JP3105217U - 柄付き清掃具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 使用後の清掃部材を手でさわることなく簡単に廃棄することができ、柄が長くても容易に清掃部材を取外せて、流通過程および家庭内で流通や持ち運びさらには保管が容易な柄付き清掃具を提供する。
【解決手段】 柄付き清掃具11であって、柄部12は先端側12Fと後端側12Rが接続部16を介して結合・分離可能であり、この柄部12の先端側12Fに装着部14内で進退動することによって装着部14に装着された清掃部材13を装着部14から外す外し部17を設け、この柄部12の後端側12Rに使用者の操作によって把持部15の軸方向に沿って動作する操作部18を設け、前記操作部18の動作を外し部17に伝達する動作伝達部材19を柄部12内に設け、この動作伝達部材19は、前記接続部16を介して柄部12が先端側12Fと後端側12Rに分離したときに、先端側12Fと後端側12Rに分離する。
【選択図】図1
【解決手段】 柄付き清掃具11であって、柄部12は先端側12Fと後端側12Rが接続部16を介して結合・分離可能であり、この柄部12の先端側12Fに装着部14内で進退動することによって装着部14に装着された清掃部材13を装着部14から外す外し部17を設け、この柄部12の後端側12Rに使用者の操作によって把持部15の軸方向に沿って動作する操作部18を設け、前記操作部18の動作を外し部17に伝達する動作伝達部材19を柄部12内に設け、この動作伝達部材19は、前記接続部16を介して柄部12が先端側12Fと後端側12Rに分離したときに、先端側12Fと後端側12Rに分離する。
【選択図】図1
Description
本発明は、トイレ(手洗い)、厨房、その他の清潔さが要求される水使用場所において、水によって溶解する紙またはシートからなる清掃部材を柄部の先端側の装着部に装着して柄部の後端側の把持部を把持し(握り)この清掃部材によって汚れをふき取り、汚れをふき取った後は清掃部材を排水と一緒に流して処分できる柄付き清掃具に関する。
従来から、トイレ、厨房、その他の清潔さが要求される水使用場所、特にトイレにおける清掃具(「清掃用品」若しくは「清掃用具」とも称する)として、柄の先端部にたわし(タワシ)若しくはスポンジの固定された柄付きたわし若しくは柄付きスポンジが一般に用いられている。
ユーザは、これら柄付きの清掃具を用いてトイレの便器内面を清掃作業した後に、洗浄、水切り、乾燥、そして保管を行って、次の使用機会に備えるものである。
しかるに、洗浄、水切り、乾燥、保管の場所は同じトイレ内であるため、衛生的に不十分になり易く、また、これらの清掃具を専用の容器に収容するものがあるが、その容器の清掃が必要になり、清掃に手間がかかるという問題があった。
このような問題を解決するため、水解性材料からなる清掃部材を利用した使い捨て式の清掃具が提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特許文献1は、水解性紙と水解性のりにより棒状、ヘラ状などに成形した水溶性タワシからなる清掃具に関する技術を開示するものである。また、特許文献2は、木製パルプを原料として水解性バインダによって製紙してはたき状に成形したものであって、使用後はトイレ便器内に廃棄して処理できるようにした全水洗使い捨てトイレ用掃除ブラシからなる清掃具を開示するものである。また、特許文献3は、水解性材料を立体状に成形したブラシ部を、柄の先端の取付部に着脱可能に取り付けた清掃具を開示するものである。
しかしながら、上述した清掃具は、以下に示す問題点があった。例えば、特許文献1、特許文献2に開示されている清掃用具は、水解性材料を基に棒状ならびにはたき形状等の所定形状に形成され、トイレ便器内の清掃対象となる箇所に合わせて使用するようになっている。しかるに、各々の形状の清掃用具によって清掃すると、水解した時点でその形状が破壊され、さらに剛性が落ちてしまい、様々な形状に加工した効果が失われていた。また、上述した清掃具は、それ自体が水解性材料からなるものであるので、前記清掃具が清掃中に水解することによって、手に水が付着してしまうおそれもあった。
また、特許文献3に開示されている清掃具は、水解性材料を凹凸の多い複雑な立体形状に成形した清掃部材を取付部の先端に差し込んで使用するものであるが、一般的に立体状に作製するには水解性材料および水解性バインダを打錠用金型に均一に入れ、一定圧力下で打錠後乾燥しなければならず、製造方法が複雑であるばかりかコスト高となっていた。また、前記ブラシ部の幅のある平面部にて汚れを擦り落とすため、便器の細部の清掃が困難であった。さらには、清掃部材を保持椀から取外す際には、柄部を片手で持ち、他の片手で把手を押して保持椀内に強固に係止された清掃部材を押し出して、使用後の清掃部材を便器内に排出するが、両手を用いなければ清掃部材を取外しできない不便さがあった。
また、特許文献3以外の清掃具では、図11に示す構成によって、使用時に水解性材料からなる清掃具または清掃部材が清掃中に水解することに起因して手に水が付着するのを防止し、しかも使用後の清掃部材を手でさわることなく便器内に廃棄することができるようにした清掃具が提案されている(特許文献4、特許文献5参照)。
