JP3106024B2 - Tdma無線通信システムにおける同期及びチャンネル判定の方法 - Google Patents
Tdma無線通信システムにおける同期及びチャンネル判定の方法Info
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- JP3106024B2 JP3106024B2 JP05003040A JP304093A JP3106024B2 JP 3106024 B2 JP3106024 B2 JP 3106024B2 JP 05003040 A JP05003040 A JP 05003040A JP 304093 A JP304093 A JP 304093A JP 3106024 B2 JP3106024 B2 JP 3106024B2
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- H04L7/04—Speed or phase control by synchronisation signals
- H04L7/041—Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
- H04L7/042—Detectors therefor, e.g. correlators, state machines
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- H04L7/005—Correction by an elastic buffer
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- H04W56/0055—Synchronisation arrangements determining timing error of reception due to propagation delay
- H04W56/0065—Synchronisation arrangements determining timing error of reception due to propagation delay using measurement of signal travel time
- H04W56/007—Open loop measurement
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TDMA無線通信シス
テムにおける同期及びチャンネル判定の方法に関する。
テムにおける同期及びチャンネル判定の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】TDMA無線通信システム(TDMA=
Time Division Multiple Ac
cess,時分割多重アクセス)において、情報は均等
に分布された時間間隔の中に送信機から送り出され、信
号フレームの形でチャンネル上を送信される。これらの
信号フレーム同士の間の空間の中では、上記送信機は沈
黙する。受信機をこれら信号フレームに同期させるた
め、それぞれの信号フレームには、信号フレーム内に予
め定められた位置に公知の同期ワードが設けられる。例
えば、移動電話用のヨーロッパのGSMシステムにおい
ては、この同期ワードは26ビット長である。受信機
が、送信機からの新たな信号フレームを待ちうけている
とき、同期ワードの中央の16ビットに等しいトレーニ
ングシーケンスが、受信機内のトレーニングシーケンス
発生機により発生される。受信された信号は局所的に発
生されたトレーニングシーケンスと比較され、該トレー
ニングシーケンスと受信された信号との間で得ることが
できる最良の相関関係が得られたとき、局所的に発生さ
れたトレーニングシーケンスと、受信された信号との間
で同期がとられたとみなされる。
Time Division Multiple Ac
cess,時分割多重アクセス)において、情報は均等
に分布された時間間隔の中に送信機から送り出され、信
号フレームの形でチャンネル上を送信される。これらの
信号フレーム同士の間の空間の中では、上記送信機は沈
