JP3106654B2 - 原子間力顕微鏡用プローブの製造方法 - Google Patents

原子間力顕微鏡用プローブの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子間力顕微鏡用プロー
ブの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図4を用いて説明する。従
来、原子間力顕微鏡に用いるプローブを製造するには以
下の方法が取られていた。即ち、シリコン基板11の両
面に、酸化珪素または窒化珪素の保護膜13を形成し、
リソグラフィ法により該保護膜13の一部を除去して、
シリコン基板11を露出させる。そして、基板11を、
KOH水溶液で代表されるエッチング液中に浸積し、エ
ッチング速度の結晶面方位依存性を利用し、四角錘状の
凹部すなわちトレンチ12を形成する。この時の基板1
1の断面形状を図4(a)に示す。
【0003】このあと、上面に先に形成した保護膜13
を除去あるいは残したまま、トレンチ12の内壁及び基
板11の上面を覆うように酸化珪素膜あるいは窒化珪素
膜14を気相成長法等により形成する。気相成長方法と
しては、化学的気相成長法(CVD),低圧化学的気相
成長法(LPCVD),物理的気相成長法(PVD)等
を用いる。つぎに、基板11の下面の膜13にパターニ
ングを施し、一部を除去する(図4(b))。その後、
リソグラフィ法により上面の膜14を所望の形状にパタ
ーニングせしめ(図4(c))、最後に下面の薄膜13
を保護膜としてシリコン基板11の一部をエッチング除
去する(図4(d))。
【0004】このようにして、先のトレンチ12の内壁
に設けた薄膜14を針状チップ14aとし、先の基板1
1の表面に形成した薄膜14を可撓体14bとする原子
間力顕微鏡用のプローブ1を形成していた。原子間力顕
微鏡用は、プローブ1の針状チップ14aの先端部14
cと、試料との間に働く斥力または引力の原子間力を、
可撓部14bの撓み量の大きさとして検出し、試料表面
の凹凸を検出する顕微鏡である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
技術では、KOH等の強アルカリのエッチング液中に基
板11を浸積し、トレンチ12を形成したのちに、CV
D,LPCVD,PVD等の成膜装置内に基板11をセ
ットし、薄膜14を形成していた。上記トレンチの形成
後にはエッチング液を洗い落すための十分な洗浄をおこ
なうが、現状の技術においては、微量のKOH等が残留
することは避けられない。そのため、微量のKOH等で
汚染された基板を、CVD,LPCVD,PVD等の成
膜装置内にセットすることにより、成膜装置内部がKO
H汚染されるという欠点を有していた。
【0006】CVD,LPCVD,PVD等の成膜装置
は、非常に高価であるため、成膜源を交換しては、半導
体薄膜等の異なる複数種類の薄膜を1台の成膜装置で形
成する、すなわち使い回しを行うことが多い。ところ
が、カリウムイオン等が、半導体薄膜に混入すると半導
体デバイスを性能を極端に劣化させることは周知の通り
である。そのため、上述のようなプローブの製造工程を
取る場合には、CVD,LPCVD,PVD等の高価な
成膜装置を、プローブ製造の専用装置にするほかなかっ
た。しかし、プローブ製造の専用機にした場合にも、こ
の汚染は、成膜を繰り返すうちに蓄積され、可撓体14
bとなる薄膜14の組成を一定に保つことの妨げとな
り、可撓体として一番重要なばねとしての機械的性質
を、各バッチ間で一定に保つことが出来なくなるという
致命的な問題を有していた。
【0007】本発明は、成膜装置を汚染することなくプ
ローブを製造することのできる原子間力顕微鏡用のプロ
ーブの製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】前述の問題点を解決す
るために、本発明では、針状のチップと、前記針状チッ
プを支持する可撓体部とを有する原子間力顕微鏡用プロ
ーブの製造方法において、前記半導体単結晶基板上に、
第1の皮膜を形成し、前記基板上に開口部の面積より底
部の面積の小さい凹部を設け、該凹部の内壁を酸化する
ことにより、前記凹部の内壁に第2の皮膜を形成し、前
記凹部周辺の基板を取り除き、前記第1および第2の皮
膜で、前記針状チップと可撓体部とを構成することを特
徴とする原子間力顕微鏡用プローブの製造方法が提供さ
れる。
【0009】
【作用】以下、本発明の原子間力顕微鏡用プローブの製
造方法の作用について図1を用いて説明する。
【0010】本発明では、まず、半導体単結晶基板上2
1に、第1の皮膜23を形成する。この第1の皮膜23
の少なくとも一部は、完成時に可撓体部となるものであ
