JP3104818B2 - 光方向性結合器 - Google Patents

光方向性結合器

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JP3104818B2
JP3104818B2 JP04229805A JP22980592A JP3104818B2 JP 3104818 B2 JP3104818 B2 JP 3104818B2 JP 04229805 A JP04229805 A JP 04229805A JP 22980592 A JP22980592 A JP 22980592A JP 3104818 B2 JP3104818 B2 JP 3104818B2
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勤 鬼頭
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信システムにおい
て、光信号の分岐・合波に必須の光部品である光方向性
結合器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光方向性結合器は、光導波路において必
須不可欠な素子であり、その従来の構造としては図5の
(a),(b)に示すものが知られている。図5の
(a)は平面図、(b)は(a)に示すA−A線で切っ
た断面図である。
【0003】このような光回路を作製するには、次の手
順による。
【0004】先ず、Si基板上に火炎堆積法によってS
iO2下部クラッド層を堆積し、次にTiO2またはGe
2をドーパントとして添加したSiO2ガラスのコア層
を堆積した後に、電気炉で透明ガラス化した。次に、コ
ア層をエッチングして、所定の光導波路を形成し、最後
に、SiO2上部クラッド層を堆積した。
【0005】ここで、光導波路1,2は、光が入射する
直線状の入射部3、伝搬する方向を連続的に変える曲線
状の入射側の展開部4、相互に近接して平行に配置され
光を結合させ、または、分岐する直線状の結合部5、伝
搬する光の方向を連続的に変える曲線状の出射側の展開
部6および光を出射する直線状の出射部7とからなり、
これら2本の光導波路の幅を一定とした形状となってい
る。
【0006】今、光導波路1,2の入射部3よりパワー
P0の光を入射したとき、出射部7の光導波路1,2か
らそれぞれパワーP1,P2の光が出射されるとする。
【0007】光方向性結合器の挿入損失は、 −10Log10((P1+P2)/P0) で算出でき、挿入損失を低減するためには、光導波路の
光パワー閉じ込め率Γの値を大きくし、展開部4,6の
曲げ損失を抑える必要がある。
【0008】一方、光方向性結合器の結合率ηは式
(1)に従う。
【0009】 η=P2/(P1+P2)=sin2((π/2)(1c+δ1)/L0)…(1) ここで、1cは結合部の光導波路の長さ、δ1は展開部
の結合に対する寄与、L0は完全結合長を意味する。す
なわち、L0が長くなるほど、結合率ηは小さい。
【0010】図6に結合部の光導波路間隔Gと完全結合
長L0の関係を示す。実線は光導波路に光パワーが強く
閉じ込められた場合(大きなΓ値)、破線は反対に光導
波路の光パワーの洩れが著しい場合(小さなΓ値)につ
いてである。光導波路間隔Gが増加すると共に近接光導
波路間の相互作用が弱くなるため完全結合長L0は長く
なる。
【0011】Γ値が大きいとき、光導波路からの光パワ
ーの洩れが小さいため2本の光導波路間の結合が弱くな
るため、図6の実線の傾きは破線に比べて大きい。
【0012】このとき、L0とGの関係式は式(2)に
よって表される。
【0013】 L0=a・exp(b・G) ……(2) 式(1),(2)およびδ1が光導波路間隔Gに対し依
存しないことから、光導波路間隔Gに対する結合率ηの
傾きは、 dη/dG=−π・b・((1c+δ1)/L0)・√η(1−η) ……(3) となる。式(3)より、3dB結合器を作製する場合の
光導波路間隔Gに対するトレランスは、 Δη=−(π/4)・b・ΔG ……(4) となる。式(4)の中で、ΔGは光導波路間隔Gの作製
誤差、Δηは結合率のずれを示す。この結果から製作ト
レランスを緩和するためには、式(2)のbの値を小さ
くすることが必要である。すなわち、光導波路の光パワ
ー閉じ込め率Γの値を小さくしなければならない。これ
は、光方向性結合器を低損失化するための要求とは相反
する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光方向性結合器では、製作トレランスが良好であると共
に、低挿入損失を同時に実現することが困難であるとい
う問題があった。