黙する。受信機をこれら信号フレームに同期させるた
め、それぞれの信号フレームには、信号フレーム内に予
め定められた位置に公知の同期ワードが設けられる。例
えば、移動電話用のヨーロッパのGSMシステムにおい
ては、この同期ワードは26ビット長である。受信機
が、送信機からの新たな信号フレームを待ちうけている
とき、同期ワードの中央の16ビットに等しいトレーニ
ングシーケンスが、受信機内のトレーニングシーケンス
発生機により発生される。受信された信号は局所的に発
生されたトレーニングシーケンスと比較され、該トレー
ニングシーケンスと受信された信号との間で得ることが
できる最良の相関関係が得られたとき、局所的に発生さ
れたトレーニングシーケンスと、受信された信号との間
で同期がとられたとみなされる。
【0003】同期自身に加えて、トレーニングシーケン
スはチャンネル判定にも用いられる。無線チャンネルは
時として多重パス伝搬を起こすため、受信機は、この現
象を除去するためのある種のイコライザを備える。該イ
コライザは、チャンネルのインパルス応答の、時間が限
定された判定を必要とする。このインンパルス応答は、
相関信号から得ることができる。この目的のため、同期
位置だけでなく、多重パス伝搬を限定し、かつ、イコラ
イザが動作するべき場所を指示するための期間即ち、ウ
インドウが要求される。
スはチャンネル判定にも用いられる。無線チャンネルは
時として多重パス伝搬を起こすため、受信機は、この現
象を除去するためのある種のイコライザを備える。該イ
コライザは、チャンネルのインパルス応答の、時間が限
定された判定を必要とする。このインンパルス応答は、
相関信号から得ることができる。この目的のため、同期
位置だけでなく、多重パス伝搬を限定し、かつ、イコラ
イザが動作するべき場所を指示するための期間即ち、ウ
インドウが要求される。
【0004】イコライザのためのウインドウを見つけ出
す従来より知られている方法は、相関に基くエネルギの
大部分を含む固定長の期間を選択することである。この
方法の欠点は、受信された信号における妨害が、実際の
ピークから離隔した相関のピークを生じさせ得ることに
ある。この理由により、妨害がウインドウの位置に大き
な瞬間的な影響を与え、その位置の変化(不確定)を起
こさせる。それにより、受信機の性能の劣化を惹き起こ
す。
す従来より知られている方法は、相関に基くエネルギの
大部分を含む固定長の期間を選択することである。この
方法の欠点は、受信された信号における妨害が、実際の
ピークから離隔した相関のピークを生じさせ得ることに
ある。この理由により、妨害がウインドウの位置に大き
な瞬間的な影響を与え、その位置の変化(不確定)を起
こさせる。それにより、受信機の性能の劣化を惹き起こ
す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、TDMA無線通信システムにおけるより信頼性のあ
るチャンネル判定を行うための方法を提供することであ
る。本発明の第2の目的は、TDMA無線通信システム
における信号フレームの同期位置を決定する方法を提供
することである。
は、TDMA無線通信システムにおけるより信頼性のあ
るチャンネル判定を行うための方法を提供することであ
る。本発明の第2の目的は、TDMA無線通信システム
における信号フレームの同期位置を決定する方法を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
同期シーケンスと、部分的に重なり合い、かつ、1つの
サンプリング間隔だけ互いに変位された信号フレームの
Mの部分との間におけるMの相関値を有する第1ベクト
ルから、チャンネル判定のためのNの相関値の第2ベク
トルを選択するTDMA無線通信システムにおける方法
であって、前記方法は:次式に従い、前記第1のベクト
ルのエネルギwの中心を算出することと、
同期シーケンスと、部分的に重なり合い、かつ、1つの
サンプリング間隔だけ互いに変位された信号フレームの
Mの部分との間におけるMの相関値を有する第1ベクト
ルから、チャンネル判定のためのNの相関値の第2ベク
トルを選択するTDMA無線通信システムにおける方法