る。また、この第1の皮膜23は、次の凹部26を形成
する工程で、凹部26を形成する部分以外の基板を保護
するマスクとなる。従って、第1の皮膜23の材質に
は、可撓体となりうる材料で、かつ、つぎの工程で凹部
を形成する部分以外の基板を保護しうる材料を用いる。
第1の皮膜23の形成方法としては、通常の薄膜形成方
法を用いることができ、例えば、熱酸化による基板表面
の酸化や、薄膜形成気相成長方法の、化学的気相成長法
(CVD),低圧化学的気相成長法(LPCVD),物
理的気相成長法(PVD)等を用いることができる。
【0011】つぎに前記第1の皮膜23を設けた前記基
板側に、開口部の面積より底部の面積の小さい凹部26
を設ける。この凹部26の形状は、プローブの針状チッ
プ部の形状となる。プローブの針状チップの先端部の曲
率半径は、小さいほど原子間力顕微鏡の分解能を向上さ
せることができるので、凹部26の底部を錐状に形成す
るのが望ましい。また、凹部26の形成手順として、内
部に柱状の空間を形成する第1の凹部を設け、さらに第
1の凹部の底部側に深さ方向に断面積の小さくなる、例
えば錐状の、第2の凹部を設けることもできる。このよ
うに2つの凹部を連続して設けることで、細く長い凹部
を容易に形成することができる。
【0012】凹部26の形成方法としては、乾式および
湿式エッチングやイオンミリングを用いることができ
る。まず、凹部26の開口部となる第1の皮膜23の部
分をエッチング等によって取り除き、この第1の皮膜2
3が取り除かれた部分から、露出した基板21に凹部2
6を形成する(図1(a))。半導体単結晶基板21
は、結晶面方位によってエッチング速度が異なるので、
この性質を利用して、錐状の凹部26を形成することが
可能である。
【0013】さらに、凹部26の内壁22を酸化するこ
とにより、凹部26の内壁表面に半導体単結晶が酸化し
た半導体酸化物膜である第2の皮膜24を形成する(図
1(b))。この第2の皮膜24が完成時に針状チップ
部となる。凹部26の内壁表面22からの酸化の深さ
が、皮膜24の厚さとなる。酸化方法としては、湿式酸
化法、乾式酸化法等を用いることができる。これら酸化
に必要な装置は、成膜装置のように高価ではなく、酸化
の深さの制御も比較的容易に行うことができる。必要で
あれば、第1の皮膜23の形状を可撓体部の形状に整え
る工程(図1(c))、プローブに必要な他の部品、例
えばプレート25を取り付ける工程(図1(d))を加
えても良い。
【0014】そして、凹部26周辺の基板21をエッチ
ング等で取り除くことにより、前記第1の皮膜23と第
2の皮膜24から構成される針状チップと可撓体部とを
完成させる(図1(e))。基板21の湿式エッチング
で取り除く場合には、エッチング液として、基板21を
腐食し、第1の皮膜23および第2の皮膜24を腐食し
ないエッチング液を選択する。
【0015】このように、本発明では凹部26をエッチ
ング等で形成する工程の後、基板21の表面を酸化する
工程により第2の皮膜24を形成する。第2の皮膜24
の形成に、従来のように成膜装置を用いないので、エッ
チング液により汚染された基板21を成膜装置内にセッ
トすることがなく、したがって成膜装置を汚染しない。
従って、高価な成膜装置を半導体デバイス製造等の他の
製造プロセスと共有できる。また、成膜装置内を高純度
に保つことができるので、可撓体部の成膜を高純度環境
下で一定して実行でき、所望の機械特性のプローブが得
られる。
【0016】
【実施例】 (実施例1)以下、本発明の一実施例について、図1を
用いて具体的に説明する。
【0017】本実施例の製造方法により製造される原子
間力顕微鏡用プローブは、図1eに示すように、第2の
酸化珪素膜24の針状チップと、針状チップを支持する
第1の酸化珪素膜23の可撓体部と、可撓体部の一端に
取り付けられた保持用プレート25とにより構成され
る。
【0018】本実施例のプローブの製造方法を以下に説
明する。まず、半導体単結晶基板21として、厚さ25
0μm、100面方位のシリコン単結晶基板を用い、熱
酸化法により基板21の表面を酸化し、第1の皮膜であ
る厚さ約1μmの第1の酸化珪素膜23を形成した。つ
ぎに、リソグラフィ法を用いて第1の酸化珪素膜23の
一部を除去しパターニングした。つぎに、パターニング
した第1の酸化珪素膜23をマスクとして、一部除去し
た部分から露出したシリコン単結晶基板21を、KOH
水溶液により異方性エッチングして、ピラミッド状の深
さ約4μmの凹部であるトレンチ26を形成した(図1
(a))。
【0019】このトレンチ26は、シリコン単結晶基板
21の結晶配列によりその形状が決まり、100面方位
の基板を用いた場合、トレンチ26の形状は四角錐とな