図11に示すように、この清掃具は、棒状の柄部の先端に水解性の清掃部材を装着する装着部8が柄7と一体成形された本体1と、前記本体1の先端部側に、本体に沿ってスライド移動可能に装着された筒状の固着部材2とを備えてなる清掃具10である。前記固着部材2の前部には、固着部材2の前方スライド位置において、清掃部材3を本体1と固着部材2との間で挟持する挟持部6が形成されるとともに、前記固着部材2の挟持部6よりも後部には、固着部材2の最前方スライド位置において、前記清掃部材3を押し出す排出片4が形成されてなるものである。また、前記装着部8の先端には、少なくとも二股以上に分岐された清掃部材用巻付片(図示略)が形成されている。
実開平2−13484号公報およびその全文明細書
特開昭62−186833号公報
実開昭60−191296号公報およびその全文明細書
特開平08−084689号公報
特開平08−084690号公報
しかしながら、前述のような清掃具10においては、固着部材2や装着部8に不注意等により汚水等がかかり固着部材2と装着部8との隙間に汚水等が入り込んだ場合には、使用後の洗浄の際、固着部材2を装着部8から外す作業が面倒であり、また、固着部材2を装着部8から外さないで洗浄する場合、その構造上、洗浄し難く、固着部材2と装着部8との間に汚れが残る場合があり衛生面で不満があった。
また、便器の隅々にまで清掃部材3を押し当て摺接させ、清掃するには本体1の柄7の長さを長くする必要がある。
しかしながら、上記の清掃具の柄を単に延ばしたのでは、この清掃具によって清掃後に挟持部6から清掃部材3を取外す際に、排出片4を操作するのは、長い柄の後端部を片手で持ち、他の手で柄先端部の排出片4を操作するという両手を使った面倒な操作が必要になるという問題点がある。
また、排出片4は挟持部6の付近に設けられているため、上述のように固着部材2や装着部8に不注意等により汚水等がかかり固着部材2と装着部8との隙間に汚水等が入り込んだ場合、固着部材2と装着部8を清掃するとしてもその清掃の前に排出片4を操作して清掃部材3を取外さなければならないという、衛生的に不満の残る操作をしなければならないという問題点がある。
また、本体1の柄7が長く全体に長い清掃具であると、当然収容スペースが取られトイレ内などでは邪魔になるため保管場所に困る問題点がある。
また、清掃具商品の販売・流通において場所を取られて扱い難く、しかも主婦などのユーザがその清掃具を購入後に持ち帰ろうとして自転車の買い物籠に入れようとしても収まりきらず、取り扱い難くひいては購入意欲を削ぐ等の問題点が生じる。
本考案は、上記の様々な事情に鑑みてなされたものであって、清掃部材の取り付けおよび取り外しが簡単で、使用後の清掃部材を手でさわることなく簡単に廃棄することができ、しかも、柄が長くても容易に清掃部材を取外せて、流通過程および家庭内で流通や持ち運びさらには保管が容易な柄付き清掃具を提供することを目的としている。
本考案は、柄付き清掃具に係るものであり、次の構成を有する。
本考案は、中空棒状の柄部と、この柄部の先端側に設けられ水解性の清掃部材を装着する装着部と、該柄部の後端側に設けられ使用者が把持し清掃部材を対象物に摺接させる操作を行うための把持部とを有する柄付き清掃具であって、柄部は先端側と後端側が接続部を介して結合・分離可能であって、この柄部の先端側に装着部内で進退動することによって装着部に装着された清掃部材を装着部から外す外し部を設け、この柄部の後端側に使用者の操作によって把持部の軸方向に沿って動作する操作部を設け、前記操作部の動作を外し部に伝達する動作伝達部材を柄部内に設け、この動作伝達部材は、前記接続部を介して柄部が先端側と後端側に分離したときに、先端側と後端側に分離するものであることを特徴とする柄付き清掃具である。
本考案においては、柄部は、先端側部分で曲げられており、装着部の軸方向と把持部の軸方向との間に角度が付けられていることが好適である。
本考案においては、操作部は、把持部の前側に設けられ、かつこの操作部の最大外径の部分が把持部の最大外径の部分よりもその径方向に大きいものであって、使用者が把持部を把持した状態で指が前記操作部の最大外径部分に掛かって操作可能になっていることが好適である。
本考案においては、柄部は、先端側の接続端部と後端側の接続端部とからなる接続部によって接続されるものであり、この柄部の先端側および後端側のうちの一方の接続端部が径方向外側に突出する突起のある接続部分が柄部の軸方向に沿って延びるものであると共に、この柄部の先端側および後端側のうちの他方の接続端部の内側に前記突起に対応した溝が形成されており、一方の接続端部が他方の接続端部内に嵌入し、前記溝に前記突起が嵌着することによって、接続部の各接続端部同士が接続することが好適である。
本考案においては、操作部の内側には、その操作部を前記動作伝達部材に繋げる連結部材が設けられ、中空棒状の柄部の後端側にこの連結部材を通す長穴形状を呈する挿通孔が外周面から内周面に渡って貫通して形成されており、この挿通孔を前記他方の接続端部の溝に兼用することが好適である。
本考案においては、装着部はその先端側の開放した中空の筒状を呈し、清掃部材は概略柱状を呈して装着部の先端側から内部に嵌入可能に形成されていることが好適である。
本考案においては、動作伝達部材は、装着部もしくはその近傍の柄部の内部に設けられた弾性部材により後方方向に付勢されていることが好適である。