であって、前記方法は:次式に従い、前記第1のベクト
ルのエネルギwの中心を算出することと、
【数7】 ここで、c(k)は、前記第1ベクトルのkの相関値を
示し;前記第1ベクトルの予備的ウインドウ中心位置m
w を形成するために、算出された値wを最も近い整数に
丸めることと;前記第2ベクトルを形成するために、前
記予備的ウインドウ中心位置mw の近傍に分布されたN
の連続した相関値を選択すること、を包含することを特
徴とするTDMA無線通信システムにおける方法の実現
により達成される。本発明の第2の目的は、同期シーケ
ンスと、部分的に重なり合い、かつ、1つのサンプリン
グ間隔だけ互い時間的に変位された信号フレームのMの
部分との間におけるMの相関値を有するベクトルから、
該ベクトルの中の前記フレームの同期位置mを決定する
TDMA無線通信システムにおける方法であって、前記
方法は:次式に従い、エネルギwの中心を算出するこ
と、
示し;前記第1ベクトルの予備的ウインドウ中心位置m
w を形成するために、算出された値wを最も近い整数に
丸めることと;前記第2ベクトルを形成するために、前
記予備的ウインドウ中心位置mw の近傍に分布されたN
の連続した相関値を選択すること、を包含することを特
徴とするTDMA無線通信システムにおける方法の実現
により達成される。本発明の第2の目的は、同期シーケ
ンスと、部分的に重なり合い、かつ、1つのサンプリン
グ間隔だけ互い時間的に変位された信号フレームのMの
部分との間におけるMの相関値を有するベクトルから、
該ベクトルの中の前記フレームの同期位置mを決定する
TDMA無線通信システムにおける方法であって、前記
方法は:次式に従い、エネルギwの中心を算出するこ
と、
【数8】 ここで、c(k)は、前記ベクトルのkの相関値を示
し、エネルギ値wの前記算出された中心はシークされた
同期位置mを形成する、を包含することを特徴とするT
DMA無線通信システムにおける方法の実現により達成
される。
し、エネルギ値wの前記算出された中心はシークされた
同期位置mを形成する、を包含することを特徴とするT
DMA無線通信システムにおける方法の実現により達成
される。
【0007】
【実施例】図1は、相関対時間特性図を示し、この図に
おいて、サンプリングの瞬間nがX軸に沿って示され、
また、受信機のトレーニングシーケンス発生器により局
所的に発生されたトレーニングシーケンス(訓練用順番
列)と受信された信号との間の相関の2乗量がY軸に沿
って示されている。
おいて、サンプリングの瞬間nがX軸に沿って示され、
また、受信機のトレーニングシーケンス発生器により局
所的に発生されたトレーニングシーケンス(訓練用順番
列)と受信された信号との間の相関の2乗量がY軸に沿
って示されている。
【0008】本発明を、ヨーロッパのGSM−システム
について、以下に説明する。このシステムにおいては、
同期ワードは26ビットからなる。このワードの中央の
16ビットは、すべての同期ワードと相関を有するとき
に良好な相関特性を有する。即ち、中央位置で最大相関
=16、残りの10の位置で相関=0を有する(C
(k)=〔0 0 0 0 0 16 0 0 0 0
0 〕)。これら16の中央ビットは、受信機のトレ
ーニングシーケンス発生器によりトレーニングシーケン
スとして発生される。このトレーニングシーケンスは、
例えば、受信された信号フレームとの間で11の相関値
を形成するために用いられる。これらの相関値c(n)
の2乗量が図1に示されている。最終同期位置は、おの
おのが5つの相関値を含んでいる互いに変位したウイン
ドウをエネルギ含有量に関して比較することにより選定
される。エネルギの大半を含むウインドウの中心位置
は、同期位置として出力される。更に、ウインドウ内の
上記5つの相関値c(n)は、チャンネル判定データと
してイコライザへ出力される。図1において、異なるウ
インドウが、参照番号2−8を付して指示されている
が、これらの番号は、11の相関値により形成された相
関ベクトル中のウインドウの中心位置を示している。図
1の例において、従来公知の方法では、相関のピークが
位置3にあり、かつ、エネルギもまたこの位置の近傍に
