JP3104946U - 靴 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の年齢、性別、身長、体重、国籍等、個人差の多い個々の足に適合させることが可能で、しかも、姿勢が良くなり健康を促進すると共に、若さを保つことに貢献する靴の提供を目的とする。
【解決手段】靴の履き口部1から甲被部Pの左右両側にかけて魚の鰓状を成す切り込みライン2を設ける。切り込みライン2の内側に、弾性材3を縫着する。切り込みライン2の近傍に、履き口部1から甲被部Pの前部に至る左右一対のファスナー4を開閉自在に設ける。高低差による勾配をつけるため、靴底5の厚みを9mmとし、ヒール6の高さを49mmに設定する。甲被部P全体の素材として、直径3ミクロンのアクリル極細繊維製特殊皮革を使用する。
【選択図】図1
【解決手段】靴の履き口部1から甲被部Pの左右両側にかけて魚の鰓状を成す切り込みライン2を設ける。切り込みライン2の内側に、弾性材3を縫着する。切り込みライン2の近傍に、履き口部1から甲被部Pの前部に至る左右一対のファスナー4を開閉自在に設ける。高低差による勾配をつけるため、靴底5の厚みを9mmとし、ヒール6の高さを49mmに設定する。甲被部P全体の素材として、直径3ミクロンのアクリル極細繊維製特殊皮革を使用する。
【選択図】図1
Description
本考案は、足のサイズのみならず、足の形状にも合わせることができる靴に関する。
従来の靴は、利用者の足に合わせるために、サイズ別に販売されている。ところが、靴のサイズが同じでも、履き易い靴とそうでない靴とがある。履きにくい靴は、主に靴が足の形状に適合しない場合に生じるものである。オーダーメードの靴のように、利用者の足の寸法を細かく採寸して製造すると、このような不都合は生じないが、店頭販売の靴では、利用者各人の足に適合する靴を提供することは極めて困難である。
特許文献1に、患足、健足それぞれに対応する靴が提案されている。この特許文献1によると、補装具や治療用足底板等を装着している足や、リウマチ等で足趾の変形があり、市販の靴を履くことができない足のために、患足、健足それぞれ片足ずつの対応ができるようにしたものである。この靴は、ソフトで通気性のある布材を使用し軽量化したベルト付き靴であって、靴底はヒールのないフラット底とし、また滑り止め効果をもたせた滑り止め底であり、踵は足底板や装具の使用に対応できるよう十分な甲皮の深さがあり、トウボックスは装具使用や足部の変形にも対応できるよう十分な高さがあり、十分な高さのあるトウスプリングを有し、甲皮の継ぎ目は甲皮を折り返すと大きな履き口を形成するようにボールラインよりもつまさき側に設けられ、前記ベルトは甲部分にしっかりと止まり甲ラインにフィットするように取り付けられたものである。
特開2000−106909号公報
ところが、特許文献1のような構成にすると、リウマチ等で変形があり、市販の靴を履くことが出来ない特殊な足に適応できても、その反面、デザイン的な規制が多くなり、一般の靴として使用するには好ましいものではなかった。
また、リウマチ等で足部に変形がない一般の足でも、左右は対象になっていないことが知られている。これは個人差もあるが、例えば、スポーツの選手など、利き足がはっきりしている者は、この利き足が特に発達して左右のバランスが大きく崩れていることが多い。このような場合、従来の靴では、片方は履き安いが、残る片方が履き難くなるというケースも生じていた。また、利用者の足の形状は、年齢、性別、身長、体重、あるいは東洋人と西洋人などによっても個人差が生じている。しかも、足に適した靴を使用していないと、姿勢が悪くなるばかりか、健康にも良くない状態となる。
そこで、本考案は上述の課題を解消すべく案出されたもので、利用者の年齢、性別、身長、体重、国籍等、個人差の大きい足の形状に適合させることが可能で、しかも、姿勢が良くなり健康を促進する靴の提供を目的とするものである。
本考案の第1の手段は、靴の履き口部1から甲被部Pの左右両側にかけて魚の鰓状に切り込んだ切り込みライン2を設け、該切り込みライン2の内側に、弾性材3を縫着したことにある。
第2の手段は、前記切り込みライン2の近傍に、前記履き口部1から甲被部Pの前部に至る左右一対のファスナー4を開閉自在に設けている。
第3の手段は、前記靴において、高低差による勾配をつけるため、靴底5の厚みを9mmとし、ヒール6の高さを49mmに設定する。
第4の手段は、前記靴の甲被部P全体の素材として、直径3ミクロンのアクリル極細繊維製皮革を使用したことを課題解消のための手段とする。
本考案の請求項1により、使用者の足のサイズのみならず、足の形状にフィットさせることが可能になる。また、靴に柔軟性を持たせることかでき、靴の中で足が圧迫されず、足首が自由に動くようになる。この結果、足の疲れを防ぎ、外反母趾、外反足、ハンマートゥや偏平足などの足の変形を防ぐことが可能になった。
本考案の請求項2によると、左右一対のファスナー4により、いかなる年齢でも履きやすい靴となり、しかも一旦履いた後は、脱げにくい靴となるものである。
また、請求項3のように設定することで、健康的な姿勢を保つことが可能になり、美しいスタイルで若さを保つことが可能になる。
更に、請求項4の材質を用いることで、極めて軽量な靴を提供することが可能になり、前記切り込みライン2と弾性材3との作用とも相俟って、老若男女を問わずに軽快な歩行を可能にするものである。
このように本考案によると、利用者の年齢、性別、身長、体重、国籍等、個人差の多い個々の足に適合させることが可能で、しかも、姿勢が良くなり健康を促進すると共に、若さを保つことに貢献するなどといった種々の効果を奏するものである。