【0015】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、本発明の目的は、製作性が良く低損
失な光方向性結合器を提供することにある。
【0016】本発明の前記ならびにその他の目的及び新
規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明ら
かにする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。 即ち、本発明は、基板上に形成され
た2本の光導波路を有し、前記各光導波路は、入射
する直線状の入射部と、伝搬する光の方向を連続的に曲
げる曲線状の入射側展開部と、相互に平行に近接して配
置され、伝搬する光を分岐し、または、結合する直線状
の結合部と、伝搬する光の方向を連続的に曲げる曲線状
の出射側展開部と、伝搬した光を出射する直線状の出射
部とから構成される光方向性結合器であって、前記入射
側および出射側展開部は、曲がりによる放射損失の増加
をもたらさない大きな光閉じ込め率Γを有し、前記直線
状の結合部の光導波路は、導波路幅が、前記入射部と曲
線状の入射側展開部、および前記出射部と曲線状の出射
側展開部の光導波路の導波路幅よりも細く、かつ、規格
化周波数が2.4以下であることを特徴とする。
【0018】前記規格周波数(v)は、直線状の結合部
の光導波路の屈折率をn 1 、該光導波路を囲んでいるク
ラッドの屈折率をn 2 、該光導波路の幅を2a、光の波
長をλとするとき、次式で定義される
【0019】
【数2】
【0020】つまり、本発明の光方向性結合器の構成
は、結合部の光導波路の光パワー閉じ込め率を展開部の
光導波路に比較して小さくなるよう光導波路寸法を設定
する。
【0021】
【作用】前記の手段によれば、結合部の光導波路幅を入
出射部および展開部に比べて細くしたことによって、強
結合状態として製作ばらつきを低減できる。
【0022】また、展開部の曲がりによる放射損失の増
加をもたらさない。
【0023】また、結合部を強結合したことにより、3
dB結合器の全長が短くなるため高集積化が可能となる
と共に、石英系光導波路の場合、光の偏波依存性につい
ても緩和される。
【0024】また、結合部の光導波路の閉じ込めが弱い
ため、熱,圧力,電界,光などの外部作用によって、展
開部の放射損失の増加をもたらさずに比較的容易に光方
向性結合器の結合率を制御することができる。
【0025】
【実施例】
(実施例1)以下、図面を参照して、本発明の実施例を
詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明の実施例1の光方向性結合
器の概略構成を示す模式構成図であり、(a)は平面
図、(b)は図(a)の実線で囲んだ部分の拡大図であ
る。なお、従来例を示す図5と同一構成部分は同一符号
をもって表している。
【0027】本実施例1の光方向性結合器は、図1に示
すように、光導波路1,2は、光が入射する直線状の入
射部3、伝搬する方向を連続的に変える曲線状の入射
開部4、相互に近接して平行に配置され、光を結合さ
せ、または、分岐する直線状の結合部5、伝搬する光の
方向を連続的に変える曲線状の出射側展開部6および光
を出射する直線状の出射部7とからなり、前記伝搬する
光の方向を連続的に変える曲線状の展開部4,6が、2
本の光導波路1,2の幅を連続的に変化させた形状とな
っている。
【0028】すなわち、本実施例1の展開部4,6の形
状は、例えば、下記式(1)及び式(2)に示す、二乗
余弦(raised cosine)関数に基づいた形状に形成し、
連続的に光導波路幅が変化する。
【0029】 F0(z)=(X0+D0・cos2(πz/(2Lz)) ……(1) F1(z)=(X1+D1・cos2(πz/(2Lz)) ……(2) X0=G1/2 ……(3) D0=(G1−G2)/2 ……(4) X1=W1+X0 ……(5) D1=(W1−W2)+D0 ……(6) なお、式(1)は展開部の内側部の形状を、また、式
(2)は展開部の外側部の形状を示している。ただし、
W1は入出射部の光導波路幅、W2は結合部の光導波路
幅、G1は入出射部の光導波路間隔、G2は結合部の光
導波路間隔、Lzは展開部の長さ、z軸は光導波路1,
2の対称線上に、x軸はz軸の垂直な向きに、原点は展
開部の開始する点とした。
【0030】このような光回路の作製は、従来の技術で
示した工程と同様の工程を経て作製される。すなわち、
Si基板上に火炎堆積法によってSiO2下部クラッド
層を堆積し、次に、TiO2またはGeO2をドーパント
として添加したSiO2ガラスのコア層を堆積した後
に、電気炉で透明ガラス化した。次に、コア層をエッチ
ングして、所定の光導波路を形成し、最後に、SiO2
上部クラッド層を堆積した。実際に、この方法によっ
て、比屈折率差Δ=0.75%,W1=8μm,W2=
6μm,G1=250μm,G2=2μmの光方向性結
合器を作製した。
【0031】図2は、製作した方向性結合器のSi基板
内の結合率ばらつきを示す。実線は結合部の光導波路幅
が6μmの場合、破線は8μmの場合の結果である。図
2により、本実施例1のばらつきは高々±4%、従来例
は±8%でばらつきは半分に低減された。
【0032】(実施例2)図3は、本発明の実施例2の
光方向性結合器の概略構成を示す模式構成図であり、
(a)は平面図、(b)は図(a)の実線で囲んだ部分
の拡大図である。
【0033】本実施例2は、結合部5と展開部4,6の
幅が異なる2種類の光導波路がテーパ部8によって接続
されている。この結果、実施例1と同じ効果、すなわ
ち、再現性が良く低損失な光方向性結合器が実現でき
た。
【0034】(実施例3)図4は、本発明の実施例3の
光方向性結合器の概略構成を示す模式構成図であり、
(a)は平面図、(b)は図(a)の実線で囲んだ部分
の拡大図である。
【0035】本実施例3は、結合部5と展開部4,6の
幅が異なる2種類の光導波路の間にテーパ部8を置かず
に接続した構成である。この結果、実施例1と同じ効
果、すなわち、再現性が良く低損失な光方向性結合器が
実現できた。
【0036】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更し
得ることはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、強結合状態として製作ばらつきを低減できる。ま
た、展開部の曲がりによる放射損失の増加をもたらさな
い。
【0038】また、結合部を強結合したことにより3d
B結合器の全長が短くなるため高集積化が可能となると
共に、石英系光導波路の場合、光の偏波依存性について
も緩和された。
【0039】また、結合部の光導波路の閉じ込めが弱い
ため、熱,圧力,電界,光などの外部作用によって、展
開部の放射損失の増加をもたらさずに比較的容易に光方
向性結合器の結合率を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の光方向性結合器の概略構
成を示す模式構成図、
【図2】 本実施例の光方向性結合器のSi基板内の結
合率ばらつきを示す図、
【図3】 本発明の実施例2の光方向性結合器の概略構
成を示す模式構成図、
【図4】 本発明の実施例3の光方向性結合器の概略構
成を示す模式構成図、
【図5】 従来の光方向性結合器の概略構成を示す模式
構成図、
【図6】 従来の光方向性結合器の光導波路間隔Gと完
全結合長L0の関係を示す図。
【符号の説明】
1…光導波路、2…光導波路、3…入射部、4…展開
部、5…結合部、6…展開部、7…出射部、9…テーパ
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−92932(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/12 - 6/14 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された2本の光導波路を有
    し、 前記各光導波路は、入射する直線状の入射部と、 伝搬する光の方向を連続的に曲げる曲線状の入射側展開
    部と、 相互に平行に近接して配置され、伝搬する光を分岐し、
    または、結合する直線状の結合部と、伝搬する光の方向を連続的に曲げる曲線状の出射側展開
    部と 、 伝搬した光を出射する直線状の出射部とから構成される
    光方向性結合器であって、 前記入射側および出射側展開部は、曲がりによる放射損
    失の増加をもたらさない大きな光閉じ込め率Γを有し、 前記直線状の結合部の光導波路は、導波路幅が、前記入
    射部と曲線状の入射側展開部、および前記出射部と曲線
    状の出射側展開部の光導波路の導波路幅よりも細く、か
    つ、規格化周波数が2.4以下である ことを特徴とする
    光方向性結合器。
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JP4636439B2 (ja) * 2005-11-30 2011-02-23 日立化成工業株式会社 方向性光結合器の2つの直線光導波路のコア幅及びコア間の距離の計算方法
JP2013061431A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Furukawa Electric Co Ltd:The 復調用遅延回路および光受信器

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