集中しているので、同期位置m=3を選択する。
について、以下に説明する。このシステムにおいては、
同期ワードは26ビットからなる。このワードの中央の
16ビットは、すべての同期ワードと相関を有するとき
に良好な相関特性を有する。即ち、中央位置で最大相関
=16、残りの10の位置で相関=0を有する(C
(k)=〔0 0 0 0 0 16 0 0 0 0
0 〕)。これら16の中央ビットは、受信機のトレ
ーニングシーケンス発生器によりトレーニングシーケン
スとして発生される。このトレーニングシーケンスは、
例えば、受信された信号フレームとの間で11の相関値
を形成するために用いられる。これらの相関値c(n)
の2乗量が図1に示されている。最終同期位置は、おの
おのが5つの相関値を含んでいる互いに変位したウイン
ドウをエネルギ含有量に関して比較することにより選定
される。エネルギの大半を含むウインドウの中心位置
は、同期位置として出力される。更に、ウインドウ内の
上記5つの相関値c(n)は、チャンネル判定データと
してイコライザへ出力される。図1において、異なるウ
インドウが、参照番号2−8を付して指示されている
が、これらの番号は、11の相関値により形成された相
関ベクトル中のウインドウの中心位置を示している。図
1の例において、従来公知の方法では、相関のピークが
位置3にあり、かつ、エネルギもまたこの位置の近傍に
集中しているので、同期位置m=3を選択する。
【0009】実際には、相関ピークは、図1のように明
瞭に確定されない。むしろ、受信信号は、ノイズや他の
送信機により妨害を受け、そのため妨害されたチャンネ
ル判定結果に至る。図2は、そのような望ましくないケ
ースを示す。ここでは、妨害のピークが相関位置8に生
じている。もしピークが十分に高いならば、従来公知の
方法による結果では、5つの相関値に対する全エネルギ
が、相関のピークの近傍よりも妨害の近傍の方が大きい
ことが起きる。このような場合、従来の公知の方法で
は、適正な値3の代わりにm=8を設定することが起き
得る。更に、チャンネルイコライザは、m=8における
妨害ピークの近傍の相関値を受け取ることになる。かく
して、判定が妨害ピークに基いているため、上記イコラ
イザは非常に劣悪な判定を受け取ることになる。
瞭に確定されない。むしろ、受信信号は、ノイズや他の
送信機により妨害を受け、そのため妨害されたチャンネ
ル判定結果に至る。図2は、そのような望ましくないケ
ースを示す。ここでは、妨害のピークが相関位置8に生
じている。もしピークが十分に高いならば、従来公知の
方法による結果では、5つの相関値に対する全エネルギ
が、相関のピークの近傍よりも妨害の近傍の方が大きい
ことが起きる。このような場合、従来の公知の方法で
は、適正な値3の代わりにm=8を設定することが起き
得る。更に、チャンネルイコライザは、m=8における
妨害ピークの近傍の相関値を受け取ることになる。かく
して、判定が妨害ピークに基いているため、上記イコラ
イザは非常に劣悪な判定を受け取ることになる。
【0010】図3は、本発明の好適実施例を示してい
る。
る。
【0011】本発明による方法は、いくつかのステップ
に分けることができる。第1のステップでは、エネルギ
wの中心が次式に基き算出される。
に分けることができる。第1のステップでは、エネルギ
wの中心が次式に基き算出される。
【数9】 ここで、Mは相関値の数を示し、Mの好適な値は、例え
ば値11であることが分かった。得られた値は、得られ
た値wを最も近い整数に丸めることにより、予備的ウイ
ンドウ位置mw に丸められる。
ば値11であることが分かった。得られた値は、得られ
た値wを最も近い整数に丸めることにより、予備的ウイ
ンドウ位置mw に丸められる。
【0012】第2のステップにおいて、上記予備的中央
ウインドウ位置の近傍の2つのウインドウに含まれる相
関値c(n)のエネルギが次式に基き算出される。
ウインドウ位置の近傍の2つのウインドウに含まれる相
関値c(n)のエネルギが次式に基き算出される。
【数10】 ここで、各ウインドウの相関値の数は2K+1=Nであ
り、それは、例えば5である。図3に示すこの方法で