本考案の最良の形態は、靴の履き口部1から甲被部Pの左右両側にかけて魚の鰓状を成す切り込みライン2を設け、該切り込みライン2の内側に、弾性材3を縫着する。切り込みライン2の近傍に、履き口部1から甲被部Pの前部に至る左右一対のファスナー4を開閉自在に設ける。靴底5の厚みを9mmとし、ヒール6の高さを49mmに設定する。甲被部P全体の素材として、直径3ミクロンのアクリル極細繊維製特殊皮革を使用することにより、当初の目的を達成するものである。
本考案の主要構成は、切り込みライン2、ファスナー4、靴底5とヒール6とによる高低差及び甲被部Pの材質にある。
すなわち、切り込みライン2は、靴の履き口部1から甲被部Pの左右両側にかけて魚の略鰓状を成すように設けたラインである。そして、この切り込みライン2の内側に、弾性材3を縫着している。この弾性材3は、例えばストレッチ性のあるゴムラバーなどが好適であるが、他の弾性材に変更することも可能である。
ファスナー4は、切り込みライン2の近傍に沿って一対設けられている。このファスナー4は、履き口部1から甲被部Pの前部に至るように配設されており、図示例では、開閉自在のスライドファスナーを設けている。また、スライドフスナーに替えて帯び状の面ファスナー等を用いてもよい。
本考案では、医学的な見地から、靴底5の厚みを9mmとし、ヒール6の高さを49mmに設定する。このように設定するのは、高低差による勾配をつけることにより、男女であっても使用者の姿勢がよくなると共に、歩行に適した理想的な靴を研究した結果によるものである。また、これら靴底5の厚みやヒール6の高さは、デザインの変更等により、従来の靴のように任意に変更できるものである。
また、本考案の甲被部P全体の素材として、特に軽量な特殊皮革を使用する。この特殊皮革は、直径3ミクロンのアクリル極細繊維を使用した人工皮革で、主に足のむれを防ぎ、通気性を良くし、足臭を抑え、しもやけ等の病気の予防の為に開発された素材である。本考案では、このような特殊皮革を靴に用いることで、これまでにない極めて軽量な靴を提供することに成功した。また、この特殊皮革は、アクリル繊維等を使用しているので、色彩を自由に設定できると共に、保温性、保湿性、通気性優れた特性を靴に利用することができる。
図1に示す実施例は、特に男女兼用として形成した靴の実施例を示している。この実施例では、靴底5の厚みを9mmとし、ヒール6の高さを49mmに設定している。
一方、図2に示す他の実施例では、靴底5の厚みを9mmとしているが、ヒール6の高さを49mm以上に設定して女性用の靴として提供するものである。このように、ヒール6の高さなどは、デザインに伴なって任意に変更することができる。
尚、本考案の実施例は図示例に限られるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲でのデザインの変更などは任意に行えるものである。
P 甲被部
1 履き口部
2 切り込みライン
3 弾性材
4 ファスナー
5 靴底
6 ヒール
1 履き口部
2 切り込みライン
3 弾性材
4 ファスナー
5 靴底
6 ヒール
Claims (4)
- 靴の履き口部から甲被部の左右両側に、魚の鰓状に切り込んだ切り込みラインを設け、該切り込みラインの内側に、弾性材を縫着したことを特徴とする靴。
- 前記切り込みラインの近傍に、前記履き口部から甲被部の前部に至る左右一対のファスナーを開閉自在に設けた請求項1記載の靴。
- 前記靴において、高低差による勾配をつけるため、靴底の厚みを9mmとし、ヒールの高さを49mmに設定した請求項1又は2記載の靴。
- 前記靴の甲被部全体の素材として、直径3ミクロンのアクリル極細繊維製皮革を使用した請求項1乃至3いずれか記載の靴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002420U JP3104946U (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 靴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002420U JP3104946U (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 靴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3104946U true JP3104946U (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=43258329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004002420U Expired - Lifetime JP3104946U (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 靴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3104946U (ja) |
-
2004
- 2004-04-30 JP JP2004002420U patent/JP3104946U/ja not_active Expired - Lifetime
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