JP3105003U - ルアー - Google Patents
ルアー Download PDFInfo
- Publication number
- JP3105003U JP3105003U JP2004001365U JP2004001365U JP3105003U JP 3105003 U JP3105003 U JP 3105003U JP 2004001365 U JP2004001365 U JP 2004001365U JP 2004001365 U JP2004001365 U JP 2004001365U JP 3105003 U JP3105003 U JP 3105003U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- lure
- hook
- joint
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Abstract
【課題】ブレードが自由に運動できるようにし、そのブレードに近寄ってくる魚を効果的にヒットさせることのできるルアーを提供する。
【解決手段】ルアー本体とルアー本体2に連結されたブレード11とを有するルアー1であって、ルアー本体に対してブレードと釣針が揺動可能に接続され、ブレードに直接針が取り付けられておらず、釣針はブレードを横断して延在していることを特徴とするルアー。また、ルアー本体とルアー本体に連結されたブレードとを有するルアーであって、ルアーとブレードが回転ジョイント6で相互に回転可能に連結され、さらに釣針がブレードに直接連結されずルアーに対して相互に回転可能に回転ジョイントに連結され、ブレードと釣針とが相互に自由に揺動可能としたことを特徴とするルアー。
【選択図】図1
Description
この考案は、釣りを行うために使用されるルアーに関するものである。
従来から、釣りの擬似餌として様々な種類のルアーが使用されている。
木製、プラスチック製、金属製とその種類も様々であり、その構造も様々である。
その中でも、重金属(鉛、錫、タングステン、ビスマス、真鍮等)の本体を持ち、その後方にブレードと呼ばれる金属板を取り付けたルアーが知られている。これは俗に「テールスピンジグ」「スピンテールジグ」「ジグスピナー」などと総称されるルアーのジャンルである。
このようなルアーは、本体の自重により深い場所へも容易に送り込むことができ、更に本体後方のブレードが回転することによりその動き・振動・反射光が魚の興味を惹きつけるものである。
しかし、魚は餌を模したルアー本体のみならず、特異な動きや光を反射するブレード側に興味を示し、ブレード側のみを突つこうとする個体も少なからず存在することが解った。この場合、ルアー本体に取り付けられた釣針では、十分効率的に魚をヒットすることができないことも解った。
一方、ブレードの先に直接釣針を取り付けてその動作を試みたが、釣針の重さが邪魔となって予期したようなブレード独自のひらひらと動く動作や十分な回転を行うことができないことも明らかとなった。
そこで考案者は、かかる問題を解決すべく以下の考案に至ったものである。
請求項1に係る考案によると、ルアー本体と前記ルアー本体に連結されたブレードとを有するルアーであって、前記ルアー本体に対して前記ブレードと釣針が揺動可能に接続され、前記ブレードに直接針が取り付けられておらず、前記釣針は前記ブレードを横断して延在していることを特徴とするルアーを提供するものである。
ブレードに釣針が取り付けられているのではなく、ブレードと釣針とが自由に揺動可能にルアー本体に連結されていることで、ルアーを水中で引いたときにブレードが水の抵抗に応じて自由に動くことができることから、魚の注意を引くことなり、釣針がブレードを横断的に延びることで、ブレードに近づいて突つく魚をその長く延びた釣針でかけることも可能となる。
さらに、請求項2の本考案の別な形態によると、ルアー本体と前記ルアー本体に連結されたブレードとを有するルアーであって、前記ルアーと前記ブレードが回転ジョイントで相互に回転可能に連結され、さらに釣針が前記ブレードに直接連結されず前記ルアーに対して相互に回転可能に前記回転ジョイントに連結され、前記ブレードと前記釣針とが相互に自由に揺動可能としたことを特徴とするルアーを提供する。
請求項1と同様にブレードに釣針が取り付けられているのではなく、回転ジョイントで連結されており、その回転ジョイントにブレードと釣針とが揺動可能とし、釣針の重さをブレードが直接受けることがないようにしたことで、水の抵抗によってブレードが自由に運動できる。ブレードに直接釣針が取り付けられていると、自ずとその動きが制約されるために、回転するために必要な初期動作を十分行うことができない。しかし、ブレードが自由に動くことが可能となったことにより、回転せずに止まっている釣針等の慣性力に対抗した力をブレードが発揮できるようになる。例えば、回転ジョイントの回転軸心から斜めに変位したブレードは、より大きな回転モーメントを発生させて、回転ジョイントと釣針とを回転させることができるようになる。このように、釣針やブレード自身を回転させるために必要な動作をブレードが行うことができるようになったことで、結果として予定したブレードの回転が可能となり、魚を効果的に誘うことができるようになったのである。
請求項3には、その回転ジョイントのより具体的な形態を示したものであり、前記回転ジョイントは連結軸と当該連結軸に対して枢軸回転可能な筐体とを有し、前記連結軸にはルアー本体との連結のための孔が設けられ、当該孔を介して前記ルアー本体と連結され、前記筐体には前記ブレード及び前記釣針との連結のための孔が設けられ、当該孔を介して前記ブレード及び前記筐体に対して揺動可能に連結されていることを特徴とするものである。
このように孔によって相互に連結されたものが自由に動くことができるようにしたことで、当初の目的である自由なブレードと釣針との連結を可能としている。
また、請求項4では、釣針は前記ブレードを横断して延在していることにより、ブレードの末端に近づいてルアー本体でなくブレードを突つくような魚に対してもヒットさせることが可能となるのである。
