JP3105724B2 - 業務処理システムの過負荷試験装置 - Google Patents

業務処理システムの過負荷試験装置

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JP3105724B2 JP05327850A JP32785093A JP3105724B2 JP 3105724 B2 JP3105724 B2 JP 3105724B2 JP 05327850 A JP05327850 A JP 05327850A JP 32785093 A JP32785093 A JP 32785093A JP 3105724 B2 JP3105724 B2 JP 3105724B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務処理システムの過
負荷試験装置に係り、特に、オンラインシステム試験時
のシステムに設計値より過剰な数量のデータを発生させ
て、業務処理システムに過剰な負荷をかけ、システムの
安定な動作を確認するために、データの循環時に加圧デ
ータを発生させて試験を行う業務処理システムの過負荷
試験装置に関する。
【0002】近年のオンラインシステムの高処理能力化
の要求に伴い、複数の業務処理用ホストコンピュータ及
びフロントエンドコンピュータ(以下、FEPコンピュ
ータ)からなる複合構成のシステムを構築することが要
求されており、このようなシステムの安定な動作を得る
ために、設定能力限界値より多少過剰な試験を実施して
動作の安定性を確認する必要がある。
【0003】
【従来の技術】従来、2台のホストコンピュータを並行
させて行う過負荷試験の方法が提供されている。この方
法は、複数の業務処理用のホストコンピュータ及びFE
Pコンピュータからなる複合構成のシステムに適用する
と、業務処理用ホストコンピュータ及びFEPコンピュ
ータと同数の試験ツールシステム用ホストコンピュータ
及びFEPコンピュータを必要とするためシステムが大
規模になる。このような膨大なシステムを用いずに、試
験ツールシステム用ホストコンピュータ及びFEPコン
ピュータの台数を最小にして、過剰なデータを発生させ
て、被試験側の業務処理用ホストコンピュータ及びFE
Pコンピュータに過剰な負荷をかけ、システムの安定な
動作を確認するための試験方法を以下に示す。
【0004】図9は、従来のオンラインシステムの過負
荷試験の動作を説明するための図である。
【0005】過負荷試験を行うためのシステム構成とし
て、1台のホストコンピュータ102と2台のFEPコ
ンピュータ101、103を有し、試験データを発生さ
せる試験ツールシステム100と、過負荷状態での試験
を行うホストコンピュータ202、205と、FEPコ
ンピュータ201、203、204、206を有する被
試験側の業務処理システム200により構成される。
【0006】この試験ツールシステム100と被試験側
の業務処理システム200の間でデータを循環させて業
務処理システム200に負荷をかける動作は、試験ツー
ルシステム100から発生させた試験データ10を業務
処理システム200で受信し、ホストコンピュータ20
2または205で業務の処理を行い、業務処理後のデー
タ11をFEPコンピュータ201または205を介し
て試験ツールシステム100に戻すことにより負荷をか
ける。
【0007】例えば、試験データ10を試験ツールシス
テム100から業務処理システム200のSYS1に送
出する場合について説明する。試験ツールシステム10
0のホストコンピュータ102で生成された試験データ
10をFEPコンピュータ101を介して業務処理シス
テム200のFEPコンピュータ204に送る。試験デ
ータ10を受信したFEPコンピュータ204は、試験
データをホストコンピュータ205に送り、ホストコン
ピュータ205において、業務の処理を行う。処理後の
試験データはFEP206を介して試験ツールシステム
100のFEPコンピュータ103に戻される。
【0008】このように、試験ツールシステム100と
業務処理システム200との間で試験データ10と業務
処理システム200のホストコンピュータ202また
は、205で処理された業務処理後のデータ11の送受
信によるデータの循環を行うことにより、業務処理シス
テム200に対する過負荷試験を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の複
数の業務処理用ホストコンピュータ及びFEPコンピュ
ータからなる複合構成のシステムにおける過負荷試験で
は、1台のホストコンピュータからなる試験ツールシス
テムを使用した場合に、業務処理システムが過負荷状態
とならない。このため、本質的な過負荷試験を行うに
は、実際に端末あるいは、接続先のコンピュータとの接
続を行い、実際の業務処理と同じ構成で大量のデータを
発生させる方法でなければ、過負荷試験が実施できない
という問題がある。
【0010】即ち、試験ツールシステムと複数のホスト
コンピュータからなる業務処理システムとの間で試験デ
ータと業務処理後のデータの送受信を行うため、試験ツ
ールシステムが大量のデータを生成し、最高の能力を出
す状態になっても業務処理システムは過負荷状態に至ら
ないため、過負荷試験を実現することができない。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、複数の業務処理用ホストコンピュータ及びFEPコ
ンピュータからなる複合構成のシステムで複数の業務処
理システム間で試験データを循環させ、最小台数のホス
トコンピュータからなる試験ツールシステムを用いた業
務処理システムの過負荷試験装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図である。
【0013】本発明の過負荷試験装置は、複数の被試験
対象の業務処理システム200に設計値以上の負荷をか
けて過負荷試験を行う装置であって、試験データを生成
して、被試験対象に送出する試験ツール100と、試験
ツール手段100から送出された試験データ及び被試験
対象の業務処理システム200内で循環されるデータを
受信する受信手段211と、受信手段211により受信
された試験データを用いてホストコンピュータで業務処
理を行う処理手段212と、処理手段212により処理
された処理済データを受信し、処理済データを処理手段
212で処理される以前の状態に変換するデータ変換手
段213と、データ変換手段213により変換されたデ
ータを業務処理システム200内に循環させる送信手段
214とを含む業務処理システム200とを有する。
【0014】また、本発明の過負荷試験装置の試験ツー
ル100は、試験データが業務処理システム200を循
環している場合に、さらに負荷をかけるための試験デー
タを生成し、業務処理システム200に送出する加圧デ
ータ供給手段110を有する。
【0015】また、本発明の過負荷試験装置において、
業務処理システム200のデータ変換手段213は、処
理手段212により処理済のデータのうち、送信先と発
信元のデータを変更する。
【0016】
【作用】本発明は、試験ツールシステムから業務処理シ
ステムに送られた試験データを業務処理システムのホス
トコンピュータが処理し、当該データをFEPコンピュ
ータから試験ツールシステムに戻さずに、その業務処理
システムで処理される前の形態に戻して、他の業務シス
テムに循環させる。このような業務処理システム内にお
けるデータ循環時に試験ツールシステムより業務処理シ
ステムに対して、更なる試験データである加圧データを
発生させて送出する。
【0017】これにより、データを試験ツールシステム
と業務処理システムを循環させているときに、加圧デー
タを発生させた場合には、循環データによる負荷に加
え、加圧データによる負荷が業務処理システムにかかる
ため、業務処理システムを過負荷状態とすることができ
る。
【0018】図2は、本発明の概要を説明するための図
である。
【0019】同図は、縦軸がデータ量(件/時間)を表
し、横軸は時間の経過を示す。
【0020】同図の例において、93年の1月現在は、
1時間当たり100件のデータ量aであったものが、9
5年1月にはデータ量が400件bに増大することが想
定される場合に、仮に400件に到達したとしても安定
動作を得るために、同図中cで示される+10%程度の
過負荷を業務処理システムにかけて試験しておく必要が
ある。
【0021】本発明は、将来において当該業務処理シス
テムにかかるであろう負荷を想定し、設計上の能力限界
以上の過負荷を業務処理システムにかけることでシステ
ム安定動作を補償するものである。
【0022】
【実施例】以下、図面とともに、本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0023】図3は、本発明の一実施例の過負荷試験装
置の構成を示す。同図中、図9と同一構成部分には、同
一符号を付す。
【0024】試験ツールシステム100は、2つのFE
Pコンピュータ101、103及び1つのホストコンピ
ュータ102より構成され、そのうち、FEPコンピュ
ータ103は、試験データ生成部114及び加圧データ
生成部105を含む。
【0025】業務処理システム200は、2つの業務処
理システムSYS1とSYS2より構成され、SYS1
は、FEPコンピュータ204、206、ホストコンピ
ュータ205より構成されているとものとし、また、業
務処理システムSYS2は、FEPコンピュータ20
1、203、ホストコンピュータ202より構成されて
いるものとする。そのうち、FEPコンピュータ20
1、206はそれぞれ、データ変換部201、1030
を含む。
【0026】試験ツールシステム100のホストコンピ
ュータ102は、試験データ生成部104で業務処理シ
ステム200の試験のために試験データを生成すると共
に、加圧データ生成部105で業務処理システム200
に送出するための更なる試験データとして加圧データを
生成し、FEPコンピュータ101または、FEPコン
ピュータ103に送る。FEPコンピュータ101、1
03は、試験ツールシステム100のホストコンピュー
タ102より渡された試験データを被試験システム(業
務処理システム)宛に送出する。業務処理システム20
0に送出する場合、この情報は試験データに示される宛
先に基づいて送出される。例えば、FEPコンピュータ
103は、試験される業務処理システム200のFEP
