JP3105093U - ちょうちん用手提げ具兼灯具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電池を収納した把手部に続く中空棒部にコードを挿通させ、コード先端にライトを取り付けた樹脂製の手提げ部体と、前記中空棒部の先端部分にコードの導出を許すように着脱可能に嵌まる樹脂製キャップ部体を備え、樹脂製キャップ部体が筒部の下部にちょうちんを吊り持ちするフック状の吊り部を一体形成している。
【選択図】図2
Description
こうした場合の灯りとしては、従来ではろうそくが用いられていたが、風で立ち消えてしまったり、ちょうちんに火が接触して燃えたり、さらには衣服に燃え移ったりするトラブルが発生しやすかった。
しかし、従来のこの種のちょうちん用手提げ兼灯具においては、手提げ具の棒先端面に金属製のフックを取り付けていたため、ちょうちんへの取り付け操作をしにくいばかりか、棒先に硬質な金属が突出しているため、人や物に衝突した時に傷をつける危険があり、また、衝撃でフックからちょうちんが外れて落下し、踏みつけられてしまったりする可能性ががあるなどの問題があった。
また、電球がホルダーに一体的に固定化されたていたためフィラメントが切れた場合には使い捨てとなり、他の部分が健全であっても全体を廃棄せざるを得ないことになり不経済であった。
また本考案の他の目的は、前記目的に加えて、電球の交換を行なえ、長期にわたって使用できるちょうちん用手提げ兼灯具を提供することにある。
これによれば、電球が切れても新たな端子付き電球ユニットをプッシュインソケット押し込むだけで再生でき、したがって長期にわたって使用できるというすぐれた効果が得られる。
これによれば、スリットからコードを引き出すことによってコード有効長さを大きくすることができ、スリットから引き出さず、先の部分までコードを延出してヘアピン状に曲げ、中空棒部の外面とキャップの内面との間にコードを挟着することによりコード有効長さを短縮することができる。
したがって、一つの種類でちょうちんの各種大きさに適合させることが可能であり、常に高さ方向で中心に近い部位で電球を点灯させることができるので、明るく照らすことができる。
図1ないし図5は本考案によるちょうちん用手提げ兼灯具の一実施例を示しており、1はちょうちんで、輪状の骨線材にシートを貼着した本体1aの上下に短筒状の化粧輪1b、1b’を設け、上部の化粧輪1bにアーチ状の吊り金具1cの両端部を取り付け、吊り金具1cの頂部に輪状の吊り用部10を形成している。
前記手提げ部体3は、図2のように、電池5を収納する筒室30を有し、外部にオンオフ用のスライドスイッチ31を備えた把手部3aを有しており、該把手部3aは口部の雌ねじ300をもって中空棒部3bの基端外周雄ねじ301に着脱可能に連結されている。
中空棒部3bの基端には電池5に対する端子を有し、該端子にはコード6の基端が接続されている。コード6は中空棒部3bの空間中を通って延び、先端にはライト7が接続されている。中空棒部3bの先端領域で円周上の下部側には、図3のように所要の長さのスリット32が形成され、ここにコード6がはめ込み可能となっている。
前記筒部4aは、コード6を中空棒部3bの外面長手方向に沿わせた状態でコード6を覆ってきつく外嵌し得るよう、中空棒部3bの外径よりも十分に大きな内径を有している。したがって、コード6は筒部4aと中空棒部3bで挟持され、筒部4aの開口位置から下方に垂れ下がる。
前記コード6はプッシュインソケット7bの内壁に対向状に固定された1組の舌状端子70,70に接続されている。端子付き電球7cは、ボス部72とこれの先に扁平状の端子台部73を有し、電球75の導線71,71が端部を端子台部73の両側に露出するように固定されていて、ボス部72をプッシュインソケット7bの開口部に押し込むことにより導線71,71が舌状端子70,70に接触して電気的に接続されるようになっている。
この操作は、フック状の吊り片4bが棒状部の軸方向先端にあるのでなく、キャップ部体4の下面側にあり、しかも大きく目視しやすいので、非常に簡単、確実に行なえる。この状態で手提げ部体3のスライドスイッチ31をオンにすれば、コード6とプッシュインソケット7bを経て電球7cに通電されて点灯されるので、手提げ部体3により点灯したちょうちんを持ち運ぶことができる。
また、吊り片4bがキャップ部体4の下面側に垂下しているため、キャップ部体4の先端が所持者の前に歩いている人やその持ち物などと衝突しても破損する心配がなく、またキャップ部体4は合成樹脂製であり、先端に金属製の突起物が何もないので、所持者の前に歩いている人やその持ち物などと衝突しても安全である。
したがって、キャップ部体4から下るコード長さは、前者のようにすれば大きくなり、後者のようにすれば短くなる。このため、吊り持ちするちょうちん1の大きさが変わっても自在に対応し、中心付近にライトを位置させて点灯させることができる。
3 手提げ部体3
4 キャップ部体
4a 筒部
4b 吊り片
6 コード
7 ライト
32 スリット
Claims (3)
- 電池を収納しこれをオンオフするスイッチを把手部に備え、把手部に続く中空棒部内を挿通したコードの先端にライトを取り付けた樹脂製の手提げ部体と、コードの導出を許すように前記中空棒部の先端部分に着脱可能に嵌まる樹脂製キャップ部体を備え、樹脂製キャップ部体が筒部の下部にちょうちんを吊り持ちするフック状の吊り片を一体形成していることを特徴とするちょうちん用手提げ具兼灯具。
- ライトが、ホルダー内にプッシュインソケットを設け、端子付き電球ユニットを前記プッシュインソケットに挿脱可能に取り付けている請求項1に記載のちょうちん用手提げ具兼灯具。
- 中空棒部は先端から所要範囲にコードのはめ込みを許すスリットを有し、コードが樹脂製キャップ部体内で長さ調整可能である請求項1に記載のちょうちん用手提げ具兼灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002542U JP3105093U (ja) | 2004-05-10 | 2004-05-10 | ちょうちん用手提げ具兼灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002542U JP3105093U (ja) | 2004-05-10 | 2004-05-10 | ちょうちん用手提げ具兼灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3105093U true JP3105093U (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=43258471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004002542U Expired - Lifetime JP3105093U (ja) | 2004-05-10 | 2004-05-10 | ちょうちん用手提げ具兼灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105093U (ja) |
-
2004
- 2004-05-10 JP JP2004002542U patent/JP3105093U/ja not_active Expired - Lifetime
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