本考案においては、清掃部材は、一端部が紐状体の束ねられた形状を呈しかつ他端部が柱状を呈すると共に、この他端部側から装着部内に挿入して一端部を装着部の先方外部に露出するものであり、装着部に装着された清掃部材は、その使用時に一端部の複数の紐状体同士が離れてブラシ状を呈することが好適である。
本考案においては、未使用の清掃部材を収容する収容容器は、一端が開放する筒状を呈しかつその開放側を清掃部材の未使用時には蓋部材で閉じた容器であって、清掃部材の他端部を収容容器の開放側に向けて収容するものであることが好適である。
本考案の柄付き清掃具によれば、次のような優れた効果を奏し得る。
本考案の柄付き清掃具によれば、柄部の先端側に装着部内で進退動することによって装着部に装着された清掃部材を装着部から外す外し部を設け、この柄部の後端側に使用者の操作によって把持部の軸方向に沿って動作する操作部を設け、前記操作部の動作を外し部に伝達する動作伝達部材を柄部内に設けているので、清掃部材の装着部からの取り外しが操作部の操作によって、使用後の清掃部材を手で触ることなく簡単に行うことができる。しかも、柄部の後端側の操作部を操作することによって長い柄部であっても片手かつ容易に装着部から清掃部材を取外すことができる。
また、柄部は先端側と後端側が接続部を介して結合・分離可能であり、動作伝達部材は、前記接続部を介して柄部が先端側と後端側に分離したときに、先端側と後端側に分離するものであるので、柄部が長くても流通過程および家庭内では、先端側と後端側に分離して取り扱いおよび収納ができ、流通や持ち運び、さらには保管容易な柄付き清掃具を提供できる等の優れた効果を奏する。
また、本考案において、柄部は、先端側部分で曲げられており、装着部の軸方向と把持部の軸方向との間に角度がつけられていることができ、これにより、対象物の奥まったところ等なかなか清掃部材のとどきにくい箇所で容易に清掃できる。
また、本考案において、操作部は、把持部の前側に設けられ、かつこの操作部の最大外径の部分が把持部の最大外径の部分よりもその径方向に大きいものであって、使用者が把持部を把持した状態で指が前記操作部の最大外径部分に掛かって操作可能になっていることができ、これにより、使用者は把持部を持っている状態で把持部の最大径の部分よりも最大径の部分がその径方向に大きい操作部に容易に指が掛かり易く、操作が極めて容易であり操作性が高い。
また、本考案において、柄部は、先端側の接続端部と後端側の接続端部とからなる接続部によって接続されるものであり、この柄部の先端側および後端側のうちの一方の接続端部から径方向外側に突出する突起のある接続部分が柄部の軸方向に沿って延びると共に、この柄部の先端側および後端側のうちの他方の接続端部の内側に前記突起に対応した溝が形成されており、一方の接続端部が他方の接続端部内に嵌入し、前記溝に前記突起が嵌着することによって、接続部の各接続端部同士が接続することができ、これにより、突起が溝に嵌着して緊密に各接続端部同士が接続できる。
また、本考案において、操作部の内側には、その操作部を前記動作伝達部材に繋げる連結部材が設けられ、中空棒状の柄部の後端側にこの連結部材を通す長穴形状を呈する挿通孔が外周面から内周面に渡って貫通して形成されており、この挿通孔を前記他方の接続端部の溝に兼用することができる。これによって、溝を挿通孔に兼用でき、製作工程が容易になる。
また、本考案において、装着部はその先端側の開放した中空の筒状を呈し、清掃部材は概略柱状を呈して装着部の先端側から内部に嵌入可能に形成されていることができる。これにより、概略柱状の清掃部材は装着部に差し込みやすく、取り扱いが容易である。
また、本考案において、動作伝達部材は、装着部もしくはその近傍内部に設けられた弾性部材により後方方向に付勢されていることができる。これにより、使用者が操作部を押し操作しているときに後方に向けて操作部には弾性部材によって付勢力が加わるため、押し操作のあとは自動的に操作部が戻り、使いやすく、便利である。
また、本考案において、清掃部材は、一端部が紐状体の束ねられた形状を呈しかつ他端部が柱状を呈すると共に、この他端部側から装着部内に挿入して一端部を装着部先方外部に露出するものであり、装着部に装着された清掃部材が使用時に一端部の複数の紐状体同士が離れてブラシ状を呈することができ、これにより、清掃時にブラシ状になった清掃部材によって広範にかつ効率良く対象物の汚れを落とすことができる。
また、本考案において、未使用の清掃部材を収容する収容容器は、一端が開放する筒状を呈しかつその開放側を清掃部材の未使用時には蓋部材で閉じた容器であって、清掃部材の他端部を収容容器の開放側に向けて収容するものであることができる。これによって、清掃部材の収容された未使用の収容容器の蓋部材を開け、その収容容器内に入ったままの清掃部材を装着部の開放された先端側から装着部内部に挿入して嵌入させることができる。したがって、使用者は、清掃部材に手を触れることなく、装着部に簡単かつ清潔に清掃部材を装着することができる。また、清掃部材は、清掃用の洗剤、清浄剤、若しくは薬剤を含浸させたものを使用しても手を触れることなく柄付き清掃具の装着部に装着することができ、きわめて使い勝手がよい。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図10は本考案を実施する最良の形態の一例であって、図中、同一の符号を付した部分は技術思想上の同一物を表わすものとする。また、以下の説明において、考案の説明を理解しやすくため、適宜にタイトルを付けるものとする。
