JP3106571U - 修正ペン付ボールペン - Google Patents

Abstract

【課題】 本考案は、修正ペンとボールペンを一体化し、これ一本を携帯することによって、どこにいても即座にボールペンの書き間違いを訂正修正することを可能にする。
【解決手段】 本考案は、修正ペンとボールペンを一つのペン軸本体１ａの両端に設けて一体化したものであり、ペン軸１ａ廻りを修正液タンク１ｂとみなして形成された修正ペン部分、及びその中心中空部１ｅに挿入収納されるボールペンインク軸２ｂが合体して一体化した構造をもつ。それにより便利さ・携帯性を実現することができる。
【選択図】 図２

Description

考案の詳細な説明

ペン軸の両端に修正ペンとボールペンを設け、一体化した筆記具に関するものである。

ボールペンで書かれた誤字等の訂正修正は、別の修正ペンに持ち替えて行われるのが常であった。また、外出時においては常に両方を携帯しなければならず不便であった。

考案が解決しようとする課題

ボールペンでの書き間違い等を訂正修正したい時に、修正ペンを持ち合わせていないことがよくあるが、２本線を引いて消去するのはあまり綺麗ではない。そんな時に修正ペンがそばにあれば綺麗に修正できるが、それぞれのペンを常に携帯しなくてはならなかった。本考案は、それぞれを一体化することによって、前述の欠点を解決しようとするものである。

課題を解決するための手段

本考案は、修正ペン・ボールペンを一つのペン軸の両端に設けて一体化するものであり、ペン軸廻りを修正液タンクとみなして形成された修正ペン部分、及び、その中心中空部に挿入収納するボールペン部分を組み合わせて一体化することにより、上述の問題点を解決している。

修正ペン部分は、ペン軸廻りを二重壁の円筒にすることにより修正液タンクを形成し、ペン軸を振ることにより内部の移動攪拌球が修正液をペン先に送りだす。また、ボールペン部分は、円筒状中空部に従来どうりのインク軸が収納される。よって構造形態は、修正ペン部分が凹状、ボールペン部分が凸状と考えること

以下、添付図面に従って実施例を説明する。１ａは耐久性のプラスチック等適宜素材にて形成されたペン軸本体（修正ペン軸本体でもある）。１ｂは修正液タンクで、１ｃのステンレス移動攪拌球によって液が１ｄ修正ペン先に送られる。１ｅは中空部であり、ボールペンインク軸２ｂが挿入収納され、一体化された構造となる。

考案の効果

上述のような構造により、ボールペン本体は修正ペン本体の中心中空部に挿入収納されるため、一体化され携帯するのにも適す。また、修正液タンクも従来より容量が大きいため、長期間の使用が可能である。その間にボールペンインクが無くなった場合は、スペアインクを用意することにより新しいものに取り替えることができる。頻繁に、大量に、文書や図面をチェックする時、最適である。

本考案に係る修正ペン付ボールペン実施例を示す側面図である。 本考案の全体構造を示す横断面図である。 本考案のＸ−Ｘ部分における縦断面図である。 本考案における修正ペン部分を抜粋した横断面図である。 本考案におけるボールペン部分を抜粋した横断面図である。

符号の説明

１ａ ペン軸本体（修正ペン軸本体）
１ｂ 修正液タンク
１ｃ ステンレス攪拌球（可動）
１ｄ 修正ペン ペン先
１ｅ 中心中空部分
２ａ ボールペン ペン先
２ｂ ボールペン インク軸
２ｃ ボールペン 先軸カバー（金属）
２ｄ 気圧調整小穴
３ 専用ふた

Claims (1)

1. ボールペンの円筒状軸廻りを、隠蔽消去する修正液タンクとし、それによってできた円筒中空部をボールペンインク軸収納部とすることで、修正ペンおよびボールペンを一体化した筆記具。

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