このように、ブレード自体に釣針が付けられるのではなく、ブレードと釣針とが相互に自由に揺動できるようにルアー本体に連結させることで、ブレードに釣針が取り付けられた構成と比較して、ブレード自体の自由度が高くなるために、ひらひらとした運動や回転しようとする動作がしやすくなり、ブレードの機能を損なうことがない。しかもブレードの傍に釣針が位置するために、ブレードに興味をもって突つく魚も釣り上げることが容易となったのである。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。図1はこの考案に係る釣り用ルアーの一例を示したものである。
本考案によるルアー1は、餌となる魚等の形を模したルアー本体2と、そのルアー本体2の後部に取り付けられたジョイント6と、そのジョイント6に取り付けられたブレード11と、ジョイント6と細長い連結ワイヤー17によって連結された釣針20からなっている。
ルアー本体2は、ほぼ前方頭部に道糸を通してかけることのできるラインアイレット3と、その反対側の腹部に釣針をかけることのできるフックアイレット4と、後部でジョイント6をかけることのできるジョイントアイレット5とが設けられている。フックアイレット4と釣針16の基部の設けられたアイレットとはその中を通った連結用リング15によって連結されている。
ジョイント6は、筐体7とその筐体7に軸方向を中心として回転可能に連結された連結軸8を有し、筐体7は先端が突出してその中に貫通する孔を有し、同様に連結軸8も貫通孔を有している。
連結部9とジョイントアイレット5の各孔に金属製の連結リング13がかかり、その連結リング13によって連結部9とジョイントアイレット5は相互に自由に動くことの出来る程度に連結されている。
ブレード11の一端には貫通孔12を有し、筐体7の貫通孔とブレード11の孔12に金属製の連結リング14がかかり、その連結リング14によって筐体7とブレード11とがその連結リング14を中心として相互に自由に動くことの出来る程度に連結されている。
ブレード11は、一方が長く延びた偏った楕円形を有し緩やかな面が形成され、その表面は光を反射させるための光沢が出るように施されてている。ブレード11は、ほぼ厚さが等しい金属片を打ち抜いて成形し、その表面を例えばメッキ処理して作ることができるが、これに限定されるものではなく、また、そのブレードの形状や面の処理もその用途に応じて適宜変更可能である。
釣針20をジョイント6と連結するために弾力性のある金属ワイヤ17がここでは使用されている。連結用ワイヤ17の一端は連結リング14の中を通されてそこで輪を形成するように折り返されて金属の小板18によってカシメられている。ワイヤの他端も釣針に設けられたアイレットに通されてそこで輪を形成するように折り返されて金属の小板19によってカシメられている。ブレード11の先端から釣針20が出るように金属ワイヤーは連結リング14からブレード11の先端先まで横断して延びている。
矢印Bで示しように、ブレード11と釣針20は、共に連結リング14の回転に応じて連結軸8に対して回転することができる。また、ブレード11と釣針20は相互に独立に連結リング14を中心として回転することが可能である。
本考案によるルアー1の動作を説明すると、ラインアイレット3に結ばれた道糸Pによってルアー本体2を引くと、ジョイント6によって連結されたブレード11及び釣針20もともに引っ張られる。このとき、ブレード11の面は、その面の形状や水の流れ、そして引く速度等に応じて多様な力を水から受け、ジョイント6の連結部9を軸にして揺れ動作などの運動をする。また、ブレード11の面に回転する力が加わると、その回転力は連結リング14に伝わり、その結果図の矢印で示したように連結軸8を中心として筐体7を回転させ、その回転に応じて釣針20も回転する。
ブレード11の末端(後端)は自由であることから、水の流れに応じて自由に動くこととなり、釣針20によって動きが制限されることが無く、釣針20から遠ざかったり近づいたりすることができる。そして、図2に示すように、ジョイント6の中心軸(破線で示す)から離れて傾いた位置にブレード11が変位した状態でブレード11に回転力(矢印Aで示す)が加わると、その回転モーメントが大きくなるために、連結リング14から後方に長く延びた釣針20の重さにも係わらずに、連結軸8に対して筐体7が回転する。
このように、ブレードの後端に釣針を取り付けるのではなく、釣針に無関係にブレードをジョイントに対して揺動可能に取り付けることにより、水中でブレードが自由に変位できる。その結果、ブレードは多様な動きが可能となり、魚を誘うことが可能となる。また、回転可能なジョイントを使用し、その回転ジョイントとの連結部分を中心にして自由に動くことができるようにすることで、ブレードがその回転ジョイントの軸中心として回転させやすくなるのである。
1 ルアー
2 ルアー本体
6 回転ジョイント
7 筐体
8 連結軸
11 ブレード
13,14 連結リング
2 ルアー本体
6 回転ジョイント
7 筐体
8 連結軸
11 ブレード
13,14 連結リング
Claims (4)
- ルアー本体と前記ルアー本体に連結されたブレードとを有するルアーであって、
前記ルアー本体に対して前記ブレードと釣針が揺動可能に接続され、当該ブレードに直接針が取り付けられておらず、前記釣針は前記ブレードを横断して延在している、ことを特徴とするルアー。 - ルアー本体と前記ルアー本体に連結されたブレードとを有するルアーであって、
前記ルアーと前記ブレードが回転ジョイントで相互に回転可能に連結され、さらに釣針が前記ブレードに直接連結されず前記ルアーに対して相互に回転可能に前記回転ジョイントに連結され、前記ブレードと前記釣針とが相互に自由に揺動可能とした、ことを特徴とするルアー。 - 前記回転ジョイントは連結軸と当該連結軸に対して枢軸回転可能な筐体とを有し、
前記連結軸にはルアー本体との連結のための孔が設けられ、当該孔を介して前記ルアー本体と連結され、
