JP3105087U - 巻芯チャック装置 - Google Patents

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利明 三好
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Fuji Univance Corp
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Fuji Tekko Co Ltd
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Abstract

【課題】大径,広巾のウエブの巻芯チャックにおいて、巻芯内径面へのチャック接圧性を高め、安定したチャッキングを達成する。
【解決手段】ウエブを巻取る又は巻出す巻芯1内径部に嵌合するチャック2外径部分に複数に分割されたラグ3を有し、該ラグ3を巻軸のテーパーのスライドを利用して昇降出入りさせる巻芯チャック装置において、前記巻軸のスライド機構にモータM2とボールねじ12を有し、かつボールねじ12に巻軸スライド方向の予圧を与えるエアーシリンダー13を付設してなる予圧機構を併設した。
【選択図】 図1

Description

本考案はウエブを巻取る巻取ロールの巻芯又は巻出す巻出ロールの巻芯に係り、特に広巾,長尺のウエブを巻取る又は巻出す大径ロールの巻芯に好適なチャック装置に関するものである。
従来の巻芯チャック装置は、一般的巻芯内径部に嵌合するチャック外径部分に複数個に分割されたラグを設け、そのラグを巻軸のテーパーのスライドを利用して昇降(出入り)させることにより巻芯とチャックを固定させ、巻取るトルク又は巻出すトルク及び巻出すトルクを伝達させているが、この巻取る又は巻出すトルクの伝達には空気圧を使用して巻芯内径部とチャックを固定することが多く行われている。(例えば特許文献1参照)
特開平8−28288号公報
しかし、最近における大径,広巾のウエブにおいて、上記従来のチャック装置を巻取ロール又は巻出ロールに利用するときは、そのような空気圧だけでは充分対応することができず、巻芯によってはチャック時にスリップが生じるという問題がある。
と云って、空気圧による巻芯内径部への接圧部分を長く形成することは経済的に得策とは云えない。
本考案は上述の如き実状に対処し、時に機械的にモータとボールねじを使用し、かつボールねじに予圧を与えるエアーシリンダーを付加することにより巻芯内径面へのチャックの接圧性を高め、巻芯に対しより安定したチャッキングを可能ならしめることを目的とするものである。
即ち、上記目的を達成する本考案は、ウエブを巻取る又は巻出す巻芯内径部に嵌合するチャック外径部分に複数に分割されたラグを有し、該ラグを巻軸のテーパーのスライドを利用して昇降出入りさせる巻芯チャック装置において、前記巻軸のスライド機構にモーターとボールねじからなり、かつボールねじに巻軸スライド方向の予圧を与えるエアーシリンダーを付設した予圧機構を併設したことを特徴とする。
この本考案装置によれば、巻軸のテーパーのスライドを利用してチャック外径部分のラグを出没させ、突出させてチャックを巻芯内径部に接圧固定させると共に、モーターとボールねじを利用し、かつ、更にボールねじにスライド方向の予圧を与えることにより上記接圧固定をより強固とすることができ、広巾,長尺ウエブを巻取り又は巻出す大径ロールの巻芯に対しても充分、安定したチャッキングをすることができる。
この本考案装置を用いることにより、モータとボールねじによって空気圧だけによる巻芯内径部とチャックの固定の外に、機械的作動が加えられ、しかもラグの巻芯内面への押圧に更に予圧が与えられるために従来のチャックに比しより強化,安定した、確実なチャッキングが可能となり、広巾,長尺用の巻芯のチャック装置として顕著な効果が期待される。
以下、更に本考案の具体的な実施形態を図1〜図3にもとづいて説明する。 図1は本考案チャック装置の1例を一部内部構造で示した左半部概要図(右半部も同様であるため省略した)であり、図2はチャック側面概要図である。
これら図において、1はウエブを巻取る又は巻出すロール巻芯、2は該巻芯内径部に嵌合し、巻芯内径部と固定されるチャックであり、チャック外径部分は複数のセグメント2aに分割されていて、隣接セグメント2aの間に夫々、ラグ3が設けられており、ラグ3は巻軸8先端の勾配部のテーパーのスライドにより昇降しチャック外周より出没し得るようなになっている。
巻軸8はチャック回転駆動モータM1より伝動プーリ6,7を介してフレームF内でベアリング9で支承されて回転駆動が可能であり、復帰ばね4が支承板5と、チャック2後端凹部との間に介設されてばね押圧によるラグ3の突出と、復帰ばねの復動によるラグ3の没入をあり溝3´に沿って可能ならしめている。
しかして、本考案は上記の如き構成において、特にフレームF下部に予圧機構が設けられており、前記ばね押圧に予圧を与えてチャッキングをより安定せしめている。
予圧機構は、フレームF下部に隣接して設けられたチャッキングモータM2の軸10がベアリング11により支承されて延び、その先端にボールねじ12が形成されてフレームF下部に貫設されたチャック閉時の予圧エアーシリンダー13のピストン軸に連なり、ボールねじ12にスライド方向の予圧を与え、チャック2と巻芯内径面の固定をより安定化している。
なお、図において上記チャック装置,予圧機構を含むフレームFはベース14のリニアレール15を介して摺動可能となっていて、復帰ばね4が復帰状態にあってチャック2のラグ3がチャック2外周内に没入されてチャック2が巻芯1内に嵌合される。
そして、嵌合後、予圧エアーシリンダー13により予圧が与えられた状態で、図3に示す如くフレームFを前進させ、復帰ばね4を圧縮させると共にチャック2を矢印方向にスライド前進させると、チャック2内に没入していたラグ3はテーパーに沿ってチャック外周より突出し、巻芯1の内径部に接圧して両者を固定して巻取り又は巻出を行う。
次に巻芯1に対する巻取り又は巻芯1よりの巻出しが終了し、巻芯1を取り出すときは、図3の矢印方向と逆方向、即ち、チャック2は左方向に後退し、テーパーの移行によりラグ3はあり溝3´に沿って下方へ退去して、図1に示す状態となってチャック2を巻芯1より離脱させ、巻芯を取り外すことが可能となる。
以上のような作動において、特に予圧エアーシリンダーにより予圧を与えることによりチャッキングはより安定化され、広巾,長尺のウエブを巻取る、又は巻出す大径ロールの巻芯においても巻芯内径部とチャックの固定をより確実かつ安定に行うことができる。
本考案チャック装置の一部内部構造で示す左半部の正面概要図である。 チャックのラグ配置を示す側面図である。 チャック閉時の状態を示す一部断面の要部正面図である。
符号の説明
1:巻芯
2:チャック
3:ラグ
12:ボールねじ
13:予圧エアーシリンダー
1:チャック回転駆動モータ
2:チャッキングモータ
F:フレーム

Claims (1)

  1. ウエブを巻取る又は巻出す巻芯内径部に嵌合するチャック外径部分に複数に分割されたラグを有し、該ラグを巻軸のテーパーのスライドを利用して昇降出入りさせる巻芯チャック装置において、前記巻軸のスライド機構にモータとボールねじを有し、かつボールねじに巻軸スライド方向の予圧を与えるエアーシリンダーを付設してなる予圧機構を併設したことを特徴とする巻芯チャック装置。
JP2004002535U 2004-05-10 2004-05-10 巻芯チャック装置 Expired - Lifetime JP3105087U (ja)

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