は、wが3近くにあり、予備的ウインドウ中心位置は3
に丸められ、位置3と4との近傍に中心を持つ2つのウ
インドウはエネルギ含有量について比較される。最も大
きいエネルギ含有量を有するウインドウの係数c(n)
が、チャンネル判定データとしてイコライザに出力され
る。
り、それは、例えば5である。図3に示すこの方法で
は、wが3近くにあり、予備的ウインドウ中心位置は3
に丸められ、位置3と4との近傍に中心を持つ2つのウ
インドウはエネルギ含有量について比較される。最も大
きいエネルギ含有量を有するウインドウの係数c(n)
が、チャンネル判定データとしてイコライザに出力され
る。
【0013】最終同期位置mは、幾つかの仕方で決定す
ることができる。その1つとしては、従来知られている
方法のように、単純にウインドウの中心位置を選択する
ことである。別の仕方としては、次式に従い、選択され
たウインドウのエネルギの中心を決定する手法がある。
ることができる。その1つとしては、従来知られている
方法のように、単純にウインドウの中心位置を選択する
ことである。別の仕方としては、次式に従い、選択され
たウインドウのエネルギの中心を決定する手法がある。
【数11】 ここで、mw +nは、選択されたウインドウの中心位置
を示している。
を示している。
【0014】上述の例では、予備的ウインドウの中心位
置mW の近傍の2つのウインドウのみが検査された。し
かしながら、2つ以上のウインドウを選択することも可
能である。例えば、5つのウインドウを、予備的ウイン
ドウの中心位置mw の近傍から選ぶことができる。ま
た、ウインドウの数は、例えば現在の時間分散に従って
選択することもできる。例えば、ウインドウの数を、次
式で定義される遅延の広がりsに比例させて選択するこ
ともできる。
置mW の近傍の2つのウインドウのみが検査された。し
かしながら、2つ以上のウインドウを選択することも可
能である。例えば、5つのウインドウを、予備的ウイン
ドウの中心位置mw の近傍から選ぶことができる。ま
た、ウインドウの数は、例えば現在の時間分散に従って
選択することもできる。例えば、ウインドウの数を、次
式で定義される遅延の広がりsに比例させて選択するこ
ともできる。
【数12】
【0015】また、各ウインドウの相関値の数は、5に
限定されるものではなく、他の値であってもよい。
限定されるものではなく、他の値であってもよい。
【0016】本発明の本質的な利点は、エネルギの中心
の決定と、このエネルギの中心の近傍の値にサーチウイ
ンドウ(探索窓)を保持することが、同期位置とチャン
ネル判定データとの両方について一層信頼性のある決定
を与えることにある。この理由は、相関に対する単一の
妨害のピークは、エネルギの中心の算出に対してあまり
強い影響を与えないことによる。
の決定と、このエネルギの中心の近傍の値にサーチウイ
ンドウ(探索窓)を保持することが、同期位置とチャン
ネル判定データとの両方について一層信頼性のある決定
を与えることにある。この理由は、相関に対する単一の
妨害のピークは、エネルギの中心の算出に対してあまり
強い影響を与えないことによる。
【0017】本発明の方法を実施する装置の好適実施例
を図4を参照して説明する。
を図4を参照して説明する。
【0018】アンテナを経て受信機により受信された信
号は、従来の仕方の通り、ミキサに加えられ、それによ
りベースバンド信号に変換され、該ベースバンド信号は
2つのA/D変換器に加えられ、複素数入力信号y
(n)に分割される。この複素数入力信号y(n)は、
相関器CORRに加えられ、そこで、それは前記受信機
に対する局部装置として設けられたトレーニングシーケ
ンス発生器TRからのトレーニングシーケンスと相関さ
れる。このトレーニングシーケンス発生器TRは、16
の値を上記相関器CORRに出力する。上記相関器CO
RRにより形成された相関値c(n)は、バッファBU
F1に記憶される。上記の例において、このバッファB
UF1は、11の複素相関値c(n)を記憶するための
11の記憶位置を有する。
号は、従来の仕方の通り、ミキサに加えられ、それによ
りベースバンド信号に変換され、該ベースバンド信号は
2つのA/D変換器に加えられ、複素数入力信号y
(n)に分割される。この複素数入力信号y(n)は、
相関器CORRに加えられ、そこで、それは前記受信機
に対する局部装置として設けられたトレーニングシーケ
ンス発生器TRからのトレーニングシーケンスと相関さ
れる。このトレーニングシーケンス発生器TRは、16
の値を上記相関器CORRに出力する。上記相関器CO
RRにより形成された相関値c(n)は、バッファBU
F1に記憶される。上記の例において、このバッファB
UF1は、11の複素相関値c(n)を記憶するための
11の記憶位置を有する。
【0019】ユニット10においては、上記相関値c
(n)のおのおのの値の2乗値が作成される。これら2
乗値は、加算ユニット20に出力され、それは11個の
入力信号の重み付けられた平均値を算出する。この重み
付けをされた平均値に対する重み付け係数は、10から
0へと整数の段階にされている。上記加算ユニット20
は、例えば、FIR−フイルタによって実現できる。同
様にして、相関係数c(n)の2乗値の加算は、加算ユ
ニット30において行われる。この加算ユニット30も
また、FIR−フィルタによって実現でき、そのときの
フィルタの係数は全て1に等しく設定される。
(n)のおのおのの値の2乗値が作成される。これら2
乗値は、加算ユニット20に出力され、それは11個の
入力信号の重み付けられた平均値を算出する。この重み
付けをされた平均値に対する重み付け係数は、10から
0へと整数の段階にされている。上記加算ユニット20
は、例えば、FIR−フイルタによって実現できる。同
様にして、相関係数c(n)の2乗値の加算は、加算ユ
ニット30において行われる。この加算ユニット30も
また、FIR−フィルタによって実現でき、そのときの
フィルタの係数は全て1に等しく設定される。
【0020】加算ユニット20からの出力信号Aは、加
算ユニット30からの出力信号Bにより、除算ユニット
40において除算され、エネルギwの中心を作成する。
丸めユニット50において、wは最も近い整数mw に丸
められる。この値は、加算ユニット60に対する基準位
置を拘束する。加算ユニット60は、例えば、FIR−
フィルタであり、そしてそれは、例えば、位置mw の近
傍に分布され、かつ、互いに1サンプリングステップ変
位された5つのウインドウのエネルギの計算を行う。そ
の各ウインドウは、5つの相関値c(n)のおのおのの
2乗値を含んでいる。各ウインドウ内のエネルギを表わ
すこれら5つの加算値は、バッファBUF2の中に記憶
される。ユニットMAXにおいて、これら5つの値は比
較され、最大の値が選ばれる。即ち、最大のエネルギ含
有量を持っていたウインドウが選択される。ユニットM
AXからの出力信号として、例えばウインドウの中心位
置を示す値mを出力できる。本実施例において、この出
力信号mはまた同期位置を確定する。その代わりに、ウ
インドウ内のエネルギの中心を上述したように計算し、
同期位置の最終決定を行うこともできる。
算ユニット30からの出力信号Bにより、除算ユニット
40において除算され、エネルギwの中心を作成する。
丸めユニット50において、wは最も近い整数mw に丸
められる。この値は、加算ユニット60に対する基準位
置を拘束する。加算ユニット60は、例えば、FIR−
フィルタであり、そしてそれは、例えば、位置mw の近
傍に分布され、かつ、互いに1サンプリングステップ変
位された5つのウインドウのエネルギの計算を行う。そ
の各ウインドウは、5つの相関値c(n)のおのおのの
2乗値を含んでいる。各ウインドウ内のエネルギを表わ
すこれら5つの加算値は、バッファBUF2の中に記憶
される。ユニットMAXにおいて、これら5つの値は比
較され、最大の値が選ばれる。即ち、最大のエネルギ含
有量を持っていたウインドウが選択される。ユニットM
AXからの出力信号として、例えばウインドウの中心位
置を示す値mを出力できる。本実施例において、この出
力信号mはまた同期位置を確定する。その代わりに、ウ
インドウ内のエネルギの中心を上述したように計算し、
同期位置の最終決定を行うこともできる。
【0021】上記ウインドウ中心位置mは、また、バッ
