JP3105637U

JP3105637U - ペアガラス方式採用ののぞき窓つき冷蔵庫

Info

Publication number: JP3105637U
Application number: JP2004003783U
Authority: JP
Inventors: 瑞江波出石
Original assignee: 瑞江波出石
Priority date: 2004-06-01
Filing date: 2004-06-01
Publication date: 2004-11-18
Anticipated expiration: 2010-06-01

Abstract

【課題】冷蔵庫のドアーを開閉することなく、冷蔵庫の中に入っている品物が目視でき、来客者に庫内を見られることもなく、冷蔵庫のランニングコスト及び製造コストも安価で消費者に提供できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫の扉に冷蔵庫内を目視できるのぞき窓２，３を取り付ける。二重のガラスを使用したペアガラス方式を採用し、ガラスとガラスの空間は、乾燥空気とする。のぞき窓２，３は複数の突起片で突起片挿着孔に挿着する。ガラスとガラス嵌着部材との隙間には、空気の流入、流出を防ぐためにコーキングを施す。使用するときは、常時は、通常の冷蔵庫のように使用し、扉を開放せず、冷蔵庫内の品物を目視するときは、庫内照明灯スイチ１を押し、庫内照明灯を点灯させて目視することを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本考案は、冷蔵庫の扉を開閉することなく、庫内をのぞき窓から目視できる冷蔵庫に関するものである。

従来は、商業用としては、冷蔵ショーケースなど、前面がガラス張りで、中の商品が見えるものはあったが、家庭用としては、作られていない。

先行技術の特許公開２０００−２４１０７０は、冷蔵庫の内側にもう一枚の透明の材料を使用しての二重ドア方式であった。

また、先行技術の特許公開平８−４９９５９は、家庭用冷蔵庫のドアー全体を前面ガラスにする技術であるが、この場合、たとえ二重ガラスにしても、かなりの消費電力の使用と結露が見込まれる。

また、先行技術の特許公開２００４−２８５４２は、液晶シャッター技術を駆使した技術であるが、この場合、製造コストの問題および特許公開平８−４９９５９と同様に結露の問題が生じる

参考特許文献

特許公開２０００−２４１０７０
特許公開平８−４９９５９
特許公開２００４−２８５４２

本考案が解決しょうとする課題は、冷蔵庫の扉を開閉することなく、冷蔵庫の中に入っている品物が目視でき、また、来客者に冷蔵庫の庫内が見えるのを防ぐため、冷蔵庫の扉を閉じた状態のときは、庫内灯は消灯されているため、来客者に庫内を見られることもなく、しかも、透明部分ののぞき窓部はペアガラスを使用し、のぞき窓の面積も狭いため、結露することなく、冷蔵庫のランニングコスト及び製品の製造コストも安価で消費者に提供できる冷蔵庫を考案したものである。

本考案は、図１で示すとおり、冷蔵庫の扉に冷蔵庫内を目視できるのぞき窓２，３を取り付ける。

本考案ののぞき窓は、図３、図４に示すとおり、二重のガラスを使用したペアガラス方式を採用し、ガラス９とガラス９の空間は、乾燥空気とすると、断熱効果はさらに高くなる。

本考案ののぞき窓２，３の長辺には複数の突起片８をつけ、図６、図７で示す突起片挿着孔１２に挿着するようにする。

また、図４で示すとおり、ガラス９とガラス嵌着部材７との隙間には、空気の流入、流出を防ぐためにコーキング１０を施す。

冷蔵庫の扉側のペアガラス方式のぞき窓収容枠は、図７で示すように加工する。
この枠の中にペアガラス式のぞき窓を挿着し、扉とガラス嵌着部材７の隙間にはコーキングを施して、本考案のペアガラス方式採用ののぞき窓つき冷蔵庫は完成する。

本考案のペアガラス方式採用ののぞき窓つき冷蔵庫を使用するときは、次のように使用する。
１．常時は、通常の冷蔵庫のように使用します。
２．扉を開放せず、冷蔵庫内の品物を目視するときは、図１に示す、庫内照明灯スイチ１を押し、庫内照明灯を点灯させて目視する。

本考案の本考案のペアガラス方式採用ののぞき窓つき冷蔵庫は、のぞき窓部が狭く、また、ペアグラス方式の二重ガラスを採用しているため、ランニングコストは従来の冷蔵庫とほとんど変わらないが、扉の開閉なしに、庫内の品物が目視できるため、従来よりランニングコストは安くなる。
さらに、日常の買い物も買出しに行く前に、のぞき窓から庫内を目視して出かけるため、不要の買い物をしなくなり、家計費の節約に大いに有効である。

従来の冷蔵庫の製造方法で製造できる。ただ、扉部分にのぞき窓を挿着するスペースの貫通穴を開ける工程とアガラス方式採用ののぞき窓を挿着する工程が増える。

扉だけを交換する方法で、従来の冷蔵庫にも採用が可能である。

本考案のペアガラス方式採用ののぞき窓つき冷蔵庫の斜視図本考案の冷蔵庫の扉を開放した図本考案の冷蔵庫ののそき窓部２（ペアガラス）の正面図本考案の冷蔵庫ののぞき窓部２（ペアガラス）のＡ−Ａ”の断面図本考案の冷蔵庫ののぞき窓を取り外した扉の正面図本考案の冷蔵庫ののぞき窓を取り外した扉の図５ののぞき窓部２のａ−ａ“の断面図本考案の冷蔵庫ののぞき窓を収める枠の詳細斜視図本考案の冷蔵庫ののぞき窓（ペアガラス）を枠に嵌め込んだ詳細斜視図

符号の説明

１．庫内照明灯スイチ
２．のぞき窓部（ペアガラス）２
３．のぞき窓部（ペアガラス）２−１
５．冷蔵庫の扉の庫外側外装材
６．冷蔵庫の扉の庫内側外装材
７．ガラス嵌着部材
８．突起片
９．ガラス
１０．コーキング材
１１．断熱材
１２．突起片挿着孔

Claims

本考案は、冷蔵庫の扉にペアガラス式ののぞき窓を一つまたは複数個付けた冷蔵で、冷蔵庫の扉を開放することなく、冷蔵庫内の品物を目視できるペアガラス式のぞき窓を施した冷蔵庫。