コンピュータ201に、試験ツールシステム100のホ
ストコンピュータ102で生成された加圧データを送出
する。
【0027】業務処理システム200(SYS1)のF
EPコンピュータ204は、試験ツールシステム100
から送出された試験データ10を受信し、業務処理シス
テム200のホストコンピュータ205に試験データを
渡す。
【0028】業務処理システム200(SYS1)のホ
ストコンピュータ205は、FEPコンピュータ204
から受け取った試験データ10に基づいて業務処理を行
い、データを業務処理後の内容に加工し、FEPコンピ
ュータ206に送信する。
【0029】業務処理システム200(SYS1)のF
EPコンピュータ206は、データ変換部1030を有
し、ホストコンピュータ205で処理されたデータを処
理される前のデータに変換し、業務処理システム200
内で再び業務処理を行うことができる試験データ20と
して他方の業務処理システム200に向けて向け送出す
る。
【0030】業務処理システム200(SYS2)のF
EPコンピュータ203は、他方の業務処理システム2
00(SYS1)のFEPコンピュータ206から送出
された試験データ20を受信し、業務処理システム20
0(SYS2)のホストコンピュータ202へ試験デー
タを渡す。このFEPコンピュータ203は、前述の一
方の業務処理システム200(SYS1)のFEPコン
ピュータ206から送出された試験データ20及び、試
験ツールシステム100から送られる、業務処理システ
ム200間を循環しているデータに加えて負荷をかける
加圧データ50を受信し、ホストコンピュータ202に
送出する。
【0031】業務処理システム200(SYS2)のホ
ストコンピュータ202は、FEPコンピュータ203
から受け取った試験データにより業務処理を行い、処理
されたデータをFEPコンピュータ201に送出する。
図3において、送信先は業務処理システム200(SY
S1)のFEDコンピュータ204であるとする。
【0032】業務処理システム200(SYS2)のF
EPコンピュータ201は、データ変換部1030を有
し、ホストコンピュータ202から受け取った処理済の
データをホストコンピュータ202で処理される前の状
態データに変換し、送信先に向けて送出する。
【0033】図4は、本発明の一実施例の過負荷試験装
置のFEPコンピュータの構成を示す。同図(a)は、
FEPコンピュータ101、103、203、204の
構成を示す。同図(b)は、業務処理システム200の
FEPコンピュータ201、206の構成を示す。
【0034】同図(a)に示すFEPコンピュータ10
1、103、203、204の構成は、データを受信す
るデータ受信処理部1010、受信したデータを処理し
て送出するデータ送信処理部1020より構成される。
【0035】同図(b)に示す業務処理システム200
のFEPコンピュータ201,206は、同図(a)の
業務処理システム200内からのデータを受信するデー
タ受信処理部1010、受信したデータを処理して送出
するデータ送信処理1020に加えて、ホストコンピュ
ータ205または202で業務処理された試験データを
処理される以前のデータの形態に戻す処理を行うデータ
変換部1030より構成される。
【0036】図5は、本発明の一実施例の過負荷試験装
置のホストコンピュータの構成を示す。同図(a)は、
試験ツールシステム100のホストコンピュータ102
の構成を示し、同図(b)は、業務処理システム200
のホストコンピュータ202、205の構成を示す。
【0037】同図(a)に示す試験ツールシステム10
0側のホストコンピュータ102は、試験データ生成部
104、加圧データ生成部15、データ送受信ツール1
06、試験用データファイル107より構成される。
【0038】試験データ生成部104は、業務処理シス
テム200間で循環させる試験データを試験用データフ
ァイル107を参照することにより生成する。加圧デー
タ生成部105は、試験用データファイル107を参照
して業務処理システム200に負荷をかけるための加圧
データを生成する。
【0039】なお、この加圧データは、生成部104で
生成される試験データと同様のものであり、業務処理シ
ステム200内部を循環している試験データによる負荷
を増大させるために、更に加えられる試験データであ
る。
【0040】データ送受信ツール106は、生成した試
験データをFEPコンピュータ101または103を介
して送出するためのツールである。
【0041】同図(b)に示す業務処理システム200
側のホストコンピュータ202、205は、業務処理部
2010、データ送信部2020、業務用ファイル20
30及び、蓄積ファイル2040より構成される。
【0042】ホストコンピュータ202、205の業務
処理部2010は、処理した内容を業務用ファイル20
30に格納し、処理済のデータを送信する宛先毎の蓄積
ファイル2040に格納する。データ送信部2020
は、蓄積ファイル2040に格納されている処理済のデ
ータを読み出し、送信データとして、データ送信側のF
EPコンピュータ206または201に送出する。
【0043】図6は、本発明の一実施例の過剰負荷試験
装置を為替交換業務に適用した場合を説明するための図
である。また、図7は、図6に示すホストコンピュータ
の構成を示す。図6において図4と同一構成部分には同
一符号を付し、また、図7において図5(b)と同一構
成部分には同一符号を付す。
【0044】なお、各FEPコンピュータとホストコン
ピュータ間は光LANにより接続されているものとす
る。
【0045】図6における為替交換業務を行う場合のホ
ストコンピュータ202または205は、為替業務処理
部2010、決済カウンタ2030、宛先別に設定され
る蓄積ファイル2040及び、データ送信部2020よ
り構成される。
【0046】図7に示すように、ホストコンピュータ2
02及び205の為替業務処理部2010は、FEPコ
ンピュータ204または、203から受信したデータの
発信元と宛先の確認を行う。さらに、決済カウンタファ
イル2030に入金・引き落とし等の取引金額を計上
し、宛先別の蓄積ファイル2040に取引金額データを
格納する。データ送信部2010は蓄積ファイル204
0からデータを読み出し、FEPコンピュータ204、
203により指定されている宛先にデータを送出する。
【0047】FEPコンピュータ206または201
は、ホストコンピュータ205または202から送信さ
れたデータを、まず、データ受信処理部1010でデー
タを受信すると、データ変換部1030でデータの発信
元と宛先を入れ換え、データをホストコンピュータで処
理される以前の内容に変換する。変換されたデータをデ
ータ送信処理部1020で宛先として指定されているF
EPコンピュータに送出する。
【0048】図6に示す為替交換業務を行う場合の過負
荷試験の動作を以下に詳細に説明する。
【0049】図8は、為替業務を行う場合の試験データ
のフォーマットの例を示す。試験データ10または11
は、ホスト・FEPインタフェース情報111、データ
識別子112、宛先文字コード113、発信元コード1
14、為替処理区分115、金額116、処理日/決済
日117、受取人118、依頼人119、及び通信文2
0等により構成される。
【0050】まず、試験ツールシステム100の処理
として、ホストコンピュータ102の試験データ生成部
104で生成された試験データ10がデータ送受信ツー
ル106により、光LANシステムを介してFEPコン
ピュータ101に送出される。
【0051】FEPコンピュータ101は、ホストコ
ンピュータ102から試験データ10をデータ受信処理
部1010で受信すると、データ10の宛先コード11
3(例えば、“FEPコンピュータ206”を表すコー
ドに従ってデータをデータ送信処理部1020より、業
務処理システム200のSYS1のFEPコンピュータ
204に送出する。
【0052】FEPコンピュータ204は、データ1
0をデータ受信処理部1010で受信し、そのデータ1
0をホストコンピュータ205に、データ送信処理部1
020より送出する。
【0053】ホストコンピュータ205は、データ1
0を受け取ると、為替業務処理部2010において為替
処理区分115、金額116、処理日/決済日117等
の情報に従って所定の為替処理を行い、取引結果を決済
カウンタファイル2030に登録するとともに、データ
10の宛先コード113に合致する蓄積ファイル204
0を検索し、当該蓄積ファイル2040に処理済のデー
タを格納する。
【0054】ホストコンピュータ205のデータ送信
部2020は蓄積ファイル2040からデータを読み出
して、データ中の宛先コード113の情報に従ってデー
タを送信する。この時、宛先コードには“FEPコンピ
ュータ206”が指定されているものとする。
【0055】FEPコンピュータ206のデータ受信
処理1010により受信されたデータ10は、データ変
換部1030に渡され、宛先コード113と発信元コー
ド114を書き換える。ここでは、発信元コード114
をFEPコンピュータ206とし、宛先コードをFEP
コンピュータ201とする。
【0056】書換えられたデータ11は、FEPコン
ピュータ206のデータ送信処理部1020によりFE
Pコンピュータ203に送出される。
【0057】即ち、一方の業務処理システム(SYS
1)の送信側のFEPコンピュータ206は、もう一方
の業務処理システム(SYS2)のFEPコンピュータ
(203、201)にデータ10の宛先コード113を
変更した試験データ11として業務処理システムSYS
2のFEPコンピュータ203に送出する。これによ
り、FEPコンピュータ204、206とホストコンピ
ュータ205からなる業務処理システムSYS1と、も
う一方の業務処理システムSYS2のFEPコンピュー
タ203、201、ホストコンピュータ202の間で、
データが循環する。
【0058】通常、この状態でデータが循環することに
より、業務処理システム200には、負荷がかかってい
るが、図6の例のように、更に、試験システム100の
加圧データ生成部105で加圧データ14を発生させ、
業務処理システムのFEPコンピュータ203に送出す
ることによりさらに負荷をかけることができ、過負荷状
態による試験が実現する。
【0059】なお、加圧データを発生させるタイミング
は任意である。
【0060】また、上記実施例の図6において、試験デ
ータを試験ツール100からFEPコンピュータ204
