JP3105928B2 - エアーフィルタ - Google Patents
エアーフィルタInfo
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- JP3105928B2 JP3105928B2 JP02416377A JP41637790A JP3105928B2 JP 3105928 B2 JP3105928 B2 JP 3105928B2 JP 02416377 A JP02416377 A JP 02416377A JP 41637790 A JP41637790 A JP 41637790A JP 3105928 B2 JP3105928 B2 JP 3105928B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- air
- openings
- inflow passage
- filter element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
る。
ス30の開口面を閉塞するブラケット31に、オイル流
入口32とオイル流出口33とを形成し、ケース30の
中心にオイル流入路32に接続された流入路34を設
け、この流入路34の外側に環状のフィルタエレメント
35を収納し、オイル流入口32から流入路34に流し
込まれたオイルをフィルタエレメント35により濾過
し、オイル流出口33から流出させ、この過程でオイル
に含まれる不純物をフィルタエレメント35により捕捉
するようにしたオイルフィルタがある。
を図4に示したが、エアーフィルタの構造も原理は同じ
である。しかし、コンプレッサに接続されるようなエア
ーフィルタにおいては、使用目的に応じて大容量の圧縮
空気を通さなければならず、エアーフィルタのフィルタ
エレメントが通気抵抗を高める原因となる。特に、図4
に示したような濾紙をロール状に巻回してなるフィルタ
エレメント35を用いた場合には、粒子の微細な異物を
捕捉することはできても通気抵抗が高過ぎ、空気の供給
に支障が生ずる。
ースの中心に同軸上に設けられて一端が空気流入口に接
続された複数本のパイプにより形成された流入路と、こ
の流入路の外側に形成されて一端が空気流出口に接続さ
れた環状の通気空間と、前記流入路に沿って前記通気空
間に収納された長尺状の濾紙をロール状に巻回してなる
複数の環状のフィルタエレメントと、前記パイプの端部
に嵌合された中空の嵌合部と隣接する前記フィルタエレ
メントの端面の間を仕切る仕切り面とこの仕切り面に形
成された複数の開口部とこれらの開口部を接続する溝と
前記嵌合部の外周に形成されて一部の開口部に接続され
た接続孔とを有して隣接する前記フィルタエレメントの
端面と前記流入路の内部とを接続する接続部材とにより
構成した。
れた空気は、接続部材により一つのフィルタエレメント
に集中せずに複数のフィルタエレメントに分散して流通
される。したがって、複数のフィルタエレメントの断面
積の総和に対応する広い断面積をもって空気をフィルタ
エレメントに流通させることが可能となり、これに伴い
通気抵抗を軽減することが可能となる。
て説明する。1は円筒形のケースで、このケース1の開
口面に固定された端板2にはブラケット3の中心が螺合
され、このブラケット3には、コンプレッサの吐出口等
に接続される空気流入口4と、環状の空間5と、この空
間5の一部に接続された空気流出口6とが形成されてい
る。前記ケース1の中心には前記空気流入口4に接続さ
れた複数本のパイプ7が同軸上に設けられ、これらのパ
イプ7の内部には前記空気流入口4に接続された流入路
8が形成され、この流入路8の外周には環状の通気空間
9が形成されている。この通気空間9は前記端板2に形
成された開口10と前記空間5とを介して前記空気流出
口6に接続されている。そして、この通気空間9にはそ
れぞれ長尺状の濾紙をロール状に巻回してなる複数の環
状のフィルタエレメント11,12が収納されている。
また、前記パイプ7の間には接続部材13が挾持されて
いる。この接続部材13は、図2及び図3にも示すよう
に、パイプ7の端部に嵌合された中空の嵌合部14と、
隣接する前記フィルタエレメント11,12の端面の間
を仕切る仕切り面15と、この仕切り面15に形成され
た複数の開口部16と、これらの開口部16を接続する
溝17と、前記嵌合部14の外周に形成されて一部の開
口部16に接続された接続孔18とを有している。
メント11,12と前記接続部材13と前記フィルタエ
レメント11,12を囲繞する円筒19とこの円筒19
の両端に固定されたエンドプレート20とによりエレメ
ントアッセンブリ21が形成されている。このようなエ
レメントアッセンブリ21はスプリング22に付勢され
て前記端板2に当接されている。また、前記エンドプレ
ート20には前記通気空間9に連通する複数の通孔23
が形成されている。さらに、前記ブラケット3側のエン
ドプレート20の中心には前記空気流入口4と前記流入
路8とを連通する開口24が形成されているが、流入路
8のスプリング22側の他端はエンドプレート20によ
り閉塞されている。
ら流入路8に供給された空気は、図1に矢印をもって示
すように、接続部材13の接続孔18と開口部16とに
より複数のフィルタエレメント11,12に分散して流
通され、空気中に含まれた塵埃等がこれらのフィルタエ
レメント11,12に捕捉される。これらのフィルタエ
レメント11,12は濾紙をロール状に巻回することに
より形成されているため半径方向には多層に巻回され、
しかも、パイプ7と円筒19との間に圧入されるため各
層毎に微小な皺が形成され、これにより、微細な塵埃を
も確実に捕捉することが可能となる。
フィルタエレメント11,12に分散して流通されるた
め、複数のフィルタエレメント11,12の断面積の総
和に相当する広い断面積をもってフィルタエレメント1
1,12に空気を流通させることが可能となり、これに
伴い通気抵抗を軽減することが可能となる。
心に沿って二つのフィルタエレメントを積層した状態で
説明したが、さらに多くのフィルタエレメントを積層し
てもよい。この場合には各フィルタエレメントの間に接
続部材13を介在させる。
の中心に同軸上に設けられて一端が空気流入口に接続さ
れた複数本のパイプにより形成された流入路と、この流
入路の外側に形成されて一端が空気流出口に接続された
環状の通気空間と、前記流入路に沿って前記通気空間に
収納された長尺状の濾紙をロール状に巻回してなる複数
の環状のフィルタエレメントと、前記パイプの端部に嵌
合された中空の嵌合部と隣接する前記フィルタエレメン
トの端面の間を仕切る仕切り面とこの仕切り面に形成さ
れた複数の開口部とこれらの開口部を接続する溝と前記
嵌合部の外周に形成されて一部の開口部に接続された接
続孔とを有して隣接する前記フィルタエレメントの端面
と前記流入路の内部とを接続する接続部材とにより構成
したので、空気流入口からケースの中心の流入路に供給
された空気は、接続部材により一つのフィルタエレメン
トに集中せずに複数のフィルタエレメントに分散して流
通され、したがって、複数のフィルタエレメントの断面
積の総和に対応する広い断面積をもって空気をフィルタ
エレメントに流通させることが可能となり、これに伴い
通気抵抗を軽減することができる効果を有する。
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状のケースと、このケースの中心に同
軸上に設けられて一端が空気流入口に接続された複数本
のパイプにより形成された流入路と、この流入路の外側
に形成されて一端が空気流出口に接続された環状の通気
空間と、前記流入路に沿って前記通気空間に収納された
長尺状の濾紙をロール状に巻回してなる複数の環状のフ
ィルタエレメントと、前記パイプの端部に嵌合された中
空の嵌合部と隣接する前記フィルタエレメントの端面の
間を仕切る仕切り面とこの仕切り面に形成された複数の
開口部とこれらの開口部を接続する溝と前記嵌合部の外
周に形成されて一部の開口部に接続された接続孔とを有
して隣接する前記フィルタエレメントの端面と前記流入
路の内部とを接続する接続部材とよりなることを特徴と
するエアーフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02416377A JP3105928B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | エアーフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02416377A JP3105928B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | エアーフィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04225812A JPH04225812A (ja) | 1992-08-14 |
JP3105928B2 true JP3105928B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=18524602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02416377A Expired - Fee Related JP3105928B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | エアーフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105928B2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP02416377A patent/JP3105928B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04225812A (ja) | 1992-08-14 |
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