JP3105961U - 花鉢用自動ラベル貼りシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】花鉢側面の汚れと水分を落とし一定な位置にラベルを貼り付け、印刷を行い、花苗に傷がつかないように考慮した自動ラベル貼り付け装置の提供。
【解決手段】底面ベルトコンベア9、両側面ベルトコンベア10・11で花鉢Tを搬送方向Sに運ぶ。両側面ベルトコンベアにはガイドカバー13が備えられ、垂れ下がった花苗の葉や枝は側面ベルトコンベアに巻き込まれない。花鉢のタイプに合わせ側面ベルトコンベア10は側面ベルトコンベア巾可変レバー12により巾方向位置が変わる。搬送の途中で側面の泥や土はブラシ3a、発泡ゴム3bで掃除され、水はファン3cで吹き飛ばされる。固体検出センサー14が花鉢Tを検出し、制御部17はラベル貼り部15にラベル繰り出しを指令する。繰り出されたラベルはプレスローラー25により花鉢の側面に貼付される。ラベル繰り出しと同期して、制御部17はプリンター部16に印刷を指令する。
【選択図】図6
【解決手段】底面ベルトコンベア9、両側面ベルトコンベア10・11で花鉢Tを搬送方向Sに運ぶ。両側面ベルトコンベアにはガイドカバー13が備えられ、垂れ下がった花苗の葉や枝は側面ベルトコンベアに巻き込まれない。花鉢のタイプに合わせ側面ベルトコンベア10は側面ベルトコンベア巾可変レバー12により巾方向位置が変わる。搬送の途中で側面の泥や土はブラシ3a、発泡ゴム3bで掃除され、水はファン3cで吹き飛ばされる。固体検出センサー14が花鉢Tを検出し、制御部17はラベル貼り部15にラベル繰り出しを指令する。繰り出されたラベルはプレスローラー25により花鉢の側面に貼付される。ラベル繰り出しと同期して、制御部17はプリンター部16に印刷を指令する。
【選択図】図6
Description
この考案は花鉢用自動ラベル貼りシステムに関するものである。
従来の花鉢(花苗鉢)へのラベル貼りは、片手で鉢を固定し片方の手でラベルを鉢に貼りつける方法であった(図7参照)。ラベルの使用は商品情報、生産者情報、流通情報、価格情報を入れる手段として必要で、今後その需要はますます増えてくる背景がある。
しかしながら上記の手でラベルを貼る方法では、ラベルの貼り位置が不ぞろいで店頭販売される際に商品価値を下げ、貼られるラベルに印刷されるバーコードなどの自動読取も難しく、流通での商品管理を難しくしている。なおかつラベル貼り作業に要する時間が大きい。
そもそもラベルを自動で貼れなかった理由は、同一サイズの鉢でも生育過程での花苗に個体差があるため、その結果貼る直前の鉢の形状が不安定であることによる。花鉢の中には一般的には適度に湿った土が詰められ、出荷に適した花苗が入れられている。花鉢は土の入れ方や栽培生産現場の作業状態により、形状がいびつになる。花鉢の底面に空けられた水抜き穴から花苗の根っこが出ている状態も良く見られる(図5参照)。又形状に個体差があるため、コンベアなどで自動搬送出来なかったからである。更に鉢には育成段階での土が付着し、水遣りなどで水分が付着しているのも、ラベル貼りを、手作業でも、困難な仕事にしている要因である。
本考案は、花鉢を安定的に自動搬送させ、土や水をあらかじめ清掃することによって、ラベル貼りの自動化を可能にする手段を提供すると共に、情報データをラベル繰り出しと同期して、自動的に印刷することを課題とする。
自動搬送手段として底面ベルトコンベア、及び両側面に密着する形態で並行する側面ベルトコンベアを配置し、搬送方向に同時に走行させる。側面のベルトコンベアは各側面に1本以上使う。両側面のベルトコンベアは弾力性に富む丸ベルトやスポンジベルトとする。花鉢は三面で支えられ搬送される。第三の側面ベルトコンベア巾は花鉢サイズに合わせ、レバーで可変する。
搬送の途中でブラシを花鉢の側面に接触させ、土を落とす。同様に搬送途中にファンを用意し、花鉢の側面に強力な空気を吹き付けることで水分を飛ばす。
搬送途中でラベル繰り出し部を配置し、花鉢が貼り位置に入るとラベル繰り出し部がラベルを一枚繰り出し、プレスローラーがラベルを押すので、ラベルを安定して貼る。ラベル繰り出しと同期してラベルへの印刷をラベルプリンターなどに指示しロスのない印刷をする。
搬送部入口から搬送方向にガイドカバーを両側面ベルトコンベアを覆うように配置し、花苗からはみ出して垂れ下がる枝や葉が側面ベルトコンベアに巻き込まれないようにする。
搬送部入口から搬送方向にガイドカバーを両側面ベルトコンベアを覆うように配置し、花苗からはみ出して垂れ下がる枝や葉が側面ベルトコンベアに巻き込まれないようにする。
この手段によれば、花鉢の形状が変わったときでも側面ベルトコンベアの弾力で花鉢の側面を搬送することが出来る。さらに底面のベルトコンベア搬送力により、花鉢は転倒しないで姿勢を保ったまま搬送することが出来る。
花鉢は側面をベルトコンベアで支えられているので、ブラシの接触や水分吹き飛ばしの空気圧があっても搬送を妨げられたり、方向を回転させたりしない。
花鉢が安定姿勢かつ安定速度でラベル貼り部まで搬送されるので、ラベル貼り部から繰り出されるラベルは一定方向で貼ることが出来る。花鉢はラベルを貼る間も姿勢を保持されるので、プレスローラーの圧力で逃げず、安定した貼付強度が得られる。プレスローラーを含むラベル繰り出し部は花鉢の角度に傾けて取り付けることとする。
ラベル貼付能力は手作業での数倍を出すことが出来る。(手作業では4秒で1個、本考案では1秒で2個、従って約8倍の能力が出る。但し、搬送速度、搬送部への花鉢供給能力による。)
本考案により一定の位置にラベルが貼れる事で、流通段階でのバーコード(一例)読み取りが自動化できるため出荷から販売までの合理的な管理が可能で、花苗業界に売れ筋商品の素早い対応、消費のデータ化等色々なメリットを与えることが出来る。
ガイドカバーにより鉢からはみ出した葉は保護され、商品を傷める事はない。
ラベル貼付作業と同時に印刷を行う事が出来るので、余分にラベル印刷をしたり、花鉢と異なるラベルの混入が防げる。
図1に本考案のシステム全体図を示す。
まず、本考案の実施例を図で参照しながら説明する。搬送部は図2に示すように、花鉢サイズにあわせて第三の側面ベルトコンベア巾がレバーにより可変する。搬送スピード毎分12mのスピードで走行し、平均として花鉢直径9cmタイプで毎分120個を搬送する。
花鉢を搬送ベルトコンベア投入口から4個ずつ搬送ベルトコンベアに供給する。
搬送ベルトコンベアに乗った花鉢は図3清掃部に搬送され、土及び汚れをブラシ、発泡ゴムにより落とされる。残った水分の一部などは強風ファンにより一方向に吹き飛ばされる。
搬送ベルトコンベアに乗った花鉢は図3清掃部に搬送され、土及び汚れをブラシ、発泡ゴムにより落とされる。残った水分の一部などは強風ファンにより一方向に吹き飛ばされる。
図4に示す固体検出センサー14まで花鉢が搬送されると、同センサーにより検出を行い、信号を制御部へ送出する。
制御部はラベル貼り部にラベルの繰り出し信号を送り、ラベルが繰り出される。繰り出されたラベルはプレスローラー25により花鉢側面に貼付される。ラベルは1枚繰り出されるごとに停止する。
次に、制御部はプリンター部に印刷指令を出し、プリンターが1枚分の印刷を行う。
次に、ラベルを貼付された花鉢が搬送部排出部まで運ばれる。排出部最後尾までくると、そこに配置されたセンサーにより、搬送ベルトコンベアは一時停止する。作業者が最後尾で停止している花鉢を取り出すと、搬送ベルトコンベアは再び走行を開始する。
図2の実施形態では、搬送ベルトコンベアは断面が丸い物を2本使用して示したが、他の実施形態では断面が多角形でも中空でも良いし、使用する本数は1本でも複数でもよい。あるいはその組み合わせでもよい。
図1の実施形態ではプリンター部とラベル貼り部は別々に示したが、一つに合体した物でも良い。
9 第一の底面ベルトコンベア
10 第三の側面ベルトコンベア
11 第二の側面のベルトコンベア
12 側面ベルトコンベア巾可変レバー
13 ガイドカバー
14 固体検出センサー
15 ラベル貼り部
16 プリンター部
17 制御部
18 プレスローラー
L ラベル
S 搬送方向
T 花鉢
10 第三の側面ベルトコンベア
11 第二の側面のベルトコンベア
12 側面ベルトコンベア巾可変レバー
13 ガイドカバー
14 固体検出センサー
15 ラベル貼り部
16 プリンター部
17 制御部
18 プレスローラー
L ラベル
S 搬送方向
T 花鉢
Claims (2)
- 底面は規格サイズにほぼ一定するものの開口部の形状が一定しない花鉢にラベルを印刷し貼り付けるシステムであって、
底面を支える第一のベルトコンベアと花鉢の形状に合わせた角度を持つ一対の側面ベルトコンベアを備える搬送部と、ラベルを貼るためのラベル貼り部、ラベル繰り出しと連動してラベルに印刷をするプリンター部から構成され、
前述側面ベルトコンベアは鉢の形状個体差を吸収するスポンジや中空ベルトを用い、あるいは反発力のある(腰の強い)丸ベルトをたるませ気味に用い、ラベルを貼る側の第二の側面ベルトコンベアはラベルの通過を妨げない位置で走行し、反対側の第三の側面ベルトコンベアは鉢のサイズに対応して第二のベルトコンベアと平行で巾を可変する構造をもつものとし、
前述ラベル貼り部は貼付位置の前に配置され搬送途中で花鉢の通過を認知する固体検出センサー、一枚づつラベル繰り出しをするラベル繰り出し部、及びラベルを花鉢側面に貼付するためのプレスローラーを有し、前述第二第三の側面ベルトコンベアが花鉢を支持搬送する途中に配置され、鉢の側面角度に傾けて取り付けられている
ことを特徴とする。 - 前記搬送部は、花鉢に特有である土の付着を、搬送途中でブラシと発泡ゴムで落とし、水の付着をファンで吹き飛ばすことでラベル貼り付け面を掃除することと、枝や葉の垂れ下がりと側面ベルトコンベアへの巻き込みを防止して、花苗を保護する為のカバーを有することを特徴とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003898U JP3105961U (ja) | 2004-06-04 | 2004-06-04 | 花鉢用自動ラベル貼りシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003898U JP3105961U (ja) | 2004-06-04 | 2004-06-04 | 花鉢用自動ラベル貼りシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3105961U true JP3105961U (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=43259307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004003898U Expired - Fee Related JP3105961U (ja) | 2004-06-04 | 2004-06-04 | 花鉢用自動ラベル貼りシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105961U (ja) |
-
2004
- 2004-06-04 JP JP2004003898U patent/JP3105961U/ja not_active Expired - Fee Related
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