〔柄付き清掃具の全体構成〕
図1〜図6に示すように、実施形態に係る柄付き清掃具11は、中空棒状の柄部12と、この柄部12の先端側12Fに設けられ水解性の清掃部材13を装着する装着部14と、該柄部12の後端側12Rに設けられ使用者が把持し清掃部材13を対象物に摺接させる操作を行うための把持部15とを有するものであって、柄部12は先端側12Fと後端側12Rが接続部16を介して結合・分離可能であって、この柄部12の先端側12Fに装着部14内で進退動することによって装着部14に装着された清掃部材13を装着部14から外す外し部17を設け、この柄部12の後端側12Rに使用者の操作によって把持部15の軸方向に沿って動作する操作部18を設け、前記操作部18の動作を外し部17に伝達する動作伝達部材19を柄部12内に設け、この動作伝達部材19は、前記接続部16を介して柄部12が先端側12Fと後端側12Rに分離したときに、先端側12Fと後端側12Rに分離することを特徴とするものである。
図1〜図6に示すように、実施形態に係る柄付き清掃具11は、中空棒状の柄部12と、この柄部12の先端側12Fに設けられ水解性の清掃部材13を装着する装着部14と、該柄部12の後端側12Rに設けられ使用者が把持し清掃部材13を対象物に摺接させる操作を行うための把持部15とを有するものであって、柄部12は先端側12Fと後端側12Rが接続部16を介して結合・分離可能であって、この柄部12の先端側12Fに装着部14内で進退動することによって装着部14に装着された清掃部材13を装着部14から外す外し部17を設け、この柄部12の後端側12Rに使用者の操作によって把持部15の軸方向に沿って動作する操作部18を設け、前記操作部18の動作を外し部17に伝達する動作伝達部材19を柄部12内に設け、この動作伝達部材19は、前記接続部16を介して柄部12が先端側12Fと後端側12Rに分離したときに、先端側12Fと後端側12Rに分離することを特徴とするものである。
〔柄部12の曲げ〕
柄部12は、先端側12Fが曲げられており、装着部14の中心軸方向と把持部15の中心軸方向との間に角度が付けられている(図1、図2、図4、図5参照)。
柄部12は、先端側12Fが曲げられており、装着部14の中心軸方向と把持部15の中心軸方向との間に角度が付けられている(図1、図2、図4、図5参照)。
実施形態では、柄部12の先端側12F部分における装着部14に隣接する部分で曲げられた曲がり部12F1を形成している。
また、曲がり部12F1の前記各軸方向との間の角度は、清掃対象箇所31によって適宜に選択でき、好ましくは180度から45度さらに好ましくは135度から90度の間の角度に形成する。特に、トイレの便器の奥まった箇所の清掃に用いるときに角度90度程度の曲がり部が好ましい。
〔操作部18〕
操作部18は、把持部15の前側に設けられ、かつこの操作部18の最大外径の部分が把持部15の最大外径の部分よりもその径方向に大きいものであって、使用者が把持部15を把持した状態で指が前記操作部18の最大外径部分に掛かって操作可能になっている。
操作部18は、把持部15の前側に設けられ、かつこの操作部18の最大外径の部分が把持部15の最大外径の部分よりもその径方向に大きいものであって、使用者が把持部15を把持した状態で指が前記操作部18の最大外径部分に掛かって操作可能になっている。
実施形態では、把持部15はやや中膨らみの握りやすい棒状に形成され、後端部に孔20が設けられており、後述する図10の(c)に示すように、保管の際にこの孔20に適宜の箇所の掛け止め体を通して、柄付き清掃具11を掛け止めて保管する。
また、操作部18は、把持部15の前側に位置する柄部12の後端側12Rの円柱形状に形成された部分にスライド可能に外嵌めされている(図6(b)参照)。また、操作部18は、その前部18Fを最大外径とし、その後部18Rを把持部15外径と同径もしくはそれよりも大径に形成することが指の掛けやすさから好ましい。また、操作部18は、後部18R外径よりも前部18F外径が大径に形成され、概略円錐台形形状を呈して前方に操作する指が掛け易くなっている。
〔柄部12の接続部16〕
柄部12は、先端側12Fの接続端部16Fと後端側12Rの接続端部16Rとからなる接続部16によって接続されるものであり、この柄部12の先端側12Fおよび後端側12Rのうちの一方の接続端部が径方向外側に突出する突起21のある接続部分22が柄部12の軸方向に沿って延びるものであると共に、この柄部12の先端側12Fおよび後端側12Rのうちの他方の接続端部の内側に前記突起21に対応した溝23が形成されており、一方の接続端部が他方の接続端部内に嵌入し、前記溝23に前記突起21が嵌着することによって、接続部16の各接続端部16F、16R同士が接続するものである(図2、図6参照)。
柄部12は、先端側12Fの接続端部16Fと後端側12Rの接続端部16Rとからなる接続部16によって接続されるものであり、この柄部12の先端側12Fおよび後端側12Rのうちの一方の接続端部が径方向外側に突出する突起21のある接続部分22が柄部12の軸方向に沿って延びるものであると共に、この柄部12の先端側12Fおよび後端側12Rのうちの他方の接続端部の内側に前記突起21に対応した溝23が形成されており、一方の接続端部が他方の接続端部内に嵌入し、前記溝23に前記突起21が嵌着することによって、接続部16の各接続端部16F、16R同士が接続するものである(図2、図6参照)。