り、四角錐の互いに向き合う面のなす角は70.5度で
ある。トレンチ26の開口部の形状も、シリコン単結晶
の結晶配列により決定されるので、第1の酸化珪素膜2
3を一部除去する形状は、このトレンチ26の開口部の
大きさより大きくなるように任意の形状にする。
【0020】つぎに、基板21を電気炉により、100
0℃で、15分から90分間水蒸気と酸素の混合雰囲気
で加熱し、トレンチ26の内壁表面22を酸化し、第2
の皮膜である酸化珪素膜24を形成した(図1
(b))。酸化珪素膜24の厚さは、酸化の加熱時間に
より制御した。
【0021】つぎに、第1の酸化珪素膜23をリソグラ
フィ法により可撓体部の形状に、パターニングを施した
(図1(c))。さらに、第1の酸化珪素膜23の端部
に保持部材となるプレート25を陽極接合した(図1
(d))。
【0022】最後に、基板21をKOH水溶液に浸積し
て、シリコン基板21を除去し、第1の酸化珪素膜23
と第2の酸化珪素膜24をそれぞれ、可撓体部と針状チ
ップとして備えた原子間力顕微鏡用プローブを完成させ
た。
【0023】上述の実施例1の原子間力顕微鏡用プロー
ブの製造方法では、高価な成膜装置を用いずにプローブ
を製造することができるので、高価な成膜装置を汚染す
るという問題が生じることがない。また、熱酸化法で
は、残留するKOH等の影響を受けることなく一定な酸
化膜を形成することができるので、可撓体部の機械的性
能が一定なすぐれたプローブを安価に製造することがで
きる。
【0024】(実施例2)本発明の別の実施例を図2を
用いて説明する。
【0025】本実施例の製造方法により製造される原子
間力顕微鏡用プローブは、図2eに示すように、酸化珪
素膜34の針状チップと、針状チップを支持する窒化珪
素膜33の可撓体部と、可撓部の一端に取り付けられた
保持用プレート25とにより構成される。
【0026】本実施例のプローブの製造方法を以下に説
明する。まず、半導体単結晶基板21として厚さ380
μm、100面方位のシリコン単結晶基板31を用い、
基板31上に、第1の皮膜として厚さ約800nmの窒化
珪素膜33を低圧化学気相成長法(LPCVD)により
形成した。つぎに、リソグラフィ法を用い部分的に窒化
珪素膜33を除去しパターニングした。つぎに、パター
ニングした窒化珪素膜33をマスクとして、Cl2とS
iCl4の混合ガスを用いた乾式エッチング法により深
さ約10μmの内部に円柱状空間を形成する第1のトレ
ンチ36aを形成した。さらに、第1のトレンチ36a
の底部を、引き続いて、KOH水溶液により深さ約4μ
m異方性エッチングし、ピラミッド状のトレンチ36b
を形成し、第1のトレンチ36aおよび第2のトレンチ
36bからなる、深さ14μmのトレンチ36を形成し
た(図2(a))。
【0027】つぎに、この基板31を、水蒸気と酸素の
混合雰囲気中で加熱し、トレンチ36の内壁に第2の皮
膜である、厚さが300nmの酸化膜34を形成した
(図2(b))。さらに窒化珪素膜を可撓体部の形状に
パターニングし(図2c)、プレート25を陽極接合し
(図2(d))、基板31をエッチングにより取り除い
て(図2(e))、酸化珪素膜34を針状チップとし、
窒化珪素膜33を可撓体部とするプローブを完成させ
た。これらの工程は、実施例1と同様であるので詳細な
説明を省略する。
【0028】このようにして得た原子間力顕微鏡用プロ
ーブは、シリコン単結晶の結晶配列により決まる四角錐
のトレンチ36bに、円筒形状のトレンチ36aを加え
て、深いトレンチ36を用いて形成したので、針状チッ
プの長さが長い。このように長い針状チップ136cを
有するプローブは、表面の凹凸が大きい試料を観察する
ことができる。針状チップの長さは、円筒形状のトレン
チ36aの深さにより任意に調節することができる。
【0029】上述の実施例2の原子間力顕微鏡用プロー
ブでは、第1の皮膜33を成膜装置(LPCVD)によ
り形成した後、KOH液でトレンチ36を形成した後、
第2の皮膜を形成するのに、成膜装置に戻すことなく酸
化法により形成する。従って、成膜装置を基板31に残
留したKOHで汚染することがないので、成膜装置を半
導体デバイス等の他の製造プロセスと共用することがで
き、製造コストを下げることができる。さらに、成膜装
置にKOHが蓄積することがないので、高純度の環境下
で、高純度の第1の皮膜を成膜することができ、可撓体
部の機械的性能が一定なすぐれたプローブが得られる。
【0030】(実施例3)また、図3のように第1の皮
膜を酸化珪素膜42および窒化珪素膜41の2重構造に
することもできる。酸化珪素膜42は実施例1と同じよ
うに熱酸化法で形成し、続けて窒化珪素膜41をLPC
VD法で実施例2と同じように形成する。他の部分は実
