JP3105821U - 表示部に夜光塗料を使用した自動車用セーフティカード - Google Patents

Abstract

【課題】自動車後部ガラスに貼付して、乳児等社会弱者が同乗している事を後続運転者に認識させる、セーフティカードの提供。
【解決手段】乳児等が同乗している事を表す図と「赤ちゃんが乗ってます」等の文字に使用する塗料を自発行性夜光塗料又は蓄光性夜光塗料にする事によって、雨天時、夜間時等暗くて、視界の悪い場合においても、その視認を確保する事が出来る。
【選択図】図１

Description

考案の詳細な説明

従来の自動車用セーフティカードはプラスチック、塩ビ製等の薄板上に文字、図により、乳幼児、妊婦、身体障害者等社会弱者が同乗している事を表示し、これに吸盤を介し、吸盤によって後部ガラスに貼付させ、セーフティカードに表示された文字、図によって、後続運転者に乳幼児、身体障害者等の社会弱者が同乗している事を後続運転者に認知させた上、注意喚起を促し、低速走行運転等をしていても、追突、割り込み運転等の危険運転を抑止し、交通事故防止の役割を担うものではあった。

この社会弱者が同乗している事を表示する文字、図は、黒色、白色等の通常の印刷用インク等を使用している。

考案が解決しようとする課題

しかし、前述の従来技術では、黄、赤、青等原色地のプラスチック、塩ビ製等の薄板上に黒、白色等で表示されており、人目を引く目立つ物とはなっているが、その視認性にあっては、後続運転者にとって、明るい昼間晴天時には十分確保できるものの、昼間であっても、視界が悪くて暗い雨天時等にはその視認性は十分確保出来ているとは言えず、夜間時にあっては、車間距離を余程詰めなければ認識することが出来ず、その効果は全くないとも言えるものであった。

課題が解決するための手段

そこで、本考案は、昼間の視認性を保ったまま、夜間等視認性を確保出来ない場合であっても、その視認性を確保する為に、表示部である、文字、図に自発行性夜光塗料又は蓄光性夜光塗料を使用する事によって、どの様な時間帯、天候であっても、その視認性を確保できるものにした。

考案の効果

本考案によって、従来果たせなかった夜間等視界の悪い場合における視認性を確保する事ができ、いつ何時、どの様な天候状態であっても、自動車後部ウィンドウに貼付された、セーフティカードに表示された自発行性夜光塗料又は蓄光性夜光塗料を使用した文字、図によって、乳幼児、身体障害者等社会弱者が同乗している状態である事を後続運転者に対し、十分認識させる事ができる上、注意喚起を促す効果が得られ、低速走行運転等をしていても、後続運転者による追突、割り込み運転等危険運転を抑止し、更なる交通事故防止の役割を担う事が出来るものとなった。

セーフティカードを示した平面図である。 セーフティカードを示した断面図である。

符号の説明

１ 吸盤
２ イラスト記入部（乳児、児童、妊婦等社会弱者を表す図）
３ メッセージ記入部（赤ちゃんが乗っています等）

Claims (1)

1. 従来の自動車用セーフティカード表示部の文字、図の塗料に印刷用インクに換えて夜光塗料を使用する。

Images