ファBUF1へ入力され、そこから、この位置の近傍に
中心を持つ5つの相関値c(n)が選定され、それはチ
ャンネル判定データを記憶するメモリユニットESTへ
送られる。次に、これらの5つの複素数値は、チャンネ
ル判定を行うためにイコライザに送給される。
ファBUF1へ入力され、そこから、この位置の近傍に
中心を持つ5つの相関値c(n)が選定され、それはチ
ャンネル判定データを記憶するメモリユニットESTへ
送られる。次に、これらの5つの複素数値は、チャンネ
ル判定を行うためにイコライザに送給される。
【0022】本発明はヨーロッパのGSM−システムに
ついて説明された。しかしながら、同一の原理が、例え
ば、IS−54基準に基くアメリカ移動無線通信システ
ムにおいても用い得ることが理解されるであろう。事
実、本発明は、受信信号と局所的に発生されたトレーニ
ングシーケンスとの同期に基くいかなるTDMAシステ
ムにおいても用いることができる。
ついて説明された。しかしながら、同一の原理が、例え
ば、IS−54基準に基くアメリカ移動無線通信システ
ムにおいても用い得ることが理解されるであろう。事
実、本発明は、受信信号と局所的に発生されたトレーニ
ングシーケンスとの同期に基くいかなるTDMAシステ
ムにおいても用いることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
れば、エネルギの中心の決定と、エネルギの中心の近傍
の値へサーチウインドウをロックすることとにより、同
期位置とチャンネル判定データとの両方の一層信頼性の
ある決定を可能にする。それにより、通信システムを受
信信号に対する妨害による影響から守ることにより、T
DMA無線通信システムの十分な能力を維持することが
できる。
れば、エネルギの中心の決定と、エネルギの中心の近傍
の値へサーチウインドウをロックすることとにより、同
期位置とチャンネル判定データとの両方の一層信頼性の
ある決定を可能にする。それにより、通信システムを受
信信号に対する妨害による影響から守ることにより、T
DMA無線通信システムの十分な能力を維持することが
できる。
【0024】本発明に対する種々の修正及び改変が、本
発明の精神及び範囲から逸脱することなくなし得ること
は、当業者により理解されるであろう。本発明の精神及
び範囲は本願のクレームの記載により限定されるもので
ある。
発明の精神及び範囲から逸脱することなくなし得ること
は、当業者により理解されるであろう。本発明の精神及
び範囲は本願のクレームの記載により限定されるもので
ある。
【図1】TDMA無線通信システムにおいて、同期位置
の決定とチャンネル判定とを行う従来から知られている
方法を示す相関対時間特性図。
の決定とチャンネル判定とを行う従来から知られている
方法を示す相関対時間特性図。
【図2】無線チャンネルが妨害を受けている場合におけ
る対応する相関対時間特性図。
る対応する相関対時間特性図。
【図3】図2の場合の妨害時における本発明の方法を示
す相関対時間特性図。
す相関対時間特性図。
【図4】本発明に基づく方法を遂行するための装置の好
適実施例を示す図。
適実施例を示す図。
10 ユニット 20 加算ユニット 30 加算ユニット 50 丸めユニット TR トレーニングシーケンス発生器 CORR 相関器 BUF1 バッファ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−153145(JP,A) 特開 平2−71640(JP,A) 米国特許4873683(US,A) 欧州特許出願公開295226(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38 H04J 3/00 - 3/06
Claims (10)
- 【請求項1】 同期シーケンスと、部分的に重なり合
い、かつ、1つのサンプリング間隔だけ互いに変位した
信号フレームのMの部分との間においてMの相関値を有
する第1のベクトルから、チャンネル判定のためのNの
相関値の第2のベクトルを選定するTDMA無線通信シ
ステムにおける方法であって、前記方法は:下記の式に