実施形態では、柄部12の先端側12Fの接続端部16Fは、柄部12の外径よりも小径に形成された中空筒状の接続部分22が軸方向に沿って後方に延びるものであって、この接続部分22にはその延びた中空筒状の接続部分22の開放した先端部に周囲が切欠き22aで挟まれて他よりやや先方(柄部12の後端側12R方向)に延びる板状片部22bが形成される。そして、この板状片部22bの先端部に径方向外側に突出する前記突起21が形成される。
また、柄部12の後端側12Rの接続端部16Rは、内周が断面円形に形成されており、前記先端側12Fの接続端部16Fの後方に延びた接続部分22が嵌入するようになっている。先端側12Fの接続端部16Fの接続部分22の外径は、後端側12Rの接続端部16Rの内径とほぼ一致もしくはそれよりも小径に形成されている。
なお、前記柄部12の先端側12Fの接続端部16F外周には突出部24が形成され、後端側12Rの接続端部16R先端外周には、この突出部24が嵌入する切欠き部25が形成されており、この突出部24が切欠き部25に嵌り込んで接続端部16F,16R同士が相対的に回ることを制止する周り止め構造になっている。
また、実施形態では柄部12の先端側12Fおよび後端側12Rのうちの一方の接続端部が先端側12Fの接続端部16Fとなり、他方の接続端部を後端側12Rの接続端部16Rとなっているが、この一方と他方の接続端部は、本考案の効果が得られればその逆にすることができる。
また、接続端部同士を接続する接続部16は、柄部12に複数設けても良いものである。すなわち,柄部12を2以上の接続部16を介して、結合・分離可能とすることができる。
〔動作伝達部材19と操作部18および動作伝達部材19の連結部材26〕
操作部18の内側には、その操作部18を前記動作伝達部材19に繋げる連結部材26が設けられ、中空棒状の柄部12の後端側12Rにこの連結部材26を通す長穴形状を呈する挿通孔27が外周面から内周面に渡って貫通して形成されており、この挿通孔27を前記他方の接続端部の溝23に兼用するものである。
操作部18の内側には、その操作部18を前記動作伝達部材19に繋げる連結部材26が設けられ、中空棒状の柄部12の後端側12Rにこの連結部材26を通す長穴形状を呈する挿通孔27が外周面から内周面に渡って貫通して形成されており、この挿通孔27を前記他方の接続端部の溝23に兼用するものである。
動作伝達部材19は、中空棒状の柄部12の内部で進退動が可能に構成された板状または棒状の部材であって、装着部14の外し部17を押し圧して装着部14内の外し部17によって清掃部材13を装着部14から外せるものであれば一体または複数部材が連結されたもののいずれであっても良い。また、柄部12の先端側12Fでは、動作伝達部材19Fは、曲がり部12F1に対応して撓むことが可能な部材で形成されていることが望まれる。また、接続部16付近では、動作伝達部材19は分割されており、この動作伝達部材19の分割部分では、操作部18により押出操作による押し圧力と弾性部材28による戻し力が互いに無駄なく伝達できる構造であれば、どのような構造であっても良い。実施形態では、柄部12の先端側12Fに内挿(内装)される動作伝達部材19Fは、後端面が平坦であって、柄部12の後端側12Rに内挿される動作伝達部材19Rは、先端部が板状であり、柄部12の先端側12Fの内部には後端側12Rの動作伝達部材19の先端部が径方向に踊るのを防止してその先端部が、先端側の動作伝達部材19Fの後端面から逃げないようにするガイド構造が形成されている。
前記挿通孔27は、軸方向に沿った長穴形状を呈するものであって、清掃部材13が確実に装着部14から取り外せるように操作部18に所望される操作ストロークの長さよりも長い長軸の長穴形状になっている。
実施形態では、上記の連結部材26は、前記操作部18の内周部に内向きに突出するカップ状の内突起が前記挿通孔27を通り、柄部12の後端側12Rに内挿される動作伝達部材19の外周の外向きに突出する外突起が内突起の先端部から嵌り込んで互いに嵌め合い構造で結合しているものである。
〔装着部14〕
装着部14はその先端側の開放した中空の筒状を呈し、清掃部材13は概略柱状を呈して装着部14の先端側から内部に嵌入可能に形成されている。
装着部14はその先端側の開放した中空の筒状を呈し、清掃部材13は概略柱状を呈して装着部14の先端側から内部に嵌入可能に形成されている。
実施形態では、特に、図4〜図6に示すように、装着部14は内周が同径の筒状であって、その筒状内部の底部に円盤状の外し部17が設けられている。この外し部は、装着部14の内部で進退動可能に設けられ、前進動するときに清掃部材13を押し出して装着部14から外すようになっている。
また、装着部14の外周部には、周上にリング状の突起部14aが設けられており、この突起部14aは清掃時などに装着部14の外周面を持つときに手がかりとなって、取り扱いを容易にできる。
〔弾性部材28による動作伝達部材19の後方への付勢〕
動作伝達部材19は、装着部14もしくはその近傍内部に設けられた弾性部材28により後方方向に付勢されている。
動作伝達部材19は、装着部14もしくはその近傍内部に設けられた弾性部材28により後方方向に付勢されている。