前記筐体には前記ブレード及び前記釣針との連結のための孔が設けられ、当該孔を介して前記ブレード及び前記筐体に対して揺動可能に連結されている、ことを特徴とする請求項2に記載のルアー。 - 前記釣針は前記ブレードを横断して延在している請求項2又は3に記載のルアー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001365U JP3105003U (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | ルアー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001365U JP3105003U (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | ルアー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3105003U true JP3105003U (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=43258387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004001365U Expired - Fee Related JP3105003U (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | ルアー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105003U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016021940A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | メガバス株式会社 | 釣り用ルアー |
-
2004
- 2004-03-17 JP JP2004001365U patent/JP3105003U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016021940A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | メガバス株式会社 | 釣り用ルアー |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7895789B2 (en) | Pliable spinning appendages and attachments for fishing lures | |
US5605004A (en) | Spinner fishing lure | |
US8230639B2 (en) | Swivel mechanisms for fishing lures and pliable spinning appendages and fishing lure assemblies incorporating such swivel mechanisms | |
US5974723A (en) | Weed shielding spinner fishing lure | |
US4619068A (en) | Fishing lure | |
US7467491B1 (en) | Fishing lure | |
US7716869B2 (en) | Artificial bait | |
US20130036654A1 (en) | Fishing lure with mechanically-actuated lower frequency tone generation device | |
US6155000A (en) | Rattle bait fishing lure | |
US20140059916A1 (en) | Rubber or soft plastic fishing spoon lure | |
US4316343A (en) | Prelooped fishing lure | |
US6243982B1 (en) | Spinner for spinning lures | |
US20210282381A1 (en) | Spinner bait | |
US6122855A (en) | Sequins mounting stud for fishing lures | |
US8776428B2 (en) | Fishing lure assembly | |
US20100180488A1 (en) | Weedless fishing lure containing multiple hooks | |
US20090145017A1 (en) | Fishing Bait Including Fly Tying Materials | |
US20060242887A1 (en) | Asymmetrically oscillating lure for freshwater fish | |
US4765085A (en) | Fishing lure | |
US5956887A (en) | Blade, and spinner type lure provided therewith | |
JP3105003U (ja) | ルアー | |
US6044583A (en) | Spinning aerial fishing lure | |
JP3993810B2 (ja) | ルアー | |
JP4723136B2 (ja) | ルアー | |
KR200436692Y1 (ko) | 루어낚시용 와이어베이트 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080818 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |