバネ８により構成し、ブレーキレバー７後端にはペダル固定台１５、ねじりバネ１４、ブレーキペダル１６、スタートペダル１７を設置する。

側棚板３に対し挿入設置柱上には楕円挿入孔６を設置する。メインフレーム２両側の挿入設置柱５上には挿入設置ボルト固定孔４を設置する。
側棚板１、側棚板３上端に挿入設置するハンドルは可動式とし、位置限定ピン２０とブレーキ金具１１の一端にはリセットバネ１０を設置する。ブレーキレバーは前後２段式に設置し、前後はボルトにより接続する。ペダル固定台１５の後端側においてねじりバネ１４を設置する。ブレーキ裝置とブレーキレバー伝動裝置とメインフレーム２はネジを用い固定、接続する。本考案はさらにメインフレーム２上に専用プラスチック底板、中間棚板と専用のフックを設置する。

ブレーキ裝置のブレーキペダル１６を踏むと、ブレーキペダル１６の前端が後部ブレーキレバー７の位置限定孔に進入するまでブレーキレバー１３、ブレーキレバー７全体は前方へと押され、同時に前部ブレーキレバー１３の推進ブロック１２とブレーキ金具１１の斜ブロックは力の伝動方向を変化させる作用を生じる。かつブレーキ金具１１を両側へと押し、移動が設定に達した時、ブレーキ金具１１の位置限定ピン２０は回転軸カバー１９と一体のブレーキ片９の位置限定孔１８に挿入される。こうして、ブレーキ動作を完了する。

この動作の過程において、ねじりバネ１４はトルクを生じ、バネ１０は弾力を生じる。ブレーキ裝置のスタートペダル１７を位置限定位置まで踏む時には、ブレーキペダル１６はねじりバネ１４のトルク作用を受け、元の状態を回復する。こうしてスタートペダル１７を開放することができる。同時に、ブレーキレバー伝動裝置はバネ８の弾力作用を受け、その移動をリセットし、ブレーキレバー伝動裝置が後退しリセットした後、ブレーキ金具１１も同時にバネ１０の弾力作用を受け中央に向かいリセットする。この時、ブレーキ金具１１上の位置限定ピン２０はブレーキ片９上の位置限定孔１８を離れ、スタート動作全体が完成する。

本考案の実施例による折り畳み式運搬回転台車を示す構造図である。 本考案の実施例による折り畳み式運搬回転台車のメインフレームを示す構造図である。 本考案の実施例による折り畳み式運搬回転台車の折り畳み状態を示す構造図である。 本考案の実施例による折り畳み式運搬回転台車のブレーキレバー伝動裝置後半部を示す構造図である。 本考案の実施例による折り畳み式運搬回転台車のブレーキ系統を示す構造図である。 本考案の実施例による折り畳み式運搬回転台車のブレーキ裝置のブレーキ部位を示す構造図である。

符号の説明

１ 右側棚、２ メインフレーム、３ 左側棚、４ ボルト固定孔、５ 挿入設置柱、６ 楕円挿入孔、７ 後部ブレーキレバー、８ バネ、９ ブレーキ片、１０ バネ、１１ ブレーキ金具、１２ 推進ブロック、１３ 前部ブレーキレバー、１４ ねじりバネ、１５ ペダル固定台、１６ ブレーキペダル、１７ スタートペダル、１８ 位置限定孔、１９ 回転軸カバー、２０ 位置限定ピン

Claims (9)

1. メインフレーム、ブレーキ裝置、ブレーキレバー伝動裝置、側棚板により構成し、
   側棚板はメインフレーム両側の挿入設置柱中に挿入設置し、ボルトを用いて固定し、ブレーキ裝置上に設置する位置限定元孔を具えたブレーキ片は、回転軸カバーと固定されて一体となり、位置限定ピンとブレーキ金具は連続し、２個のブレーキ金具間にはブレーキレバーと連続する推進ブロックを設置し、ブレーキレバー伝動裝置は２段式のブレーキレバーとバネにより構成し、ブレーキレバー後端にはペダル固定台、ねじりバネ、ブレーキペダル、スタートペダルが設置されていることを特徴とする折り畳み式運搬回転台車。
2. 前記側棚板に対し挿入設置柱上において楕円形挿入孔を設置することを特徴とする請求項１記載の折畳式運搬回転台車。
3. 前記メインフレーム両側の挿入設置柱上において、ボルトを挿入設置する固定孔を設置することを特徴とする請求項１記載の折り畳み式運搬回転台車。
4. 前記位置限定ピンとブレーキ金具の一端にはリセットバネを設置することを特徴とする請求項１記載の折り畳み式運搬回転台車。
5. 前記ブレーキレバーは前後２段式に設置し、前後をボルトを用いて接続することを特徴とする請求項１記載の折り畳み式運搬回転台車。
6. 前記ペダル固定台の後端側にはねじりバネを設置することを特徴とする請求項１記載の折畳式運搬回転台車。
7. 前記ブレーキ裝置とブレーキレバー伝動裝置とメインフレームはネジを用い固定接続することを特徴とする請求項１記載の折り畳み式運搬回転台車。
8. 前記メインフレーム上には専用プラスチック底板、中間棚板、専用フックを設置することを特徴とする請求項１記載の折り畳み式運搬回転台車。
9. 前記側棚板の上端ハンドルは可動式に挿入設置することを特徴とする請求項１記載の折り畳み式運搬回転台車。

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