実施形態では、図6に示すように、装着部14内部に内周に突出する突起部14bが設けられており、この突起部14bにコイル巻形状の金属性スプリングからなる弾性部材28の一端が当接して係止する。これにより、弾性部材28は先方外部への移動が規制されており、また、この弾性部材28の他端が動作伝達部材19の径方向に展開した掛けとめ部19aに当接して、この動作伝達部材19を後方に向けて弾性部材28によって付勢するようになっている。
〔清掃部材13〕
清掃部材13は、図3、図5に示すように、一端部13aが紐状体の束ねられた形状を呈しかつ他端部13bが柱状を呈すると共に、この他端部13b側から装着部14内に挿入して一端部13aを装着部14先方外部に露出するものであり、装着部14に装着された清掃部材13が使用時に一端部13aの複数の紐状体同士が離れてブラシ状を呈する。
清掃部材13は、図3、図5に示すように、一端部13aが紐状体の束ねられた形状を呈しかつ他端部13bが柱状を呈すると共に、この他端部13b側から装着部14内に挿入して一端部13aを装着部14先方外部に露出するものであり、装着部14に装着された清掃部材13が使用時に一端部13aの複数の紐状体同士が離れてブラシ状を呈する。
実施形態では、図7に示すように、清掃部材13は、紙・パルプ・水溶性の樹脂などの水解性の素材によって帯状のシートを形成し、その帯状のシートの幅方向の一側に溝を入れて円柱状に巻き上げてバインダもしくは適宜の水溶性の接着剤で固めたものである。
清掃部材13の一端部13aに溝をいれた部分が位置するようにし他端部13bは外側から溝の無い水溶性のシートで包んで補強している。
なお、清掃部材13は、主に一端部13aに清掃用の洗剤を含浸させて清掃の一層の容易化を図っている。
〔清掃部材13の収容容器29〕
未使用の清掃部材13を収容する収容容器29は、一端が開放する筒状を呈しかつその開放側を清掃部材13の未使用時には蓋部材30で閉じた容器であって、清掃部材13の他端部13bを収容容器29の開放側に向けて収容するものである。
未使用の清掃部材13を収容する収容容器29は、一端が開放する筒状を呈しかつその開放側を清掃部材13の未使用時には蓋部材30で閉じた容器であって、清掃部材13の他端部13bを収容容器29の開放側に向けて収容するものである。
実施形態では、図7に示すように、収容容器29は、プラスチックなどの樹脂製を型成形した上部が開放する筒状を呈して、内部に清掃部材13の他端部13bが上向きになるように収容するようになっている。そして、清掃部材13を収容した状態で、上部の開放側をアルミニウム等の金属と樹脂を積層したシール状の蓋部材30を接着して封鎖したものである。
収容容器29は、その内径が開放側である上部(一端側部)29aが下部(他端側部)29bよりも太径に形成されている。収容容器29の上部は、装着部14が容易に入り込める程度の内径に、また、下部は清掃部材13が踊ったり横倒しになるのを防止する程度の内径に形成されている。
清掃部材13の使用時に、蓋部材30を収容容器29本体から剥がして清掃部材13の他端部13bを臨ませて、装着部14内に装着する際に、収容容器29の上部に容易に装着部14が入り込み、同時に収容容器29の下部で清掃部材13を抑え付けて装着がスムーズに進行できるようにしている。
上記の実施形態の清掃具においては、柄部12、装着部14、把持部15、外し部17、操作部18、動作伝達部材19等の主要な構造体は、何れもABS、ポリプエチレン等の各種樹脂を適宜に選定して、射出成形によって型形成したものである。もちろん、必要に応じて各部を金属製とすることができる。
次に、上記した実施形態の柄付き清掃具11を水洗トイレ内の便器の清掃に用いたときの手順およびその作用を図9および図10によって説明する。
図9の(a)に示すように、まず、実施形態の柄付き清掃具11は、入手した状態のときは柄部12が先端側12Fと後端側12Rに分割されているので、この柄部12を接続部16を介して接続して、一体のものとする。その場合、柄部12の先端側12Fと把持部15を持って、先端側12Fの接続端部の接続部分を後端側12Rの接続端部内に差し込む。この際に、前記図2に示した接続部分の突起21が溝23を兼用する挿通孔27に嵌り込んで「パチリ」と音がすれば、接続が確実にできている。
すなわち、音がすることにより接続が確実か否可を判断でき、接続作業が容易である。
次いで、図9(b)に示すように、それぞれ1つの清掃部材13の入った複数の収容容器29のうちの1つの蓋部材30を剥がして上部の開放側を開口する。
次いで、図9(c)に示すように、清掃部材13の他端部13bに清掃部の装着部14の開口を合わせて開口内に清掃部材13を差し込ませて、押し込み、装着部14に清掃部材13を装着する。
次いで、図9(d)に示すように、使用者は柄付き清掃具11の把持部15を持って、清掃部材13をトイレ便器などの清掃対象箇所31に押し当てて擦るなどし、清掃を適宜に行なう。
この場合、清掃部材13には洗剤を含浸させているため、別途に洗剤を便器に付ける必要は無い。また、図8に詳細に示すように、清掃部材13は押し当て力と水が染み込むことにより先端がブラシ状に広がる。
次いで、図10(a)に示すように、清掃後には、操作部18を先方に向けて移動操作することにより動作伝達部材19を介して外し部17が作動し、装着部14内の清掃部材13を押し出して、便器内に使用後で汚れた清掃部材13を落とし込むことができる。
次いで、図10(b)に示すように、水タンク32のスイッチレバー等を操作して便器内に水を流して、清掃部材13を流水33で排出する。
最後には、図10(c)に示すように、使用後の柄付き清掃具11は、トイレ内で保管するため例えば水洗用水を貯める水タンク32に適宜に設けたフック34に把持部15後端の孔20を引っ掛けてぶら下げて保管する。これにより、柄付き清掃具11は、清掃部材13の外れた状態で保管できるため、衛生的である。
上述のように本考案の柄付き清掃具の実施形態によれば、柄部12の先端側12Fに装着部14内で進退動することによって装着部14に装着された清掃部材13を装着部14から外す外し部17を設け、この柄部12の後端側12Rに使用者の操作によって把持部15の軸方向に沿って動作する操作部18を設け、前記操作部18の動作を外し部17に伝達する動作伝達部材19を柄部12内に設けているので、清掃部材13の装着部14からの取り外しが操作部18の操作によって、使用後の清掃部材13を手で触ることなく簡単に行うことができる。しかも、柄部12の後端側12Rの操作部18を操作することによって長い柄部12であっても片手かつ容易に装着部14から清掃部材13を取外すことができる。
また、柄部12は先端側12Fと後端側12Rが接続部16を介して結合・分離可能であり、動作伝達部材19は、前記接続部16を介して柄部12が先端側12Fと後端側12Rに分離したときに、先端側12Fと後端側12Rに分離するものであるので、柄部12が長くても流通過程および家庭内では、先端側12Fと後端側12Rに分離して取り扱いおよび収納ができ、流通や持ち運び、さらには保管容易な柄付き清掃具11を提供できる等の優れた効果を奏する。
また、実施形態において、柄部12は、先端側12F部分で曲げられており、装着部14の軸方向と把持部15の軸方向との間に角度がつけられていることができ、これにより、対象物の奥まったところ等なかなか清掃部材13のとどきにくい箇所で容易に清掃できる。
また、実施形態において、操作部18は、把持部15の前側に設けられ、かつこの操作部18の最大外径の部分が把持部15の最大外径の部分よりもその径方向に大きいものであって、使用者が把持部15を把持した状態で指が前記操作部18の最大外径部分に掛かって操作可能になっていることができ、これにより、使用者は把持部15を持っている状態で把持部15の最大径の部分よりも最大径の部分がその径方向に大きい操作部18に容易に指が掛かり易く、操作が極めて容易であり操作性が高い。
また、実施形態において、柄部12は、先端側12Fの接続端部と後端側12Rの接続端部とからなる接続部16によって接続されるものであり、この柄部12の先端側12Fおよび後端側12Rのうちの一方の接続端部から径方向外側に突出する突起21のある接続部分が柄部12の軸方向に沿って延びると共に、この柄部12の先端側12Fおよび後端側12Rのうちの他方の接続端部の内側に前記突起21に対応した溝23が形成されており、一方の接続端部が他方の接続端部内に嵌入し、前記溝23に前記突起21が嵌着することによって、接続部16の各接続端部16F、16R同士が接続することができ、これにより、突起21が溝23に嵌着して緊密に各接続端部16F、16R同士が接続できる。
また、実施形態において、操作部18の内側には、その操作部18を前記動作伝達部材19に繋げる連結部材26が設けられ、中空棒状の柄部12の後端側12Rにこの連結部材26を通す長穴形状を呈する挿通孔27が外周面から内周面に渡って貫通して形成されており、この挿通孔27を前記他方の接続端部の溝23に兼用することができる。これによって、溝23を挿通孔27に兼用でき、製作工程が容易になる。
また、実施形態において、装着部14はその先端側の開放した中空の筒状を呈し、清掃部材13は概略柱状を呈して装着部14の先端側から内部に嵌入可能に形成されていることができる。これにより、概略柱状の清掃部材13は装着部14に差し込みやすく、取り扱いが容易である。
また、実施形態において、動作伝達部材19は、装着部14もしくはその近傍内部に設けられた弾性部材28により後方方向に付勢されていることができる。これにより、使用者が操作部18を押し操作しているときに後方に向けて操作部18には弾性部材28によって付勢力が加わるため、押し操作のあとは自動的に操作部18が戻り、使いやすく、便利である。
また、実施形態において、清掃部材13は、一端部13aが紐状体の束ねられた形状を呈しかつ他端部13bが柱状を呈すると共に、この他端部13b側から装着部14内に挿入して一端部13aを装着部14先方外部に露出するものであり、装着部14に装着された清掃部材13が使用時に一端部13aの複数の紐状体同士が離れてブラシ状を呈することができ、これにより、清掃時にブラシ状になった清掃部材13によって広範にかつ効率良く対象物の汚れを落とすことができる。
また、実施形態において、未使用の清掃部材13を収容する収容容器29は、一端が開放する筒状を呈しかつその開放側を清掃部材13の未使用時には蓋部材30で閉じた容器であって、清掃部材13の他端部13bを収容容器29の開放側に向けて収容するものであることができる。これによって、清掃部材13の収容された未使用の収容容器29の蓋部材30を開け、その収容容器29内に入ったままの清掃部材13を装着部14の開放された先端側から装着部14内部に挿入して嵌入させることができる。したがって、使用者は、清掃部材13に手を触れることなく、装着部14に簡単かつ清潔に清掃部材13を装着することができる。また、清掃部材13は、清掃用の洗剤、清浄剤、若しくは薬剤を含浸させたものを使用しても手を触れることなく柄付き清掃具11の装着部14に装着することができ、極めて使い勝手がよい。
本考案の柄付き清掃具は、トイレの便器清掃の他、居住室内の狭い箇所、各種電気器具の狭い箇所の清掃に用いるのに好適である。
11 清掃具
12 柄部
12F 柄部の先端側
12R 柄部の後端側
12F1 柄部の曲がり部
13 清掃部材
13a 清掃部材の一端部
13b 清掃部材の他端部
14 装着部
14a、14b 装着部の各突起部
15 把持部
16 接続部
16F 前端側の接続端部
16R 後端側の接続端部
17 外し部
18 操作部
18F 操作部の前部
18R 操作部の後部
19 動作伝達部材
19F 前端側の動作伝達部材
19R 後端側の動作伝達部材
19a 掛け止め部
20 孔
21 突起
22 接続部分
22a 切欠き
22b 板状片部
23 溝
24 突出部
25 切欠き部
26 連結部材
27 挿通孔
28 弾性部材
29 収容容器
30 蓋部材
31 清掃対象箇所
32 水タンク
33 流水
34 フック
12 柄部
12F 柄部の先端側
12R 柄部の後端側
12F1 柄部の曲がり部
13 清掃部材
13a 清掃部材の一端部
13b 清掃部材の他端部
14 装着部
14a、14b 装着部の各突起部
15 把持部
16 接続部
16F 前端側の接続端部
16R 後端側の接続端部
17 外し部
18 操作部
18F 操作部の前部
18R 操作部の後部
19 動作伝達部材
19F 前端側の動作伝達部材
19R 後端側の動作伝達部材
19a 掛け止め部
20 孔
21 突起
22 接続部分
22a 切欠き
22b 板状片部
23 溝
24 突出部
25 切欠き部
26 連結部材
27 挿通孔
28 弾性部材
29 収容容器
30 蓋部材
31 清掃対象箇所
32 水タンク
33 流水
34 フック
Claims (9)
- 中空棒状の柄部と、この柄部の先端側に設けられ水解性の清掃部材を装着する装着部と、該柄部の後端側に設けられ使用者が把持し清掃部材を対象物に摺接させる操作を行うための把持部とを有する柄付き清掃具であって、
柄部は先端側と後端側が接続部を介して結合・分離可能であって、
この柄部の先端側に装着部内で進退動することによって装着部に装着された清掃部材を装着部から外す外し部を設け、
この柄部の後端側に使用者の操作によって把持部の軸方向に沿って動作する操作部を設け、
前記操作部の動作を外し部に伝達する動作伝達部材を柄部内に設け、この動作伝達部材は、前記接続部を介して柄部が先端側と後端側に分離したときに、先端側と後端側に分離するものであることを特徴とする柄付き清掃具。 - 柄部は、先端側が曲げられており、装着部の軸方向と把持部の軸方向との間に角度が付けられていることを特徴とする請求項1に記載の柄付き清掃具。
- 操作部は、把持部の前側に設けられ、かつこの操作部の最大外径の部分が把持部の最大外径の部分よりもその径方向に大きいものであって、使用者が把持部を把持した状態で指が前記操作部の最大外径部分に掛かって操作可能になっていることを特徴とする請求項1に記載の柄付き清掃具。
- 柄部は、先端側の接続端部と後端側の接続端部とからなる接続部によって接続されるものであり、この柄部の先端側および後端側のうちの一方の接続端部が径方向外側に突出する突起のある接続部分が柄部の軸方向に沿って延びるものであると共に、この柄部の先端側および後端側のうちの他方の接続端部の内側に前記突起に対応した溝が形成されており、一方の接続端部が他方の接続端部内に嵌入し、前記溝に前記突起が嵌着することによって、接続部の各接続端部同士が接続することを特徴とする請求項1に記載の柄付き清掃具。
- 操作部の内側には、その操作部を前記動作伝達部材に繋げる連結部材が設けられ、中空棒状の柄部の後端側にこの連結部材を通す長穴形状を呈する挿通孔が外周面から内周面に渡って貫通して形成されており、この挿通孔を前記他方の接続端部の溝に兼用することを特徴とする請求項4に記載の柄付き清掃具。
- 装着部はその先端側の開放した中空の筒状を呈し、清掃部材は概略柱状を呈して装着部の先端側から内部に嵌入可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の柄付き清掃具。
- 動作伝達部材は、装着部もしくはその近傍の柄部の内部に設けられた弾性部材により後方方向に付勢されていることを特徴とする請求項1または5に記載の柄付き清掃具。
- 清掃部材は、一端部が紐状体の束ねられた形状を呈しかつ他端部が柱状を呈すると共に、この他端部側から装着部内に挿入して一端部を装着部の先方外部に露出するものであり、装着部に装着された清掃部材は、その使用時に一端部の複数の紐状体同士が離れてブラシ状を呈することを特徴とする請求項1または6に記載の柄付き清掃具。
- 未使用の清掃部材を収容する収容容器は、一端が開放する筒状を呈しかつその開放側を清掃部材の未使用時には蓋部材で閉じた容器であって、清掃部材の他端部を収容容器の開放側に向けて収容するものであることを特徴とする請求項8に記載の柄付き清掃具。
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