施例1と同じであるので説明を省略する。
【0031】このように、第1の皮膜を酸化珪素膜42
と窒化珪素膜41の2重構造にすることにより、針状チ
ップ部の酸化珪素膜24は、可撓体部の酸化珪素膜42
と接触する。したがって、実施例2の酸化珪素膜34の
針状チップと窒化珪素膜33の可撓体部が接触するプロ
ーブの場合より、針状チップと可撓体部の接続部の強度
を高めることができる。可撓体部の酸化珪素膜42と窒
化珪素膜41は大面積で接触するので、強度が高められ
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、凹部すなわちト
レンチを形成した後、熱酸化法で、針状チップとなる第
2の皮膜を形成することにより、高価な成膜装置を汚染
することなく原子間力顕微鏡用プローブを製造するがで
きる。また、成膜装置が汚染されないので、可撓体部と
なる第1の皮膜を高純度に形成でき、可撓体部の機械的
性質を一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の製造手順を示す断面図。
【図2】本発明の別の実施例の製造手順を示す断面図。
【図3】本発明のさらに別の実施例により作製したプロ
ーブの断面図。
【図4】従来技術の製造手順を示す断面図。
【符号の説明】
11、21、31…シリコン単結晶基板、12、26、
36…トレンチ、13…保護膜、22、32…トレンチ
内壁表面、23…第1の酸化珪素膜、24…第2の酸化
珪素膜、25…保持用プレート、33、41…窒化珪素
膜、34、42…酸化珪素膜。
フロントページの続き (72)発明者 松原 隆 東京都品川区西大井1丁目6番3号 株 式会社 ニコン 大井製作所内 (56)参考文献 特開 平3−135702(JP,A) 特開 平3−218998(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23F 1/00 G01B 21/30 H01J 37/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】針状のチップと、前記針状チップを支持す
    る可撓体部とを有する原子間力顕微鏡用プローブの製造
    方法において、 前記半導体単結晶基板上に、第1の皮膜を形成し、 前記基板上に開口部の面積より底部の面積の小さい凹部
    を設け、 該凹部の内壁を酸化することにより、前記凹部の内壁に
    第2の皮膜を形成し、 前記凹部周辺の基板を取り除き、 前記第1および第2の皮膜で、前記針状チップと可撓体
    部とを構成することを特徴とする原子間力顕微鏡用プロ
    ーブの製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記凹部として、前記
    半導体単結晶基板上に、内部に柱状の空間を形成する第
    1の凹部を設け、さらに前記第1の凹部の底部側に深さ
    方向に断面積の小さくなる第2の凹部を設けることを特
    徴とする原子間力顕微鏡用プローブの製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記半導体単
    結晶基板としてシリコン単結晶基板を用いることを特徴
    とする原子間力顕微鏡用プローブの製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、前記凹部をエ
    ッチング方法で形成することを特徴とする原子間力顕微
    鏡プローブの製造方法。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記凹部の少なくとも
    底部近傍は四角錐形状であることを特徴とする原子間力
    顕微鏡のプローブの製造方法。
  6. 【請求項6】針状のチップと、前記針状チップを支持す
    る可撓体部とを有する原子間力顕微鏡用プローブにおい
    て、 前記針状チップは酸化珪素を主体として構成され、前記
    可撓体部は窒化珪素を主体として構成されることを特徴
    とする原子間力顕微鏡用プローブ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102509589B1 (ko) * 2021-08-18 2023-03-10 염선자 침구용 패드 커버

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KR102509589B1 (ko) * 2021-08-18 2023-03-10 염선자 침구용 패드 커버

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