従って前記第1のベクトルのエネルギwの中心を算出す
ることと、 【数1】 ここで、c(k)は、前記第1ベクトルのkの相関値を
示し;前記第1ベクトルの予備的ウインドウの中心位置
mw を作成するために、算出された値wを最も近い整数
に丸めることと;前記第2ベクトルを形成するために、
前記予備的ウインドウ中心位置mw の近傍に分布された
Nの連続した相関値を選定すること、 を包含することを特徴とするTDMA無線通信システム
における同期及びチャンネル判定の方法。 - 【請求項2】 請求項1の方法であって、 おのおのが前記予備的ウインドウの中心位置mw の近傍
に分布されたN=2K+1の連続した相関値を有し、1
つのサンプリングインターバルだけ互いに時間変位され
た2L+1の部分的に重なり合ったベクトルを選定する
ことと;前記2L+1の選定されたベクトルの中から、
最大のエネルギ含有量En を有するベクトル、即ち、前
記第2のベクトルとして、下記の式の値を最大ならしめ
るベクトルを選定すること、 を包含することを特徴とするTDMA無線通信システム
における同期及びチャンネル判定の方法。 【数2】 - 【請求項3】 請求項2の方法であって、現在の分散に
依存してLを選定することを含むことを特徴とするTD
MA無線通信システムにおける同期及びチャンネル判定
の方法。 - 【請求項4】 請求項3の方法であって、下記の式によ
って確定される遅延の広がりsに比例してLを選定する
ことを含むことを特徴とするTDMA無線通信システム
における同期及びチャンネル判定の方法。 【数3】 - 【請求項5】 請求項1の方法であって、 おのおのが前記予備的ウインドウの中心位置mw を取り
巻くN=2K+1の連続した相関値を有し、1つのサン
プリングインターバルだけ互いに時間変位された2つの
部分的に重なり合ったベクトルを選定することと;前記
2つのベクトルの中から、最大のエネルギ含有量En を
有するベクトル、即ち、前記第2のベクトルとして、下
記の式の値を最大ならしめるベクトルを選定すること、 を包含することを特徴とするTDMA無線通信システム
における同期及びチャンネル判定の方法。 【数4】 - 【請求項6】 請求項2又は5の方法であって、最終同
期位置mとして、前記第1ベクトルの中において前記第
2ベクトルの中央の位置を出力することを含むことを特
徴とするTDMA無線通信システムにおける同期及びチ
ャンネル判定の方法。 - 【請求項7】 請求項2又は5の方法であって、 下記の式に従って前記選定された第2ベクトル中のエネ
ルギxの中心を算出することと、 【数5】 ここで、mw +1は、前記第1ベクトルの中において、
前記第2ベクトルの中心位置を指示し;上記の式より得
られたxの値を前記第2ベクトルの中心位置mw +1に
加算することと;前記の加算により得られた位置を最終
同期位置mとして出力することと、 を包含することを特徴とするTDMA無線通信システム
における同期及びチャンネル判定の方法。 - 【請求項8】 請求項1の方法であって、前記第1ベク
トルは、11の相関値を有すること、即ちM=11であ
ることを特徴とするTDMA無線通信システムにおける
同期及びチャンネル判定の方法。 - 【請求項9】 請求項1の方法であって、前記第2ベク
トルは、5の相関値を有すること、即ちN=5であるこ
とを特徴とするTDMA無線通信システムにおける同期
及びチャンネル判定の方法。 - 【請求項10】 同期シーケンスと、部分的に重なり合
い、かつ、1つのサンプリング間隔だけ互いに時間的に
変位した信号フレームのMの部分との間においてMの相
関値を有するベクトルから、該ベクトルの中の前記フレ
ームの同期位置mを決定するTDMA無線通信システム
における方法であって、前記方法は下記の式に従ってエ
ネルギwの中心を算出することを含んでおり、 【数6】 ここで、c(k)は、前記ベクトルのkの相関値を示
し、エネルギ値wの前記算出された中心はシークされた
同期位置mを形成するようにされていることを特徴とす
るTDMA無線通信システムにおける同期及びチャンネ
ル判定の方法。
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