に送信しているが、これは、試験データ内に設定されて
いる宛先により決定されるものであり、宛先の設定等の
試験データの設計は任意である。
【0061】上記実施例では、業務システムがSYS
1,SYS2の2組で構成されているが、上記の例に限
定されることなく、SYS1,SYS2,…,SYSn
のn個の組で構成してもよく、試験データの宛先の設定
を変更することで対処できる。
【0062】
【発明の効果】上述のように、本発明のオンライン過負
荷試験装置によれば、複数の業務処理用ホストコンピュ
ータ及びFEPコンピュータからなる複合構成のシステ
ムにおいて、試験ツールシステム用のホストコンピュー
タ及びFEPコンピュータの台数を最小にして、過剰な
データの発生による過剰な負荷を被試験システム(業務
処理システム)にかけ、過負荷状態を発生させることを
可能とする。これにより、業務処理システムの過負荷状
態での安定な動作を確認することができ、複合構成の業
務処理システムの信頼性・品質の向上に寄与することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の概要を説明するための図である。
【図3】本発明の一実施例の過負荷試験装置の構成図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の過負荷試験装置のFEPコ
ンピュータの構成図である。
【図5】本発明の一実施例の過負荷試験装置のホストコ
ンピュータの構成図である。
【図6】本発明の一実施例の過剰負荷試験装置と為替交
換処理に適用した場合を説明するための図である。
【図7】本発明の一実施例の図6に示すホストコンピュ
ータの構成図である。
【図8】為替業務を行う場合の試験データフォーマット
の例を示す図である。
【図9】従来のオンラインシステムの過負荷試験の動作
を説明するための図である。
【符号の説明】
10 試験データ 11,20 変換後試験データ 100 試験ツールシステム 101、103 試験ツールシステム側FEPコンピュ
ータ 102 試験ツールシステム側ホストコンピュータ 104 試験データ生成部 105 加圧データ生成部 106 データ送受信ツール 107 試験用データファイル 111 ホスト・FEPインターフェース情報 112 データ識別子 113 宛先コード 114 発信元コード 115 為替処理区分 116 金額 117 処理日/決済日 118 受取人 119 依頼人 120 通信文 200 業務処理システム 201,203,204,206 業務処理システム側
FEPコンピュータ 202、205 業務処理システム側ホストコンピュー
タ 1010 データ受信処理部 1020 データ送信処理部 1030 データ変換部 2010 業務処理部 2020 データ送信部 2030 業務用ファイル 2040 蓄積ファイル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被試験対象の業務処理システム
    (200)に設計値以上の負荷をかけて過負荷試験を行
    う装置であって、 試験データを生成して、該被試験対象の業務処理システ
    ム(200)に送出する試験ツール(100)と、 該試験ツール手段(100)から送出された試験データ
    及び被試験対象の業務システム(200)内で循環され
    るデータを受信する受信手段(211)と、該受信手段
    (211)により受信された試験データを用いてホスト
    コンピュータで業務処理を行う処理手段(212)と、
    該処理手段(212)により処理された処理済データを
    受信し、該処理済データを該処理手段(212)で処理
    される以前の状態に変換するデータ変換手段(213)
    と、該データ変換手段(213)により変換されたデー
    タを該業務処理システム(200)内に循環させる送信
    手段(214)とを含む業務処理システム(200)と
    を有することを特徴するオンラインシステムの過負荷試
    験装置。
  2. 【請求項2】 前記試験ツール(100)は、 前記試験データが前記業務処理システム(200)を循
    環している場合に、さらに負荷をかけるための試験デー
    タを生成し、前記業務処理システム(200)に送出す
    る加圧データ供給手段(110)を有する請求項1記載
    の過負荷試験装置。
  3. 【請求項3】 前記業務処理システム(200)のデー
    タ変換手段(213)は、 前記処理手段(212)により処理済のデータのうち、
    送信先と発信元のデータを変更する請求項1記載の過負
    荷試験装置。
JP05327850A 1993-12-24 1993-12-24 業務処理システムの過負荷試験装置 Expired - Fee Related JP3105724B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014153151A (ja) * 2013-02-07 2014-08-25 Ihi Corp 内形計測装置

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